【メガCDソフト】名作RPG特集

メガドライブ

メガドライブでCD-ROM媒体のゲームが遊べるアップグレードブースター

メガCD

CDを活かしたアニメーションや、テレビなどでお馴染みの声優さんのボイスなど、

特に演出面が凄く、当時は憧れたものです。

しかし、本体がとても高く、子供のお小遣いではとても手が出ませんでしたね~。

周囲の友人たちの間でも、メガCDを持っている子は一人しかいませんでした。

他のゲーム機と比べてちょっと知名度は低いかもしれませんが、

中には名作と呼ぶにふさわしいゲームも多かったです。

今回は、そんなメガCDで発売された名作RPGについて紹介していきます。

メガCDの名作RPGに興味のある方は、是非見ていってください。

メガCDソフト 名作RPG特集

 

ルナ ザ・シルバースター

1992/6/26

ゲームアーツ

メガCDの名作RPGと言えば、真っ先に本作を思い浮かべる人は多いでしょう。

本作は、ドラゴンマスターを目指す少年アレスの物語。

比較てオーソドックスなシステムですが、その分、誰でも遊びやすい内容。

難易度もそれほど高くは無く、戦闘もAIでサクサク進みます。

ダンジョンなども割とシンプル。

CDを活かしたオープニングムービーや歌など、

当時はメガCDスゲー!っと思ったものです。

ストーリーも良かったですね。

後にセガサターンやPSPなどにも移植され、最近ではメガドラミニ2でも復刻。

今の若い人には物足りなく感じるかもしれませんが、

40歳以上のオッサン世代には、きっと懐かしいタイプのRPGでしょう。

幻影都市 IllusionCity

1993/5/28

マイクロキャビン

PCから移植された、サーバーパンクと伝奇を融合したような個性的なRPG。

オリジナルは1991年にPC-9801用として発売された作品で、

香港を舞台に、対魔掃討業者「ダイバー」として魔物や謎の組織と戦っていきます。

立体的なマップと、フィールドのキャラクターを使ったイベント演出などが特徴。

アニメーションなどではなく、ドットアニメというのが逆に凄いですよね。

こちらもゲームシステム的にはオーソドックスなRPGなので、

設定は好みが分かれそうですが、ゲーム自体は遊びやすい方ではないでしょうか。

2017年には、プロジェクトEGGでPC-9801版が復刻しています。

聖魔伝説3×3EYES

1993/7/23

セガ

当時ヤングマガジンで連載していた人気漫画、サザンアイズを題材としたRPG。

ストーリーは、原作の序盤をなぞるように進むので、

初見の人でも分かりやすく、原作を読んだことがない人でも十分楽しめます。

こちらも比較的オーソドックスなRPGですが、そこはさずがメガCD、

イベントにはアニメシーンも挿入されかなり力も入っています。

OVAと同じ声優さんということもあり、ファンにはたまらないでしょう。

また、途中からはゲームらしくサブクエストなどもあります。

原作ファンも、初めての方でも楽しめる良作品。

復刻してほしいですが、版権物は色々大変そうですよね。

アルシャーク

1993/11/26

サンドストーム

PCから移植された、ライトスタッフ開発のRPG。

元々はPC9801用ソフトとして発売された作品。

エメラルドドラゴンをのスタッフが独立して立ち上げた会社のデビュー作でもあります。

キャラクターデザインは漫画家の木村 明広氏、シナリオに飯淳氏、音楽に佐藤天平氏と、

スタッフもエメラルドドラゴンと同じ。

また、システムや戦闘画面などもエメラルドドラゴンに似ています。

その為、エメラルドドラゴンを遊んだことがある人は馴染みやすいでしょう。

メガCD版はCDを活かしたボイスなどもあり、より物語を盛り上げてくれます。

お手伝いロボの声が、クレヨンしんちゃんの声にしか聞こえないですね。

しかし、メガCDを持っている人自体少なかったので、本作を遊んだことがある人は少ないでしょう。

本作も評価の高い作品ですが、知名度は低いのが残念。

このまま埋もれてしまうには惜しいゲームですね。

真・女神転生

1994/2/25

シムス

アトラスの人気シリーズ、真・女神転生のメガCD版。

スーファミでも大人気だった作品ですが、メガCD版はさすがに音質が良くなっています。

また、オープニングとエンディングが多少変更され、ナレーションも追加。

他にも悪魔が追加されたりなど、色々細かい調整がされています。

難易度は高く、まだまだこの頃はバランス面で厳しい箇所もありましたが、

ファンの間でも非常に評価が高い作品。

現在はメガドラミニ2でも遊ぶことが出来ます。

ちなみにメガドライブミニ2版はアトラス監修の元、一部の表現が変更されているそうです。

ロードス島戦記 英雄戦争

1994/5/20

セガ

人気ファンタジー小説、ロードス島戦記のシミュレーションRPG。

本作はそのOVA版を題材としており、アニメーションムービーも多数収録されています。

但し、ゲーム用に制作したのではなく、アニメから収録したっぽいので

グラフィックが悪いのが残念ですが。。。

動画は粗くあまりよくはありませんが、それでもファンにとっては

ロードス島戦記の世界観で遊べる!っと嬉しかったはず。

元々は三部作を予定していましたが、この時期ともなると次世代機が話題で、

残念ながら本作のみの1作で終了してしまいました。

それもあってストーリーは短めで、ボリューム不足と言われていますが

原作ファンは今でも十分楽しめるはず。

三部作をまとめて完全版としてリメイクしてもらいたいですが、

今の時代でどこまで需要があるか分かりませんし、恐らくかなり厳しいでしょうね。

シャイニングフォースCD

1994/7/22

セガ

セガの人気シミュレーションRPGシリーズ、シャイニングフォースのメガCD版。

ゲームギアで発売された外伝Ⅰ.Ⅱをまとめて、更に後日談を追加した内容。

グラフィックなどは良くなっていますが、基本的にはゲームギア版なので、

町中の設備は必要最低限となり、だいぶ簡略されています。

メガドライブ版の1.2を遊んできた人には、ちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、

しかし、その分、迷うことなくストーリーもサクサク進めるでしょう。

前編・後編が分かれた話で、最終ステージで皆が集うのは、熱い展開ですよね。

また、テンポもバランスも良く、シリーズでも屈指の名作。

メガドライブ版のシャイニングフォースシリーズの個人的な好みは、

Ⅰ > CD >>> Ⅱ

この様な順番で、Ⅰの次に好きな作品でした。

ルナ エターナルブルー

1994/12/22

ゲームアーツ

メガCD最後の超大作RPGと謳われたルナシリーズ2作目。

美しいビジュアルや音楽など、メガCDならではの演出で、

物語や世界観に引き込まれた人も多かったはず。

いきなり登場する謎の美女、ルーシアにドキッとしたムッツリ男子も多かったはず。

別にエロくないのに黒塗りで隠すと、逆にエロく見えますよねw

前作同様、こちらのゲームシステムも非常に分かりやすく、

初めての人でも、サクサク進めるでしょう。

今のRPGのように自由度が高かったり、やり込み要素は少ないかもしれませんが、

昔ながらのオーソドックスで、分かりやすいRPGが好きな方にはオススメです。

あと、主人公の名前も声優さんも、後に放送される某ガンダムと一緒なんですよね。

偶然なのか、それとも狙ってなのかは分かりませんがw

その評価の高さから、後にセガサターンやプレステにも移植されています。

最近ではメガドラミニ2でも復刻し話題でした。

メガドライブのRPGの中でも1・2位を争うと言われるほどの傑作。

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