今回は、
知る人ぞ知る!メガドライブの隠れた名作ゲーム
について紹介していきます。
メガドライブには有名タイトル、人気タイトルも数多くありますが、
それらの影に隠れた、あまり知られていない隠れた名作・良作も色々ありましたね。
- 一般的にはあまり知られていない名作
- 面白いのに、なぜか知名度が低い良作
など、思い当たる作品がある方も多いはず。
今回は、そんな一般的には知名度はあまり高くはなさそうな
メガドライブの隠れた名作ゲームについて紹介していきます。
知る人ぞ知る!メガドライブの隠れた名作
グラナダ
1990/11/16
ウルフチーム
メガドライブの知る人ぞ知る名作ゲーム、
まず最初に紹介するのは、個人的にも大好きな「グラナダ」。
高性能戦車で敵を殲滅していく、ウルフチームの傑作シューティングゲーム。
元々はX68000用ソフトとして発売されたPC用ゲームで、後にメガドライブに移植されています。
反動が大きく連射は出来ないが、威力の高い主砲と、
反動が少なく連射が出来るが、威力は低い副砲を使い分け、
マップを確認しながら敵基地などを破壊していきます。
敵基地をすべて破壊すると、最後にステージボスとして巨大兵器が登場。
シンプルで単調そうにも見えますが、これが気づいたら黙々と遊んでしまうハマる面白さ。
PCやメガドライブユーザーからは名作として有名ですが、
しかし、それ以外の人で知っている人は、そう多くはいないでしょう。
現在はメガドラミニ2などでも復刻してますので、機会があれば是非一度遊んでみて下さい。
三国志列伝 乱世の英雄たち
1991/4/29
セガ
三国志を題材とした、歴史シミュレーションゲーム。
189年、200年、215年から選択し、お馴染みの君主を選んで中華統一を目指します。
武将を集め内政で国を豊かにし、そして、他国へ進行し領土を広げていく流れ。
一騎打ちが手動で行えるというのも珍しいシステム。
頑張れば文官で武官を倒す事も可能です、難しいですが。
三国志と言えば光栄が有名ですが、SEGA版の本作はそこまで知名度は高くはないでしょう。
内政なども簡略化されており、光栄版ほど複雑ではありません。
シミュレーションが苦手な人や、初めての人でも遊びやすい三国志といった印象でした。
忍者武雷伝説
1991/12/6
セガ
戦国時代を舞台とした和風シミュレーションRPG。
忍者武雷が風の軍団を率いて、邪気に取りつかれた信長を討つという内容。
マップ内の町などで装備を整え、勝利条件を満たすとステージクリア。
そのシステムからも、和風ファイアーエムブレムと呼ばれることも。
ストーリーはそれほど長くはありませんが、全体的な難易度は高め。
メガドライブの隠れた名作として、本作を上げるフォロワーさんが非常に多かったです。
こちらも一部では非常に評価の高い作品ですが、知名度はそれほど高くはないでしょう。
ファイアーエムブレムやシャイニングフォースなどが好きな方には、特にオススメの一品。
鋼鉄帝国
1992/3/13
ホット・ビィ
架空の空想科学小説を設定とした、スチームパンク系シューティングゲーム。
18XX年が舞台で、軍事国家モーターヘッドの侵略から共和国を守るという内容。
古い映画のような設定や、凝ったストーリー、世界観が特徴的。
自機は高速戦闘機のエトピリカと、飛行船のゼッペロンの2種類から選択可能。
パワーアップはレベル性となっており、成長に応じてショットや耐久力も上がって行きます。
こちらもあまり知名度は高くはありませんが、一部では非常に評価の高い作品。
後にゲームボーイアドバンスや、3DSなどでもリメイクされ、
最近では、switchでも
鋼鉄帝国-STEEL EMPIRE-クロニクル
として新規リメイク。
こちらには過去作も収録されているので、今から遊ぶならこのswitch版がおすすめです。
バッドオーメン
1992/4/24
ホット・ビィ
縦スクロール型の個性的なブロック崩しゲーム。
嫉妬深い悪魔によってパドルに変えられた、王子と姫が悪魔を倒す内容。
このパドルは、石にされた王子様と姫様という設定らしいです。
本作には攻撃用と守備用の2枚のパドルがあり、
攻撃用の前衛パネルは、前後の移動や回転も可能。
これを上手く利用してブロックを破壊しアイテムを取り、ボスを倒します。
ステージもサクサク進み、単調で飽きやすいブロック崩しに色々工夫がされています。
ブロック崩しがあまり好きでない方も、本作ならきっと楽しめるでしょう。
知名度はかなり低いでしょうが、こちらも知る人ぞ知る隠れた良作でした。
クライング 亜生命戦争
1992/10/30
セガ
4つの自機から選択可能な、メガドライブオリジナルシューティングゲーム。
生物っぽいキャラが特徴で、こちらも隠れた名作としてよく名前の挙がるゲーム。
自機は生物兵器で、敵側が亜空生命体という設定。
キャラクターのドットの描き込みが凄すぎて、気持ち悪く見えるほど。
また、ちょっと不気味な音楽も、ゲームの雰囲気にピッタリですね。
4種類の機体は、それぞれショットやオプションなどが微妙に違います。
キャラデザインなどは好みが分かれそうですが、
シューティングゲームとしての完成度は高く、非常に評価の高い作品。
ちなみに、海外版のタイトルは、BIO-HAZARD Battle
現在は、STEAMのGENESIS CLASSICSでも復刻しています。
エクスランザー
1993/5/28
セガ
男子が好きそうなロボットで戦う、SFアクションシューティングゲーム。
緻密に描き込まれたグラフィックやワイヤーフレームのデモシーンなど、当時は驚いた人も多かったはず。
自機に追従する支援機が特徴で、バイクや戦闘機などステージによって色々あります。
合体や変形など、昭和ロボットアニメ好きにはたまらない設定。
飛行やホバリングなどアクションも色々ありますが、慣れるまで操作は難しいです。
全体的に難易度はかなり高めですが、その分、やり応えも十分あります。
操作難易度も高く好みは激しく分かれそうですが、好きな人はハマる玄人好みのゲーム。
ロードラッシュⅡ
1993/7/23
エレクトロニックアーツ
北米や欧州などでは人気のバイクレースゲーム2作目。
公道を走るレースで、勝ち抜いて賞金を貯め新しいバイクを買っていくのは前作同様ですが、
今回は一部のバイクにはニトロが搭載され、これにより一気に急加速が可能。
より迫力のあるスピード感が味わえます。
但し、ニトロを使用すると操作も難しくなるのが難点。
また、新たに格闘時に相手に与えるダメージが増加するチェーンも追加。
前作以上に面白い内容となっています。
国産のレースゲームには無い、ちょっとフワフワした操作感には慣れが必要ですが、
慣れてくると非常に面白く、やり応えもある作品。
個人的には大好きな作品ですが、本作もそこまで知名度が高い作品ではないでしょう。
最近ではメガドラミニでも復刻しておりますので、バイク好きの方にはおすすめのレースゲームです。
バトルマニア大吟醸
1993/12/24
ビック東海
こちらも知る人ぞ知る、ビック東海のシューティングゲーム2作目。
時系列としては前作から、わずか3日後という設定らしいです。
マニアとマリアで前後の撃ち分けが可能なのは前作同様ですが、
今回は初期武装が3種類から選択可能となりました。
面白い作品なのですが、メガドライブ後期ということもあり、当時の出荷本数はかなり少なかったようです。
その為、今となっては中古も超高額。
プレミアソフトとして、今は逆に有名になりました。
switchなどで復刻してほしいですが、例のスーファミを踏みつけているシーンが問題なのか、
残念ながら、現在も復刻はありません。
いずれは、バトルマニアコレクションとかで復刻してもらいたいものです。
ハイブリッド・フロント
1994/7/22
セガ
SF作家、野田昌弘氏が監修し、イラストレーターの末弥 純氏がキャラデザインを務めた作品。
荒廃した26世紀の地球を舞台とした、サイバーパンクSFシミュレーションゲーム。
大戦略的なシステムで、それぞれ異なる特性を持つユニットで敵と戦って行きます。
特に重厚なストーリーや世界観の評価が高く、ファンも多いです。
しかし、メガドライブ後期作品という事もあり、知名度はあまり高くはないでしょう。
SFや戦略ゲーム好きの方には、今でも十分楽しめる良作品。
現在はメガドラミニでも復刻しているので興味のある方は、是非試してみて下さい。