魂斗羅アニバーサリーコレクション収録ゲーム特集

今回はSTEAMで購入した、コナミの名作アクション

魂斗羅シリーズが多数収録された

魂斗羅アニバーサリーコレクション
Contra Anniversary Collection

に収録されているゲームについて紹介していきます。

魂斗羅と言えばコナミの人気アクションシューティングで、難易度は高いですが、やり応えのある作品。

初見殺しのトラップなども多いですが、理不尽な難しさなどもなく、頑張ればきっとクリアできるでしょう。

私もファミコン版やスーファミ版を、何度もやってようやくクリアした思い出があります。

今となっては中古価格も高くなりましたが、アニバーサリーコレクションなら安価に遊ぶ事が可能。

魂斗羅アニバーサリーコレクションの購入を検討中の方、迷っている方は、是非参考にしてください。

魂斗羅アニバーサリーコレクション収録ゲーム

本作には数種類の魂斗羅シリーズと、その北米版、欧州版が収録されています。

国内版と違い、海外版は難易度が高いイメージがありますね。

腕に自信がある方は、海外版も是非試してみて下さい。

魂斗羅

1987年

アーケード

記念すべき魂斗羅シリーズ第一作目は、1987年にアーケード版からスタートしています。

西暦2631年9月12日、ニュージランド沖のガルガ諸島に隕石が落下。

その2年後、人類滅亡を企む「レッド・ファルコン」が諸島を占拠。

この基地破壊命令を受けて潜入を開始したのが、本作の主人公

ビル・ライザー上等兵

ランス・ビーン上等兵

の二人。

というのが初代のストーリー。

人類滅亡の危機に、たった二人かよ!

そもそも2年間も何で黙って放置していたんだよ!

などなどツッコミどころはありますが、まぁ、この頃はストーリーは後付けみたいなものだったのでしょうね。

ゲーム内容は、オーソドックスな横スクロールアクションと、縦スクロール視点など、色々切り替わります。

このステージごとにスクロールの変化するのが大きな特徴。

数種類の武器などパワーアップも楽しく、難しいですが何度でも遊びたくなるやり応えのある骨太な内容。

ゴツイ見た目に反して一発即死の死にゲーなので、難易度は高く当時クリアできた人は、そう多くはいないでしょう。

魂斗羅(ファミコン版)

1988年

ファミコン

アーケード版の翌年に発売されたファミコン移植版。

ストーリーはアーケード版と同じ。

ファミコン版はステージがボリュームアップされ、敵の攻撃も多彩となりました。

ステージ間にもデモ画面が追加されるなど、グラフィックは以外は、ほぼオリジナルを上回っています。

当時の家庭用移植は劣化移植が当たり前でしたが、本作は逆にパワーアップしているのが凄いとこ。

その為、ファミコン版も当時から人気がありました。

ファミコン版の魂斗羅には、きっとアーケードファンも納得したことでしょう。

SUPER魂斗羅 エイリアンの逆襲

1988年

アーケード

1988年末に稼働開始した、魂斗羅のアーケード版第二弾。

南米で行われていたGX軍の第7方面軍事演習。

そこに参加していたハル将軍から、軍上層部へ不可解な通信が入ったところ方物語はスタート。

その内容から軍は緊急事態と判断し、史上最強の魂斗羅、

ビル・ライザー上等兵とランス・ビーン上等兵の二人を派遣。

そこで二人が見たのは、1年前に倒したはずのエイリアンの姿だった∑(゚ω゚ノ)ノ!

というのが、今回のお話。

相変わらず、

もっと人員を送ってやれよ!

あんだけ手柄を立てた二人がまだ上等兵って、もっと出世させてやれよ!

っとツッコみたくもなりますが^^;

今回は3Dステージに変わって上視点、縦スクロールステージなどが追加。

また、武器も2段階までパワーアップする仕様となっています。

相変わらず高難易度ですが、こちらもやり応えのある作品でした。

CONTRA

1988年

北米NES版

海外のファミコン、NES(Nintendo Entertainment System)で発売された、魂斗羅の海外版。

基本的な内容は国内版と同じですが、ジャングルの葉の動きや雪原の吹雪など、細かい違いがあります。

また、国内版はオープニングやステージの間にデモシーンがありますが、北米版にはありません。

いきなりゲームがスタートします。

好みの差はありますが、ストーリーが分かりやすいのは国内版でしょうね。

SUPER魂斗羅(ファミコン版)

1990年

ファミコン

アーケード版スーパー魂斗羅のファミコン移植版。

前作同様、アーケード版からの追加要素も多いです。

ステージも追加されており、移植というよりはリメイクともいえる内容。

シリーズ初となる、下方向に進む縦スクロールステージなどもあります。

死んで覚えろ的な初見殺しのトラップも多く、相変わらず難易度は高いですが、やり応えのある内容でした。

本作も、当時から人気がありましたね。

コントラ

1991年

ゲームボーイ

魂斗羅シリーズ初の携帯ゲーム版。

こちらは移植ではなく、魂斗羅とスーパー魂斗羅の要素を足したオリジナルの作品です。

時系列的には、スーパー魂斗羅の後のお話。

2度にわたるエイリアンの侵略は、魂斗羅二人によって阻止。

しかし、大きな脅威が無くなると次は人類同士で争うのは、いつの時代も同じようです。

世界征服の野望を抱く某大国がエイリアンを軍事兵器としての利用をする為、クローン化計画を実施。

それを阻止するために、今回は(たぶん容量の関係上)ビル・ライザー上等兵が一人で戦います。

あんなに命がけで戦っているのに、相変わらず昇進なしのままなのが可哀そう( ノД`)シクシク…

横スクロール、上視点、縦スクロールなど、当時の携帯用としては、かなりよく出来た内容。

ゲームボーイ初期の頃の作品なので表現には制限も多いですが、それでもしっかりと魂斗羅しています。

こちらも当時から評価が高かった名作。

魂斗羅スピリッツ

1992年

スーファミ

スーファミで発売された、魂斗羅の新シリーズ。

実はエイリアン軍団は、まだ密かに生き残っていた!というお約束的な設定。

度重なる魂斗羅との戦いに敗れたエイリアン軍団は、ついにその存亡をかけた大規模な侵略攻撃を開始。

いや、最初からやれよ!

というか、エイリアン倒したんじゃなかったの(。´・ω・)?

など、相変わらずツッコミどころは満載。

それは置いておいて、エイリアンの猛攻にどんどん追い詰められ劣勢になる人類。

そこから半年後、荒廃した都市にようやくビルとランスが現れ、エイリアン軍団と戦っていくというのが今回のお話。

今回は2種類の武器を持つことが出来、ザコ戦やボス戦など状況に合わせて選ぶことが可能。

回転、拡大縮小を使ったスーファミらしい演出も多く、これまでとはまた一味違った魂斗羅が楽しめます。

こちらも当時は大人気で、特に二人プレイが盛り上がりましたね。

SUPER PROBOTECTOR

1992年

SFC欧州版

タイトルだけ見ても何か分かりませんが、魂斗羅スピリッツの欧州版。

欧州版のビルとランスは「プロボテクター」と呼ばれる、RD008とRC011の戦闘ロボに置き換わっています。

また、敵兵の多くもロボット変更されています。

但し、それ以外は国内版とほぼ同じで、ストーリー的にもビルとランスが登場しない以外は、ほぼ一緒。

本作はこれまで国内ではプレイできなかった希少作で、魂斗羅シリーズファンには必見。

魂斗羅 ザ・ハードコア

1994年

メガドライブ

メガドライブで発売された魂斗羅シリーズ。

初代から5年後、戦後の混乱が未だ後を引く荒廃した世界が今回の舞台。

度重なるエイリアンの攻撃により、急速に進む新兵器開発や遺伝子工学。

これにより、サイボーグなどの凶悪犯罪が続出。

これに対抗するために作られたチームが、今回の主人公たち。

本作は、武装の異なる4人の主人公から選択可能。

また、選択肢によってステージ分岐もあり、多彩な展開が楽しめます。

本作もやり応えのある非常に評価の高い作品。

しかし、本作が発売されたのはメガドライブ後期という事もあり、当時はあまり注目されませんでした。

出荷本数も少なく、ROM版の中古価格は今でも超高額。

ゲームを遊ぶだけなら、本作かメガドラミニを買った方が安くておススメです。

PROBOTECTOR

1994年

MD欧州版

魂斗羅 ザ・ハードコアの欧州メガドライブ版。

こちらも主人公は、全て戦闘ロボットに変更されています。

ブラウニーだけは一緒ですが。

それ以外の内容やストーリーは、国内版と同じ。

当時の欧州家庭用ゲーム市場は、セガハードが大人気でした。

本作も、メガドライブ初となるPROBOTECTORシリーズという事で注目を集めました。

こちらも国内移植は初なので、シリーズファンには嬉しい収録でしょう。

但し、国内版はライフ性でしたが、本作は従来の魂斗羅のように一発即死。

難易度はかなり高く感じます。

高難易度版をプレイしたい方にはオススメです。

ボーナスコンテンツ

この他にも、魂斗羅シリーズの英語版版なども収録されています。

魂斗羅アーケードの英語版「Contra」

スーパー魂斗羅 エイリアンの逆襲の英語版「Super Contra」

ファミコン版スーパー魂斗羅の英語版「Super C」

魂斗羅スピリッツの英語版「Contra Ⅲ」

ゲームボーイ版コントラの英語版「Operation C」

魂斗羅 ザ・ハードコアの英語版「Contra:Hard Corps」

などなど

日本語版との違いを楽しむのも面白いですね。

高難易度版をプレイしたい方にはオススメです。

ボーナスブック

また、この他の特典として、魂斗羅シリーズの歴史や開発資料、

これまで魂斗羅シリーズの制作を担当してきた中里伸也プロデューサーのスペシャルトークなども収録されており、

まさに、魂斗羅ファンには必見の内容。

今からシリーズをそれぞれ揃えるとなると、かなり大変ですしコストも掛かりますが、本作なら手軽に遊べて安価にそろえることが出来ます。

魂斗羅シリーズ好きの方は、是非一度試してみて下さい。

コナミレトロゲーム