もっと評価されるべき!90年代の良作アーケードゲーム

・90年代に埋もれた名作アーケードゲーム10選|もっと評価されるべき傑作たち

今回は、Xのフォロワーさんから聞いた、

もっと評価されるべき!90年代の埋もれた名作アーケードゲーム

について紹介していきます。

90年代初期から中期のアーケードゲームの中で、当時からけっこう人気はあったのに

意外と知名度は低い、家庭用への移植が少ない良作品、

思い当たる作品がある方も多いはず。

90年代は対戦格闘ゲームが空前の大ブームだったので、それ以外のジャンルは厳しかったですよね。

シューティングゲームや一般的なアクションゲームは、特に不遇だった記憶があります。

今回は、そんな埋もれてしまった90年代のアーケードゲームについてお伝えしていきます。

90年代のアーケードゲーム好きの方、当時はよくゲーセンに通った!という方は、是非見ていってください。

もっと評価されるべき!90年代の隠れた良作アーケードゲーム

 

エレベーターアクションリターンズ

1994年

タイトー

もっと評価されてもいいと思う、90年代の埋もれた傑作ゲーム、

まず最初に紹介するのは、タイトー往年の名作、エレベーターアクション久々の続編。

エレベーターを活用してビル内を進んだり、赤い扉に入るのは前作を踏襲していますが、

武器やアイテムが色々あったりなど、それ以外は、ほぼ別ゲームと言っても良いでしょう。

今回は3人の主人公から選択可能ですが、もちろんみんな女の子しか使わないですよね!

さすがに10年も経つとグラフィックも大幅に進化し、ギミックや演出もパワーアップ。

個人的にも好きな作品で、ゲーセンでもよく遊んでいました。

それなりに知名度は高いとは思いますが、かといってそこまで流行った印象もありません。

当時は格ゲーブームだったので、一般的なアクションやシューティングゲーム人気は下火だった思い出があります。

後にセガサターンにも移植されますが、個人的にはもっと評価されても良いのでは?っと思う作品。

ザ・グレイトラグタイムショー

1992年

データイースト

こちらも知る人ぞ知る、データイーストの個性的なシューティングゲーム。

最初は複葉機で始まりますが、そこから様々な乗り物に乗り換え可能。

また、フックで色々釣って敵に当てたりなど攻撃方法も個性的。

このハチャメチャ感が面白いのですが、やはり当時の知名度はあまり高くはないでしょう。

デコゲーは個性的な作品が多いのですが、やはり尖り過ぎて、ちょっと好みは分かれそうですね。

行きつけのゲーセンには、デコゲーはほとんど置いていなかった・・・・

というコメントもありました。

やはり、インカム的には、あまりよくはなかったのでしょうね。

しかし、一部では熱狂的なファンが多かったのも事実。

長らく移植されなかった作品でしたが、2025年12月18日イーグレットⅡミニの追加ソフト第4弾

『アーケードコレクションPART1』

でようやく復刻するそうです。

ゼクセクス

1991年

コナミ

コナミが開発した、横スクロールのシューティングゲーム。

グラディウスⅡのスタッフが開発した新作という事で、

当時は雑誌などでも発売前から、かなり注目されていたとか。

コナミらしい丁寧な作りで、シューティングゲームとしても安定した完成度でしたが、

やはり、同社のグラディウスシリーズ程は流行らなかったようです。

また、R-TYPEと似ていたことから、オリジナル要素に乏しいという声も。

この時期のコナミの横シューティングと言えば、パロディウスシリーズが圧倒的人気だった記憶があり、

本作は、そこまで知名度は高くはないでしょう。

移植も少なく、ちょっとマイナー感は否めませんね。

しかし、今でも根強いファンが多い事も事実。

本作も移植は少なかったですが、今はようやくアケアカで復刻しました。

アールタイプLEO

1992年

ナナオ

アイレムの人気シューティング、R-TYPEの外伝的な作品。

今回は同シリーズの特徴でもあるフォースや溜め撃ちの波動砲が無くなり、

代わりにサイビットと呼ばれるファンネル的な武装に変更。

元々はR-TYPEとは全くの別ゲームとして開発していたそうですが、

急遽、アイレム担当者からR-TYPEの冠を付けられたとか。

R-TYPEシリーズファンからは賛否ある内容で、それもあってか家庭用には移植されず。

R-TYPEと言えば高難易度のイメージでしたが、本作は比較的遊びやすい方で、2~3面くらいは進めた記憶があります。

個人的にも当時はゲーセンでよく遊んだ思い出の作品。

R-TYPEシリーズとしてみれば、ちょっと好みが分かれるかもしれませんが、

普通の横シューティングと思えば、かなり良作品ではないでしょうか。

本作も、もっと評価されてもいいと思うんですよね。

ワンダー3

1991年

カプコン

1つのゲームに、アクション、シューティング、パズル、3つのジャンルが収録された作品。

個人的にも大好きな作品で、当時はゲーセンに行く度に1回はプレイしていたものです。

イメージ的には、簡単な魔界村といった感じでしょうか。

個人的にも特によく遊んでいたのが、アクションのルースターズ。

シューティングのチャリオットは、1割くらいで

ペンゴ的なパズルゲームのドンプルは、ゲーセンでは1回も遊んだことが無かったですが。

フォロワーさんのコメントでも、やはりルースターズやチャリオットが人気だったようですね。

本作をよく遊んだ理由は、1コインでたっぷり遊べた為。

1コインで30分以上遊べたりもしたので、お金のない子供時代は有難かったものです。

格ゲーの息抜きなどにピッタリでしたね。

現在は、カプコンアーケード2ndスタジアムでも復刻しています。

魔法警備隊ガンホーキ

1992年

アイレム

ほうきに乗った魔法使いが主人公の横シューティングゲーム。

海外タイトルは『Mystic Riders』

通常ショットの他にも、ホウキを投げて敵を倒すことも可能。

ほうきが無くても飛べるんかい!っとツッコんだ人も多かったはず。

ちょっとコットンに似た雰囲気もありますね。

見た目も可愛らしく、また、敵をまとめて倒して宝石を取るのも気持ちが良いです。

シンプルな操作性ですが、アクションやギミックも豊富、飽きずに楽しめます。

アイレムにしては珍しく万人受けしそうな内容ですが、残念ながら家庭用ゲーム機へは移植されず。

長らく移植も復刻もされませんでしたが、アイレムコレクションVol.3でようやく復刻しました。

究極戦隊ダダンダーン

1993年

コナミ

こちらも知る人ぞ知る、コナミの格闘アクションゲーム。

パッと見は当時の一般的な格ゲーにも見えますが、対戦は全てCPU戦のみ。

2人プレイ時は協力プレイとなるのが珍しいところ。

スーパー戦隊シリーズやタイムボカンシリーズのような設定で、昭和男子にはたまりません。

本作のテーマ曲「闘え!ダダンダーン」を子門真人氏が歌っているのも凄いですよね。

操作方法や必殺技なども、当時の一般的な格ゲーと同じなので、初めてでも遊びやすいです。

今見ると個性的で面白そうですが、残念ながら出荷台数はあまり伸びなかったようです。

私の田舎でも本作は全く見たことも聞いたこともなく、最近になって初めてその存在を知りました。

一部では非常に評価の高い作品で復刻を望む声も多いですが、これまで家庭用にも移植されていません。

やはり歌の版権再取得が厳しいのでしょうか。

阪神淡路大震災の時にゲームのデータが全て破損・紛失してしまい、再現が不可能と聞いたこともありますが、

実際はどうなのかは真相は不明。

作戦名ラグナロク

1994年

NMK

NMKが開発しSNKから発売された、横スクロールのシューティングゲーム。

読み方は「オペレーションラグナロク」。

NMKのシューティングと言えば、アーガスなど高難易度ゲームを思い浮かべますが、

本作は比較的難易度は低めで、シューティング下手の私でも1コインで2~3面くらいは進めました。

シンプルな操作性で、序盤なら誰でも遊びやすい内容でしょう。

また、音楽も派手でカッコいいです。

当時はMVS筐体で稼働しており、個人的にもよく遊んでいたものです。

しかし、家庭用ゲーム機には中々移植されず、知名度はあまり高くないかもしれませんね。

個人的には、もっと評価されても良いのでは?っと思う作品。

現在はアケアカでも復刻しています。

ウルフファング 空牙2001

1991年

データイースト

こちらも一部ファンから非常に評価の高い、デコのアクションシューティングゲーム。

それぞれ武装の異なる4種類のロボットから選択し進んでいきます。

個人的にはゲーセンでは全く見たことがありませんでしたが、

一部ファンからは非常に評価が高い隠れた良作。

フォロワーさんの話によると、プラモデルもあるようです。

デコゲーらしく難易度は高く、ちょっと好みは分かれそうな内容。

1面クリアするごとにオペレーターのお姉ちゃんが服を脱いでくれる!

とかだったら、死ぬほど頑張るんですけどね (๑•̀ㅂ•́)و✧

本作も2025年12月18日発売のイーグレットⅡミニ追加ソフト第4弾

『アーケードコレクションPART1』でようやく復刻します。

エドワードランディ

1990年

データイースト

もっと評価されてもいいと思う90年代のアーケードゲーム、

最後に紹介するのは「いきなりクライマックス!」でお馴染み、

エドワードランディ

インディジョーンズのような冒険ストーリーで、映画のようなドラマチックな演出が特徴。

また、鞭を使った多彩なアクションなど、慣れは必要ですがハマる面白さ。

但し、難易度の高さも相変わらずで、ちょっと癖があるのもデコゲーらしいです。

今見ると面白そうですが、やはり当時の人気はイマイチだったようで、

出荷台数も伸びなかったみたいですね。

私も行きつけのゲーセンで見たことがあるような無いような、記憶もあいまいです。

いずれいせよ、そこまで流行っていた印象はありません。

長らく家庭用ゲーム機にも移植されず、幻のゲーム扱いでしたが、

本作も、2025年12月18日に、

イーグレットⅡミニ アーケードコレクションPART1

で復刻するようです。

アーケードファン、デコゲーファンには嬉しい復刻。

しかし、イーグレットⅡミニの本体を持っていない人にとっては、

本体とソフトを合わせると、けっこうな金額になります。

できればアケアカなどで単品で復刻してほしいですね。

年代別忘れられたゲーム