【コナミの名作アクションゲーム】魂斗羅シリーズ特集

今回は、コナミの人気ガンアクションゲーム

魂斗羅シリーズ

について紹介していきます。

ゲームセンターや、ファミコン、スーファミなどでよく遊んだ人も多いでしょう。

魂斗羅シリーズが好きの方、興味のある方は、是非見ていってください。

そもそも魂斗羅とは

そもそも魂斗羅とはどういう意味なのか、

wikiによると

魂斗羅とは、熱い斗魂とゲリラ戦術の素質を先天的に併せ持つ最強の闘士の呼称である

とされています。

しかし、その一方で、フォロワーさんからは、

アメリカがテロリスト集団と裏取引したとして話題だった、イラン・コントラ事件から来ているなど、真意は様々。

名前の由来は、実際に開発者に聞いてみないと分からないところですね。

主人公のモデルとなった二人は、昭和世代なら見たらすぐ分かるでしょうが、

当時の人気アクション俳優、

アーノルド・シュワルツェネッガー氏

シルベスター・スタローン氏

で間違いないでしょう。

ビルは、プレデターのシュワルツェネッガー氏の役、シェイファー少佐にそっくりです。

ランスは、そのままランボーがモデルでしょうね。

魂斗羅シリーズの欧州・豪州版はProbotector

魂斗羅シリーズは、日本ではそのまま「魂斗羅」

北米では、それが英語となった「Contra」

としてシリーズが続いていきます。

しかし、欧州や豪州では、Probotectorというタイトルに変更。

主人公や敵キャラなども、全てロボットに変更されています。

プレイヤーキャラがコマンドー的な軍人ではなく、アップルシードのブリアレオスみたいなロボット。

日本の感覚で言うと、この変更はちょっと微妙なイメージにも感じますが、

海外のフォロワーさんの話によると、これは

ドイツなど一部の国の暴力法に準拠するため

の変換との事。

結果的にこれが当たり、欧州ではこのProbotectorが大人気となります。

そのフォロワーさんも、史上最も素晴らしい地域変換!

っと絶賛されていたので、欧州ではProbotectorシリーズの方が有名みたいですね。

日本でProbotectorシリーズを遊ぶのは中々大変ですが、

現在は魂斗羅アニバーサリーコレクションに、

  • 魂斗羅スピリッツの欧州版、SUPER PROBOTECTOR
  • 魂斗羅ハードコアの欧州版、PROBOTECTOR

などの海外版も収録されています。

Probotectorをやってみたい方は、魂斗羅アニバーサリーコレクションが安価でオススメですよ。

魂斗羅シリーズ

 

魂斗羅 アーケード版

1987年

アーケード

魂斗羅シリーズ、記念すべき第一作目はアーケードから始まっています。

主人公は、当時の人気アクション俳優

アーノルド・シュワルツェネッガー氏そっくりのビルと、

シルベスタースタローン氏にソックリのランス。

最初の武器は普通のマシンガンですが、アイテムを取ることで様々な武器に変更可能。

中でも広範囲に攻撃できるスプレットガンが、扱いやすくて人気でしたね。

ステージは、外では縦・横スクロールアクション、基地内では疑似3Dの後方視点になります。

見た目は屈強な体のビルとランスですが、敵弾にかすっても即死という貧弱な設定。

これにより難易度はかなり高く、ゲーセンでも1コインクリア出来た人は少ないでしょう。

難易度が非常に高い作品としても有名で、魂斗羅=難しいというイメージを持っている人も多いはず。

当時の高難易度のアクションゲームと言えば、

カプコンは魔界村

コナミは魂斗羅

というイメージでした。

現在はアケアカでも復刻していますし、魂斗羅シリーズが多数収録された

魂斗羅アニバーサリーコレクションでも復刻しています。

魂斗羅 ファミコン版

1988/2/9

ファミコン

魂斗羅のファミコン移植作品。

wikiによると、北米と欧州では87年にPC用として移植されているようですが、

国内では本作が初移植。

ステージ間のデモシーンが追加されるなど、ストーリーも分かりやすくなっています。

疑似3D面なども、しっかり再現。

当時のファミコン移植作品としては、かなり良移植だったでしょう。

友達と二人で盛り上がって遊んでいた人も多かったはず。

相変わらず難易度が高く、小学生には難しいゲームだった記憶があります。

しかし、ファミコン版は裏技も色々あり、クリア出来た子は多かったでしょうね。

スーパー魂斗羅 エイリアンの逆襲

1988年

アーケード

アーケード版の魂斗羅シリーズ2作目で、前作から1年後という設定。

前作は、序盤までは謎の軍団レッドファルコンと戦い、

終盤からは、それが実はエイリアンだったと判明する設定でしたが、

今作は序盤からエイリアン軍団と戦うという内容。

雑魚敵も倒したときのエフェクトが明らかに人間とは違い、設定のこだわりも感じます。

1面は前作同様の横スクロールアクションですが、2面はトップビュー視点になります。

超難易度が高いことでも有名で、聞くところによると、魂斗羅シリーズ最狂難易度とか。

1面でゲームオーバーになる事も多いです。

難しすぎたせいか、ゲームセンターの人気も前作ほどではなかったみたいですね。

高難易度のアクションゲームが好きな方には良いですが、

それ以外の方には、ちょっと厳しすぎた作品。

スーパー魂斗羅 ファミコン版

1990/2/2

ファミコン

アーケード版、スーパー魂斗羅のファミコン移植版。

サブタイトルの「エイリアンの逆襲」が消えて、タイトルもスーパー魂斗羅のみとなっています。

また、アーケード版にあった武器の2段階パワーアップやステージ構成なども一部変更。

ファミコン移植版は、アーケード版と比べると少しはマイルドになっています。

ファミコン世代に向けて、多少は遊びやすくされているのでしょう。

それでも全体的に高難易度アクションゲームであることは間違いありません。

ファミコン版はハードスペックの性能差もあり、アーケード版からだいぶアレンジして移植。

アーケード版は評価が分かれる内容でしたが、

ファミコン版はオリジナル要素も多く、評価は高いです。

コントラ

1991/1/8

ゲームボーイ

ゲームボーイ初の魂斗羅シリーズ。

ゲームボーイ版だけは、なぜかカタカナでコントラ。

今作は、スーパー魂斗羅から1年後という設定。

エイリアンの情報を掴んだ連邦軍の命令で、ビルが単独で敵基地に乗り込みます。

遂にランスも外され、ビル1人で敵の拠点に乗込むことに。

人類の存亡をかけた戦いなんだから、もっと予算も人員を増やしてやれよ!っと言いたくもなりますが、

ゲームボーイ版は1人用だから、仕方ありませんね。

サイドビューとトップビューというお馴染みのステージ構成で、全5ステージ収録。

今見るとショボくも見えますが、当時の携帯ゲームとしてはよく出来ていた方ではないでしょうか。

魂斗羅スピリッツ

1992/2/28

スーファミ

スーファミで発売された、魂斗羅シリーズ3作目。

1面は従来通りの横スクロールアクションゲームで、

2面は上からの視点でマップを見ながら、敵拠点を叩いていきます。

武器も2種類持つことが出来、状況に応じて色々使い分けが可能。

シリーズの中でも特に人気だった作品で、二人同時プレイで盛り上がって遊んだ人も多いはず。

回転・拡大。縮小を活かした演出も面白かったですね。

難易度は高い方ですが、それでもそこまで理不尽な難しさはなく

何度もやれば、きっとクリアできるはず。

私も当時クリアした思い出があります。

魂斗羅シリーズの名作と言えば、本作を思い浮かべる人は多いでしょう。

ちなみに、欧州版のタイトルは『Super Probotector – Alien Rebels』で、

主人公を含め、敵なども全てロボットとなっています。

こちらも欧州では大人気だったみたいですね。

魂斗羅 ザ・ハードコア

1994/9/15

メガドライブ

メガドライブ初の魂斗羅シリーズ。

エイリアンの襲撃から5年後が、本作の舞台。

エイリアンの武器や技術を運用した凶悪犯罪なども増えた為、

これに対処するために組織されたのが、主人公達の魂斗羅部隊。

今作では4人のキャラから選択可能で、特徴や武器もそれぞれ異なります。

また、ストーリーも分岐し、マルチエンディングとなっています。

演出も面白く、やり応えも十分。

ファンも多く、本作も非常に評価の高い作品ですが、

しかし、メガドライブ後期作品の為、当時はそこまで出荷本数は多くなかったそうです。

それもあって、ROM版の中古価格は今でも超高額。

長らく超希少なゲームとされてきましたが、現在は

  • 魂斗羅アニバーサリーコレクション
  • メガドラミニ
  • switchオンラインのメガドライブ

などでも配信されています。

コレクター以外で単純にゲームだけ遊びたい方は、

ワザワザ高額な中古ROMを買うよりも、こちらの方が安価で遊びやすくオススメです

魂斗羅 スピリッツ

1994/9/23

ゲームボーイ

スーファミ版の魂斗羅スピリッツのゲームボーイ移植版。

本作の開発はコナミではなく、海外メーカー「ファクター5」。

スーファミ版同様、1面は一般的な横スクロールアクション、

2面は上からのトップビュー視点となっています。

スーファミ版の魂斗羅スピリッツを何とかゲームボーイでも!

という気持ちは伝わるのですが、

しかし、残念ながら評判は芳しくなく、劣化移植と言われています。

ステージも減少し、ボスやギミックも削減。

また、前作のコントラのほうがドットも緻密で細かいなど、グラフィックも劣化。

国産の細かい仕上がりから、海外メーカーの大雑把な作りといった印象。

個人的に本作の存在を全く知りませんでしたが、

残念ながら、当時から評価はかなり悪かったそうです。

そもそもゲームボーイには、スーファミのような回転拡大などもないので、

さすがにちょっと無理のある移植だったみたいですね。

魂斗羅 オペレーション ガルガ

2024/3/12

STEAM、switch、PS5

2024年に発売された、初代「魂斗羅」の完全リメイク作品。

強化された武器、新たなアクションやステージなど、現代風に蘇った魂斗羅。

また、一発即死だったキャラも、本作はライフ制となってだいぶ遊びやすくなっています。

今作ではビルとランスに他にも、複数のプレイヤーキャラから選択可能です。

プロボテクターも選べるのは、ファンにとって嬉しいでしょう。

ネット上の評価も高く、STEAM内での評価も「非常に好評」。

従来の魂斗羅シリーズが好きな人はもちろん、全く遊んだことがない人にプレイしてもらいたいものです。

こちらは体験版もありますので、興味のある方は、まずは体験版から
試してみて下さい。

アクションゲームコナミ