今回は、主に90年代初期にゲーセンで活躍したセガのアーケード基板
SYSTEM32のゲーム
について紹介していきます。
これ以降は、3D描画機能を搭載したMODEL1・2などが主流となってくる為、
2Dスプライトとしては最後の基板となるかもしれませんね。
セガ・システム32とは
セガのアーケードゲーム基板は、これまでも
システム16、18、24と出ており、その最後の基板がシステム32。
過去の2Dシステムボードの集大成ともいえるアーケードゲーム基板で、
wikiによると、System16のBG機能、System18のサウンド、Y-BOARDのスプライトを統合したような構成だそうです。
基板に関してはあまり詳しい内容は分からないのですが、
これ以降は、バーチャファイターのポリゴン基板、MODEL1や、デイトナUSAなどのMODEL2などが主流となってくるので、
SYSTEM32は、ポリゴン前の最後の2D基板とも言えるでしょう。
セガ システム32ゲーム特集
セガのシステム32で発売された、一部ゲームについて紹介していきます。
90年代初期にゲーセンに通っていた方は、きっと遊んだことがある作品も多いはず。
ジュラシックパーク

1994年2月
当時の大ヒット映画、ジュラシックパークのガンシューティングゲーム。
ムービングシートに座ってガンコンで操作する大型筐体のゲームで、
レールチェイスと似たような設定ですが、あちらの基板はYボードで、本作はSYSTEM32。
まぁ、詳しい違いはよく分からないのですが。。。

映画の数か月後という設定で、麻酔銃で眠らせて捕獲し島のシステムを復旧させることがプレイヤーの目的。
その為、銃を乱射していますが、麻酔銃なので某愛護団体も安心。
ちなみに恐竜の鳴き声などは、映画から直接サンプリングしているそうです。
当時はセガ直営の大型ゲーセンで、何度か遊んだことがありました。
シートが激しく揺れるので、お尻が痛くなった思い出があります。
しかし、難易度は高く、いつもすぐ終わってました。
スパイダーマン ザ ビデオゲーム

1991年
スパイダーマンと、その仲間たちが活躍するベルトアクションゲーム。
登場キャラクターは、スパイダーマンと、ブラックキャット、ホークアイ、そして、ネイモアことサブマリナー。
また、ヴェノムやDr.ドゥームなど、様々なマーベルキャラが登場します。

通常はベルトアクションですが、ヴェノムが巨大化した時などは横アクションになったりと、
ステージも色々ありますが、戦闘がちょっと単調なのが残念。
もう少しアクションやギミックがあれば、もっと面白そうでしたね。

それもあってか、家庭用には移植されませんでした。
マーベル作品が色々収録されたMARVEL MaXimum Collectionが発売されるようですが、
残念ながら、本作は収録されないようです。
できれば本作も入れてほしかった。。。
ゴールデンアックス デスアダーの復讐

1992年9月
セガの人気ベルトアクションシリーズ、ゴールデンアックスのアーケード版2作目。
個人的にSYSTEM32のゲームで、最もお金を使ったと思う作品。

好きすぎて、これまでしつこいくらい何度も紹介してきましたね。
本作はタイトル通り、前作で倒したデスアダーが復活した為、再度討伐するという内容。
前作からかなりの年月が経っているので、メンバーは一新。
唯一、ドワーフのギリウスだけは、巨人族ゴアの背中に乗って彼をサポートしています。

個人的にも当時ゲーセンでよく遊んでいた作品で、シリーズの中でも最も好きなゲーム。
長年移植を待ち望んできましたが、最近になってようやくアストロシティミニで復刻。
これがやりたいがために、アストロシティミニを買ったものです。
今でもたまに遊ぶ名作でした。
アウトランナーズ

1993年5月
こちらも当時ゲーセンで人気だった対戦型レースゲーム。
本作は、SYSTEM MULTI 32という基板を使用。
wikiによると、1枚の基板にSystem32の2セット分の機能を統合したものらしいです。
初代アウトラン同様、BGMを選択出来たり、コースも選べたりしますが、
本作は、どちらかというと対戦がメインのレースゲームでしたね。

最大で8人対戦できるゲーセンもあり、当時はカラオケの待ち時間などに遊んだ思い出があります。
後にメガドライブに移植されますが、アーケード版と違ってガッカリでした。
今でもアーケード完全版の復刻を待ち望んでいます。
現行機で、いつか復刻してほしいですね~。
アラビアンファイト

1992年3月
こちらも知る人ぞ知る、システム32のベルトアクションゲーム。
手前から現れる敵や、必殺技を使用した時のアニメーションなど、
特に演出面に力が入っており、初めて見たときは驚いたものです。
これでゲームとしても面白ければ、今頃名作として語り継がれていたでしょう。

しかし、残念ながら、ベルトアクションゲームとしてイマイチ。
距離感が掴みにくく、爽快感も無く、単純に操作していてストレスしかありませんでした。
技術力は凄いけど、肝心のゲームとしてはイマイチ・・・
というのは、当時のセガにはよくありましたね。

やはり評判はあまりよくなかったようで、長らく家庭用にも移植されませんでした。
しかし、最近になってアストロシティミニでようやく復刻。
ゲームとしてはちょっと微妙ですが、今となってはかなり希少な作品。
エイリアン3 ザ・ガン

1993年
人気映画、エイリアンを題材としたガンシューティングゲーム。
タイトル通りエイリアン3を舞台とした内容で、主人公は海兵隊員。
惑星フューリー161に降り刑務所施設内に侵入し、次から次へと現れるエイリアンを倒し残された人を救出していきます。

ガンシューティングらしく、エイリアンは次々現れ迫力もあります。
また、映画に登場した人物や施設などもあり、映画を見た人は更に楽しめなデザイン。
しかし、個人的には、当時ゲーセンでは見たことがありませんでした。
その後も、家庭用ゲーム機に移植されることもなく。
ジュラシックパーク同様、今となっては復刻も難しいでしょうね。
ラッドモビール

1991年2月
大型の車型筐体で操作する、アメリカ横断レースゲーム。
実際の車の運転席のような筐体で、ライトやワイパーなどのボタンもあります。
子供時代は、本当に車を運転しているようで楽しかったです。
ゲームは映画キャノンボールのような公道を走るレースで、
ロサンゼルスからスタートし、ゴールのニューヨークを目指します。

本作の後は3Dポリゴン描写のレースゲームが主流となり、疑似3Dスプライトのレースゲームはドンドン減って行きましたね。
セガサターンには、ゲイルレーサーというタイトルで移植されています。
こちらも長らくアーケード完全版は移植されませんでしたが、
最近になって、ようやくアストロシティミニで復刻しました。
ダークエッジ

1993年3月
3D視点で闘う、かなり個性的な対戦格闘ゲーム。
縦横無尽に動き回る格ゲーは当時としても斬新で、見た目にはかなりインパクトがあります。
広大なフィールドで、迫力のある三次元バトルが楽しめる!というのが本作のウリでした。

行きつけのゲーセンでも一時期置かれており、入った時は試しにプレイしてみましたが、
距離感は掴みにくく、技も出にくく、格ゲーとしてはかなり微妙な内容。
本作もアラビアンファイトと同様、技術はスゴイのでしょうが、肝心のゲームとしてはイマイチ。
やはり当時の評判もあまりよくなかったようで、ゲーセンから消えるのも早かったです。
セガがバーチャファイターの前に、こんなゲームを出していたと知っている人は、今となっては少ないでしょうね。
その後、家庭用ゲーム機には一切移植されませんでしたが、
こちらも最近になって、アストロシティミニでようやく復刻しました。
バーニングライバル

1993年7月
アニメのような滑らかなグラフィックが特徴の、オーソドックスな2D格ゲー。
ダークエッジで失敗した為か、本作はかなり無難な2D格ゲーとなっています。
動きも滑らかでグラフィックも良いのですが、それ以外に特筆すべき点が無いのが残念。

当時は格ゲーブームで、各社から様々な格ゲーが出ては消えていた時代。
その中で生き残るには、無難な格ゲーでは厳しいですよね。
ダークエッジは尖り過ぎて失敗し、本作は無難すぎて注目されず。
そもそも当時のゲーセンで、本作は見たことも聞いたこともありませんでした。
出荷台数もかなり少なそうですね。
こちらは現在でも、移植や復刻はされていません。
エアレスキュー

1992年4月
武装ヘリで戦場に残された仲間を救出する、3Dシューティングゲーム。
バルカンとミサイルで敵を攻撃しながら、味方の救助に向かいます。
ツイン筐体もあり、2人同時プレイも可能。

2人プレイの時は、救出した捕虜の数を競います。
味方の捕虜がかなり癖が強く、しかも基地からすぐそこなので、
走って帰って来れるのでは?と当時から思ったものです。
こちらも残念ながら、現在でも移植はされていません。

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