80年代から90年代のゲーセンは、奥の方に必ず脱衣麻雀など大人用のゲームが置いていました。
アダルトゲームはインカムもよく、一定数の収入が見込まれる人気ジャンル。
しかも、参入メーカーが少なかったことで、当初は特定のメーカーだけが、かなり美味しい思いをしていたそうです。
そこに何とか参入しようと、あの元カプコンの岡本吉起氏が開発した脱衣麻雀が「麻雀学園」でした。
麻雀学園(マージャンアカデミー)卒業編とは
麻雀学園は、1988年に発売された2人打ちの脱衣麻雀ゲーム。
ディベロッパー(開発):ユウガ
パブリッシャー(販売):フェイス
となっていますが、実質開発はカプコン。
企業イメージの低下を恐れ、当時のカプコン社長辻本憲三氏から許可が下りず、
別の付き合いのある会社からという形で発売。
その為、当時のインストカードなどにも、カプコンの名前は出ていないはず。
ちなみに、麻雀学園と書いてますが、読みは
麻雀アカデミー。
画期的なシステムが色々組み込まれており、また女の子も可愛く、当時は大人気だったそうです。
麻雀学園の開発経緯
カプコンが脱衣麻雀などのエロゲームを作っていたとは、意外に思う方も多いはず。
今でこそモンハンやバイオハザード、逆転裁判など数々の名作を生み出すカプコンですが、
80年代の経営はかなり厳しく、いつ倒産するか分からないくらい資金繰りも厳しかったようです。
当時のゲーセンを知っている方はご存じだと思いますが、昔のゲーセンは奥の方には必ず大人用の脱衣麻雀が置いていました。
当時の脱衣麻雀は必ず一定数の固定的に客がいる、割とインカムが安定して良いゲーム。
あとちょっとで脱がせる!っと思ったときは、ついついコンテニューしてしまいますよね。
また、対象も大人だったので、100円くらいドンドン投入していったでしょう。
当時は脱衣麻雀と言えばニチブツが有名で、カプコンもできればそこに割って入りたかったと、
あの岡本吉起氏が、自身のYouTubeで言ってました。
開発のきっかけは、当時PC用ゲームとして発売されていた脱衣麻雀、
ねぎ麻雀からヒントを得たと言われています。
岡本氏がねぎ麻雀を見て、
「俺だったらこう作る」
「俺が作ったらもっと面白い物が作れる!」
という思いから、岡本氏が上からの許可も取らず勝手に脱衣麻雀の開発をスタート。
メインプログラマーは、数々のカプコン作品を手掛けてきた天才プログラマーの青木隆氏、
グラフィックは、あのファイナルファイトやストⅡなどでもお馴染み、あきまん氏、
そして、プランニングは岡本吉起氏
それまでの脱衣麻雀は、麻雀に勝つと女の子を脱がせるだけでしたが、
麻雀学園は、脱いだ女の子にエロいことができるのが大きな特徴。
Hボタンを連射することで、女の子にエロいイタズラができました。
当時は、岡本氏が女性のファッション誌をチェックし、
実際に女性社員にエロいポーズをとってもらい(もちろん服を着たまま)写真を撮り、
それをあきまん氏に持っていっていたとの事。
今の時代だったら、セクハラ、パワハラになりそうですね^^;
また、女の子のボイスもカプコンの社員が担当。
ちなみに、プレイヤーの
「10パワー積もったぞ!」
という声は岡本氏本人。
当時のカプコンにはプロの声優を使う文化もなく、また余裕もなかったのでしょう。
麻雀学園 卒業編の特徴
麻雀学園が他の脱衣麻雀と異なる点は、Hボタンを連射して女の子にエロいことができること。
それまでは、脱いだ女の子のグラフィックを眺めるだけでしたが、本作はこちら側が介入できる仕様となっています。
これには当時のムッツリ男子も興奮したはず。
皆がHボタンを連打するから、Hボタンだけが壊れやすかったとも言っていました。
また、それ以外にも、パワーと書かれた牌を積もることでどんどんパワーが溜まり、
パワーを溜めることで、イカサマパワーの使用が可能。
特に中盤から後半の相手は、このイカサマパワーを活用しないと勝のは至難の技でしょう。
女の子は全部で9人と、女の子の人数も多かったですね。
ちなみに、この受付の女性だけは、エロ画像が見ることが出来ません。
企業イメージの低下を恐れ他社から発売
岡本氏たちが必死に作った麻雀学園は、本人たちも自信をもって発売できるくらい完成度の高い作品でしたが、
しかし、当時カプコンの社長(現CEO)の辻本憲三氏から、
「ウチはエロゲームなんか売らん」
っと言われたとの事。
企業イメージの低下を恐れた為、社長からは発売の許可がおりず、
結局カプコンで売ることは出来ず、辻本氏がお世話になっている会社だった
ユウガが開発、販売はフェイスからということで落ち着いたそうです。
カプコンから発売できなかった本作ですが、発売前のロケーションテストでは、反響も非常に大きかったそうです。
毎日のインカムが2万円と、ビックリするくらい大人気だったとの事。
当時のゲーム基板は約16万円くらいで売られていたので、毎日2万円だと2週間くらいで基板代は回収できます。
それ以降はずっと儲けになるので、これはゲーセンとしてもかなり大きいですよね。
ちなみに、ストⅡが発売した時の1日のインカムは1万円弱。
初期のストⅡはまだ対戦台が無く、1プレイ時間が長かった為らしいです。
当時のアーケード基板は、1500枚くらい売れたら大ヒットと言われた時代、この麻雀学園「卒業編」はなんと、17000枚売れたとの事。
それくらい大ヒットした作品でしたが、ヒットしすぎた故か、このエロくて過激な内容にはクレームも多かったようで、
この後、アーケードアダルトゲームの規制の切っ掛けとなったのは皮肉な話ですね。
ちなみに、その後、麻雀学園2.3と続編が続いていきますが、
その以降の作品は、岡本氏、あきまん氏、青木氏も一切絡んでいません。
麻雀学園「卒業編」エロシーン
麻雀学園「卒業編」のエロシーンを紹介していきます。
名前も雰囲気も、どことなく当時の人気芸能人やアイドルに似ている気がします。
基本的には、1.2回目は普通の脱衣、
3回勝つとHなイタズラをして、次のステージへ進むというシステム。
一人目:小泉さやか 16歳
一人目の対戦相手は、小泉さやか 16歳
職業:歌手
持ち点:10000点
相手の持ち点を0にする事で、一気に全部脱がして勝負を決めることも出来ます。
初戦の対戦相手なので、そんなに強くありません。
1回目の上がり
16歳という事で、最初は制服を着ていますが、
1回上がることで制服のスカートを脱いでくれます。
2回の上がり
2回目に上がると、上も脱ぎお尻が見えます。
お団子頭にデカい尻と、あきまん氏が描いていることもあり、どことなく春麗に似ている気がします。
春麗の学生時代と妄想すると、ちょっと興奮しますね( *´艸`)
持ち点をマイナスに
相手の点数をマイナスにすると、いよいよ本作最大の醍醐味、エロいイタズラが可能。
手マンにも見えますが、アソコを隠そうとしている女の子の手を抑えているところ。
当時Hボタンを連射していた人も多かったでしょう。
二人目:秋本沙織 19歳
2人目の対戦相手は、秋本沙織 19歳
職業:モデル
持ち点:12000点
黒上ロングの可愛い子で、さすがあきまん氏。
当時のファッション誌を見て描いたと言われており、どことなくバブリーな時代を感じますね。
1回目の上がり
最初はジージャンにスカートという服装ですが、1回上がると上を脱いでくれます。
岡本氏が、実際にカプコンの社員にエロいポーズをさせて写真を撮っただけあり、中々エロいポーズです。
Gジャンというのが、ちょっと時代を感じます^^;
2回目の上がり
2回上がると下も脱ぎ、おパンツが見えます。
モデルは鈴木保奈美氏でしょうか・・・。
どこか、当時のトレンディードラマの女優を彷彿とさせる印象ですね。
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにすると、Hなイタズラができますが、今回は胸を揉みまくれます。
これには皆、Hボタンを必死に連打していたでしょう!
そりゃHボタンの消耗が激しいわけです。
3人目:後藤麻理絵 21歳
3人目の対戦相手は、後藤麻理絵
職業:銀行員
持ち点:15000点
21歳の銀行員という事で、当時としてはかなり大人に見えていましたが、
今となっては、21歳はまだまだ子供ですよね。
名前も見た目も、どことなく当時のアイドルや人気芸能人に似ているような気がします。
1回目の上がり
最初は銀行員らしい清楚な服装をしておりますが、
まぁ、どうせ全部脱いでもらうので意味はありませんがw
2回目の上がり
2回上がると、下を脱いでくれます。
黒い下着がエロいですね。
3回目の上がり
3回上がると、上半身も脱いでくれます(*’ω’*)
今の女の子のエロ画像はなんでもかんでも巨乳ですが、この頃はわりとリアルなパイオツでしたね~。
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにすると、アソコに懐中電灯を当てることができますが・・・、
これには、なんじゃそりゃ!もっとエロいことしろ٩( 💢•̀ з•́)و!
と思った人も多いはず。
実際にアソコが見えるわけでもないですし、正直ちょっと微妙ですよね^^;
まぁ、うっすらと線は見えますが。
4人目:中山久美子 20歳
4人目の対戦相手は、中山久美子
職業:女子大生
持ち点:18000点
名前の由来は、中山美穂 + 後藤久美子でしょうか。
どことなく、めぞん一刻の管理人さんにも似ているような気もします。
熟女っぽいですが、これでも二十歳。
1回目の上がり
ちょっと地味な服装をしているせいか、歳より老けて見えます。
2回目の上がり
下を脱いでくれます。
ガーターベルト流行ってったんですかね~。
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにすると、お胸も揉みくちゃにできます。
2人目の時よりも、揉み方が激しくてエロいですね( *´艸`)
私だったら、最も激しくHボタンを連射していたことでしょう。
5人目:速見唯 17歳
5人目の対戦相手は、速見唯
職業:高校生
持ち点:20000点
名前は早見優、見た目はノリピーこと酒井法子にている感じがします。
当時から大人気だったノリピーでしたが、まさかあんなことになるとは・・・。
1回目の上がり
1回上がると、スカートを脱いでくれます。
なぜか皆さん下から脱いでいきますよね^^;
2回目の上がり
2回上がると、スケスケの下着に。
B地区が既に見えます。
たかがピンクのドットといえど、当時興奮した人も多かったでしょう。
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにすることで、両足に鎖を縛り付けて、無理矢理足を広げます。
こういう拘束プレイが好きな人には、かなりエロいシーンですね。
6人目:麻生美沙子 24歳
6人目は、なんかいかにも芸能人のような麻生美沙子
職業:女流カメラマン
持ち点:25000点
この辺りまで来ると、敵もかなり強敵。
というかココまで来るには、既に何回かコンテニューしているでしょう。
Hなお仕置きが楽しみで、ついコンテニューしちゃいますよね~。
インカムが高いのもよく分かります。
1回目の上がり
最初はバブリーなゴージャス衣装を着ていますが、
まずは上を脱いでくれます。
2回目の上がり
2回上がると、スカートを脱ぎパンツだけに。
こんなエロいポーズ、インリン様しか見たことないですw
持ち点をマイナスに
パンツ一丁にし、色んなとこを指でいじることが出来ます。
これも中々エロい演出ですね~。
7人目:島崎愛 22歳
7人目はおっとり系の島崎愛
職業:看護婦
持ち点:20000点
今の時代だったら看護師と記載するでしょうが、看護婦というのが懐かしいですね。
1回目の上がり
看護婦という割には、学生の制服っぽい服装。
1回上がると、上半身を脱いでくれます。
ちょっと見える乳輪が良いですよね!
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにすると、なんとヘビがB地区を舐めてくれます。
ヘビが羨ましく思った人も多いでしょう。
8人目:伊藤志保 23歳
8人目は、この麻雀学園の教師、伊藤志保
職業:教師
持ち点:30000点
30歳くらいにも見えますが、これでもまだ23歳。
1回目の上がり
教師っぽいスーツを着ており、1回上がると上着を脱いでくれます。
教師のこういう姿は興奮しますね~( *´艸`)
関係ないですが、AVでもエロ教師ものが好きなんですよw
2回目の上がり
2回上がると、スカートも脱ぎます。
みんなガーターベルトしてますね。
3回目の上がり
3回目で下着姿に。
3回目で、ようやく下着姿に。
B地区がうっすら見え、あそこもちょっと陰毛らしきものが見えますね(*’ω’*)
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにするとパンツに水滴をタラし、ちょっと透けて見えるという演出。
まぁ、いくら水を垂らしたところで、アソコは見えませんが。。。
最初はカンチョーしするのかと思ってましたが、
さすがに当時としても、そこまでは出来ないでしょうねw
9人目:脇坂圭子 28歳
ラスボスは学園長の脇坂圭子。
なんとなく、松坂慶子を思い出します。
職業:学園長
持ち点:50000点
28歳という割に、だいぶ老けて見えますね。
今だったら50代くらいでもOKです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ
1回目の上がり
肩パットの入ったゴージャスのスーツを、豪快に脱いでくれます。
なんかSMの女王様みたい。
2回目の上がり
2回上がると、上半身裸に。
ナイスバディ―です!
今となっては熟女の方が良いので、むしろ学園長が一番好みだったりします。
持ち点をマイナスに
持ち点をマイナスにすることで、アソコを広げてムニムニしてくれます。
見えそうで見えないのがじれったいですね。
エンディング
最後は全ての女の子が登場し、
Congratulations
といって、なぜかパンティを投げます。
パンツよりも、脱いだ女子たちを見たかった。
これで麻雀学園を卒業という事なのでしょう。
麻雀学園は数ある脱衣麻雀の中でも、かなりエロい仕様で
当時人気だったのもよく分かります。
やってみたい気もしますが、今の時代に復刻は難しいでしょうね~。
いつかはアーケード脱衣麻雀コレクションなどを復刻してもらいたいものです。
今でも脱衣麻雀人気は健在
ゲーセンの衰退とともにアーケード脱衣麻雀も見なくなりましたが、
脱衣麻雀ゲーム自体は、今でもPCなどで発売されています。
懐かしいスーパーリアル麻雀やスーチーパイ、ファイナルロマンスなどの脱衣麻雀も復刻しており、今でも人気があるようですね。
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脱衣麻雀のように、ゲームを楽しみながら勝つとご褒美画像がみれるのは、
まだまだ一定の需要があるみたいですね。
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