ファミコン時代のアニメゲームと言えば、
バンダイ
を思い浮かべる方も多いでしょう。
当時のファミコンは子供達からも絶大な人気を誇っていた為、人気アニメはほぼ必ずと言っていいほどファミコンソフトが発売されていました。
特にバンダイから発売されることが多く、アニメ人気も相まってよく遊んだものです。
バンダイのアニメゲームを見ると、当時人気だったアニメがよく分かります。
人気アニメのゲームは持っている子も多く、よく友人宅で遊んだものです。
しかし、内容は、それなりに楽しいものから微妙なゲームまで色々ありましたね~^^;
アニメゲームは何としてもアニメ放送中に発売したいでしょうから、開発期間も僅かしかありません。
急いで作っているせいか、どうしても大味で大雑把なゲームになってしまうのでしょうね。
今回は、そんなバンダイのファミコンソフトについて紹介していきます。
バンダイのファミコンソフトは数が多いので、今回は85年から87年中期に発売されたファミコンやディスクシステムのゲームをお伝えしていきます。
バンダイのファミコンソフトが好きな方、当時お世話になった方は是非見ていってください。
ファミコンソフト バンダイゲームその1
キン肉マン マッスルタッグマッチ
1985/11/8
\4,900
当時の大人気漫画「キン肉マン」の対戦ゲーム。
8人の超人の中から2人選んで、タッグマッチで戦っていきます。
各超人には個性的な必殺技があり、特に一人だけ飛び技を持っているブロッケンJrの毒ガス攻撃が強すぎましたね。
今見ると単調で技も少なく感じますが、当時は友達同士の対戦に白熱したものです。
個人的に、ジャンプ漫画で初めてハマったのがキン肉マンだったので、本作の事もよく覚えています。
超時空要塞マクロス
1985/12/10
\4,500
当時の人気ロボットアニメ、マクロスのシューティングゲーム。
マクロスの劇場版を基に、ナムコが開発。
アニメ同様3形態に変形でき、それなり楽しいゲームです。
しかし、同じステージの繰り返しで、ちょっと単調で飽きやすいのが難点でした。
オバケのQ太郎 ワンワンパニック
1985/12/16
\4,900
藤子不二雄氏の同名人気アニメのアクションゲーム。
原作通り大食漢のQちゃんは、常に何かを食べていないとドンドン体力が減っていき、飛ぶと更に燃費が悪くなります。
ドット絵でもキャラクターを上手く表現されており、ゲーム内容も当時としては中々面白かったですね。
当時、フジ不二雄ワールドと言うアニメが大好きで、毎週欠かさず観ていました。
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境
1986/4/17
\4,900
こちらも当時の人気アニメ、鬼太郎のアクションゲーム。
様々な必殺技や仲間なども登場し、難易度は高いですが当時はよく遊んでいました。
鬼太郎アニメ第3期の頃の作品で、子供の頃はちょっと怖かった思い出があります。
吉幾三氏の歌など、当時流行りましたね~。
個人的に鬼太郎と言えば、やはり第3期の印象が最も強いです。
機動戦士Zガンダム HOT SCRAMBLE
1986/8/28
\5,300
ガンダムシリーズ久々の続編、Zガンダムのシューティングゲーム。
ナムコのゼビウスやドルアーガの塔などを手掛けた、遠藤雅伸氏がゲームデザインを担当したことでも有名。
モビルスーツも多数登場しますが、残念ながらゲームとしての評価はあまり高くはありません。
本作には限定で発売されたファイナルバージョンもあり、こちらはシューティング面のみで要塞面は無い仕様となっています。
限定仕様なので、今となっては中古価格も超高額。
ドラゴンボール 神龍の謎
1986/11/27
\4,500
今尚その人気が続く大人気漫画、ドラゴンボール初のゲーム。
アニメ序盤を踏襲する内容となっており、ゲーム内でも原作を上手く演出しています。
今見ると粗削りな箇所も多いですが、当時としてはよく出来ており、持っている子も多かったです。
アニメはまだそこまで進行していなかったこともあり、後半はゲーム独自ストーリーで進むのも今となっては面白いですね。
ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲
1987/1/29
\3,300
ディスクシステム最初のバンダイゲームは、ウルトラマンから始まっています。
序盤は一発即死の激弱なハヤタ隊員で進み、怪獣との対戦でようやくウルトラマンに変身します。
原作通り3分しか変身できない為、序盤からウルトラマンに変身してしまうと、怪獣との戦いまで時間が持たないなど意外としっかりしてます。
但し、内容はかなり難しかった思い出がありますね~。
悪くはありませんが、バンダイらしいシンプルで難易度の高いアクションゲームでした。
ポケットザウルス 十王剣の謎
1987/2/27
\5,500
アニメゲームなどが多いバンダイ作品でしたが、本作だけはゲームのオリジナルキャラクターです。
バンダイの橋本名人をモデルとしたアクションゲームで、アクション、クイズ、シューティングと、バラエティに富んでかなり面白いです。
バンダイもしっかり期間を設けて開発すれば、面白いゲームを作れるんだぞ!
というメーカーの意思が伝わります。
橋本名人も、今となってはスクウェア・エニックスのお偉いさんだそうです。
ダーティペア プロジェクトエデン
1987/3/28
\3,300
こちらも当時放送していた、同名アニメのアクションゲーム。
1面は強制横スクロールのアクションゲームで、スクロールに挟まれてもミスになります。
2面は各部屋を探索し、重要アイテムなどを入手する内容。
ムッツリ男子だった当時の私は、パッケージのユリとケイの胸の谷間に釣られてまんまと購入。
あんな胸が開いた衣装着ちゃダメですよね~( *´艸`)
ユリとケイでどっちが好きか好みが分かれるところですが、個人的には小ズルくて小生意気な小娘のユリよりも、単純だけどまっすぐで心優しい、健康的なムッチムチな褐色巨乳のケイの方が好きでした(*’ω’*)
まぁ、ゲーム自体全く遊べないこともありませんでしたが、結局すぐに書き換えた思い出があります^^;
キン肉マン キン肉星王位争奪戦
1987/5/1
\3,300
キン肉マンのキン肉星王位争奪戦を題材としたアクションゲーム。
道中は雑魚敵と戦いながら、ステージラストで敵チームの超人と戦う内容。
相変わらずバンダイらしい硬い操作性で、動きは悪くイライラしたものです。
キン肉星王位争奪戦は好きでしたが、このゲームはダメでした><;
プロゴルファー猿 影のトーナメント
1987/5/25
\3,300
藤子不二雄A先生原作漫画のゴルフゲーム。
アニメ同様、普通のゴルフではなく、竜巻やモグラなど色々ありなのが逆に面白いです。
リアルなゴルフゲームが好きな人にはイマイチですが、ゴルフゲームとしては面白く、
ネタゲームに見えて、意外と良作品でした。
これで他のキャラクターも色々使えたらもっと面白かったのですが、当時のよう容量では厳しかったんでしょうね。
聖闘士星矢 黄金伝説
1987/8/10
\5,500
こちらも当時大人気だったアニメのアクションRPG的なシミュレーションゲーム。
アニメの序盤を踏襲した内容となっており意外と面白かった記憶があります。
本作も、まだアニメが途中だった為、後半はゲーム独自のストーリーが進行します。
アニメ人気もあり、当時は持っている子も多かったですね。