今回は
「騙された!!」
と言う人も多かったであろう、ファミコンソフトの
ウソ技特集
について紹介していきます。
当時は裏技が大ブームで、様々な裏技、バグ技が雑誌などで色々紹介されていました。
まさか、その中にウソ技も含まれていたとは、純粋な少年たちは思わなかったことでしょう。
当時、本気で信じて何時間も挑戦した方も多かったはず。
嘘テクを雑誌で紹介するなんて、今だったら出版社ごと大炎上していますよね^^;
今回はその中でも特に有名だった、被害が大きかったウソ技について紹介していきます。
ファミコン世代の方、裏技、ウソ技が好きだった方は是非見ていって下さい。
ファミコンのウソ技特集
フラッピー:全面のパスワードが分かる
1985年6/14
db-SOFT
ファミマガ掲載1986年 1号
ファミマガに掲載された嘘テクの、記念すべき第一号。
まず51面まで行き、キノコをブルーストーンの周りを3回まわすします。
その後、ブルーストーンに触れると花が出るので、それを取ると全面のパスワードが分かるというウソ技。
当時、ウソ技と言うのが知られていなかったせいか、他の雑誌でも紹介されていたそうです。
こういう本当っぽいウソが最も厄介ですよね^^;
しかし、そもそも、このゲームを51面まで進むこと自体難易度がかなり高い為、そこまでの被害はなかったかも。
ちなみにこの頃は横綱技や大関技などのランクは、まだありませんでした。
スーパーマリオ:フラワー37個取ると1UP
1985/9/13
任天堂
横綱技
言わずと知れた、任天堂の大ヒット作品でマリオの出世作。
ファイヤーマリオのまま、ずっとやられずにフラワーを36個取り続けると、37個目からはフラワーを取るたびに1UPするというウソ技。
こちらも当時は噂になりましたね~。
試してみようと何度か挑戦しましたが、いつも途中でやられるので確認したことはありませんでした。
が、まさかウソ技だったとは・・・・。
スーパーマリオには数々の裏技・バグ技などもあったため、このウソ技も本気で信じた方も多いはず。
ちなみに、私の田舎ではスーパーマリオが人気すぎてお店ではほとんど見かけず、発売当初はクラスでも
2~3人しか持っていませんでした。
当然、我が家でも最初は中々購入することはできず、持っている子の家によく皆で遊びに行っていたもんです。
忍者じゃじゃ丸くん:じゃじゃ丸がクラリスカーに乗る
1985/11/15
ジャレコ
大関技
ステージ1をクリアするまでに、Ⅱコンのマイクで「じゃじゃ丸、じゃじゃ丸」と言い続けると、
2面の敵がシティコネクションのお邪魔猫に変わり、クラリスカーが登場し、
じゃじゃ丸がクラリスカーに乗り、敵を轢き殺すことが出来るという裏技。
同じジャレコの作品という事で、あり得るかも!っと思った人も多かったでしょう。
また、当時はⅡコンのマイクを使った裏技も色々ありましたからね~。
Ⅱコンのマイクは感度が難しく、何度も試した人も多かったのではないでしょうか。
後にウソ技と知って、ファミマガにマジでブチギレた人も、きっといたはず。
スペランカー:空中を歩くことができる
1985/12/7
アイレム
横綱技
最初のタイトル画面で、Ⅱコンの十字キー右上を押しながら、ⅠコンのAボタンを音楽に合わせて押します。
音楽終了後スタートボタンを押すと、スペランカーが空中を自由に歩けるようになり、無敵になるというウソ技。
死にやすく、当時から最弱主人公と言われてたキャラだけに、無敵になるという言葉はキラーワードですよね。
この技にも多くの方が騙されたはず。
エグゼドエグゼス:ファミマガのマスコット、ファミコンくんが出現する
1985/12/21
徳間書店
横綱技
二人用で、1Pは4500点、2Pは1900点を取ってからゲームオーバーになります。
その後、タイトル画面でセレクトボタンを48回押してからスタート。
100万点を超えると、ファミマガのマスコットキャラが登場するというウソ技。
当時は、開発スタッフが隠しキャラとして登場するなど身内ネタも多かったですよね。(特にハドソン)
ファミマガも徳間書店ですらか、確かにファミコンくんが出ても不思議ではなかったです。
エグゼドエグゼスというマイナーなタイトルの為、そこまで有名なウソ技ではありませんが、
面倒なうえ、微妙に本当っぽい内容が余計に腹が立ちますよね^^;
テグザー:逆さになり壁を壊せる
1985/12/19
スクウェア
横綱技
ⅡコンのAボタンと、十字キーの下を押しながらリセットし、次にⅠコンの左上とBボタンを押しながら、またリセット。
そして、タイトル画面で文字が白い時にスタートすると壁が壊せたり、反転して飛行が出来るというウソ技。
当時、こういう隠しコマンドの裏技が多かっただけに、騙された方も多かったはず。
このウソ技の為に、インチキの隠しコマンドをワザワザ考えたと思うと、余計腹が立ってきますよね(#^ω^)
テグザーというマイナーなタイトルの割に、こちらもいちおう横綱技w
グラディウス:オプションがいくらでも付けられる
1986/4/25
コナミ
横綱技
オプションを2つ付けてやられたら、次のビックバイパーが現れる前に、
Ⅰコンで右右左左上右下左と入力し、Ⅱコンのマイクのボリュームを最大にして
オっプション
と叫ぶ。
すると、出現したビックバイパーは、既にオプションが付いた状態で登場し、
更に、前にやられた場所まで行くと、オプションが残っていて、そのまま新しい自機に装着可能!
これを繰り返せばオプションをいくらでも付けられるという、比較的有名なウソ技。
この頃にもなると、ある程度ウソ技も認知されてきており、
当時から「嘘くせーっ!」て思ってた方が多かったでしょう。
今となっては、聞いただけでウソ技だろうっと思いますけどねw
B-ウィング:最強のドクロウィング
1986/6/3
データイースト
大関技
9面に入ったらすぐにウィングを外し、その後、敵を避けながらBボタンを連打する。
すると、いきなりドクロのマークのウィングが装着。
ドクロウィングは、画面の敵を一瞬で倒すことができる最強のウィング!
という話でしたが、これももちろんウソ技。
そんなウィングがあったら、ゲームバランスも崩壊しますよねw
これも試したことがある方も多いはず。
水晶のドラゴン:シンシアと野球拳できる
1986/12/15
スクウェア
大関技
まずは、パッケージの裏にあるシンシアの画像と同じ、中盤あたりまで進めます。
そして、シンシアの手を見ると、アイコンがグー、チョキ、パーに変化します。
そして、シンシアとジャンケンをし、勝つと服を脱いで行くというウソ技。
恐らくファミコンのウソ技の中でも、最も有名な技ではないでしょうか。
よくよく考えたら、子供がやるファミコンゲームで、こんな卑猥な設定を入れるはずはなく、
任天堂も許可するはずがないのですが、一部の望みをかけて信じたムッツリ男子も多かったはずw
今回の企画も、元々はこれを紹介したくて始めた企画でしたw
しかし、これでも当時は大関技だったんですね。
ファミマガのスタッフも、まさかここまで反響が大きいとは思わなかったのでしょう。
やはり、エロなどの煩悩の力は強いですねw
さんまの名探偵:ナムコ本社に入る
1987/4/2
ナムコ
大関技
ゲームセンターのキャロットにあるギャラクシガニで5万点以上出してクリアすると、ナムコ本社へ行く道が開く。
そして、ナムコ本社に行くと、なんとパックマンが遊べる!というウソ技。
ナムコ本社はマップ上に最初からる為、
怪しい!実はあそこに行けるのでは?
という噂は当初からありました。
その為、この嘘技の情報を知った時は、疑いもせずに必死にギャラクシガニに挑戦してましたね~。
これにはホント騙されました!
っていうか、ナムコも行けないなら、最初から本社なんか表示させんなよ(# ゚Д゚)!っと八つ当たりしていたもんですw