最近は懐かしいレトロゲームも、色々復刻したりリメイクしたり、
そして、どれも比較的お値段もお手頃価格で、オッサン世代の財布にも優しい時代となりました。
スーファミ時代は、普通にソフト1本1万円くらいしていましたが、よくそんな高いの買ってたな~って思いますね^^;
今は5千円超えると「高い!」って思うようになりました。
それだけ日本経済は、80~90年代よりも落ち込んでいるという事なのでしょう。
ゲームの開発期間も伸びコストも莫大にかかるのに、ソフト自体のお値段は安い・・・・
ゲーム業界が厳しいのもよく分かります。
っとまぁ、そんな景気の悪い話は置いておいて、
今回は昔流行った人気ゲームと、そのリメイクゲームについて紹介していきます。
比較的お値段もお手頃価格なので、購入しやすくなりましたね。
評価の賛否が分かれる作品も多いですが、現代に蘇ったリメイク作品に興味のある方は、是非見ていってください。
昔流行った人気ゲームと、そのリメイク作品
ワンダーボーイ
1986年3月
エスケイプ
アーケード
元テーカンのスタッフが独立して立ち上げた新会社「エスケイプ」の第一弾作品。
超有名な作品なので、ハマって遊んだ方も多いでしょう。
さらわれた恋人を救うシンプルな横スクロールアクションで、序盤はサクサク進めますが
後半からは、かなりの難易度を誇る作品。
巧妙に配置されたトラップに苦戦した人も多かったはず。
しかし、そのやり応えのある内容に、当時から大人気。
SG-1000やセガマークⅢなど、セガハード以外でも様々なゲーム機に移殖。
特にファミコン版のアレンジ移植、「高橋名人の冒険島」は100万本を超える大ヒット。
本作を見て、高橋名人の冒険島に似てるな~っと思ったファミコンキッズも多かったでしょう。
ワンダーボーイ Returns Remix
2019年
CFK
2019年に発売された、ワンダーボーイのリメイク作品。
今回は、新たに溜め攻撃のチャージショットが使用可能。
この溜め攻撃で、岩なども壊すことが出来ます。
また、さらわれたはずの恋人、ティナも使用可能。
ティナが使えるのなら、いったい何のために戦っているのか!
など、野暮なことを言ってはいけません。
基本システムはそのままに、グラフィックも進化し新たなアクションも追加。
原作を忠実に再現されているので、当時ハマって遊んだ人もまた新たに楽しめるでしょう。
さすがに今の若い人にもオススメか?と言われると微妙な気もしますが、おじさん連中には懐かしいですね。
お値段が安いのも有難いです。
switchやPS4、STEAMなどで遊ぶ事が可能。
アレックスキッドのミラクルワールド
1986/11/1
セガ
マークⅢ
セガマークⅢで発売された人気作。
一時期セガのマスコットキャラだった故アレク氏のデビュー作でもあります。
異世界からの侵略者、じゃんけん王とその部下たちと戦っていく内容。
セガ版のマリオ的な立ち位置で、アクションやお買い物、水中、城など、ステージも豊富。
まさにマークⅢを代表する名作アクションゲームと言えるでしょう。
セガマークⅢ、マスターシステム所有者の多くが持っていた人気作でしたが、
当時はファミコンが圧倒的な人気だったのが本作の不運なとこ。
学校のクラスでも、マークⅢユーザーは一人くらいしかいませんでしたね~。
その為、主セガユーザーからは有名でも、ファミコンキッズからはほとんど知られていません。
面白いのに残念ですよね( ノД`)シクシク…
後にアレクの様々なゲームが発売されますが、結局本作を超える作品はありませんでした。
Alex Kidd in Miracle World DX
2021/6/22
Merge Games
アレックスキッドのミラクルワールドが新しくリメイクされたDX。
グラフィック以外にも、ストーリーや演出など色々追加されています。
滑りやすいちょっとクセのある操作感覚などもオリジナルのまま。
また、セーブ機能もあるので、当時クリアできなかった人も頑張ればクリア可能でしょう。
基本システムはそのままに、今風に遊びやすくなっています。
ボタン一つで、昔風のレトロ画面で遊ぶことも可能。
懐かしいマークⅢ版で遊びたい方にもオススメです。
マリオ的な分かりやすい内容で、初めて遊ぶ人でもきっと楽しめるはず。
モンスターワールドⅡ ドラゴンの罠
1989年9月
ウエストン
セガ マスターシステム
アーケード版も家庭用も大人気だったモンスターワールドの続編。
今回はドラゴンの呪いでリザードマンになってしまった主人公が、その呪いを解くために冒険に出る内容。
リザードマンや様々なモンスターに変身し、その特殊アクションを駆使して進んでいきます。
前作はアーケードから家庭用などに移植されましたが、
今作は家庭用を前提とした内容で、パスワードなどで途中再開も可能。
元々は海外でマスターシステム用として発売された作品で、日本では未発売。
ちなみに、海外版のタイトルは
Wonder Boy Ⅲ The Dragon’s Trap
となっています。
後にゲームギアでは、「モンスターワールドⅡ ドラゴンの罠」として移植。
ⅡなのかⅢなのか、ワンダボーイなのかモンスターランドなのか、
相変わらず、このシリーズはタイトルがややこしいですよね^^;
WONDER BOY: THE DRAGON’S TRAP
2017年4月18日
モンスターワールドⅡ ドラゴンの罠を現代風にリメイクした作品。
こちらも基本システムはそのままに、今風に遊びやすくなっています。
どこでもセーブがあるのも、便利で助かりますね。
オリジナル版の開発スタッフが監修していることもあり忠実に再現されています。
オリジナルファンにも、きっと嬉しいリメイクでしょう。
本作もボタン一つでレトロ風画面に切り替えることも可能です。
また、男の子と女の子の主人公を選ぶことができ、
女の子を選ぶと、タイトルがワンダーガールに変更されます。
パンツァードラグーン
1995/3/10
セガサターン
セガサターン初期に大ヒットした名作3Dシューティング。
さすがに今見ると画像の粗さが目立ちますが、
当時はこのポリゴングラフィックに驚いたものです。
また、視点を前後左右に切り替えられるのも、当時としては面白い設定でしたね。
多くのセガサターンユーザーが所有していた人気作。
きっとプレステユーザーも、本作は羨ましかったはず。
後に続編が色々発売されますが、やはり初代のインパクトが一番大きかったですね。
パンツァードラグーン リメイク
2020/4/2
その大人気だったパンツァードラグーンの初リメイク作品が本作。
個人的にも発売前からかなり期待しており、
発売日当日に即ダウンロードした記憶があります。
今風にグラフィックも改良され、システムも遊びやすくなりゲーム自体は非常によく出来たリメイクなのですが、
発売当初の評判は、あまりよくなかったことを覚えています。
個人的にも、操作性やロード時間の長さがちょっと不満でしたね。
現在のTPSや3Dシューティングと、ちょっと操作が異なるので、今遊ぶと中々やり辛い点も。
私も過去の記事を読んでみたら、この操作性とロードの長さでブーブー文句を言っていたようです^^;
しばらく遊んでいませんでしたが、動画を撮るために久々に起動して遊んだら、
メッチャ面白くて数時間遊んでしまいました。
なんでこんな面白いのに文句言っていたんだ!
むしろ、ちょっとロードが長いくらい我慢しろよ!
っと、あの時の自分に言いたいです^^;
たぶん発売前から過剰に期待しすぎ、ハードルを上げ過ぎていたんでしょうね・・・(。-人-。) ゴメンナサイ
今冷静になって遊んでみると、やっぱ面白いです。
まぁ、ネットの評価も賛否分かれる内容ですが、お値段もそこまで高くはないので、
セガサターンでハマった方はリメイク版もオススメですよ。
コットン
1991年3月
SUCCESS
アーケード
アーケードで人気だった可愛い魔法少女、ナタ・デ・コットンが主人公のシューティングゲーム。
名前の由来は、オッサン世代には懐かしい当時大ブームだったあの食べ物。
通常ショット、溜め撃ち、ボムなど、システム的にはわりとオーソドックス。
色物に見えて意外と硬派な内容ですね。
見た目は可愛いですが自機が大きい為、被弾しやすく難易度は高い方でしょう。
後にPCエンジンやスーファミ、メガドライブでも続編が発売され、知名度はそれなりに高め。
特にPCエンジン版のコットンは、声があのTARACO氏なのも話題でしたね。
家庭用移植版は今となっては希少価値も高く、中古価格が特に高いことでも有名。
アーケード完全版は、現在はアストロシティミニでも復刻しています。
コットンロックンロール
2021/12/23
コットンシリーズ久々の続編。
本作はリメイクというよりは、全くの新作。
システム的には、コットンブーメランに近い設定でしょうか。
キャラも多く、それぞれ性能も異なる為、やり応えもありますね。
但し、ストーリーモードは、全てコットン視点で進みます。
個人的には点数稼ぎのスコアアタックがお気に入り。
どのキャラそれぞれ個性があって楽しいのですが、個人的にはアプリが好きです。
しかし、フォロワーさんの話によると、才波リアがもっともぶっ壊れキャラとの事。
確かに経験値貯めて無敵状態にし、後は敵に突っ込むだけなのでかなりお手軽簡単。
本作は、昔ながらの点数稼ぎが非常に熱いシューティングゲームです。
キャラクターは人それぞれ好みがあるかと思いますので、是非自分で使いやすいキャラで試してみて下さい。