異色プロレスゲーム列伝|正統派じゃない名(迷)作たち

今回は、正統派とは呼べない

異色なプロレスゲーム

について紹介していきます。

ファイプロシリーズやアッポー、エキサイティングアワーなど名作プロレスゲームは色々あり、それらを正統派とすると、

それとは真逆の、かなり個性的な異色プロレスゲームもありましたね。

好き嫌いはハッキリ分かれそうですが、今見るとこれはこれで個性的なゲームでした。

今回は、アーケード、コンシューマー問わず、ちょっと珍しい設定のプロレスゲームについて紹介していきます。

プロレスゲーム好きの方、プロレスを愛してやまない方は是非見ていってください。

迷作?怪作?クセ強プロレスゲーム特集

キン肉マン マッスルタッグマッチ

1985/11/8

開発:トーセ

販売:バンダイ

ファミコン

当時の人気アニメ、キン肉マンを題材としたプロレスゲーム。

8人の超人から選ぶことができ、原作さながらの必殺技も可能。

基本攻撃は皆同じですが、ミート君の投げる光る玉を取ることで、各キャラ固有の必殺技ができます。

当時としては選べるキャラも多かったですが、バランスは決してよくありませんでした。

特にブロッケンJrの毒ガス攻撃が超強い事でも有名で、ブロッケン禁止!というとこもあったはず。

また、慣れてくればテリーマンやバッファローマン、ウォーズマン、ラーメンマンも強かったですね。

逆に、主人公のキン肉マンが最も難しいという。。。

ファミコン初期ということもあり、また、キン肉マンのアニメも大人気だった為、ゲームもヒットしましたね。

ロボレス2001

1986年

セガ

アーケード

銀河の特設リングでロボット同士が戦う、セガの個性的なプロレスゲーム。

当時「未来のプロレス新体験」というキャッチフレーズで発売されました。

この頃としてはキャラクターも多く、技も豊富。

ロボットは世界各国の代表10体から選択できますが、使いやすさには、だいぶ差があります。

アッポーにも少し似た設定で、パンチ、キック、ホールドの3ボタンで操作します。

お馴染みのプロレス技から、ド派手な演出のスカイハイと呼ばれる空中殺法など、

こちらも当時から、けっこう人気だったそうです。

どこかで聞いたことがあるようなBGMのせいか、残念ながら家庭用ゲーム機には移植されず。

当時のパソコン、PC-88、X1、MSXなどには移植されました。

2001年と言えば、昔はすごい未来のイメージでしたが、

今となってはそれも、もう20年以上前というのが時代を感じますね。

モンスタープロレス

1991/11/29

開発:レナール

販売:アスク講談社

PCエンジン

タイトル通り、モンスター同士が戦うプロレスゲーム。

1999年、闇の帝王ベルゼブが現れ全世界を支配し、人々を地底のダークシティに閉じ込めました。

ベルゼブの親衛隊と戦って、勝つことが出来れば地上に戻れるという設定。

しかし、人間のままでは勝つことはできないので、自らモンスターとなって戦いに挑むというストーリー。

けっこう深刻なストーリーなのに、肝心のゲーム画面がギャグにしか見えないのが残念。

アクション性も皆無で、ルーレットを止めて数字が大きい方が技を掛けるだけ。

繰り返し試合をして自キャラを成長させていく内容ですが、飽きるのも早そうですね。

プロレスゲームと呼んでいいのかも、微妙な作品でした。

キング・オブ・ザ・モンスターズ

1991年12月

SNK

アーケード

巨大モンスターが日本各地で戦うプロレスゲーム。

モンスターがビルなどを破壊しながら、様々なプロレス技を繰り出すのは爽快です。

パンチやキックの他にも、キャラによっては火炎やビーム攻撃も可能。

当時はストⅡの影響で格ゲーが注目され始めた頃ですが、まだ他社からはそこまで格ゲーは出ておらず、

本作は、ストⅡの代替えゲームとして高稼働を誇っていたそうです。

あの頃は駄菓子屋やスーパー、デパートのゲームコーナー、カラオケ、ボーリング場など様々な場所でMVS筐体が置かれていましたね。

それもあって、本作を見かけた人も多いはず。

翌年には2も発売されるので、当時はけっこう人気があったのでしょう。

しかし、ゲームオーバーは都市が破壊された画像になり、この画像の一つに神戸があったことから、

震災を思い出すという事で、ネオジオCDへの移植が取りやめとなりました。

後にスーファミに移植され、現在はアケアカNEOGEOでも復刻しています。

ビースト・ウォリアーズ

1991/11/29

ライオット

日本テレネット

メガドライブ

日本テレネットのブランド、ライオット初のオリジナルゲーム。

こちらもモンスター同士が闘う、プロレスのような対戦ゲーム。

斜め45度傾けたクォータービュー画面は、ファイプロを彷彿とさせる見た目ですが、

その中身はまるで違う、かなりクセ強めの作品。

西暦2020年が舞台で、プレイヤーは闘龍使いとして競技を勝ち抜いていく流れ。

相手の耐久力を0にするか、3回鳴かせれば勝ちとなります。

試合前にトレーニングしたりなど、育成要素もありますが、

肝心の試合内容が単調で飽きやすいです。

キャラは多いですが技は少なく、かなり好みが分かれそうな作品。

今から遊ぶには、色々とシンドいゲームでした。

ファイティングマスターズ

1991/12/6

トレコ

メガドライブ

こちらはプロレスゲームというよりは、見た目は格ゲーに近い作品。

ファンタジーっぽいですが、未来世界が本作の舞台。

各惑星の代表同士が戦う内容で、人型からモンスターなど、選べるキャラは多いです。

見た目は格ゲーっぽいですが、実際は格ゲーとはかなり異なり、

ガードは無く、相手にパンチなどを当てて、ひるんだところに投げ技を繰り出すシステム。

ザ・ビッグプロレスリングにも近い印象を受けます。

ビーストウォリアーズと比べれば、まだ遊べそうですが、

しかし、この頃は既にストⅡが発売されていたので、

それと比べると、どうしても完成度が低く見えてしまいます。

残念ながら、当時の評価も微妙だったでしょう。

デスブレイド

1991年7月

データイースト

アーケード

データイーストが89年に発売した、ファイティングファンタジーの続編的な作品。

前作は対戦格闘ゲーム的でしたが、今作はモンスターのプロレスのような内容となっています。

人間はもちろん、ゴーレムやドラゴンなどモンスターも参戦。

相手が息絶えるまで闘うという、まさに死闘。

それぞれ固有の技も多く、特にド派手な必殺技の演出は見事。

キン肉マン好きには、特に刺さりそうな演出と設定です。

個人的にも当時から好きだった作品ですが、連射で技を掛けるというのが厳しかったです。

序盤はサクサク技が決まりますが、2人目から急に強くなり、

中盤以降のCPUには、組んでもほぼ技は掛かりません。

ゲーセンによっては、連射付の筐体もあったそうですが、

連射付だとサクサク進むので、面白味にもちょっと欠けますよね。。。

キャラ設定や雰囲気、演出は面白いのですが、この連射命というのが残念でした。

後にスーファミにも移植されますが、削除されたキャラも多くてガッカリしましたね~。

リングレイジ

1992年9月

タイトー

アーケード

国産では珍しい、実写取り込みのプロレスゲーム。

レスラー以外にも、空手やボクサーなども登場し、異種格闘技戦っぽい内容。

日本人選手が細すぎるのが気になりますが、当時としては動きもリアル。

また、必殺技の際は画面がアップになるなど演出も面白いです。

場外から凶器が投げられたりなど、ピットファイターにも似ていますね。

おバカゲー臭が漂いますが、今見るとこれはこれで楽しそうな雰囲気。

海外ではこの手のゲームはよく見ますが、国産では珍しいですよね。

しかし、残念ながら当時の人気はイマイチだったようで、遊んだことがある人は少ないでしょう。

実際にプレイした人の話によると、当時はタイトー直営のゲーセンやボーリング場などで、4人用の筐体が置かれていたそうです。

知名度はかなり低い作品ですが、後にゲームボーイに移植されています。

っというか、よくこれをゲームボーイに移殖しようと思いましたね^^;

大仁田厚のFMW

1993/8/6

ポニーキャニオン

スーファミ

電流爆破など過激なプロレスでお馴染み、大仁田厚選手のプロレスゲーム。

プロレスゲームというよりも、どちらかと言えば格ゲーに近い設定。

FMWの全面協力を受けて制作された作品で、FMWの選手が実名で登場します。

地雷や火炎放射器など、トラップの多いステージで闘う内容で、

バカゲー臭は漂いますが、これはこれで友達と遊べば盛り上がりそうです。

しかし、キャラのコマや、グラフィックの少ないのが残念なとこ。

その為、クソゲー扱いされることも多いです。

グラフィックをもう少し細かく丁寧に仕上げてもらいたかったですね。

アイディアは良いですが、色々と惜しい作品でした。

天龍源一郎のプロレスレヴォリューション

1994/9/30

ジャレコ

スーファミ

当時WARを率いていた、天龍源一郎選手が主人公のプロレスゲーム。

レスラーのアクションを大画面で表示する、大胆な演出が本作の魅力で、

実際の映像さながら、迫力のある技を堪能できます。

大技が決まっときの大画面は特に爽快です。

ファイプロ的なシステムで、プロレスファンからは人気が出そうなもんですが、

実名で登場するの天龍氏のみで、他のWARレスラーが登場しないのが残念なとこ。

これで他のレスラーも実名で登場していたら、プロレスファンはきっと喰いついたでしょう。

残念ながら当時はネタゲー扱いされ、そこまで注目されなかった記憶があります。

あともう少し・・・ってとこが、いかにもジャレコらしいですよね。

天龍氏といえば、今は活舌の悪いおっちゃんくらいにしか思わない人も多そうですが、

当時はマジで強かったんですよ!

と声を大にして言いたい。

クセが強いプロレス