今回は、
友情崩壊必至!
激熱だった!ファミコンの対戦格闘ゲーム
について紹介していきます。
ファミコンで一番熱くなるのは、やはり友達との対戦ですよね。
対戦と言っても色々あり、
ファミスタや、くにおくんのドッジボールなどの定番スポーツゲームから
スパイVSスパイ、ガチャポン戦士、
本来は対戦ゲームではないが、いつの間にかお互い潰し合いをしてしまう
マリオブラザーズ、バルーンファイト、アイスクライマー
など、ファミコン世代には色々思い出深い作品も多いはず。
その中でも、今回は対戦格闘系のゲームに絞って紹介していきます。
やはり、己の拳や技で闘うゲームは白熱しますよね。
ファミコンの対戦格闘ゲームが好きな方、興味のある方は是非見ていってください。
なお、コナミのイーアルカンフーも格闘ゲームですが、
2人対戦が出来なかったので、今回は省いております。
対戦が盛り上がったファミコンソフト(格闘編)
アーバーチャンピオン
1984/11/14
任天堂
ファミコンの元祖格ゲーといえば、やはり本作でしょう。
己の拳だけで闘う男らしいゲームで、2種類のパンチを駆使して相手を追い詰めていきます。
建物の住人から植木鉢を落とされたり、パトカーが来たら離れないと行けないなど、
お邪魔要素もあるところが、本作の面白いとこ。
そして、最終的に相手をマンホールに落とした方が勝ち。
シンプルですが、子供にも分かりやす遊びやすかったですね。
ファミコン世代は、一度は対戦したことがあるのではないでしょうか。
現在は、switchオンラインのファミコンでも配信されています。
カラテチャンプ
1988/7/22
データイースト
ディスクシステムで発売された、空手の対戦格闘ゲーム。
元は1984年に発売された、データイーストのアーケードゲーム「空手道」の移植。
ファミコン版は道場ではなく、崖の上などの屋外で闘います。
アーケード版は2本のレバーで様々な技を繰り出す設定ですが、
ファミコン版もボタンの組み合わせで、色々な技を繰り出せるようになっています。
今見るとちょっと微妙な感じもしますが、当時としては十分楽しめるゲームだったでしょう。
但し、技も多く慣れるまでは結構大変でしたね。
アーケード版は、現在はアケアカでも復刻しています。
キン肉マン マッスルタッグマッチ
1985/11/8
バンダイ
当時の人気アニメ、キン肉マンの対戦プロレスゲーム。
8人の超人の中から2人選んでタッグマッチで戦います。
この時期のゲームとしては、選べるキャラも多く、もちろんそれぞれ固有の必殺技もあります。
たまに登場するミート君が投げる光る玉を取ることで、強力な必殺技が可能。
しかし、よくよく考えてみると、キャラごとの性能差も激しく、
決してバランスはよくありませんでしたね。
特にブロッケンJrの毒ガス攻撃は、各地で使用禁止になるほど強力。
1人だけ飛び技があるんですから、そりゃ強力ですよねw
しかし、実は慣れてくると、足の遅いブロッケンJrよりも、
テリーマンやウォーズマン、バッファローマンの方が強かった記憶があります。
また、主人公のキン肉マンが全く人気がないのも、当時のジャンプのアンケート調査と同じでしたね。
当時はキン肉マンのアニメやキン消しなどが大人気で、本作を持っている子は多く、
友達と盛り上がって対戦した人は多かったはず。
プロレス
1986/10/21
任天堂
ディスクシステムで発売された、本格プロレスゲーム。
個性的なレスラーに必殺技など、当時のプロレスゲームとしては最高の完成度!
と個人的に思っている名作。
中でも最初から大技が出せるヒールレスラー、ジ・アマゾンが特にお気に入り。
凶器攻撃をした後の、持ってませんよアピールなど演出も細かいですよね。
特に友達との対戦は白熱しました。
各レスラー固有の必殺技から、トップロープ、場外へのプランチャーまであるから驚きです。
ファミコンとは思えない技の多さに、当時はハマって遊んだものです。
本作の開発スタッフが、後に至高のプロレスゲームファイプロを作ったとのも納得。
この頃はまだタイミングではなく、連射だったのでジョイカードがあると、CPU戦は負けなしでしたね。
もちろん友達と対戦するときは連射OFFでしたが。
ファミコンには他にもプロレスゲームは色々出ましたが、個人的には本作が最も遊んだ作品でした。
対戦格闘ゲームとは言えないかもしれませんが、大好きだったので入れておきました。
六三四の剣 ただいま修行中
1986/8/8
タイトー
こちらも当時から人気だった、剣道漫画を題材としたアクションゲーム。
通常の修行ステージは、横スクロールの一般的なジャンプアクションゲームで、
そこでアイテムをなるべくたくさん集め、次の剣道の試合で、それを活用する流れ。
一人プレイも十分楽しいですが本作が盛り上がるのは、やはり2人対戦モード。
本作は、元々はタイトーのアーケードゲーム「グレートソードマン」のアレンジ移植で、
剣道の試合が非常によく出来ており、特に友達との対戦は熱かったですね~。
漫画の方は全く見たことありませんでしたが、それでも十分楽しめるゲームでした。
本作と言えば、剣道の2人対戦か、ハイドライドスペシャルを使用した無敵技が特に流行りましたね。
つっぱり大相撲
1987/9/18
テクモ
こちらも当時から大人気だった相撲ゲーム。
一人プレイは自分の力士を作り育て、前頭から横綱を目指します。
1人でも十分楽しめますが、やはり盛り上がるのは友達との対戦でしたね。
相撲技だけでなくプロレス技もあり、さらにモロダシなど小学生男子が好きそうなネタが満載。
そりゃファミコンキッズからも人気が出ますよね。
特に友達と戦う2人対戦は白熱しました。
今遊んでも普通に楽しい名作。
こちらも現在はswitchオンラインのファミコンでも配信されています。
飛竜の拳2
1988/7/29
カルチャーブレーン
カルチャーブレーンの人気アクションシリーズ、飛竜の拳の2作目。
前作の心眼システムを引き継ぎ、更に今作では経験値やレベルなど、RPG要素も追加。
どちらかというと一人用がメインですが、対戦モードも意外と熱かったですよね。
レスラーやボクサーなど、異種格闘技戦もいち早く導入。
後のアルティメットを彷彿とさせる内容でした。
シリーズが色々出ていますがXのフォロワーさんの中でも、特にⅡの対戦が盛り上がった!というコメントが多かったです。
トーナメントで友達同士盛り上がった人も多かったでしょう。
ケルナグール
1989/7/21
ナムコ
中国拳法で戦っていくアクションゲーム。
デザイナーはゼビウスでお馴染みの遠藤雅伸氏、
一人プレイはフィールドを探索し強化していくアクションRPG的な内容ですが、
あらかじめ用意されたキャラで格ゲーのように戦う2人対戦も可能です。
当時としては非常に滑らかな動きで、驚いた人も多かったはず。
パンチやキックなどの、シンプルな攻撃しかなく必殺技的なものはありませんが、
その分、複雑なコマンドもなく、初めてでもすぐに遊べるナムコらしい作品でした。
現在はswitchのナムコットコレクションでも復刻しています。
ジョイメカファイト
1993/5/21
任天堂
ファミコン後期に発売されたロボット同士が闘う対戦格闘ゲーム。
90年代に入るとアーケードから家庭用まで、対戦格闘ゲームが大ブームでしたが、
ファミコンでは流石にストⅡのような格ゲーは難しかったでしょう。
そこで、本作では各部位を省略することで滑らかな動きを実現。
これにはファミコンしか持っていない子も、きっと喜んだはず。
スーファミは、本体もソフトも高かったですからね~。
また、倒したロボットをその後は自機として使用できるのも、やり応えがあります。
技も出しやすく、子供でも手軽に遊べます。
しかし、この頃ともなるとスーファミに移行していた為、当時はほとんど遊んだことがありませんでした。
本作を知ったのもだいぶ後になってから。
今更ファミコンかよ!っと、当時は舐めていました・・・・すみません(-人-)
しかし、グラフィックはアレですが、格ゲーとしては非常に面白く、今遊んでも十分楽しめる名作。
現在はswitchオンラインのファミコンでも配信されています。