【驚異の再現度&思い出補正】
今回は、アーケードからメガドライブに移植された
アーケード名移植ゲーム10選
について紹介していきます。
当時のゲーム業界は、圧倒的に業務用アーケードゲームの性能が高く、
家庭用ゲーム機への移植は、どうしても劣化移植となる場合が多かったですが、
比較的メガドライブに移植されたゲームは、良移植作品が多かった印象ですね。
その中でも、今回は
- フォロワーさんからの声が多かった
- 個人的に好きだった
名移植ゲーム10選について紹介していきます。
興味のある方は、是非是非見ていってください。
メガドライブのアーケード名移植ゲーム10選
大魔界村
1989/8/3
セガ
ご存じ、カプコンの高難易度アクションゲームシリーズ2作目。
メガドライブの良移植作品として、まず本作を上げる人は多いはず。
ソニックでもお馴染みの、あの中裕司氏が本作をゲームショーで見て惚れこみ、
メガドライブへの移植を、直接カプコンに頼みに行ったとか。
その後、わずか5カ月で製作・移植したというから当時としては、かなりのスピード移植。
その割にアーケード版と遜色もなく、ユーザーはもちろん、きっとカプコンも驚いたことでしょう。
本作の地面処理ノウハウなどを活かし、後にセガの大ヒット作となる
ソニックザヘッジホッグが生まれたのは、有名な話ですね。
本作が無ければ、もしかしたらソニックも生まれていなかったかも。
当時から非常に人気が高く、最近ではメガドラミニやPCエンジンミニでも復刻し、
現在は、switchオンラインのメガドライブでも遊べます。
ストライダー飛竜
1990/9/29
セガ
こちらもカプコンの人気アクションゲームのメガドライブ移植版。
スタイリッシュな忍者アクションゲームで、海外でも評価が高い作品。
本作も良移植として有名なゲームで、フォロワーさんからの声も多かったです。
容量の関係上、デモのボイスがカットされていたり細かいアレンジもありますが、
それ以外は、ほぼアーケード版と同じように楽しめます。
本作もメガドラミニや、switchオンラインのメガドライブでも遊ぶことが出来ます。
アウトラン
1991/8/9
セガ
セガの大ヒットドライブゲームのメガドライブ移植版。
アウトランは、その人気、知名度の高さから様々なゲームに移植されていますが、
やはり当時の家庭用ゲーム機では、アーケード版の迫力やスピード感を再現することは難しく、
移植版にガッカリした人も多かったでしょう。
しかし、メガドライブ版は、ほぼアーケード版と同じように遊ぶことが出来ます。
8Mという当時としては大容量のROMを使用し、グラフィックはもちろん、
スピード感や起伏のある迫力のコースなども、アーケード版そのままを味わえます。
また、路肩走行中も最高速度を維持できる裏技ギアガチャもしっ狩り再現。
もちろん、アーケードと同じように、BGMも3曲から戦局可能。
オリジナルのエンディングも追加されています。
これにはきっとアーケードファンも満足だったはず。
アフターバーナーⅡ
1990/3/23
セガ
こちらも当時ゲーセンで大ヒットした、セガの名作3Dシューティングゲームの移植。
ハードの性能上から拡大縮小などが出来ず、一部演出はカットされていますが、
ゲーム性は、ほぼアーケード版と変りません。
スピード感や迫力なども、アーケード版と同じように楽しめます。
また、別売りのサイバースティックを使用することで、お家ゲーセンを堪能することも可能。
これにはきっと当時のアーケードファンも度肝を抜かれたことでしょう。
こちらも現在はメガドラミニ2で復刻しており、
サイバースティックもそれに合わせて復刻されました。
ゴールデンアックス
1989/12/23
セガ
こちらも当時から人気だった、セガのベルトスクロールアクションゲームの移植。
一部演出や日本語字幕などはカットされていますが、
その分、2ステージ増えており、2人対戦のデュエルモードも追加。
また、ビギナーモードという、初心者でも遊びやすいモードも追加。
本作に関しては、アーケード版以上の移植と言っても過言ではないでしょう。
二人同時プレイも可能で、友達と遊ぶと盛り上がりますよね。
こちらもメガドライブの良移植作品として当時から有名でしたね。
V・Ⅴ
1994/3/25
テンゲン
東亜プランが開発した、硬派なアーケードシューティンゲームのメガドライブ移植版。
アーケード版と比べて画面が狭くなり、逆にちょっと難しくなっていますが、
しかし、その分、シールド回数も変更され全体的にバランスも良くなっています。
また、本作には海外版のタイトルGRIND STORMERも収録。
パワーアップが異なり、シールドが無くボムになっていたりと、
日本版とはまた違ったプレイが可能。
日本版・海外版どちらも遊べるのも、移植版の評価が高い理由の一つでしょう。
ダライアス2
1990/12/20
タイトー
タイトーのの人気シューティンダライアスシリーズの2作目
アーケード版は、3画面と2画面ありましたが、本作は2画面に近い移植。
さすがに当時のテレビ事情では、ゲーセンの3画面は厳しいですよね。
画面上下の20%程度を黒くしキャラクターも少し縮小され、一部ボスも変更されています。
アーケード版から多少変更点もありますが、家庭用に合わせた遊びやすい移植に。
ハードの性能上グラフィックやサウンドは再構成されていますが、イメージを損なわない移植。
こちらも非常に移植の評価が高い作品。
ガントレット
1993/9/17
テンゲン
米ATARIが1985年に開発したアーケードゲームのメガドライブ移植版。
日本ではアーケード版はナムコから発売されており、ゲーセンでハマって遊んだ人も多かったでしょう。
複数のプレイヤーが個別に参加可能で、これは当時としては画期的でした。
メガドライブ版も、プレイモードは4種類あり、
アーケードモードや1人プレイモード、複数人のプレイモードなど色々あります。
また、家庭用クエストモードなどもあり、セーブ・パスワードで再開可能。
セガタップにも対応しており、最大4人プレイも可能です。
特にBGMの評価が高く、こちらも名移植として名前の上る作品でした。
ボナンザブラザーズ
1991/5/17 セガ
こちらもゲーセンで人気だった、ステルスアクションゲームの移植。
正義の泥棒、ROBOとMOBOを操作し、悪党からお宝を盗み出す内容。
個性的なクションやコミカルな要素も多く、笑いながら遊んでいた人も多いはず。
メガドライブ移植版は、一部のステージやボーナスステージがカット。
また、展示物なども、セガゲームにちなんだ物に変更されていますが、
それ以外は、ほぼアーケード版と同じように楽しめます。
本作もアーケード版、メガドライブ版問わず高評価の作品でしたね。
こちらも、現在はメガドラミニ2でも復刻しています。
ピットファイター
1992/3/27
テンゲン
メガドライブの良移植作品として意外とコメントが多かったのが本作。
個人的に本作は、アーケード版もメガドライブ版もほとんど遊んだことがなく、
良移植という印象はありませんでしたが、本作を挙げるXのフォロワーさんが多かったです。
本作は元々はATARIが1990年に発売したアーケードゲームで、
実写取り込みの2D対戦ゲームで、レスラー、空手家、キックボクシングから選びます。
観客に交じって攻撃してくる敵など、他とはちょっと異なる個性的な格ゲー。
メガドライブには、他にも名移植と呼ばれる作品は多々ありますが、
個人的に意外だったので、本作を紹介しておきました。
この他にも、コッチも良移植だった!という作品がありましたら、
是非コメントよろしくお願い致します。