メガドライブの初期~中期に発売された、光栄のゲームについて紹介していきます。
光栄と言えば、数々の名作シミュレーションゲームを開発してきたメーカーで、
値段はちょっと高いですが、ハマれば何度でも遊べる名作が多かったですね。
特にシミュレーションゲームが好きな方にとっては、お馴染みのメーカーだったでしょう。
個人的にも、シミュレーションゲームの面白さを知ったのは光栄のソフトがきっかけでした。
歴史物が多いせいか、特に歴史好きの方がハマった印象でしたね。
メガドライブで発売された光栄のゲームに興味のある方は、是非見ていってください。
メガドライブで発売された光栄ソフトその1
信長の野望・武将風雲録
1991/12/20
11800円
光栄のメガドライブ初参入は、看板タイトルの信長の野望から始まっています。
戦国時代を舞台とした歴史シミューレーションゲーム、ご存じ「信長の野望」シリーズの4作目。
元々は1990年に発売されたPC用ゲームですが、後にメガドライブやスーファミなどにも移植。
今作のテーマ「技術と文化」に沿って、文化度と技術パラメーターが設定されています。
文化度は金銭収入や教育効率に影響し、技術は採掘、造船、鉄砲製造に必要。
また、茶器が登場したのも本作から。
菅野よう子氏が手掛けた音楽の評価も非常に高い作品でした。
三国志Ⅱ
1991/12/26
14800円
信長の野望シリーズと双璧をなす、光栄の看板シリーズ「三国志」の2作目。
こちらも元はPC用ゲームで、後にメガドライブやスーファミなどにも移植されています。
劉備や曹操などお馴染みの君主を選択し、中華統一を目指す内容。
後のシリーズに引き継がれる様々な新システムが導入された作品で、
新君主システムや、武将の性格、寿命を設定したマスクデータが登場したのも本作から。
但し、まだこの頃は自由度は高くはなく、君主と相性が悪いと
どんなに忠誠度を上げても、配下武将に裏切られたりしました。
特に呂布などは、いくら忠誠度を上げたところですぐ裏切るので、
能力が非常に高くても、全く使い物にならなかった記憶があります。
個人的に三国志シリーズはⅢから始めたので、Ⅱにはあまりハマれませんでした。
大航海時代
1992/4/29
11800円
こちらもPCで人気だった光栄初期のシミュレーションゲーム。
光栄的にはシミュレーションゲームではなく、RPGとシミュレーションを融合した
リコエイションゲームという位置付け。
時代設定は16世紀初頭、没落した貴族が主人公。
冒険と交易を繰り返し名声を上げ爵位を取り戻すという設定。
名声の上げ方は様々で、当時としてもかなり自由度の高いゲーム。
本作も菅野よう子氏が手掛けた音楽として有名ですね。
自由度が高く最初は何をすればいいかサッパリですが、一度覚えると何度でも遊べます。
ロイヤルブラッド
1992/6/25
9800円
光栄としては珍しい、ファンタジー設定のシミュレーションゲーム。
世界観は独自のものですが、指輪物語の影響を強く受けているそうです。
本作は元々はファミコン向けに開発された作品で、その後、PCやメガドライブ、スーファミに移植。
元がファミコン用という事もあり、システムもシンプルで非常に分かりやすいです。
内政なども簡略化され、必要最低限のものだけ。
シミュレーションゲームが苦手な人でも、わりと遊びやすい方でしょう。
信長の野望や三国志はちょっと苦手・・・・
という方でも、本作は比較的遊びやすい方だと思いますよ。
機会があれば、是非一度試してみて下さい。
提督の決断
1992/9/24
14800円
第二次世界大戦を舞台としたウォーシミュレーションゲーム。
プレイヤーは連合艦隊か太平洋艦隊どちらか司令長官となり、9つのシナリオをクリアしていきます。
元々はPCで発売された作品で、後にメガドライブやスーファミMSXなどにも移植されています。
予算を決めて艦隊に人員を配置し、作戦会議を開いてと、
とにかくシステムが複雑で難しいです。
何をどうすればいいのかサッパリ分かりませんでしたね。
当時友人から借りて何度か挑戦しましたが、結局さっぱり分からなくて
すぐに返した記憶があります。
個人的には、光栄のシミュレーションゲームの中でも、トップクラスに難しい作品と思っています。
軍事物やミリタリー系が好きな人は、このリアルな戦略ゲームにハマりそうですね
エアーマネジメント 大空に賭ける
1992/11/1
11800円
航空会社を経営していく、ビジネスシミュレーションゲーム。
最初はスーファミで発売され、後にPCやメガドライブにも移植。
期間内にライバル会社よりも先に、22都市で航路を結ぶのが本作の目的。
もちろん、その間、黒字経営や年間利用客数なども満たさなければなりません。
シナリオは1963年と1983年の二つがあり、どちらも当時の世相を反映しています。
本作のスーファミ版を、当時友人から借りてちょこっと遊びましたが、
子供の頃は、これ何が面白いの(。´・ω・)?
っと思ったものです。
大人になってから遊ぶと、楽しめるかもしれませんね、
私はハマれませんでしたが^^;
三国志Ⅲ
1992/11/8
14800円
光栄の人気シミュレーションゲーム、三国志シリーズの3作目。
PCで人気を博した作品で、後にスーファミやメガドライブ、メガCDなどにも移植。
本作も各都市を全て支配するとクリアとなります。
新君主と新武将に加え、今作からは武将の身分なども追加されています。
シリーズの中でも特に評価の高い作品で、
個人的に光栄の三国志シリーズで、初めて遊んだのが本作でした。
その為、特に記憶に残っており、思い入れも強いです。
三国志が大好きだったこともあり、当時はドはまりしました。
寡兵でも、計略や一騎打ちなどで逆転するのも熱かったですね。
三国志シリーズはこれまで色々遊んできましたが、
その中でも、ⅢとⅤは特にハマった思い出の作品でした。
ヨーロッパ戦線
1993/1/16
12800円
1991年にPC用ソフトとして発売されたウォーシミュレーションゲームの移植。
第二次世界大戦を舞台としたゲームとしては、提督の決断に次ぐ二作目。
プロデューサーは、シブサワ・コウ、
音楽は、ルパンのテーマ曲などでお馴染みの大野雄二氏。
枢軸軍か連合軍のどちらかを選び、マップを一つずつクリアしていきます。
シナリオはフランス侵攻やベルリン攻防戦など全6本。
操作できるのは基本陸軍のみですが、支援要請で空軍の支援も可能。
こちらもリアルなシミュレーションゲームで、ミリタリー好きはハマりそうな作品。
蒼き狼と白き牡鹿・元朝秘史
1993/3/25
11800円
こちらもPCから移植された歴史シミュレーションゲーム。
モンゴル帝国の興亡を題材とした蒼き狼と白き牡鹿シリーズ3作目。
アジアはもちろん、ヨーロッパを含む、全ユーラシア大陸の覇権を争います。
今作では、新たに気候と文化圏の概念が導入。
これらも踏まえて戦略を考えていかなければなりません。
また、プレイできる族長もテムジンの他に3人が追加。
特にメガドライブ版は、戦闘システムが刷新され全て2D表示に変更されました。
モンゴル帝国好きには楽しめそうな内容。
光栄って、よくこんなにシミュレーションのネタを色々思いつきますよね^^;
太閤立志伝
1993/5/28
11800円
足軽から天下人となったことでも有名な、豊臣秀吉の生涯を描いた歴史シミュレーションゲーム。
太閤立志伝シリーズの記念すべき第一作目。
本作もジャンルとしては、大航海時代と同じリコエイションゲームとなります。
主人公は秀吉と決まっていますが、自由度は非常に高いです。
史実通り功績を上げて天下人になる事はもちろん、
本能寺の変を起こさず、信長を補佐して天下統一も可能。
また、逆に信長に反乱を起こすことも出来ます。
歴史のifを進むことも出来、戦国時代好き、歴史好きには興味深い内容でしょう。
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