主にセガゲーム機で数々の名作を開発してきた
CLIMAX (クライマックス)
ソフト数はそれほど多くはなかったですが名作が多く、ハズレゲームは少なかったですね。
元々はエニックスでドラクエシリーズを開発していたスタッフが立ち上げたゲーム会社ですが、
その去り方に問題があったようで、エニックスとの関係はあまり良くなかったと何かの記事で読んだことがあります。
後述する「レディストーカー」で、アリーナの使用許可が下りなかったのは、それが原因と言われていますね。
今回は、メガドライブ、スーファミ、プレステ、ドリキャスなどで発売された、一部クライマックスのゲームについて紹介していきます。
クライマックスのゲームが好きだった方は、是非見ていってください。
シャイニング&ザ・ダクネス
1991/3/29
メガドライブ 8700円
記念すべきクライマックス第一弾ソフトは、メガドライブで発売された3DダンジョンRPG。
不気味に蠢く敵のアニメーションなど、当時としては画期的でした。
後の名作「シャイニングフォース」のような分かりやすいコマンドシステムやキャラクターなども、この頃から既に完成されています。
3Dダンジョンという特性上、同じ背景が続き道に迷いやすいのが難点ですが、完成度の高い作品でした。
シャイニング・フォース 神々の遺産
1992/3/20
メガドライブ 8700円
メガドライブ全ソフトの中でも人気上位に入る、当時から人気だった名作シミュレーションゲーム。
私もクライマックスのゲームに初めて触れたのは本作からでした。
ディズニーのような個性的で可愛らしいキャラクター、分かりやすい設定などで、当時のメガドライブユーザーからの評価も高かったですね。
ファイアーエムブレム的なシステムですが、何度もレベル上げが出来るので、難易度はそこまで高くはありません。
メガドラミニなどでも復刻しているので、シミュレーションRPG好きの方は試してみて損はないはず。
隠しキャラも多く、個人的にはメガドライブソフトの中で最も好きなゲーム。
ランドストーカー ~皇帝の財宝~
1992/10/30
メガドライブ 8700円
箱庭的な世界観で当時話題だった、名作アクションRPG。
ゼルダ的な内容で、アイテムを集め、ダンジョンの謎解きなどを行って攻略していきます。
謎解き自体はそこまで難しくはないのですが、本作で最も苦労するのが斜めジャンプなどのアクション。
今のゲームのように画面の回転や拡大などもできないので距離感がつかみづらく、ジャンプして渡ったりすることがかなり難しいです。
謎解きやボスがどうこうと言うより、このジャンプアクションに苦労した人は多いはず。
今やると色々シンドイ箇所はありますが、こちらも当時は大人気でした。
シャイニング・フォースII 古えの封印
1993/10/1
メガドライブ 8800円
大人気シリーズ2作目で、システムなどは前作を踏襲しています。
グラフィックにも大きな違いはなく、基本的にはキャラとストーリーを変更しただけなので、前作をクリアした人なら、すぐに馴染めるでしょう。
今回からマップ移動なども追加され、色々歩き回ることが多くなります。
悪くは無いのですが、前作と比べると魔法使い系が弱体化させられたのが個人的には残念。
前作が発売されてから僅か半年ほどで発売しているので、そうとう急ピッチで開発したんでしょうね。
それもあってか全体的にマイナーチェンジ感が否めず、名作と呼ばれた前作と比べると、せいぜい佳作と言った印象。
レディストーカー ~過去からの挑戦~
1995/4/4
スーファミ 9980円
クライマックスのスーファミ初参入作品。
ランドストーカー的な箱庭の見た目ですがジャンプなどはなく、敵との戦闘もエンカウントなのでよりRPG色が強くなっています。
ギャグも多く、会話なども笑えます。
こちらも当時は大好きで、最後まで飽きずに楽しめました。
元々は、アリーナ姫とクリフト、ブライで行く予定でしたが、遂にエニックスから許可が下りず、キャラを変更したらしいです。
チュンソフトはスピンオフとしてトルネコのゲームなどを出しているので、エニックス自体はそれほど版権に厳しいという印象もありません。
にもかかわらず許可が下りなかったという事は、クライマックスとエニックスの関係は相当悪かったんでしょう^^;
これでドラクエのキャラクターを使用出来ていたら、もっと売れていたことでしょう。
日頃の行いって大事ですよね。
ランナバウト
1997/5/23
プレステ 6090円
レースゲームとアクションを合わせたような、ミッションクリア型のカーアクションゲーム。
内藤氏が直接手掛けたことでも有名な作品で、パトカーをボコボコにしたり、建物を壊したりなど何でもありの派手なアクション特徴。
大型車からスクーターまで車種も色々選ぶことが出来、爽快感が抜群のゲームでした。
クライマックスランダーズ
1999/9/15
ドリキャス 5800円
タイトル通り、クライマックスのキャラクターが登場する、ローグライクRPG。
ランドストーカーのライルや、レディストーカーのレディなども主人公キャラとして登場します。
モンスターを仲間にしたりなど、クリア後のやり込み要素も豊富。
しかし、如何せんクライマックスのキャラクター自体がマイナー過ぎました。。。
今やっても十分楽しい作品ですが、この時期のゲームは今と違ってカメラアングルがちょっと見にくいのが残念。
ランナバウト2
1999/11/18
プレステ 6090円
人気カーアクションゲームの2作目。
前作から車種もステージも増加し、ボリュームアップしています。
ただし、前作ほど何でおありと言うわけではなく、少しおとなしくなった印象もあります。
ボリュームは増えていますが、1と2どちらが好きかは好みが分かれるところ。
スーパーランナバウト
2000/5/25
ドリキャス 5800円
プレステ版をドリキャスにアレンジ移植した作品。
サンフランシスコの観光名所なども再現されており、普通に町中を好きな車で走るだけでも楽しいです。
工場の親子を主人公とした「親子編」と、交通課の警察官「警察編」があります。
こちらも今遊んでも爽快で楽しいゲーム。
以前は中古も激安で数百円で買えましたが、今は値段も高騰してきました。
シャイニング・フォース 黒き竜の復活
2004/8/5
GBA 5040円
メガドライブ版のリメイク作品で、新たな仲間や新エピソード、新バトルも追加。
キャラクターの見た目も変更され、より美男美少女風になっています。
メガドライブ版を散々遊び倒した人でも、また新たに楽しめる内容です。
しかし、個人的にはメガドライブ版のキャラクターの方が好きでした。