「カプコンのマイナーアーケード名作10選|黄金期の知られざる傑作を徹底紹介」

アーケードゲーム

今回は、知っている人は少なそうな、

カプコンのマイナーなアーケードゲーム

について紹介していきます。

カプコンと言えば、ファイナルファイトやストⅡシリーズなど数々の名作を生み続けてきた会社ですが、

そんなカプコンでも、鳴かず飛ばずで出荷台数は伸びず、

知名度が低いアーケードゲームは多々ありました。

ゲーセンからヒッソリと消えて行ったものから、

そもそもゲーセンに置いてすらもらえなかった作品もあったでしょう。

今回は、そんなカプコンの80年代後半から90年代前半に発売された、

知っている人は少なそうな、マイナーアーケードゲームについて紹介していきます。

カプコンのアーケードゲームが好きだった方、興味のある方は是非見ていってください。

知名度が低い!カプコンのマイナーアーケードゲーム

 

ラッシュ&クラッシュ

1986年

カプコン初期の、ちょっとマイナーなカーアクションゲーム。

悪党に妻子をさらわれた主人公が、武装した愛車に乗って救出に向かう内容で、

北斗の拳やマッドマックスのような、世紀末的な雰囲気が漂います。

自車には耐久度があり、無くなると爆発しますが、その前に下りれば助かります。

少し進むとまた新しい車が手に入りますが、生身のままではかなり危険です。

敵の攻撃をかいくぐりながら、制限時間内にゴールすればステージクリア。

悪くはないですが、かといって「お金を払って何回もやりたいか?」

と言われると微妙な内容。

移植もされていないようなので知名度も低く、当時の人気もそこまで高くはなかったのでしょう。

個人的にも、当時はゲーセンでは全く見たことも聞いたこともなく、

カプコンアーケード 2ndスタジアムで初めて存在を知りました。

虎への道

1987年

少林寺拳法のような主人公が戦う、サイドビューのアクションゲーム。

さらわれた子供たちを救うために、龍拳王を倒すという設定。

最初は斧で攻撃しますが、他にも槍など様々な武器に変更可能。

武器はリーチが長い方が扱いやすいです印象です。

ライフ制 + 残機制の設定で、戦いの挽歌にも近いシステムですが、

難易度は高く爽快感もなく、遊んでいてもイマイチ楽しくありません。

レトロゲーム関連書籍でも、「完成度が低い」っとハッキリ書かれていました。

当時の人気もイマイチだったのでしょうね。

後にPCエンジンに移植されていますが、知名度はそこまで高くないでしょう。

本作も、カプコンアーケード 2ndスタジアムで初めて知った作品でした。

必殺 無頼拳

1987年

こちらもかなりマイナーだと思う、トップビューのアクションゲーム。

パンチとキックで敵を倒していく内容で、スパルタンXのトップビュー版といった印象。

次々と出てくる敵を倒していき、最後にボスと闘うオーソドックスなシステム。

しかし、パンチやキックが中々敵に当たらず、微妙にズレるんですよね^^;

これでスパルタンXのように、雑魚敵をガンガン倒していければ気持ち良かったのですが、

何と言うか、爽快感がまるでありません。。

移植も少なく、恐らく当時の人気もイマイチだったのでしょう。

ちなみに、ストⅡシリーズのキャラ「ダン」の必勝無頼拳は、本作が由来と言われています。

むしろ、ダンの技名としての方が有名かもしれませんね。

ラストデュエル

1988年

こちらもかなりマイナーだと思うシューティングゲーム。

1面はカーアクションレースゲームのような展開で進みますが、

2面は戦闘機に変形し、普通のシューティングゲームになります。

この車と戦闘機のステージが交互に繰り返されるシステム。

敵に囚われたシータ姫を救う内容で、男子には嬉しいご褒美画像もあります!

しかし、それ以外のゲーム内容的には、あまり特筆すべき点が無いのが残念。

囚われの姫様は中々良い体をしておりますので、これだけは一見の価値あり!

出荷数もかなり少なかったようで、本作も当時遊んだ人は少ないでしょう。

本作も現在は、カプコンアーケード 2ndスタジアムで遊ぶことが出来ます。

ドカベン

1989年

人気漫画「ドカベン」を題材とした、カードバトル風の野球ゲーム。

攻撃側と守備側でそれぞれカードを引き、数字の大き方の効果が発動します。

殿馬の秘打や坂田三吉の通天閣打法など、原作の必殺技も使用可能。

また、チャンスの時にパワーを使って数字を増やす事も出来ます。

中々面白そうな設定ですが、勝っても負けても1プレイが長そうなのがアーケードゲームとしては致命的。

恐らくインカムも、それほどよくはなかったのではないでしょうか。

当時ゲーセンでも見たことは無く、知っている人も少ないはず。

版権物なので、移植や復刻が難しいのも残念ですね。

ラリー2011・レッドストーム

1989年

海外版のレースゲーム「マッドギア」の基となった、近未来レースゲーム。

2011年と言えば、今となってはもうすでに過去ですが、当時は未来感がありましたね。

ライバルたちと競い合う過激なレースで、エネルギーなどを補給しながら進んでいきます。

コース外に落ちたり、車の耐久度が無くなるとミス。

実は本作は未発売のアーケードゲームだったらしく、そりゃ知っている人は少ないでしょう。

また、未完成作品だったこともあり、バランスもよくありません。

但し、希少価値が非常に高いゲームであることは間違いないでしょう。

本作も現在は、カプコンアーケード 2ndスタジアムで遊ぶことが出来ます。

CAPCOMベースボール 助っ人外人大暴れ!

1989年

こちらもかなりマイナーなカプコンの野球ゲーム。

分かりやすく言うと、カプコン版のファミスタ。

システムなどもファミスタに似ていますが、守備側の動きがちょっとクセがあります。

球団を選ぶところから始まるのは一般的な野球ゲームと同じですが、

本作は、その後オリジナルのキャラを1名登録することが出来ます。

この自分で作ったオリジナルキャラが打席に立つと、観客から声援が送られます。

他の野球ゲームとの違いは、このくらいでしょうか。

本作も知名度はかなり低く、知っている人も少ないでしょう。

ニモ

1990年

北米で連載していた人気漫画「リトル・ニモ」を題材としたアクションゲーム。

夢の国を冒険するという設定の為、ニモは全編通してパジャマ姿。

オーソドックスなジャンプアクションゲームで、ニモが魔法の杖で敵を倒しながら進んでいきます。

また、敵を踏んだり物を投げたりも可能。

ステージギミックも多彩で、スーパーマリオにも近いシステムです。

89年に公開された日米共同制作の映画に合わせて、当時ゲームも作成したのでしょう。

しかし、肝心の映画自体が大コケだったせいか、ゲーム自体もイマイチ盛り上がらず。

知っている人もかなり少ないでしょう。

そもそも、映画自体も全く知りませんでした。

私の地元のゲーセンでも、見たことがありませんでした。

後にファミコンにも移植されていますが、

ファミコン後期という事もあり、こちらも知名度はかなり低いですね。

チキチキボーイズ

1990年

魔物によって滅ぼされた王子が、魔王を倒し祖国再興を目指すアクションゲーム。

分かりやすく言うと、二人同時プレイ可能なカプコン版モンスターランド。

剣と魔法で戦う内容で、1Pの兄が剣術、2Pの弟が魔法が得意だそうです。

後に、メガドライブやPCエンジンなどにも移植。

難易度は高いですが、当時からけっこうファンも多かったそうですね。

今回紹介するゲームの中では、わりと知名度は高い方ではないでしょうか。

しかし、当時行きつけのゲーセンでは置いてなく、個人的には全く知りませんでした。

本作も、現在はカプコンアーケードスタジアムで遊ぶことが出来ます。

BLOCK BLOCK

1991年

オーソドックスなブロック崩しのゲーム。

要は、カプコン版のアルカノイド。

本作もアルカノイド同様、パドルコントローラーで操作します。

アルカノイドの人気を受けて、各社からも当時は様々なブロック崩しのゲームが発売されました。

本作も、そのうちの一つ。

さすがにこの時代ともなると、色も鮮やかでギミックも豊富。

ノーマルコースは全50面もあり、かなりやり応えがあります。

各ステージには様々なギミックもあり、カプコンらしい仕掛けもあります。

また、カプコンではお馴染みの弥七を集めると1UP。

ブロック崩しのゲームが好きな方には、十分楽しめる内容。

たまに遊ぶと楽しいですよね。

こちらも現在は、カプコンアーケード 2ndスタジアムで遊ぶことが出来ます。

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