今回は、ファミコンの割と初期の頃に発売された名作シューティングゲームについて紹介していきます。
ファミコン世代の方は、きっと遊んだことがある作品も多いでしょう。
当時のビデオゲームと言えば、シンプルなアクションゲームかシューティングゲームがほとんどでしたね。
今見ると単調で飽きやすく思えますが、当時は何度も飽きずに遊んでいました。
ファミコンの名作シューティングゲームに興味のある方は、是非観ていってください。
ファミコン名作シューティングゲーム
ゼビウス
1984/11/8
ナムコ 4900円
ナムコの大ヒットシューティングゲームのファミコン移植作品。
ファミコンへ移植されたアーケードゲームは多いですが劣化移植も多く、がっかりしたことがある方も多いでしょう。
しかし、ナムコ作品だけは移植度も高く、当時から大人気でした。
アーケードファンの中高生から、当時の主なファミコン世代の小学生まで大人気で、
ゼビウスがやりたくてファミコンを買った!
という話もよく聞きます。
もちろん、アーケード完全移植というわけではなく地上絵がカットされているなどもありますが、
それでもゼビウスの面白さは十分味わえます。
ファミコン初期の本体の売り上げにも大きく貢献したことは間違いないでしょう。
現在はswitchオンラインのファミコンでも、無料で配信されています。
ギャラガ
1985/2/15
ナムコ 4500円
こちらも世界中で大ヒットした、ナムコ産アーケードゲームの移植作品。
本作も、ほぼアーケードと同じように楽しめます。
アーケードファンも、きっと満足できる移植だったはず。
今見ると非常にシンプルな内容ですが、定期的に遊びたくなる中毒性がありますよね。
こちらもファミコン世代なら一度は遊んだことがある名作でしょう。
ナムコのファミコン移植ゲームは、良移植作品が多かったですね。
本作も、アーケード版からファミコン版まで、様々なゲーム機で復刻しています。
switchでもPS4でも、PCでも手軽に遊べるのは嬉しいですね。
スターフォース
1985/6/25
ハドソン 4900円
こちらもアーケードで大人気だった、テーカンの縦シューティングゲームの移植作品。
本作もファミコン世代なら一度は遊んだことがるでしょう。
色々アレンジされている箇所も多いですが、本作の特徴でもあるガンガン敵を倒していく爽快感は見事に再現。
特に当時のファミコンキッズ小学生からは大人気で、私もよく友人宅で遊ばせてもらっていました。
あの高橋名人が一躍スターになったのも本作から。
当時は少年たちの間で、連射も大ブームでした。
既に人気だったファミコンを、更にもう一段階上げた作品!と、個人的に思っています。
ファミコン初期の頃は、ハドソンのゲームも大人気でしたね。
ツインビー
1986/1/4
コナミ 4900円
コナミの人気アーケードゲームのファミコン版。
さすがにグラフィックは落ちますが、それ以外はアーケード版と同じように楽しめます。
二人同時プレイ可能で合体技などもあり、友達と遊ぶと盛り上がります。
ベルの色でパワーアップするのは斬新でしたが、ベルの色を見ながら敵と戦うのは、中々難しかったですよね~。
目当ての色が出ても、敵を撃った弾が当たってしまい色が変わるなども日常茶飯事。
その為、当時からベルのパワーアップが苦手でした^^;
現在は、アケアカでも復刻しています。
グラディウス
1986/4/25
コナミ 4900円
こちらもコナミの大ヒットシューティングゲームのファミコン移植版。
レーザーが劣化したり、オプション数が減ったりと、アーケードファンからはガッカリしたという意見をよく聞きますが、
ファミコン版から入った世代からは大人気。
私も持っていましたが、周囲の友達の間でも人気でしたね。
シューティング下手の私でも、唯一クリアできるのが本作でした。
上上下下左右左右BAのコナミコマンドが登場したのも本作から。
数々の裏技や隠しボーナスなど、当時のファミコンキッズは大好物の内容。
アーケード版から劣化はしていますが、当時のファミコン版としては良移植作品。
現在は、ニンテンドーswitchオンラインのファミコンでも配信されています。
B-WING
1986/6/3
データイースト 4900円
知る人ぞ知る、データイーストの名作シューティングのファミコン移植作品。
こちらも元はアーケードゲームで、多少劣化しているとはいえ、ウィングの付け替えなどは、アーケード版と同じように楽しめます。
また、ファミコン版は最初から好きなウィングを選べるのも面白かったですね。
羽を変えるだけでも、また違う面白さがあり、何度も飽きずに遊んだものです。
本作も、当時から人気だった名作。
ファミコン版も人気でしたが、その後は移植や復刻はあまりされていません。
現在はプロジェクトEGGで復刻しています。
その内、switchでも配信してほしいですね。
スターソルジャー
1986/6/13
ハドソン 4900円
スターフォース的なハドソンの縦スクロールシューティングゲームで、今回はファミコン専用タイトルとなっています。
スターフォースを進化させた内容で、点数稼ぎが更に熱くなっています。
爽快感も抜群で音楽も素晴らしく、特にパワーアップした時の音楽を聴くと、今でもちょっとテンションが上がりますw
全国ファミコンキャラバンで使用されたこともあり、当時のファミコンキッズからは大人気でした。
また、高橋名人と毛利名人の戦いを描いた映画「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦」も話題でしたね。
実はゲームが苦手だった高橋名人。
我々小学生はみんな高橋名人に憧れてましたが、きっとご本人はそうとうプレッシャーだったんでしょうね。
スカイキッド
1986/8/22
ナムコ 3900円
こちらもアーケードから移植されたナムコ産シューティングゲームの移植。
なぜか地上に放置されている爆弾を拾い敵基地に落とす内容で、見事真ん中に落ちるとまとめて破壊可能。
ちょうど真ん中に落ちると気持ちいいですよね。
また、軽快なBGMも、当時から話題でした。
横スクロールシューティングは数あれど、右から左に進むシューティングは少ないですよね。
現在は、ファミコン版はswitchのナムコットコレクションで、
アーケード版はアケアカで復刻しています。
ASO
1986/9/3
SNK 4900円
新日本企画の人気アーケードゲームのファミコン移植版。
アーケード版同様、それぞれ攻撃方法が異なる、8種類のアーマーを着用可能です。
アーケード版は、強化には3つのパネルが必要でしたが、ファミコン版は1つで済むようになり、遊びやすくなっています。
但し、パワーアップパネルの他にもトラップパネルもあり、初見では覚えるのが中々大変ですが。
知名度はそこまで高くはないかもしれませんが、やれば楽しい良作品。
戦略性も高く、他のシューティングゲームとはまた一味違った面白さがあります。
本作が開発されたころのSNKは経営的にもかなり厳しく、スタッフもわずか12人の低予算で作られてそうです。
しかし、本作のヒットにより一命をとりとめ、後の躍進に繋がっています。
本作が無ければ、もしかしたら餓狼伝説なども生まれなかったかもしれませんね。
ザナック
1986/11/28
ポニーキャニオン 2900円
コンパイルが開発した、ファミコンを代表する名作シューティングの一つ。
プレイ内容で難易度が変る自動難易度調整機能(A.L.C)が搭載。
敵出現のテーブルが、状況に応じて変化する面白い設定。
単純に覚えゲーと行かないので、シューティングが得意な方でもやり応えがあるでしょう。
また、通常ショットに加え、サブウエポンも8種類ある為プレイスタイルも色々あります。
得点稼ぎも熱く、今でも根強いファンが多い名作。
最初はMSXで発売され、後にファミコンディスクシステムで発売。
ファミコン版はその評価の高さから、ファミ通クロスレビューでシルバー殿堂入りをはたしています。
ディスクシステム版なので、今から遊ぶのは中々大変ですがswitchでも
G-MODEアーカイブス29ZANAC
として安価に復刻しています。
また、プロジェクトEGGサービスに加入すると遊べるゲームの中にもザナックがあります。
ディスクシステムを持っていない方、壊れて読み込みできなくなった方は、今からならコチラの方が遊びやすいでしょう。
後に発売される同社の名作「アレスタ」シリーズの元となった作品。
アレスタが好きな方には特にオススメの一品。