今回は、当時から人気で持っている子も多かったが、
クリアした人は少なかったゲーム!
について紹介していきます。
クリアが難しかった理由としては、
- 単純に難易度が高い
- 謎解きが難しい
- ヒントが少ない
などもありますが、しかし、それらは攻略本があればなんとかなるはず。
クリアに最も弊害となったのは、その所要時間でしょう。
ファミコン初期の頃は、まだセーブやパスワードによる再開などもありませんでした。
その為、クリアには長時間必要です。
謎解きなどは攻略本で何とかなりますが、所要時間は如何ともしがたいですよね~^^;
子供時代はそんなに長時間ゲームを遊ばせてもらえなかった・・・
という家庭も多かったはず。
我が家でも30分~1時間くらいしか遊べず、長時間ゲームをしていると親に激怒されたものです^^;
今回は、人気があったけど子供時代にはクリアが難しかったゲームについて紹介していきます。
興味のある方は是非見ていってください。
人気はあったけどクリアした人は少ないファミコンソフト
ドルアーガの塔
1985/8/6
ナムコ
ご存じ、ナムコの大ヒットアーケードゲームのファミコン移植作品。
移植度も高く、アーケード版と同じように楽しめることが当時から話題でした。
小学生の間でも大人気で、本作を持っている子も多かったです。
しかし、人気ソフトでしたが、当時本作をクリア出来た子は少なかったでしょう。
本作のクリアで最もハードルが高かったのが間違いなく所要時間。
アイテムの出し方などは攻略本を見れば分かりますが、時間だけはどうしようもありません。
本作のクリアに必要なのはテクニックよりも、攻略本と時間。
本作はコンテニューは出来ますが、途中セーブやパスワードによる再開は無し。
なので、毎回1階から始めなければなりません。
実際に1階から60階まで進めて行かなければなりませんので、そりゃ時間が掛かりますよね^^;
正直、攻略本と時間があれば誰でもクリアできます。
ですが、攻略本は手に入れたとしても、子供時代に時間を確保するには厳しいですよね。
自分で時間を作れる大人ならクリア可能ですが、子供にとってはクリアはかなり厳しかったゲームでした。
忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻
1986/3/5
ハドソン
当時の人気アニメ、藤子不二雄A氏原作漫画のアクションゲーム。
シンプルなジャンプアクションで、ロボ忍者を倒し忍術の巻物を取ることで様々な忍術の使用が可能。
1~2面くらいならちょっとやればすぐクリアできますが、やはり中盤からの難易度は一気に上がります。
また、途中セーブなども無く、毎回最初からやらなければならないので時間も掛かります。
本作も持っている子は多かったですが、全面クリアしたという話は聞いたことがありませんでした。
この頃のゲームは、そもそもクリアするという概念があまりなかったのかもしれませんね。
マイティボンジャック
1986/4/24
テクモ
アーケードゲーム「ボンジャック」のアレンジ移植作品。
アーケード版はシンプルな固定画面のアクションゲームでしたが、ファミコン版はそれプラス、探索要素も加わっています。
横スクロールや縦スクロールなど個性的なステージが多く、ゲームは面白いのですがその難易度は高め。
また、道中も非常に長く、隠し要素やワープなどもある為、本作のクリアもかなり厳しいでしょう。
攻略本があれば頑張ればクリアできるでしょうが時間は掛かるので、やはり子供には厳しかったですね。
スーパーチャイニーズ
1986/6/20
ナムコ
カルチャーブレーンの前身となる日本ゲームが開発したアーケードゲーム「チャイニーズヒーロー」のファミコン移植作品。
アーケード版はタイトーから発売されていましたが、ファミコン版はナムコから発売。
ステージクリア型のアクションゲームで、敵を一定数倒すと次のステージへの扉が開きます。
4面クリアごとに次のエリアに向かう、スーパーマリオ的な設定。
個性的なシステムやボーナスステージなど、本作も当時から人気でしたが、
やはり道中が非常に長く、また難易度も高い為、本作のエンディングを見たことある人は少ないでしょう。
途中セーブやパスワードの再開などが無いと、時間的に厳しいですよね。
がんばれゴエモン!からくり道中
1986/7/30
コナミ
コナミの人気ゲーム「ゴエモンシリーズ」の第一作目。
各ステージで通行手形を3枚集め、関所を通り次のステージに向かいます。
通行手形は、お金を貯めてお店で買ったり、隠し部屋で集めたり、3D迷路で取得したりします。
本作も、もちろん後半の難易度は高いですが、そこまで理不尽な難しさはありません。
にもかかわらずクリアが難しいのは、やはりその時間でしょう。
各ステージで手形を集めるだけでも時間が掛かる上に、道中も非常に長いです。
最終面に行くだけでも数時間は掛かります。
途中から再開できませんので、毎回最初から始めなければなりません。
本作も子供にはクリアは厳しかったですね。
魔界村
1986/6/13
カプコン
ご存じ、カプコンの高難易度アクションゲームのファミコン移植版。
元はアーケードゲームですが、ファミコン版はアーケード版よりも難しいと言われています。
1面からいきなり難しく、ようやく1面をクリアしたと思っても2面以降は更に難易度が上がります。
また、真のエンディングを見るには2周しないといけない鬼畜な設定。
しかし、ラウンドセレクトの裏技があったため、この裏技を使用してあっさり2周目のラスボスを倒す事が可能。
これにより、不可能と言われていた真のエンディングを見ることが出来ました。
ですが裏技を使わず1面からスタートして、まともに2周出来た人は少なかったはず。
高橋名人の冒険島
1986/9/12
ハドソン
アーケードで人気だったワンダーボーイの主人公を、当時のファミコンキッズのヒーロー高橋名人に置き換えたアレンジ移植作品。
ファミコンキッズの憧れだった高橋名人に置き換えたことで、多くの子供たちが喰いつきました。
高橋名人が大人気だったこともあり、当時は持っている子も多かったです。
しかし、クリアしたという話は聞いたことが無く、ほとんどの子が途中で挫折した作品。
計算されつくした敵キャラの配置など、中盤以降は難易度が恐ろしく高く、子供にはクリアは無理でしょう。
100万本を超える大ヒットとなりましたが、最終ステージまでクリアできた人は、ほんの一握りでしょうね。
今回のお題で、個人的に真っ先に思い浮かんだのが本作でした。
迷宮組曲
1986/11/13
ハドソン
本作も当時から大人気だった、ハドソンのアクションゲーム。
お金を集めてアイテムを買ったり、隠しステージを見つけるなど今やっても十分楽しいです。
音楽をテーマとした面白い設定でしたが、やはり難易度は超高いです。
それでも、まだ1階だけなら何とか頑張ればクリアできるでしょう。
しかし、2階以降はかなり厳しく、特に井戸の中は超難易度が高いです。
迷宮組曲が大好き!
という人はよくいますが、クリアした?
と聞いても、(;^ω^)してない
と言う人がほとんどw
本作も人気があった割には、クリアしたという話はほとんど聞いたことがありませんでした。