カプコンアーケードスタジアム2に収録されているゲームの中でも、
個人的に特にお気に入りの作品
について紹介していきます。
カプコンアーケードスタジアムは、まとめてセットで購入するとお得ですが、
欲しいゲームだけも単品で200円でくらいで買えるのも有難いですよね。
興味のある方は、ぜひ試してみて下さい。
カプコンアーケードスタジアム2 個人的お気に入りゲーム
ソンソン
1984年
カプコン初期を代表するアクションシューティング、ご存じソンソン。
カプコンのアーケードゲームとしては、バルガスに次ぐ2作目。
デザイナーは現在はYouTubeチャンネルなどでもご活躍されている岡本吉起氏。
岡本氏のチャンネルは、当時のカプコンやゲーム業界などの裏話などもあり
私も大好きで、普段からよく観ております。
本作は上下6段のステージを移動しながら戦い、更に後ろにも弾を撃てるのが特徴。
ファミコンなど様々なゲーム機に移植されているので、知名度は高いですよね。
可愛らしいキャラクターと分かりやすいシステムで、当時から人気でした。
アーケードスタジアム版は、どこでもセーブや巻き戻し機能もあるのが今っぽいですね。
ちなみにアーケードスタジアム2をダウンロードすると、ソンソンだけは無料で遊べますよ。
エグゼドエグゼス
1985年
カプコン初期を代表する良作シューティングゲーム。
バルガス同様、各所に得点稼ぎポイントがあり、ハイスコアを狙うのが何より楽しいです。
家庭用ではあまり気にしませんが当時のゲーセンは高得点を出して、最後に自分のイニシャルを入れるのが醍醐味でしたよね。
ハイスコア上位にランクインすると「俺スゲー!」っと優越感に浸れたものです。
得点稼ぎが熱いシューティングゲームで、個人的には今遊んでも楽しいと思うのですが、
本作の最も不運なところは、ファミコン版の劣化移植。
それもそのはず、ファミコン移植版の開発は、あの悪名高きマイクロニクス。
ファミコン版の劣化移植のせいで印象が悪くなってしまい、
未だに、エグゼドエグゼス=クソゲー
と思っている方も多いようです。
確かにファミコン版は微妙でしたが、アーケード版はファミコン版とは違いますので是非試してみて下さい。
バルガスが好きな方は、きっと本作も楽しめるでしょう。
ちなみに、書籍によると2人同時プレイが出来るシューティングゲームとしては初作品ですが、
本作の約1ヵ月後に発売されたツインビーに、そのお株は奪われてしまったようです。
マジックソード
1990年
剣とジャンプで進んでいく、オーソドックスな横スクロールアクションゲーム。
操作感覚は、同社のブラックドラゴンに似た感じと言えば分かる人にはわかるはず。
50階もある巨大な塔を上り最上段にいるボスを倒すという、この時期としては割りとオードソックスな設定。
本作の大きな特徴は、個性豊かな仲間を連れていける事。
アマゾネスや忍者、魔法使いなど、8人の仲間から1人だけ好きなキャラを同行させることが出来ます。
この仲間選びが、本作の最も面白いところですよね。
例えば、敵を追尾する弾を撃つ魔法使いや僧侶、クセがあって中々使いにくいが攻撃力が高い盗賊など、それぞれ仲間にも個性があります。
個人的には序盤はアマゾネス、後半はナイトやリザードマンが好きでよく連れて行ってました。
本作も当時からゲーセンで人気で、後にスーファミにも移植されます。
スーファミ版もそれなりに楽しいのですが・・・・、
当時のスーファミでは、まだまだアーケード版の完全移植は難しく、
アーケード版との違いにガッカリしたものです。
長らくアーケード完全版は移植されませんでしたが、ようやく移植されました。
ワンダー3
1991年
異なる3つのゲームが遊べる個性的な作品。
アクション、シューティング、パズルと1つの筐体で3つのゲームが遊べますが、
個人的には、アクションのルースターズばかり遊んでいました。
ルースターズは、当時のカプコンにしては比較的難易度は緩く、ゲーム下手の私でも1コインで結構な時間遊べた思い出があります。
お金のない子供時代は、1コインで長時間遊べるゲームは有難かったですよね。
その為、個人的にも特に思い入れの強い作品。
当時は行きつけのゲーセンに行く度に、1回はプレイしていました。
シューティングも何度か遊んだことがありますが、そもそも私はシューティングゲーム自体苦手だったので、
せいぜい進めても2面止まり。
パズルゲームは当時は、ほとんど遊んだことがありませんでした。
アクションとシューティングは、ストーリー上の繋がりもありますが、
セガのペンゴ的なパズルゲームは、全く別ゲームでしたね。
キングオブドラゴンズ
1991年
こうちらも当時から人気だった、ベルトスクロールアクションゲーム。
戦士や魔法使いなど、RPG的なキャラを選んでドラゴンを討伐する内容。
どのキャラを選ぶかによって難易度は変わり、エルフや魔法使いなど遠距離攻撃キャラは初心者でもサクサク進めますが、
防御が必要な剣士系は、中々扱いが難しかった思い出があります。
しかし、他のベルトアクションと比べると難易度は低めで、1コインで4~5面くらいは進めた思い出があります。
といっても、1ステージも短いのですが。
カプコンのベルトアクションと言えば、初心者には2面のボスが難関でしたが、
本作のボスは、そこまで難しくなかった印象。
もちろん初見で倒すのは難しいですが、ソドムや夏侯惇と比べると、そこまで強敵では無かったですね。
本作も当時は友人たちとよく一緒に遊んだ思い出深い作品でした。
マッスルボマー
1993年
格ゲーとプロレスゲームを合わせたような個性的なアクションゲーム。
北斗の拳でお馴染みの漫画家、原哲夫先生のキャラデザインで当時は話題でした。
また、現役時代のハガーが登場するなど、ファイナルファイトファンもきっと喰いついたはず。
個性的なキャラや豊富な技、快適な操作性などはさすがカプコン!といった印象。
キン肉マンのような派手な技や演出は面白かったのですが、そこまで人気だったという印象はなく、
喰いついたのは、我々プロレスファンのみ。
私は好きでよく遊んでいたのですが、ある日突然行きつけのゲーセンから撤去されて、ガッカリした記憶があります。
当時は空前の格ゲーブームでしたから、ゲーセン側も対戦台を置いた方がインカムはよかったんでしょうね。
カプコン的にはそこまでヒットしたわけではないようで、シリーズも長くは続きませんでした。
ヴァンパイアハンター
1995年
ストⅡシリーズとは一味違う格ゲー、ヴァンパイアシリーズの2作目。
初代は中々粗削りな部分も多かったですが、本作からだいぶ遊びやすくなった印象があります。
個人的にも、本シリーズで最も遊んだのがハンターでした。
カートゥーンのような動きや演出は、スト2とは違い面白かったですね。
日本ではそれなりに人気だったようですが、逆に北米でのウケはあまりよくなかったようです。
北米はアニメ的なキャラよりも、リアルな実写キャラの方が好まれるようで、
ヴァンパイアシリーズの続編が発売されないのは、やはり北米人気が低いからとも言われています。
一昔前は日本国内だけでも売れれば良かったですが、
現在は経済規模が縮小した日本だけで売れてもダメで、北米で売れなければ厳しいのが辛いとこですよね。
ストリートファイターZERO2
1996年
ストリートファイターの新シリーズ、ZEROシリーズの2作目。
元々は開発の遅れているストⅢの繋ぎとして急遽作られた作品ですが、
予想に反して大人気となり、続編も作られました。
ストリートファイターZEROシリーズの中でも、個人的には本作が最も好きな作品。
なぜなら、個人的に大好きなサクラが初登場した作品だから。
当時はサクラと同世代だったこともあり、チラッと見える赤いブルマには興奮したものです。
あと、圧倒的な強さの豪鬼にはビビりましたね~。
個人的には、格ゲーはこの辺りくらいまでの作品が分かりやすくて一番好きでした。
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カプコンアーケードスタジアム2収録ゲーム紹介記事はコチラから