タイトーの名作シューティング「ダライアス」特集

今回は、タイトーの人気シューティングゲーム

ダライアスシリーズ

について紹介していきます。

個人的に、横スクロールシューティングの御三家

と思っている本シリーズ。(ちなみに他の二つは、グラディウスとR-TYPE)

カッコいい音楽と高難易度な内容、海洋生物の敵キャラが本作の大きな特徴でしたね。

ゲーセンから家庭用移植版まで、ハマって遊んだことがある方も多いはず。

現在はアケアカなどで色々復刻して、遊びやすくなりましたね。

ダライアスシリーズが好きな方は、是非見ていってください。

ダライアスシリーズ

 

ダライアス

1986年

アーケード

 

タイトーの人気シューティング「ダライアス」シリーズの第1作目。

本作のアーケード版は、体感ゲームのような大型筐体でした。

3画面の15インチモニター、ボディソニック内臓のベンチシートと、当時から異彩を放っていたゲーム。

筐体にはイヤホン端子がついており、お気に入りのヘッドホンを持参で遊んでいた人も多かったそうです。

また、ステージには分岐があり、自分で選べるのも当時としては画期的。

次はコッチのステージを行ってみようなど、やり応えもあったはず。

個人的に、まだこの頃はゲーセンには行っておらず、実物の筐体は見たことがありませんが、

当時のインパクトは、かなり相当凄かったようですね。

ヘッドホン出力から音楽を録音していたという強者も当時はいたそうです。

但し、難易度は非常に高く、1面もクリアできずに終わることも。。

また、やられるとパワーアップも最初に戻るのも厳しい設定でしたね。

長らくアーケード完全版は移植されませんでしたが、最近はアケアカでも手軽に遊べるようになりました。

ダライアスⅡ

1989年

アーケード

前作から約2年後に発売された、シリーズ2作目。

今作は、前回のような3画面の大型モニター筐体と、更に2画面バージョンもリリースされました。

これにより、小さいゲーセンでも置きやすくなりました。

しかし、やはり3画面筐体の方が人気があり、設置店も多かったようです。

また、今回からアイテムを取るごとに、攻撃がパワーアップしていく仕様に。

前作は、アイテムを取っても中々強くなりませんでしたからね~。

しかし、残念ながら、前作ほどは人気は出なかったようです。

後にメガドライブなどに移植されますが、そちらは家庭用テレビに合わせた画面サイズとなっています。

ガッカリしたアーケードファンは、多かったでしょう。

やはりこのシリーズは、横長の画面で遊びたいですよね。

実は本作の評価は国内より海外の方が高く、

ダライアスⅡというよりも、本作の海外版「SAGIA」の方が有名。

こちらも現在は、アケアカでアーケード完全版が復刻しています。

ダライアスツイン

1991年

スーファミ

 

ダライアスシリーズのスーファミ版オリジナルタイトル。

海洋生物の敵、ショットやバリアなど、基本的には同シリーズを踏襲していますが、

本作はタイトルにツインと付くように、二人同時プレイが可能。

2人で盛り上がって遊んだ人も多かったでしょう。

しかし、パワーアップアイテムは一人用の時と数が変らない為、アイテムの奪いになった記憶があります。

結局、2人で遊ぶメリットは多くはなく、1人で遊んだほうが攻略はしやすかったですね。

しかし、従来のダライアスシリーズファンからの評価はあまり高くなかったとか。

個人的には、スーファミ初期の頃に購入して友達とよく遊んだので、思い入れの強い作品でした。

現在は、ダライアス コズミックコレクションCEなどでも復刻しています。

サーガイア

1991年

ゲームボーイ

 

ゲームボーイ版ダライアスこと「サーガイア」。

本作は、なぜか海外版のタイトルで発売されています。

開発は、数々のタイトー作品を手掛けてきたアクトジャパン。

さすがに今見ると古くさくも感じますが、ドット絵も素晴らしく音楽も抜群。

ゲームボーイの少ない容量や音源で、見事にダライアスを再現しています。

また、難易度もマイルドになり、子供でも遊びやすくなっています。

当時のゲームボーイは画面に表示できる弾や敵も限られていたので、

シューティングゲームは、どうしても難易度が低くなってしまいましたね。

それでも本作は、当時から非常に評価が高かったことは覚えています。

現在はニンテンドーswitchでも、ダライアスコズミックコレクションとして安価に復刻。

お値段もお手頃価格なので、当時好きだった方や興味のある方は、是非試してみて下さい。

なぜゲームボーイ版だけ、タイトルがサーガイアなんですかね^^;

ダライアスフォース

1993年

スーファミ

 

スーファミ版ダライアスシリーズ2作目。

今回は、パワーアップの仕様が異なる3機から選択可能です。

システムやボスなども、シリーズの中でもかなり異質な内容。

開発は、GBの「サーガイア」を手掛けたアクトジャパン。

シューティングゲームとして全体的にバランスも良いのですが、

逆に尖った仕様もなく、音楽の印象も低いです。

演出も普通で、全体的に地味なイメージ。

無難に仕上がっているシューティングゲームでしたが、ダライアスファンからは不評でした。

当時もそこまで売れなかったようで、そもそも本作の存在自体、知らない人も多そうですね

ダライアスシリーズとは思えない仕様のせいかファンの間では黒歴史扱いされることも。

シリーズのファンの間でも、評価が分かれる作品でした。

こちらもダライアスツイン同様、現在は、ダライアスコズミックコレクションCEで復刻しています。

ダライアス外伝

1994年

アーケード

 

アーケード版としては、久々となるダライアスシリーズ。

前作のよう横長ではなく、今回からは一般的なゲームと同じ画面サイズとなっています。

そして今作は、シリーズでも珍しいボム的なブラックホールボンバーが追加。

敵弾をも吸収するこの強力なボンバーでゴリ押しも可能ですが、

その分、ボスも強敵。

初見でも倒せるボスは、1面のボスくらいでしょうか。

今回もステージを選ぶことが出来ますが、ステージの選択によって

難易度が大きく変わるのも、本シリーズの特徴と言えますね。

相変わらず音楽が抜群にカッコいいです。

シリーズの中でも特に評価の高い作品で、後にセガサターンやプレステなどにも移植。

最近はswitchやPS4、STEAM、イーグレット2ミニなどで復刻しています。

Gダライアス

1997年

アーケード

 

アーケード版ダライアスシリーズの4作目。

(画像はリメイク版のGダライアスHD)

今作は、シリーズ初のポリゴン3Dグラフィックとなっています。

また、新たにキャプチャーボールが追加となり、敵を捕まえて味方にすることが可能。

実はシリーズ内の時系列としては最も古い話らしく、初代よりも更に古い時代だそうです。

そう言われると、敵キャラも白亜紀とかにいそうな生物っぽいですよね。

個人的には本作はゲーセンというよりも、プレステ版でよく遊んだものです。

けっこう好きな作品でしたが、シリーズファンからは賛否が分かれる内容とか。

最近はswitchやSTEAMなどで「Gダライアス」及び「GダライアスVer.2」を忠実移植した上で高解像度化した

GダライアスHDとして発売されています。

GダライアスHD

2021年2月25日

switch、STEAM

こちらには

・Gダライアス(アーケード版/1997年稼働)
・GダライアスHD(上記アーケード版を元にした高解像度版)
・GダライアスVer.2(アーケード版/1998年稼働)
・GダライアスVer.2HD(上記アーケード版を元にした高解像度版)
・Gダライアス For Consumer(家庭用機移植版/1998年発売)

5バージョンを収録しております。

また、この他にもEXモードでは横長での迫力のあるボス戦も楽しめます。

Gダライアスが好きな方は、買っておいて損は無いでしょう。

ダライアスバースト

2009年12月24日

PlayStation Portable

 

2009年に発売された、PSP用のダライアスシリーズ。

翌年には、本作を発展させたアーケードゲーム「ダライアスバースト アナザークロニクル」が稼働開始。

約12年ぶりのダライアスシリーズ新作として登場しましたが、

当時は既にゲーセン自体少なくなってきたので、恐らく出荷台数はそう多くはなかったでしょう。

本作は新たにバーストシステムが追加され、相手のビームを打ち返すことが可能。

ま、個人的に、PSP版もアーケード版もやったことがないので、あまり詳しいことは知りませんm(__)m

ダライアスバーストCSコア + タイトー/セガ パック

2022年

Nintendo switch

 

ダライアスバーストシリーズを色々すっ飛ばしてからの本作。

本作は、ダライアスバースト クロニクルセイバーズの「CSモード」「DLCモード」のみとしたソフト。

「ACモード」に含まれる各種モード「オリジナル」「オリジナルEX」「クロニクル」「イベント」は
未収録となってますのでご注意ください。

この辺りまで来ると、何がどういう順番で発売されたか複雑でよく分かりませんが、

恐らく、本作が一番新しいシリーズ(たぶん)

また、本作にはタイトル通りセガのキャラクターも登場し、

ダライアスのステージで、スペースハリアーやギャラクシーフォース、ファンタジーゾーンのオパオパで遊べるなど、

お祭り的な要素もあります。

その他にも、タイトーの名作、ナイトストライカー、メタルブラック、レイフォースなども

それぞれの特徴を活かしながらプレイ可能。

お値段もお手頃価格なので、タイトーやセガのシューティングが好きな方はきっと楽しいはず。

シューティングタイトー