今回は、主に90年代にゲーセンでハマって遊んでいた
セガのアーケードゲーム
について紹介していきます。
私がゲーセンによく行くようになったのは、80年代後半のゴールデンアックスやファイナルファイトあたりからでした。
その為、それ以前の人気ア-ケードゲームは、ゲーセンというよりも家庭用ゲーム機で遊んだイメージの方が強いです。
当時は友人たちと自転車で、近所のゲーセン「キャロット」によく行っていました。
当時のキャロットは新作ゲームも1プレイ50円で遊べたので、お金のない子供時代には有難かったですね~。
しかし、後から聞いた話によると、経営的にはギリギリだったそうです^^;
特に中学生時代は、小銭を握りしめてよくキャロットに行っていました。
今回は、個人的に中学~高校くらいのときにハマって遊んだ、セガのアーケードゲームについて紹介していきます。
当時から思い入れの強い作品ばかりで、最近は色々復刻してきてはいますが一部は今でも復刻していないゲームもあります。
いずれは現行機でも遊べるように復刻してもらいたいですね~。
個人的によく遊んだ思い出深いセガアーケードゲーム
レールチェイス
1991年
1991年に稼働開始した、セガのガンシューティングゲーム。
最大二人まで座って乗れる振動付きの大型筐体で、当時はセガ直営の大型ゲーセンやデパートのゲームコーナーなど、
設置場所も取るので、わりと大型のゲーセンなどでよく見かけました。
トロッコに乗って戦うシーンは、インディ・ジョーンズ魔宮の伝説を彷彿とさせます。
演出や見た目も派手で、見かけたら友達とよく一緒に遊んでいました。
但し、振動がけっこう激しく、お尻が痛くなったことを覚えています。
当時はこの手のガンシューティングゲームは色々ありましたが、
最近は、もう見なくなりました。
残念ながら、これまで家庭用には移植されていません。
現行機でガンシューティングが出ても面白そうだと思うんですけどね~。
バーチャレーシング
1992年8月
セガのバーチャシリーズ第一弾。
バーチャと言えばバーチャファイターが有名ですが、個人的に3Dポリゴンを初めて見たのは本作からでした。
今見るとカクカクで、いかにもポリゴンですが、当時はこのグラフィックに
Σ(゚Д゚)スゲェ!!
実写みたい
と驚いたものです。
また、ボタン一つで色々視点を変えられるのも面白かったですね。
後に、メガドライブ、スーパー32X、セガサターンなどでも移植されており、家庭用の移植度も高かったです。
現在はswitchのセガエイジスでも復刻しており、こちらはアーケード版そのままを楽しめます。
初級は1位になれますが、中級以降は3位以内にも入れず難しいですね^^;
ちなみに、本作のピットクルーを見て、
「これで格ゲーを作ったら面白そう!」
から始まったのが、あのバーチャファイターらしいです。
イチダントアール
1994年6月
こちらも当時人気だったパズルアクションゲーム。
前作タントアールから、ミニゲームが増えてボリュームアップ。
シンプルなミニゲーム集で、全くできないものから、なぜか得意なものまで色々ありました。
個人的には数字系が苦手で、図形問題や直感的な問題が得意でしたね~。
一人で遊んだらそれなりですが、やはり本作が最も楽しいのは友達同士で遊ぶ二人プレイ。
難解な問題をサクッとクリアできた時は、俺スゲー!ってなんたもんです。
そこまでどっぷりハマるゲームではありませんが、格ゲーの待ち時間などでゲーセンに行ったら毎回一度は遊んでました。
後に、メガドライブやゲームギア、セガサターンなど、セガハードの常連となり、
現在はニンテンドーswitchのSEGAAGESでも復刻しています。
パワードリフト
1988年
アップダウンの高低差が激しいアスレチックコースを走るレースゲーム。
5種類のコースと12人のドライバーを選んでスタートします。
ドライバーに性能の差はありませんが、ムッツリだった私は毎回女性ドライバーを選んでました。
こちらも当時はよく友人達と対戦してましたね~。
しかし、レースゲームは得意ではないので、1位になる事はほぼ無かったです( ノД`)シクシク…
全ステージを1位で通過すると、A・C・Eコースでは自機がアフターバーナーに、
B・Dコースでは、ハングオンに変形するそうです。
もちろん私は出したことはありませんが、一度だけ他の人がアフターバーナーを出しているのを見たことがあります。
後にPCエンジンやセガサターン、3DSなどにも移植されていますが、移植自体あまり多くはありません。
switchのSEGAAGESでも復刻してもらいたいですね~。
コットン
1991年3月
魔法使いの女の子「ナタ・デ・コットン」が主人公の横スクロールシューティング。
当時の人なら元ネタの食材の名前は、すぐに分かるでしょう。
発売はセガからですが、開発はサクセス。
空中と地上の2種類のショットと、2種類のチャージショットを駆使して進んでいきます。
当時は可愛い女の子に釣られてよく遊んでいました。
しかし、可愛らしい見た目に反して難易度は高く、
また、自機も大きく被弾しやすい為、いつも2面でゲームオーバーになっていました。
一見簡単そうに見えて、難易度が高いシューティングでしたね。
後に続編も色々発売され、家庭用でもシリーズが発売されていますが、中古が超高い事でも有名な作品。
最近ではコットンリブートとしてリメイクされているので、今から遊ぶならそちらがお得です。
テトリス
1988年
落ち物パズルゲームの金字塔、ご存じテトリス。
私と同世代の方は、テトリスを初めて遊んだのがセガのアーケード版!と言う人は多いはず。
当時は行きつけの駄菓子屋でよく遊んでいました。
怖そうなヤンキー兄ちゃんとかも、当時は楽しそうにテトリスをプレイしてましたね。
セガのアーケード版はゲーセンや駄菓子屋でも大ヒットしましたが、権利関係の問題で長らく家庭用には移植されませんでした。
その後に、ファミコン、ゲームボーイに移植され、特にゲームボーイのテトリスは、大ヒットしましたね。
最近になって、ようやくメガドラミニで復刻。
メガドラミニにテトリスが収録されると発表があった時は、今更ながらド肝を抜かれましたw
テトリスは「やっぱセガ版!」という方は、今からならメガドラミニが安価でオススメです。
ダイナマイト刑事
1996年
当時の大ヒット映画「ダイハード」の、ジョン・マクレーンを彷彿とさせる豪快なアクションゲーム。
テロリストに占拠されたビルに、単独で乗込んでいくまさに映画のような設定。
敵を殴り蹴り倒し、そこらじゅうにあるアイテムなどを使用して敵をガンガン倒していく、かなり爽快なゲームです。
本作も、初めてゲーセンで見たときからハマって遊びました。
後にセガサターンやPS2にも移植。
バカゲー要素も多く、色々ツッコミどころもありますが、やればハマる楽しい内容。
今やるとさすがにポリゴンは粗く感じますので、今のグラフィックでリメイクされたら楽しそうですよね。
大統領の娘も超美少女にして、switchやSTEAMなどでもリメイクしてもらいたいです。
アウトランナーズ
1993年
セガの人気レースゲーム、アウトランシリーズの続編。
前作同様、今回もBGMの選択やステージの分岐などもありますが、
前作のアウトランと、最も大きな違いは通信対戦が可能になったことでしょう。
前作までは、どちらかというと一人で遊ぶドライブゲームという印象でしたが、本作は友達同士の対戦が特に熱かったです。
私の行きつけのゲーセン「キャロット」にも、確か4台くらい設置されておりよく学校帰りに友達同士で対戦していました。
アウトランシリーズの特徴でもある、BGMの切り替えなどは本作も健在で、カッコいい音楽を聴きながら運転するのも良かったですね。
後にメガドライブに移植されており、これはこれで面白いのですが、さすがにアーケード完全版とは行きませんでした。
最近になってジェネシスミニ2で復刻しましたが、こちらはメガドライブ版。
アーケード完全版は未だ移植されていないので、いつかは復刻してもらいたいですね。
バーチャファイアー2
1994年11月
ご存じ、大ヒットポリゴン格ゲーの第二弾。
前作は、いかにもポリゴンというようなカクカクしたキャラクターたちでしたが、今回からよりリアルに進化しています。
前作発売から僅か1年で、ここまでグラフィックが変るか!と子供ながらに驚いたことを覚えています。
私と同世代でゲーム好きの方は、一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。
前作の初代バーチャファイターも好きでしたが、私の地域では1プレイ200円と高かったので、数回しか遊んだことがありませんでした。
私の行き付けのゲーセン「キャロット」は1プレイ50円だったので、よけい高く感じましたものです。
初代バーチャファイターはキャロットや中小のゲーセンには置いておらず、イトー・ヨーカドーのゲームコーナーに置いていたので、そこまでハマって遊ぶ事はなかったです。
バーチャファイターシリーズも本格的に対戦台が盛り上がったのも、2からだった記憶があります。
私はプロレスが好きだったので、当時からウルフ、ジェフリーを使用し、たまにサラを使ってました。
ジャイアントスイングが決まった時の爽快感は、他では中々味わえませんよね。
ゴールデンアックス デスアダーの復讐
1992年7月
セガのアーケードゲームで、個人的に当時最も好きだったのが、
ゴールデンアックス デスアダーの復讐。
メガドライブでは、2.3とシリーズが発売されましたが、アーケード版としては久々の続編。
4人の個性的なキャラクターから選び、復活した1のボス「デスアダー」を再度倒しに行く内容。
ベルトアクションと言えば、当時はカプコンが圧倒的な人気でしたが、セガのベルトアクションもまた一味違って面白かったですね。
個人的にベルトアクションは、それなりに得意だったので本作も当時からよく遊んでいました。
1コインで30分以上遊べたので、お得な気分でしたね。
当時から人気だった作品ですが、家庭用ゲーム機にはこれまで一切移植されませんでした。
セガサターンあたりで移植を願ってましたが、結局出ませんでしたね~。
素人的には特に版権等の絡みも無さそうなので、移植できそうな気もするんですけどね~。
きっと移植できなかった理由が、セガにはあったのでしょう。
長い間、幻のゲーム扱いされていましたが、最近になってようやくアストロシティミニで復刻。
私も本作が遊びたくて、アストロシティミニを購入しました。
本作を家で遊びたい方には、ちょっと高いですがアストロシティミニがオススメです。