【レトロアーケードゲーム紹介】このゲームはクセが強かった!

今回は、フォロワーさんに聞いた

クセが強すぎる!

アーケードゲームについて紹介していきます。

どれも一度見たら忘れられない、非常にクセが強いゲームで、

フォロワーさんからのコメントも

  • クセが強すぎて覚えている
  • 一度見たら忘れない
  • 意味は分からないけど、よく遊んだ
  • 開発は、よくこれで行けると思ったな

などなど、辛辣なコメントも^^;

特に当時は、無許可で芸能人や有名人のソックリさんが登場するのが多かった記憶があります。

決してクソゲーではありませんが、どちらかというとバカゲーと言った印象でしょうかw

クセが強いメーカーって、だいたい限られてきますよね。

良くも悪くも非常に個性的なゲームで、今の時代だったらきっとNGでしょう。

そんなクセの強いアーケードゲームに興味のある方は、是非見ていってください。

クセが強い!アーケードゲーム

 

ごんべぇのあいむそ~り~

1985年

開発:コアランドテクノロジー

セガ:セガ

金権政治と揶揄された、某政治家をモデルとしたアクションゲーム。

ステージ上に配置された金塊を事務所に持ち帰るという内容。

本作には、某政治家だけでなく、

タモリ、マイケルジャクソン、ジャイアント馬場などなど、

この時代の人間なら、一目見ただけでどのキャラか分かるはず。

昭和の時代は今と比べて肖像権などの権利に対する認識は甘く、

更に、パチンコやアーケードゲームなどでは、パクリや無許可での芸能人や有名人を扱ったゲームも多かったです。

ゲーム自体はオーソドックスな固定画面のアクションゲームですが、

やはりキャラのクセが強すぎました。

当時の出荷台数も少なく、実物を見たことがある人は少ないでしょうが、

このキャラクターは、一度見たら中々忘れられませんね。

銀河任侠伝

1987年

ジャレコ

ごんべぇのあいむそ~り~よりも、更に酷い版権無視ゲームとして有名な作品。

主人公のやっちゃんが、彼女をさらったコブラ軍団と戦う内容で、

ストーリーやシステム的にはオーソドックス。

本作がヤバいのは、その敵キャラたち。

ランボーや月光仮面、あしたのジョー、輪島やジェイソン、スケバン刑事など、

上げればきりがないほどのソックリさんが登場。

ゲーム内容も、アクションありシューティングステージありと色々ありますが、

バランスは決して良くありません。

さすがにメーカーもヤバいと思ったのか、家庭用ゲーム機には一切移植されず。

今後も復刻することはなさそうですね。

UFO戦士ようこちゃん

1988年

セガ

女戦士のようこちゃんを操作し敵を倒していくアクションゲーム。

1面はトップビュー、2面はサイドビューとステージによって色々変ります。

個人的にも全く知らないタイトルで、フォロワーさんから教えてもらって初めて知りました。

聞くところによると、元々は南野陽子氏とタイアップしたゲームだったそうですが、

色々あって肖像権が取れず、音楽だけ使用可となったそうです。

南野陽子氏と言えば当時はスケバン刑事など、音楽からドラマまで大人気でしたからね。

恐らくセガは、石野陽子氏のテディボーイブルース的な感じで売り込みたかったのでしょう。

本作最大の売りである南野陽子氏を取ってしまうとクセだけが残り、

残念ながら特にこれと言った特徴のないゲームに。

やはり当時の評価も芳しくはなかったようで、一部ではクソゲー、バカゲー扱いされています。

そもそも本作の存在自体、全く知らない人の方が多そうですね。

チェルノブ 戦う人間発電所

1988年

データイースト

今となっては、そこに触れるのも憚られるタイトルのアクションゲーム。

当時から色々言われていたようで、そういった意味でもクセが強い作品。

主人公はカルノフの従兄弟という設定らしいです、全く似てませんがw

事故で超人能力を得たという、どちらかというとアメコミのスーパーヒーロー的な感じですね。

本作は、8方向レバーと3つのボタンで操作する内容で、ボタンは、攻撃、ジャンプ、振りむきの3種類。

振りむきのあるのが大きな特徴とも言えるでしょう。

操作制は良好ですが、ちょっとクセがあるので慣れは必要ですね。

しかし、ショットの連射装置が付いていないと、かなりきついです。

ショット連打しながらジャンプしたり、振りむくのは中々大変。

後にメガドライブにも移植されていますが、移植自体はそう多くはありません。

一部では非常に評価の高い作品ですが、やはりその操作制から、好みは分かれるようです。

サブタイトルは「戦う人間発電所」ですが、プロレスファンにとっては、

人間発電所と言えば、ブルーノ・サンマルチノですよね!

ピストル大名の冒険

1990年

ナムコ

超絶倫人ベラボーマンの敵キャラだった、ピストル大名が主人公のシューティングゲーム。

主人公は、かやくご藩の城主、火縄丸という設定もクセが強めですが、

自機が大きく、更に操作しないと下降してくなど、シューティングゲームとしてもクセが強め。

通常ショットの他に溜め撃ちも可能ですが、当てるのも中々難しいです。

バカゲーとして割り切ってしまえば中々個性的で面白いですが、やはり好みは分かれるところ。

ナムコ作品にしては、イマイチ人気が出なかったようです。

これまで移植はほとんどされてきませんでしたが、最近になってようやくアケアカで復刻しています。

興味のある方は、是非試してみて下さい。

トリオ・ザ・パンチ

1990年

データイースト

クセが強いアーケードゲームとして、最もコメントが多かったのが本作。

知る人ぞ知る、データイーストの怪作。

ユーザーにあまりにも強烈なインパクトを与えてしまい、会社のイメージまでも変えてしまったとか。

今でもデコゲーなどと言われたりもしますよね。

元々はスゴロクのように、ルーレットで止まったステージをクリアするシステムだったそうです。

その名残もあってか、本作は1ステージが非常に短いです。

雑魚敵のカルノフを一定数倒し、その後に登場するボスを倒すという内容。

その見た目やグラフィック、システムなども個性的で、

神父が吼える!羊に呪われる!など、全編通して意味が分かりませんw

ですが、一部では本作のファンもおり、言葉で表現するのは非常に難しいのですが、何か惹かれるものがあるのでしょう。

好き嫌い、賛否が分かれる作品ですが、現在はアケアカでも復刻しています。

こちらも興味のある方は、是非一度試してみて下さい。

みなさんのおかげさまです 大スゴロク大全

1991年

モノリス

当時爆発的大人気だった「とんねるずのみなさんのおかげです」風のゲーム。

あくまで風ですw

番組でも大人気だったコントの、のりちゃんと保毛尾田保毛男のどちらかを選んで進んでいきます。

これだけ似ているのだから、ちゃんと許可を取っているかと思いきや、

なんと無許可だったらしいです^^;

いかに当時の肖像権の認識が甘かったのかよく分かります。

本作は、麻雀とスゴロクを足したようなシステム。

麻雀で負けてもゲームオーバーですし、スゴロクでゲームオーバーのマスに止まれば即終了。

当時は番組人気も凄かったですから、ゲーセンに置いていたらちょっとやりたくなりますよねw

MVSソフトだった為、後にネオジオにも移植されていますが、

今となっては復刻は無理でしょう^^;

プリルラ

1991年

タイトー

こちらも超個性的な、タイトーのベルトアクションゲーム。

ふしぎな世界ラディッシュランドを舞台に、時間を司る時計のネジを奪い返す内容。

1面はメルヘンな世界観の魔法少女的な雰囲気ですが、その中身はかなり癖が強いです。

1面は普通ですが、このゲームの本番は2面から。

2面から実写取り込みの奇抜な背景がいきなり登場します。

ちなみに、映っている人物は全員タイトーの社員。

まともなのは主人公だけで、それ以外はかなりシュールな世界観。

2面中盤のあの赤いストッキングのエロい足も、実は男性社員のだったらしいです( ´ཀ`)ゲロ

真ん中の緑の扉から象さんが出るのも、きっとそういう事なのでしょうw

よくこれで会社がOK出したな~っと思っていましたが、

フォロワーさんの話によると、本社の営業をだますために1面はわざと無難なステージにし、

狂気を抑えてデモンストレーションをしたとか。

最初から確信犯だったわけですね。

といっても、クセが強いのは2面だけで、それ以外は普通のステージ。

2面は夢の中という設定なので、パプリカのように敢えてこのような狂気に満ちた雰囲気にしたのでしょう。

しかし、その2面が、あまりにもインパクトが強かったんでしょうね。

まぁ、全部同じだったらつまらないので、たまにはこういうゲームもあって良いと思っています。

こういうゲームばっかりだと、さすがに困りますがw

本作も非常に個性が強すぎる作品ですが、最近ではイーグレットⅡミニでも復刻しています。

ずんずん教の野望

1994年

セガ

こちらもクセが強いことで有名な、セガのシューティングゲーム。

主人公のお地蔵様が、ずんずん教という宗教団体の野望を阻止するという内容。

ジュリアナ的なボディコンお立ち台ギャルや、酔っ払いサラリーマンなど、

当時のバブリーな時代を揶揄したような内容。

繁華街にあるセガの大型ゲーセンなどに、よく置いていたような印象。

私も、すすきのにあったセガの大型ゲーセンで遊んだ記憶があります。

シューティングゲームとしては悪くもなく普通ですが、

その画面のインパクトが強かったせいか、見かけたらついつい遊んでしまう中毒性がありました。

しかし、世間的には、やはり評判はあまりよくはなく、インカムも悪かったとか。

当然一般のゲーセンでは全く売れなかったので、セガ直営店のゲーセン全店にノルマで納入され、

当時はバーチャファイターと抱き合わせで基板を買わされたらしいです。

ゲーセン側も、それはきついですよね^^;

この頃はまだまだ日本も活気がありましたよね~。

このゲームを見ると、つい当時の頃を思い出してしまいます。

大江戸ファイト

1994年 カネコ

格ゲーブームの時に登場した、カネコの個性的な作品。

1992年に発売された前作、富士山バスターから更に個性が際立っています。

実写取り込みの格ゲーというのは、当時としてもかなり珍しかったです。

キャラは、日光江戸村の役者さんが演じていたとの事。

実写で血が多くグロ表現も多めというのも、けっこうキツいですよね^^;

聞くところによると、基盤のROM設定が残虐バージョンなど3種類あったそうで、

MAXの残虐表現に設定しているゲーセンは、かなり少なかったとか。

ゲーム以外でも本作には様々な逸話が残されており、

炎上差分を作るためにジャンケンで負けた社員を連れて近くの公園に行き、

安い防護服着せてガソリンをぶっかけて派手に燃やそうとしたら、警察が来てこっぴどく怒られたそうです。

なんかカネコらしいですねw

その見た目や雰囲気から、和製モータルコンバットと呼ばれることも。

実写取り込みという当時としては珍しい設定でしたが、残念ながらネタ扱いしかされませんでした。

しかし、

格ゲーとしてはよく出来ている!

普通に面白い!

という意見もあり、賛否あるようです。

復刻したら意外と人気が出るかも・・・・・知らんけど。

あと、本作に関するフォロワーさんのコメントでも、

「どこのカネコが作ったゲームだよ!」っと思ったらカネコだったw

っという話も面白かったですw

この他にも、このゲームもクセが強かった!という作品があれば、是非コメント欄からお願い致します。