今回は、レトロアーケードゲーム好きのフォロワーさんに聞いた、
このゲームは難しすぎた ٩( 💢•̀ з•́)و
という声が多かった、80年代のレトロアーケードゲームについて紹介していきます。
家庭用ゲーム機と違いアーケードゲームは、あまり簡単すぎると長時間遊ばれるので、ゲーセン側からは不評ですし、
かといって難しすぎても誰も遊ばないので、難易度調整は難しいですよね。
開発としては、1コインで10分くらいが目安だったのではないでしょうか。
しかし、中には難しすぎて1コイン数分で終わるものも。。。
今回は、そんな難しすぎた80年代のアーケードゲームについて紹介していきます。
レトロアーケードゲーム好きの方は、是非見ていってください。
高難易度レトロアーケードゲーム特集
グロブダー
1984年
ナムコ
ナムコらしいシンプルな、固定画面のアクションシューティングゲーム。
本作のグロブダーは、ゼビウスに登場していた輸送車という設定。
フィールド内の敵をすべて倒すと、次のステージへと進みます。
一応バリアもあるのですが、敵弾も速くてとても反応できませんよね!
ゲームデザインは、ゼビウスなどでもお馴染みの遠藤雅伸氏。
非常に難易度が高い事でも有名で、初見は開始数秒でやられた人も多かったでしょう。
敵を破壊した時の風に巻き込まれてもミスになります。
しかし、この爆風で他の敵もまとめて倒すと高得点。
上手い人は敵を上手く誘導し集めてから、まとめて倒すそうです。
全100面あり、特に最終面は非常に難しいらしいですが、普通はそこまで辿り着きませんよね^^;
マニアックな戦略がリピーターを呼び、一部界隈では人気だったとか。
主に当時のPCをメインに移植されており、家庭用ゲーム機への移植は
プレステのナムコミュージアム Vol.2から。
現在はアケアカでも復刻しています。
ドルアーガの塔
1984年
ナムコ
こちらも今更説明不要な大人気作、ご存じナムコのアクションRPG、ドルアーガの塔。
ファミコンにも移植され、当時から人気でしたが、
よくよく考えてみると、本作も難易度はかなり高いですよね。
普通に鍵を取って階段に向かうだけなら、そう難しくもありませんが
本作の醍醐味は何と言っても、各階に隠されたアイテムの存在でしょう。
クリアに必須のアイテムも多々ありますが、その取得方法がノーヒントというのは鬼ですよね。
最初の数面は、とりあえず適当に敵を倒していれば何か出たりますが、
中盤からは宝箱を出す条件も厳しくなり、普通にやってたら絶対見つけられません。
しかも、アイテムの説明もないので、どのアイテムがどんな効果があるのも最初は分かりませんよね。
私は最初は、カッパーマトックの使い方すらよく分かりませんでした。
中には取るとマイナスになるアイテムもあるから、更に鬼畜です。
個人的には、ファミコンの攻略本を見ながらやっていましたが、
ゲーセンで自力でアイテムの出し方を発見した人は、ホント凄いと思います。
しかし、その情報交換なども話題となり、それも当時流行った人気理由の一つでしょう。
アクション自体はそこまで難しくはないのですが、
この宝箱の出し方が、ドルアーガの塔の面白さでもあり、難しさでもありましたね。
ガンスモーク
1985年
カプコン
カプコン初期に発売された、ガンアクションシューティングゲーム。
西部劇っぽいデザインで、保安官のビリーがお尋ね者を退治していく設定。
本作は8方向レバーと3つのボタンで操作する内容で、
このボタンの組み合わせで、様々な方向へと撃ち分けが可能です。
しかし、この銃の撃ち分けが複雑で、最初はけっこう混乱しますよね。
更に、敵の動きも嫌らしいです。
1面から敵の攻撃は激しく、様々な方向から敵の激しい銃弾を浴びせられます。
それもあって本作も高難易度だった・・・・と記憶に残っている方も多いようですね。
後にファミコンディスクシステムで発売され、
最近では、カプコンアーケード2ndスタジアムでも復刻しています。
アーガス
1986年
開発:NMK
販売:ジャレコ
NMK(日本マイコン開発)が開発し、ジャレコから発売された縦シューティングゲーム。
ゼビウス的な対地・対空撃ち分けタイプのシューティングですが、
本作も高難易度シューティングとして有名な作品。
というか、NMKの作品は難しいのが当たり前の印象です。
バリアやショットのパワーアップもありますが、序盤から敵の攻撃が激しすぎます。
1面のボスすら中々倒せません。
そして、ようやくボスを倒したと思ったら、その後の滑走路の着陸が
これまた難しいですよね^^;
高難易度ゲームと聞いて、真っ先に本作を思い出した人は多いでしょう。
後にファミコンにも移植され、現在はアケアカでも復刻しています。
スーパーリアル麻雀PⅡ(脱衣麻雀系全般)
1987年
SETA
高難易度なアーケードゲームと言えば、脱衣麻雀系は外せませんよね。
とにかく対戦相手の強さが異常で、開始数秒で天和で上られた・・・という人も多いはず。
また、ようやく1枚脱がせたと思っても、次には高得点で上られたりなど、
中々思うように脱がせず、ヤキモキしながら連コインしていたムッツリも多かったでしょう。
むしろ、それが狙いだったんでしょうけど。
一部の麻雀ゲームは、イカサマアイテムなどで有利に進めたりも出来ましたが、
SETAのスーパーリアル麻雀シリーズは、イカサマアイテムもなく
全てガチ勝負だったので、特に難しく感じたものです。
私が始めたのはPVからでしたが、勝てるのはせいぜい初戦のみづきくらいで、
2人目以降は、当時ゲーセンでは1コインで勝てたことはなかったです。
まぁ、みづきが好きすぎて、みづきを脱がした時点でスッキリしてましたが(๑•̀ㅂ•́)و✧
そもそも1コインでクリアできるようには、端から作られていないのですけどね。
ゲーセンの脱衣麻雀系も、かなり高難易度のゲームでした。
妖怪道中記
1987年
ナムコ
こちらも超高難易度として有名な、ナムコのアクションゲーム。
いつも悪さばかりしている主人公のたろすけが、
神様に罰として地獄に落とされ、そこから天国へと進む内容。
コミカルな見た目や音楽で一見簡単そうにも見えますが、これがかなり鬼畜な設定。
それでも数面クリアするだけなら、ちょっとやれば出来ますが、
これをグッドエンディングで完全クリアするのは、まさに至難の業。
そもそも本作は、1コインでクリアできるような代物ではありません。
時間経過で現れる鬼火で、1コインでは決してクリアできないシステムでした。
しかし、この鬼火はバグで消す方法もあったようで、なんと1コインでクリアする猛者も現れたとか。
ほんと当時のゲーマーはヤバいですよねw
ですが、一般人には到底無理な話。
また、グッドエンディングでは、最終ステージでは敵を倒さず、
アイテムも取らずなど、条件もかなり厳しいです。
本作も高難易度ゲームとして、真っ先に名前が挙がる作品でしょう。
ストリートファイター
1987年
カプコン
格ゲーブームで大ヒットしたストⅡシリーズですが、当時多くのゲーマーが遊んだ本作ですが、
当時はⅡってことはⅠもあったの?
っと疑問の人も多かったはず。
私も本シリーズはⅡから入ったので、Ⅰの存在は永らく知りませんでした。
つい最近になって、Capcom Arcade 2nd Stadiumで初めて遊んでみましたが、
まず最初に思ったのが、技が全くでない・・・・でした。
波動拳すら出せず、昇竜拳なんてとても無理です。
そもそも、当時は波動拳などの必殺技は記載されていなかったみたいですね。
しかし、たまに波動拳が出ると、そのダメージはかなり大きく、3発当たれば相手も倒せます。
つまり、ストⅡから入った世代からすると、かなりバランスが悪く感じる内容。
また、当時のアーケード版は、感圧センサーがついたデカいボタンを叩き、
その強さで攻撃力の強弱も付いていたそうで、
当時実際に遊んでいた人も、手が痛くなる・・・というコメントも多数。
ビデオゲームと言うよりは、パンチングマシーンのような存在だったとか。
難易度は非常に高いだけでなく、リアルに手も痛くなることから物理的にも難しく、
本作のクリアもかなり難厳しかったでしょう。
日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、北米では大人気で当時から対戦が盛り上がっていたとか。
聞くところによると、北米市場では本作の続編を願っていましたが、その続編として作られたのがファイナルファイト。
これじゃない!っと散々言われて、その後作ったのがストⅡだったとか。
カプコン自身も、まさかストⅡがこんなにブームになるとは思ってなかったでしょうね。
アレックスキッド ザ・ロストスターズ
1987年
セガ
ソニック以前のセガのマスコットキャラ、アレックスの初アーケード作品。
シンプルなジャンプアクションゲームで、ミラクルボールを集める内容。
2人同時プレイも可能で、2P側はステラ姫。
時間制限も厳しく、まさに死んで覚えろ!的な内容
何度もアレックスの断末魔を聞くことになるはず。
アイテムを取らないと攻撃も出来ず、かなり難しいです。
1面すらクリアできない人がほとんどでしょう。
難しすぎたせいか、やはり当時の人気もイマイチだったようですね。
後に、セガマークⅢに移植されますが、一人プレイ専用となっています。
また、移植版は欧米での評価もかなり悪かったみたいですね。
アレックスが干された原因は、本作かも知れませんね。
最後の忍道
1988年
アイレム
アイレムが開発した、高難易度忍者アクションゲーム。
父を殺した組織へ復讐する為に、主人公が戦い抜くという設定。
8方向レバーと3つのボタンで操作する内容で、
ボタンは、攻撃、ジャンプ、武器選択。
難易度は非常に高く、何度もやってパターンを覚えなければ攻略は厳しいでしょう。
武器のバランスも悪く、強い武器と使えない武器の差もハッキリしています。
また、運要素も強く、全体的なバランスも決して良くありません。
本作も高難易度アーケードゲームとして、よく名前の上る作品でした。
こちらも、現在はアケアカで復刻しています。
グラディウスⅢ
1989年
コナミ
コナミの人気横シューティングシリーズ、グラディウスの3作目
1.2は大人気でしたが、本作はかなり意見が分かれる内容。
っというのも、やはり難易度が高すぎる!という意見が主な理由。
シリーズの中でも特に難しいとされ、ライトユーザーにはかなり厳しい設定。
また、バグも色々あったようで、そういった意味でも賛否が分かれる内容。
しかし、その難易度の高さ故、熟練シューターからの支持も高かったとか。
スーファミ移植版はアーケード版をかなりマイルドにした内容で、アーケードのガチファンからは不評。
しかし、ライトゲーマーには、スーファミ版の方が遊びやすいと高評価でした。
本作もアケアカで発売されており、2025年8月7日には
グラディウス オリジン コレクションでも復刻します。