今回は、メガドライブソフトの中で個人的に好きな
名作レースゲーム
について紹介していきます。
アーケードから移植されたものから、メガドライブ独自のもの、
超有名作品から、ちょっとマイナーな作品まで、
メガドライブの名作レースゲームをお探しの方は、是非見ていってください。
メガドライブ名作レースゲーム特集
スーパーハングオン
1989/10/6
セガ
ゲーセンで人気だった、スーパーハングオンのメガドライブ移植版。
アーケード版同様スーパーチャージャーもあり、一気に加速することも可能。
ゲーセンと同じようなスピード感が味わえます。
相変わらず、音楽も抜群にカッコ良かったですね。
メガドライブ版は、世界中のコースを走るアーケードモードの他にも、
レースの賞金でバイクをカスタムしていき、世界チャンピオンを目指すオリジナルモードもあります。
今となってはアーケード完全版移植も当たり前ですが、当時の家庭用は劣化移植も多かったです。
アーケードファンはガッカリすることも多かったでしょう。
しかし、メガドライブに移植されたゲームは、良移植作品が多かったですね。
スーパーモナコGP
1990/8/9
セガ
こちらも当時ゲーセンで話題だった、F1レースゲームのメガドライブ移植版。
アーケード版はリアルな筐体や、パドルシフトなどで注目を集めたましたが、
メガドライブ版は、さすがにそこまでリアルには出来ませんが、グラフィックなどは当時としては良移植。
アーケード版はモナコGPだけでしたが、移植の際に新しいコースも追加されています。
また、新人レーサーとなって世界の頂点を目指す、ワールドチャンピオンシップモードもあります。
弱小チームから頂点を目指すのは、漫画のように熱い展開ですよね。
家庭用ゲームらしくやり込み要素も追加され、アーケード版とはまた違った面白さがありました。
アウトラン
1991/8/9
セガ
こちらも当時ゲーセンで大ヒットした、セガの名作ドライブゲームの移植。
フェラーリ・テスタロッサをモチーフとしたスポーツカーで、ヨーロッパを駆け抜けます。
当時は、スポーツカー + 金髪のチャンネーに憧れたものです。
8Mという、当時のメガドライブソフトとしても大容量のROMを使用しており、移植度も非常に高いです。
今でこそアーケード完全版は当たり前ですが、当時はアーケードからの移植はどうしても劣化移植でした。
その為、アーケード版と比べても、あまり遜色のない本作には驚いた人も多かったはず。
また、移植の際に、新しいBGM「STEP ON BEAT」が追加されています。
グラフィックは多少劣りますが、それでもアーケード版と同じようなスピード感と迫力が味わえます。
メガドライブレースゲームの中でも、トップクラスのクオリティを誇る作品でした。
ロードブラスターズ
1992/2/28
テンゲン
ATARIが開発した同名アーケードゲームの移植作。
本作には一般的なレースの他にも、シューティング要素もあります。
ショットで敵を倒しながら、燃料を補給しゴールへ向かう内容。
また、支援パーツを入手することで、自車のパワーアップも可能。
国産ゲームには無い爽快感があります。
シンプルで分かりやすく、洋ゲーが苦手な方でも遊びやすいでしょう
あまり知名度は高くないかもしれませんが、個人的には好きな作品。
名作とまではいかないかもしれませんが、佳作・良作といった感じでしょうか。
ちょっと珍しい設定のレースゲームが好きな人にはオススメです。
ターボアウトラン
1992/3/27
セガ
アウトランの続編、ターボアウトランのメガドライブ移植版。
本作はターボボタンを押すことで、一定時間スピードアップすることが可能。
しかし、使い過ぎるとオーバーヒートを起こし、しばらく使えなくなります。
前作のようなルート分岐はなく、16コースを走って北米大陸を横断する内容。
急加速で一気にライバル車を追い抜くのは、前作には無い爽快感です。
しかし、アーケード版もメガドライブ版も、前作ほどの人気は出なかったようです
前作と比べられてしまい、どうしても評価が下がりがちですが、
むしろ、前作が凄すぎたのでしょう。
前作ほどではないかもしれませんが、本作も決して悪くはないですよね。
スーパーH.Q.
1992/10/23
タイトー
タイトーの人気アーケードゲーム「チェイスH.Q」のメガドライブ版。
通常のレースゲームと違い、犯人の車を追跡し体当たりで破壊して捕まえるのが本作の目的。
レースゲーム + アクション要素もあります。
3種類の車から選択可能で、
スピードが速いスポーツカー、
体当たりが強力なセミトレーラー、
その中間の4WDと
3種類の車から選択可能。
映画のようなカーチェイスは、迫力があって楽しいです。
美人オペレーターのナンシーも、しっかり登場します。
本作も、他のレースゲームにはない個性的な作品。
もっとシリーズが続いても良いのでは?っと思うくらい楽しいゲームでした。
ロード・ラッシュ2
1993/7/23
エレクトロニックアーツ
何でもありの公道バイクレースに挑む、人気シリーズ第2弾。
アラスカをはじめとした5つの州で勝ち抜いていき、お金を稼いで新たなマシンを購入していきます。
今作で新たに追加されたのが、チェーンでの攻撃とニトロでの急加速。
通常攻撃はパンチですが、相手が持っているチェーンを奪う事で、攻撃力の高いチェーン攻撃が可能。
また、ニトロ搭載のバイクを購入すると、ニトロによる急加速が出来ます。
パワーの高いバイクは速いですが、操作が難しいなどバランスも絶妙でした。
国産のレースゲームには無い、ちょっとフワフワした感じがあり、
当初は違和感がありますが、そのうち慣れて楽しくなってきます。
ロードラッシュ1も面白いですが、個人的には2の方が好きでした。
現在はメガドラミニでも復刻しています。
ヘブンリーシンフォニー
1994/4/23
セガ
メガCD
データやF1中継映像をフジテレビが提供し、ゲーム部分はセガが開発したF1ゲーム。
正式名称は、
フォーミュラワン・ワールド・チャンピオンシップ1993 ヘブンリーシンフォニー
長い!
非常に完成度が高いことでも有名で、未だに評価が高いです。
特に1993年のF1の出来事が収録された「1993年モード」は、F1のファンにはたまらないでしょう。
演出も素晴らしく、F1好きは押さえておきたい一品。
今となっては一部のモーターレース好きのみ見ている印象のF1ですが、当時は凄い人気でしたね。
にわかながら、私もたまに深夜にフジテレビで中継されていたF1を観ていたものです。
今となってはアレですが、この頃のフジテレビはホント面白かったんですよ。
アウトランナーズ
1994/5/13
セガ
当時ゲーセンで人気だった、対戦レースゲームのメガドライブ移植版。
アウトランの続編的なレースゲームですが、こちらは多人数による対戦プレイがメインでした。
メガドライブ版も8種類の車から選ぶことが出来、2人対戦も可能。
グラフィックは多少劣化していますが、操作感覚はアーケード版とほぼ変わりありません。
対戦で盛り上がった人も多かったはず。
但し、一人プレイでも画面が上下分割されているのが残念でした。
出来れば対戦以外の一人プレイモードも実装してほしかったです。
メガドライブ版も良いですが、アーケード完全版もいずれ復刻してほしいですね。
バーチャレーシング デラックス
1994/12/16
セガ
スーパー32X
セガ初のポリゴンゲームとしてもお馴染み、バーチャレーシングのスーパー32X版。
同年にメガドライブでもバーチャレーシングは発売されましたが、
さすが32X、それよりもさらにグラフィックは進化。
アーケード版と比べても、ほとんど遜色ありません。
本作には2種類のコースと更に、ストックカー、プロトタイプの車種が追加されています。
バーチャレーシングは、後にセガサターン版やPS2、switch版なども色々出ますが、
それ以前の移植作品としては、最も移植度が高かった作品が本作で間違いないでしょう。
本来であれば、本作はもっと売れても良さそうなもんですが、
肝心のスーパー32Xが全く売れなかったのが、不運なとこでした。
YouTube動画はコチラ