すぎやまこういち先生の名曲ゲーム音楽特集(ファミコン・スーファミ編)

今回は、数々の名曲ゲーム音楽を手掛けられた

すぎやまこういち先生

のゲーム作品について紹介していきます。

2021年に亡くなられた日本を代表する偉大な作曲家で、訃報を聞いたときはショックでした。

私がゲーム音楽を意識するようになったのも、すぎやま先生のゲーム音楽に感銘を受けたのがキッカケ。

ゲーム内容やシステム、シナリオなどももちろん大事ですが、場面の演出などで音楽が非常に大事なのは、映画もドラマもゲームも同じですよね。

特にまだ表現力が乏しいレトロゲーム時代は、音楽で場面の状況や演出をすることも多く、非常に重要な存在。

すぎやま先生の音楽は、そのゲームの世界観や雰囲気も上手く表現されており、感情移入しやすかったことをよく覚えています。

しかも、すぎやま先生が音楽を手掛けた作品は、不思議とゲーム自体も評価の高い名作が多くなります。

また、音楽以外でも日本を愛する愛国者としても有名な方で、放送法遵守を求める視聴者の会などでもご活躍。

ゲーム業界だけでなく、日本にとっても非常に大きな存在でした。

すぎやま先生、数々の素晴らしい作品を本当にありがとうございました。

ご冥福をお祈りいたします。

私と同様、すぎやま先生のゲーム音楽が好きだった方は、是非見ていってください。

すぎやま先生ゲーム音楽特集(ファミコン・スーファミ編)

 

ドラクエシリーズ

1986/5/27 ファミコン

エニックス

すぎやま先生のゲーム音楽と言えば、真っ先に思い浮かべるのはやはりドラクエですよね。

個人的にも、ゲーム音楽と言うものを意識して聴くようになったのはドラクエがキッカケでした。

荘厳なフィールド音楽や迫力の戦闘シーン、緊張感のあるボス戦など、その場の雰囲気を上手く音楽で演出されています。

ドラクエシリーズの音楽はほとんどが、すぎやま先生が手掛けていましたので今後のドラクエ作品は寂しくなりますね。

ドラクエがここまで大ヒットしたのは、ゲーム内容はもちろんですが、すぎやま先生の音楽も大きな要因の一つでしょう。

バックギャモン

1990/9/7 ディスクシステム

任天堂

バックギャモンの名誉会長でもあった、すぎやま先生。

それもあってか、ディスクシステムで発売されたバックギャモンのゲーム音楽も手掛けられております。

但し、すぎやま先生が手掛けられたのは、マッチプレイとデモンストレーションの1曲のみ。

初めての人でもルールが分かりやすいように、解説付きのデモプレイも用意されており、非常に分かりやすい内容。

落ち着いた音楽と任天堂らしい分かりやすい内容で、未経験者でもすぐに楽しめます。

赤川次郎の幽霊列車

1991/2/8 ファミコン

キングレコード

第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞した、赤川次郎氏のデビュー作を原作とした推理アドベンチャーゲーム。

本作も、すぎやま先生が音楽を担当されております。

原作は、赤川次郎氏

原画は、わたせ せいぞう氏

そして音楽は、すぎやまこういち先生

と、すごいメンバーで作られたゲームでしたが、肝心のゲームシステムがイマイチだったのが残念でした。

テトリス2+ボンブリス

1991/12/13 ファミコン

BPS

大ヒット落ち物パズルゲーム「テトリス」とその派生ゲーム「ボンブリス」が一つにまとまった作品。

操作性が悪いなど前作は非常に叩かれたBPSのテトリスですが、今回からは遊びやすくなっています。

本作の音楽も、すぎやま先生だったとは最近まで知りませんでした。

半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!

1992/12/19 スーファミ

スクウェア

ファミコンでも大人気だった、シミュレーションRPGのスーファミ版続編。

今回は、すぎやま先生が音楽を担当されたことでも話題でした。

イベントでは先生も登場し、音楽セレクトなどもできましたが、

通常プレイ時は残念ながら多くの人が、このイベントはカットしていましたねw

46億年物語

1992/12/21 スーファミ

ゲームプラン21

地球の生物の進化を題材としたアクションゲームで、元はPC98で発売されたパソコン用のゲーム。

あまり聞いたことがないメイカーですが、これが中々面白い作品。

魚から少しずつ進化していき、最終的に人間にまで進化可能。

本作のような壮大なゲームと、すぎやま先生の音楽は相性も抜群でした。

モノポリー

1993/3/5 スーファミ

トミー

世界的に有名なボードゲーム「モノポリー」のスーファミ版。

特に複数人で遊ぶと盛り上がりますね。

ゲームは知っていましたが、本作の音楽もすぎやま先生が手掛けていたとは知りませんでした。

不思議のダンジョン2 風来のシレン

1995/12/1 スーファミ

チュンソフト

ローグライクRPGとして大人気だった、不思議のダンジョンシリーズ2作目。

前作のトルネコ繋がりなのか、本作の音楽もすぎやま先生が担当。

この後もゲームボーイなどでもシリーズが続きますが、その音楽もすぎやま先生が担当されています。

すぎやま先生が音楽を担当したゲームは、不思議と名作が多いですよね。

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