セガ初の携帯ゲーム機、ゲームギア。
30代後半から40歳以上の人は知っているでしょうが、今の若い人は恐らく全く知らないでしょうね。
今となってはその名前すら全く聞くことがなくなりましたが、発売当時はけっこう話題でした。
そもそもゲームギアとは
ゲームギアとは、1990年に発売されたセガ初の携帯ゲーム機です。
当時の携帯ゲーム機と言えば任天堂のゲームボーイの1強だったので、その牙城にセガが乗り込んできた印象でした。
90年代初期は、まだまだカラー液晶は高価で、しかも消費電力も大きいです。
恐らく任天堂はコストを抑えるために、敢えてモノクロの液晶を採用したのでしょう。
しかし、高級志向のセガは、当時から液晶のカラーディスプレイを
採用。
ゲームギアの液晶は、最大4096色表示可能なSTN液晶を採用しておりました。
また、別売りのテレビチューナーを装着することで、携帯テレビとしても使用可能。
当時の携帯液晶テレビは3万円以上はしていたので、携帯テレビとしても使用できるゲームギアは、決して高くはありませんでした。
テレビCMでも、ゲームボーイを煽ったような演出が話題でしたね。
ですが、子供にとってはゲームギアの本体19800円というのは、かなり高価。
また、カラー液晶を採用したことで消費電力が激しく、電池がすぐに無くなってしまうのも難点でした。
単三電池6本使用しますが、わずか2~3時間で電池が無くなってしまい、
ACアダプターを購入して、普通に家で遊ぶ人も多かったです。
しかし、家で遊ぶなら、家庭用ゲーム機でよくない?
っということになり、結果、日本でのシェアはそこまで広がりませんでした。
残念ながら、この後、セガが携帯ゲーム機に参入してくることはありませんでした。
しかし、実は海外では非常に人気のゲーム機で、全世界の販売台数は1000万台。
メガドライブに次ぐ記録を販売数を記録しています。
ゲームギア初期名作ソフトその1
ゲームギアの初期に発売された名作ゲーム、おすすめソフト10選について紹介していきます。
興味のある方は、是非見ていってください。
コラムス
1990/10/6
SEGA
ゲームギアのローンチタイトルで、セガの人気落ち物パズルゲーム。
縦、横、斜めに同じ色の宝石を3つ並べると消えるというシンプルなルール。
斜めもあるのが、他の落ち物パズルとの大きな違いですね。
アーケードゲームからの移植ですが、通信ケーブルを使用して2人対戦が可能。
シンプルですが、延々と遊んでしまう中毒性があります。
おかげですぐに電池が無くなってしまいました。
カラフルな宝石はカラー液晶との相性も抜群で、ゲームギアすげー!ってなりましたね。
スーパーモナコGP
1990/10/6
SEGA
こちらもゲームギアのローンチタイトルとして発売されたレースゲーム。
モナコGPと言えば、セガ往年のレースゲームとしても有名ですね。
それだけセガも、当初はゲームギアに力を入れていたのでしょう。
ウイングやタイヤ、エンジンなども細かく調整可能で、F-1好きには嬉しい設定です。
当時はF-1も大ブームで、深夜まで起きてテレビで観ていた人も多かったはず。
本作には、全世界を舞台に16戦戦うグランプリモードの他、
練習モードや通信ケーブルを使用した対戦モードもあります。
この2人でレース対戦ができるのは非常に面白いのですが、
ゲームギアを持っている子自体少ないのが難点でしたね。
サイキックワールド
1991/2/2
SEGA
こちらもゲームギア初期に発売されたアクションゲーム。
元々はヘルツから発売された、MSX2用ソフト「サイコワールド」のアレンジ移植。
モンスターにさらわれた妹を助けるために、ESP研究所の被験者ルシアが戦うという設定。
シンプルな内容ですがバランスも良く、またESP能力を使用したアクションも楽しいです。
ストーリー性も高く、アクションゲームとしても好評だった作品。
海外ではマスターシステム版も発売されましたが、残念ながら日本では発売されませんでした。
ゲームギアで遊べるのは、ファンにとっては嬉しかったでしょうね。
ギアスタジアム
1991/4/5
ナムコ
ナムコの人気野球ゲーム、ファミスタシリーズのゲームギア版。
実はセガハードに対応した、唯一のファミスタシリーズでもあります。
実在のチーム12球団とメジャーリーガーズ、そして、お馴染みのナムコスターズが選択可能。
更に、隠しチームとして特撮ヒーローのチーム、アクションヒーローズもあります。
通常の9イニングの他にも、携帯向けに短い5イニングも選択可能。
特に通信ケーブルを使用しての2人対戦は白熱します。
後にデータを更新した、ギアスタジアム平成版も発売されています。
やはりこのシリーズはハズレがありませんでしたね。
The GG忍
1991/4/26
SEGA
セガの忍者アクションゲームシリーズのゲームギア版。
メガドライブ版「ザ・スーパー忍」の前日譚で若き日のジョームサシが仲間を救出していきます。
4人の仲間を救出し、助けた仲間はその後、使用可能。
仲間は、それぞれ異なる能力や忍術を使うことができ、この仲間の選択が攻略の鍵となります。
また、古代祐三氏の音楽も、評価が高いです。
本編とはまた違ったシステムで、当時の携帯機のアクションゲームとしては完成度が高いです。
マッピー
1991/5/24
ナムコ
namcoの人気アクションゲーム、マッピーのゲームギア版。
ネズミの警官マッピーが、泥棒ネコ、ニャームコから盗品を取り戻すお馴染みの内容。
アーケード版の移植となるオリジナルモードの他にも、上下に広い「ご先祖様の挑戦」モード、
そして、通信ケーブルを使用した、2人対戦用の対戦MAPPYもあります。
対戦モードは、パワードアで追い出した敵を相手のフィールドへ送ることが出来ます。
マッピーの対戦ゲームというのも、今となっては希少ですよね。
ゲームギア初期作品なので、遊んだ人も多かったはず。
マジカルパズル ポピルズ
1991/7/12
テンゲン
ブロックを破壊して恋人の元へ向かうパズルアクションゲーム。
恋人の動きも見ながらブロックを破壊し、なるべく効率よく進んでいきます。
少ない手数で短時間で辿り着くとボーナス得点が追加。
序盤は簡単ですが、ステージを進むほどに難易度も上がって行きます。
全100ステージの他、自作マップを作成する事も出来ます。
通信ケーブルを使用して、自作マップを交換することも可能です。
大人から子供まで、長く楽しめる作品。
携帯ゲーム機は、やはりパズルゲームとの相性が良いですよね。
あまり知名度は高くないかもしれませんが、個人的には好きな作品。
グリフォン
1991/7/26
日本テレネット
敵国への対抗戦力として開発された戦車、グリフォンで戦うシューティングゲーム。
設計者の孫娘、美少女ミントが、誘拐された祖父を救出するという設定。
ゲーム中はミントのご尊顔を拝見することは叶いませんが、ステージクリアすると1枚絵で美顔を拝めます。
ライフ制で、通常ショットと全体攻撃のボムが使用できます。
また、通常ショットはアイテムでパワーアップしていくなど、システム的には比較的オーソドックス。
シンプルな内容ですが、当時の携帯ゲーム機としては完成度が高い方でしょう。
パッケージの美少女に釣られて購入したムッツリ男子も、きっと多いはず。
残念ながらゲーム中はミントのご尊顔を拝見することは叶いませんが、
クリアすると、その美顔を拝むことが出います。
これを見たくて必死にプレイした男子も、きっと多かったはず。
ワギャンランド
1991/7/26
ナムコ
こちらもナムコの人気アクションゲーム、ワギャンランドのゲームギア版。
ゲーム内容は、基本的にはファミコン版のアレンジ移植ですが、
ストーリー上の設定は、ファミコン版の続編となっています。
マッドサイエンティストのDr.デビルが、再びワギャンランドを襲うという内容。
一部ステージの変更や、パワーアップアイテムなども追加されています。
ボス戦のしりとりなども、ファミコン版と同様。
シンプルなアクション性は、携帯機との相性も良かったです。
ファミコン版などは移植や復刻も多いですが、ゲームギア版は希少ですね。
エターナルレジェンド
1991/8/9
SEGA
ゲームギアでは珍しい、トップビュー視点の王道ファンタジーRPG。
ストーリーの進行に合わせて、最大3人パーティで冒険します。
システム的には、ドラクエタイプのオーソドックスなJRPG。
トレジャーハンターの元で修行する16歳のアルヴィンが、海賊の宝が眠っているとされる島に到着したところから始まります。
ゲームギアではRPGが少ないので有難かったですね。
しかし、電池の消耗が激しいゲームギアでRPGは中々厳しいです。
この辺りでACアダプターを購入した人も多かったのではないでしょうか。