【コナミの名作シリーズ】がんばれゴエモン特集

今回は、コナミの人気アクションゲーム

がんばれゴエモン!シリーズ その1

について紹介していきます。

「がんばれゴエモン」は、ファミコンやスーファミなどで人気を博したコナミの人気シリーズ。

スーファミ以降は、北米などでも人気だったようです。

和風の世界観やコミカルな設定、関西メーカーのコナミらしいギャグもあって、子供にも大人気でしたね。

最近のコナミはゲーム制作はあまり乗り気ではないようで、ここ数年は続編などは発売されていませんが、

過去作品も、switchなどで復刻してもらえると有難いです。

今回は、そんなゴエモンシリーズについて紹介していきます。

ゴエモン好きの方、興味のある方は是非見ていってください。

がんばれゴエモンシリーズ その1

 

Mr.五右衛門

1986年

アーケード

ゴエモンシリーズとしてまず最初に紹介するのが、業務用アーケードとして発売されたこちら。

シンプルな横アクションゲームで、キセルで敵を倒しながら進んでいきます。

扇子や招き猫などのアイテムを取って投げることで、貫通力のある攻撃が可能。

敵に当たって即ミスではなく、素早くレバガチャで振り払う事でミスを回避することが出来ます。

スパルタンXの、掴み男にも似た設定ですね。

但し、敵の投げる飛び道具に当たると一発ミス。

ドット絵も細かく綺麗ですが、アクションゲームとしてはイマイチ。

当時からあまり人気は出ず、出荷台数も伸びなかったそうです。

知名度もかなり低く、個人的にも全く見たことも聞いたこともないタイトルでしたが、

最近アケアカで復刻して初めて知りました。

厳密に言えば、がんばれゴエモンシリーズではないのでしょうが、

元となった作品という事なので、一応紹介しておきました。

がんばれゴエモン!からくり道中

1986/7/30

ファミコン

がんばれゴエモンと言えば、ファミコン世代はまずは本作を思い浮かべるでしょう。

大泥棒のゴエモンが各地を周りながら、庶民にお金をバラまいていきます。

多彩なアイテムや隠し通路、3D迷路、更に広大なステージと当時から大人気だったことを覚えています。

2メガを前面に押し出したCMもインパクトが大きかったですね。

当時は2メガの意味も分りませんでしたが、「スゲー!」っと思いながらCMを食い入るように見ていたものです。

大容量のゲーム内容でしたが、当時はセーブはなく、パスワードによる再開もありません。

毎回最初から始めなければならず、クリアは至難の業。

全面クリアには相当な時間がかかる為、子供にはクリアは時間的にも無理でしたね~。

switchのファミコンなどで、どこでもセーブ付きで復刻してもらいたいものです。

がんばれゴエモン2

1989/1/4

ファミコン

ファミコン版のゴエモンシリーズ第2弾。

後にゴエモンの相棒となる「エビス丸」が初登場したのも本作から。

二人同時プレイが可能で、特に友達と遊ぶと盛り上がりましたね。

今作では縦スクロールやボス戦も追加し、攻撃のバリエーションも増えています。

音楽の評価も非常に高いです。

しかし、ねずみ花火が使いにくいのが難点でした。

前作からステージ数は削減されましたが、これによりだいぶクリアしやすくなっています。

前作の問題点なども色々改善されており、本作も当時から大人気。

最後のエンディングでエビス丸の正体には驚きましたが、

残念ながら、その設定は今となっては無かったことになっています。

聞くところによると、女性設定が続いてると続編が面倒くさいからという理由で無くなったとの事。

がんばれゴエモン外伝 きえた黄金キセル

1990/1/5

ファミコン

ファミコン版ゴエモンシリーズ第三弾は、当時流行りのRPGとなっています。

ゴエモンが留守中に盗まれた先祖代々の黄金のキセルを、エビス丸と一緒に探しに行くという設定。

オーソドックスなコマンド選択型のRPGで、テンポもよくて初めてでも遊びやすいです。

ゴエモンが前衛の脳筋戦士系で、エビス丸が忍術が得意な万能タイプ。

システムもドラクエ的なRPGぽくて分かりやすいです。

ファミコン後期作品だけに遊んだ人は少ないかもしれませんが、

こちらも当時から評判が良かった作品。

本作もswitchのファミコンなどで配信してもらいたいですね。

がんばれゴエモン ~ゆき姫救出絵巻~

1991/7/19

スーファミ

スーファミ版の「がんばれゴエモン」シリーズ第一弾。

スーファミ初期に発売されたこともあり、遊んだ人も多かったでしょう。

グラフィックも進化し、横スクロールなどのアクションも追加され、更に面白くなっています。

アルバイトやクイズなどのミニゲームも増え、更にやり応えもアップ。

特にゲームセンターで遊べるグラディウスには驚きました。

このグラディウスは1面しかありませんが、アーケード版っぽくてスゲー!っと思ったものです。

ミニゲームにハマって中々先に進めない!と言う人もきっと多かったでしょう。

序盤はサクサク進みますが、さすがに後半からは難易度が高かったですね。

最近では、スーファミミニにも収録されております。

本作もswitchのスーファミなどでも配信してもらいたいですね。

がんばれゴエモン さらわれたエビス丸

1991/12/25

ゲームボーイ

ゲームボーイ版の、がんばれゴエモンシリーズ第1弾。

謎の人物、ヤギ・ジュウベエにされわれてしまった相棒エビス丸。

さらわれたエビス丸を救うために、ゴエモンが江戸から肥前を目指す内容。

基本システムは、ファミコン版の初代ゴエモンを踏襲。

アイテムを購入したり、ジャンプで隠し通路を出すなど、

ファミコン版を遊んできた人なら、説明書を読まなくてもすぐに馴染めるはず。

当時の携帯ゲームとしては完成度も高く、音楽も素晴らしいです。

コナミGBコレクション Vol.2では、スーパーゲームボーイ対応になって収録。

また、2012年6月27日からは、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでも配信されていました。

がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝

1992/1/3

ファミコン

ファミコン後期に発売された、ゴエモンRPGシリーズ第2弾。

今回はゴエモンとエビス丸が、世界ドロボウ大会に出場するという設定。

ルパンや怪人百面相など、世界の大泥棒たちと競い優勝を目指す個性的な内容。

今作もシステム的にはオーソドックスなRPGですが、

テンポもよく、更にアニメーションも追加されています。

本作も非常に評価の高い作品ですが、既にファミコンからスーファミへと移っていた時代。

今更ファミコンRPGを遊ぶ人は少なかったでしょうね。

知名度は低いですが、このまま埋もれてしまうのはもったいないので

switchなどで復刻してほしいものです。

がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス

1993/12/22

スーファミ

こちらも非常に評価の高い、スーファミ版のゴエモンシリーズ第2弾。

従来までのシリーズとは違い、今作は純粋な横スクロールアクションゲームとなっています。

また、キャラクターの選択も可能で、ゴエモン、エビス丸の他、

前作では敵として登場した、忍者のサスケも使用可能。

様々な機械や乗り物なども登場し、特に巨大ロボ「ゴエモンインパクト」は迫力があります。

ロボットに搭乗するシーンは、戦隊ものやロボットアニメで育ってきた男子にはたまりませんね。

迫力の巨大ロボットでの戦闘シーンなど、従来のゴエモンシリーズとは異なる内容ですが、

これはこれで面白いです。

シリーズで一番面白い!というコメントも多いです。

本作も当時から大人気だった名作なので、復刻してもらいたいですね。

がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め

1994/12/16

スーファミ

スーファミのゴエモンシリーズ第3弾。

前作までのシンプルなアクションゲームと違い、今回は謎解きや探索要素など

アドベンチャー要素も追加。

いつでも自由に仲間の変更が可能で、状況に応じてキャラを使い分けて進んでいきます。

タイムトラベルなどSF要素も面白いですね。

本作も一部では人気だったそうですが、スーファミ後期という事もあり、そこまで知名度は高くはないでしょう。

個人的にも、当時は全く知りませんでした。

従来までのゴエモンシリーズと違う為か、好みは分かれそうです。

本作も、後にWiiや3DSのバーチャルコンソールなどでも配信されていました。

がんばれゴエモン きらきら道中~僕がダンサーになった理由~

1995/12/22

スーファミ

スーファミ版のゴエモンシリーズ第4弾。

今回は宇宙の色々な惑星を旅する内容で、様々なエイリアンも登場します。

前作はアドベンチャーゲーム要素が強かったですが、

今作からは、また従来のアクションゲームに回帰。

システムは2作目のマッギネスを引継ぎ、更に前作の謎解きや探索要素も追加。

ミニゲームも多く、1人で遊ぶよりも2人以上で遊ぶと特に楽しいゲーム。

しかし、95年と言えば、既にプレステやセガサターンなどの第5世代ゲーム機が大ブームの時代。

前作以上に知名度が低い作品ではないでしょうか。

私自身も本作は、当時は全く見たことも聞いたこともありませんでした。

さすがに一世代前で高価なスーファミソフトは、あまり売れなくなってきた時代でしたね。

当時のスーファミソフトは、1本1万円近くしていましたが、

セガサターンやプレステなどのCD媒体のゲーム5~6千円で買えましたからね~。

一時代を築いたスーファミでしたが、さすがに時代の流れには逆らえなかったようです。

それ行けエビス丸 からくり迷路 消えたゴエモンの謎!!

1996/3/29

スーファミ

ゴエモンシリーズの番外編的なパズルゲーム。

今作はゴエモンの相棒エビス丸が主人公。

迷路を進むエビス丸を、矢印を回転させて上手くゴールまで導く内容。

オジサン世代には、昔懐かしい「チクタクバンバン」みたいなゲームと言えば分かりやすいかも。

シンプルな分かりやすい設定で、5800円とスーファミソフトにしてはお値段も安いです。

しかし、96年と言えば、プレステやセガサターンが大盛況の時代。

プレステでは、バイオハザードや鉄拳2が、ほぼ同じ時期に同じくらいの価格で発売され、

セガサターンでは、ガーディアンヒーローズや、パンツアァードラグーンにハマっていた人も多かったでしょう。

もう既にスーファミは、時代遅れ感がありましたよね。

個人的にも本作を知ったのは、だいぶ後になってからでした。

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