今回は、個人的に復刻してほしい!と願う
名作PCエンジンRPG
の紹介です。
昔のRPGは、ふっかつのじゅもんやパスワード的なもので再開が面倒だったり、
また、CD-ROM2はロードが長い、CDの読み込み不良がある、メモリーカードが足りない
など、今遊ぶと煩わしい点も多いですよね。
特にCD-ROM系のゲーム機は、長年使用しているとCDを読み取らなくなったりなど、不具合も必ず発生します。
その点、現代のゲーム機は故障も少なく、ロードの読み込時間も昔ほどは長くはありません。
セーブデータの容量も多いので、昔と比べるとかなり遊びやすくなっています。
PCエンジンミニやメガドラミニなどもボタン一つで、すぐにどこでもセーブができるのが便利ですよね~。
現代のシステムで昔のRPGを遊べたら、かなり遊びやすいこと間違いなし!
今回はそんな昔遊んだゲーム、途中までしか進めなかったゲームなど、
復刻してほしいPCエンジンの名作RPGについて紹介していきます。
是非、再販してもらいたいですね。
現行機で復刻してほしいPCエンジン名作RPG
天外魔境 ZIRIA
1989/6/30
ハドソン
ハドソンの大人気RPG、天外魔境シリーズの第一作目。
ジパングを舞台とした和風な内容で、システム的には比較的オーソドックスなJRPG。
CD-ROMを活かした演出や声優さんによるボイスなど、当時は画期的でした。
1989年と言えばファミコンでは、MOTHERやファミコンジャンプなどが発売された年。
この時代に、アニメーションやボイスなどが入った演出は凄かったですよね。
しかし、当時のCD-ROMゲームは、まだまだ発展途上の黎明期。
データの容量は大きいが、それを読み込む速度は遅く、ロード時間が長いという難点もありました。
本作は、敵と戦闘が入るたびに1分近いロードが入るなど、今となってはとても遊べません。
CDの読み込み不良なども多く、途中でフリーズする事も多々ありました。
また、CDを読み込むピックアップレンズは消耗が早いのが難点。
数年ですぐにCDを読み込まなくなったりなど、当時は不具合も多かったですね。
スーパーCD-ROM2になってからロード時間は多少改善されましたが、それでも今とは比べ物にならないくらい遅かったです。
PCエンジンCD-ROM2に限らず、プレステやセガサターン、PS2やドリームキャスト、ゲームキューブなどなど、
CD媒体のゲーム機は、読み込み不良は必ずありました。
私の持っているCD媒体のゲーム機も、もう何台も新しいものを買い替えていますが、
数年ですぐまた読み込み不良が起きます。
最近は、とうとうドリームキャストもゲームを読み込まなくなりましたorz
今CD媒体のゲームを今から遊ぶのはかなり厳しいので、
switchやSTEAMなどで、データでダウンロード販売してほしいですね。
ネクロスの要塞
1990/4/20
アスク講談社
当時ロッテが販売していた食玩「ネクロスの要塞チョコ」を題材としたRPG。
戦闘は一般的なコマンド入力タイプですが、アニメーションがある為、
普通の戦闘でも迫力があります。
元がチョコレートお菓子の為、回復アイテムがチョコレートなど元ネタを知っていると更に楽しめます。
本作もあまり知名度は高くないので、今復刻したら再評価されそうですね。
但し、戦闘シーンの演出などはフラッシュが多いので、そこは少し控えめに改良してほしいです。
本作を見ると小学校の遠足のおやつで、ネクロスの要塞チョコを3つ買ってきた友達のことを思い出します。
当時は遠足のおやつと言えば、だいたい300円以内までと決まっていました。
その為、駄菓子屋などで10円や20円などのガムやアメなど、細かいお菓子を色々買うのが定番で、
それをみんなで買いに行くのも遠足の楽しみの一つでしたが、
その友人は、ネクロスの要塞チョコの食玩を集めており、遠足のおやつにまでそれを買ってきてました。
終始、ずっとチョコボールだけをチマチマと食べていたので、さすがに可哀そうになり
おやつを少し分けてあげたのを、今でも鮮明に覚えていますw
それくらい、一部では食玩は人気がありましたね。
ちなみに私は食玩の方は、そこまで興味はありませんでしたが^^;
ラストハルマゲドン
1990/8/31
ブレイングレイ
モンスターが主人公で人間が家畜、エサという好みが分かれそうな設定のRPG。
人類社会が滅亡した世界で、生き残った怪物と突如現れたエイリアンが戦う内容。
元々はPC用として発売された作品で、後にPCエンジンやファミコンなどにも移植。
PCエンジン版はCD-ROMを活かしたボイスや演出が特徴。
個性的なストーリーですが、システムは比較的オーソドックスなRPG。
好みは分かれそうな設定ですが、好きな人はハマる良作品。
本作も途中までしか遊んだことがないので、一度じっくり遊んでみたいものです。
桃太郎伝説Ⅱ
1990/12/22
ハドソン
ハドソンの人気RPG桃太郎伝説シリーズ2作目。
前作で閻魔大王を倒してから3年後が今回のお話。
人間界を侵略しようと企む、地獄王を退治する内容です。
前作は、イヌ、サル、キジの仲間しかいませんでしたが、
今回は最大で20人のパーティを組むことが可能。
大勢で練り歩くのは圧巻です。
可愛らしいキャラクターや分かりやすい設定など、ドラクエタイプのRPGが好きな人にはオススメです。
できれば前作のターボ、Ⅱ、外伝とまとめて「桃太郎伝説コレクション」として復刻してもらいたいですね。
ロードス島戦記
1992/7/17
ハドソン
水野良氏の人気小説を題材としたファンタジーRPG。
PCエンジンCD-ROM2版は、原作の1巻、OVA「英雄戦争」をモチーフとしたストーリーとなっています。
戦闘はコマンド式ではなく、タクティカルコンバットで行われます。
また、戦闘ではなくクエストクリアなどでレベルが上がっていくシステム。
OVAを再現したオープニングやイベントシーンはCD-ROMならでは。
今でも根強いファンが多く、現行機でシリーズまとめて復刻かリメイクしてもらいたいものです。
天外魔境 風雲カブキ伝
1993/7/10
ハドソン
天外魔境Ⅱの人気キャラ、カブキ団十郎が主人公のスピンオフ作品。
今回はジパングを離れ、遠い異国の地でかぶく内容。
前作まではドラクエタイプの戦闘画面でしたが、今回からFFタイプのサイドビューとなっています。
システムも従来通りのオーソドックスなRPGで、要所要所にアニメのイベントシーンが挟む内容。
ミュージカルっぽいシーンもあります。
私も当時友人から本体ごと借りて途中まで遊んだのですが、
長くて途中で飽きて、そのままクリアせず友達に返した思い出があります。
当時の評判はイマイチでしたが、また最後まで遊んでみたいですね。
但し、阿国の声優の牧瀬里穂氏だけは下手過ぎて会話の内容が入ってこないでの、
阿国の声だけは、プロの声優さんに変えてもらいたいです。
ジブリや洋画の吹き替えなどもそうですが、有名人や芸能人の素人声優起用だけは
ほんと止めてもらいたいですね。
セリフの中身が全然入ってこないんですよ^^;
エメラルドドラゴン
1994/1/28
NECホームエレクトロニクス
ドラゴンの国で育てられた少女タムリンと、幼馴染の竜アトルシャンの冒険を描いたファンタジーRPG。
魔王ガルシアの軍勢と戦う内容で、特にストーリーに定評があります。
元々はPCで発売された作品で、後にPCエンジンやスーファミなどにも移植。
この辺りからスーパーCD-ROM2に変わり、ロード時間も短くなり遊びやすくなりました。
しかし、相変わらず本体は高額で、一般家庭では子供にこんな高価なゲーム機は買ってもらえませんでしたよね~。
本体とCDがセットになったDuoにいたっては当時で59800円!
本作も非常に評価の高い作品なので、復刻してもらいたいです。
リンダキューブ
1995/10/13
NECホームエレクトロニクス
後にガンパレードマーチなどを開発する、アルファ・システムの個性的なRPG。
本作のジャンルは「サイコスリラー+ハンティングRPG」となっています。
惑星に終末が訪れる前に、120種類の動物のツガイを箱舟的な宇宙船に乗せる内容。
3つのシナリオがあり、ショッキングな物語も。
サイコで中毒性があり、一部では有名な作品。
PCエンジン後期作品という事もあり、PCエンジン版の中古は超高額。
後にプレステやセガサターンにも移植されていますが、サイコパス感はPCエンジン版が1番という意見も
本作も現行機で遊んでみたいものです。