今回は、メガドライブで発売された
マイクロネット
のゲームについて紹介していきます。
マイクロネットは札幌に本社を構えるソフトウェア会社で、元々はPC用ゲームなどを開発していました。
その後、家庭用ゲーム機などでもソフトを発売し、主にメガドライブ、スーファミ、セガサターン、プレステ用ソフトを開発していました。
しかし、現在はゲームソフトはもう作っていないようですね。
メガドライブ マイクロネットゲーム特集
カース
1989/12/23
6800円
惑星セネカを救うために、万能戦闘機で戦うシューティングゲーム。
マイクロネットの作品は、音楽への評価が高いことでも有名。
ダークな雰囲気とBGMも、よく合っています。
しかし、発売当時は他社製品に比べ、スクロールが荒いと言われていたそうです。
システム的にはオーソドックスな横シューティングなので、誰でも無難に楽しめる内容。
決して悪くはないのですが、パッケージのイラストが気持ち悪くて、当時はあまり良い印象はありませんでした^^;
ジャンクション
1990/11/25
6000円
パネルを移動させてボールの道を作っていくパズルゲーム。
コナミのキューブリックを移植した作品。
分かりやすく言うと、昔懐かしいボードゲーム「チクタクバンバン」のような内容。
パネルをずらしながらボールを進む道を作り、ステージの外側にあるU字パネルを全て通過するとクリア。
ピラミッドに当たると、ボールが大きくジャンプします。
悪くはありませんが、好みは分かれそうですね。
シーザーの野望
1991/2/24
8800円
古代ローマを舞台とした、リアルタイムストラテジー。
タイトル通り、プレイヤーやカエサル(シーサー)となって戦っていきます。
全4ステージあり、キャッチコピーは「サイはなげられた」
ステージごとに定められた条件を満たすことでクリアとなります。
歴史が好きな方は、より楽しめるかも。
雷電伝説
1991/7/6
8800円
当時ゲーセンでも大人気だった、セイブ開発のシューティングゲーム「雷電」のメガドライブ移植版。
雷電はその人気の高さからスーファミなど様々なゲーム機に移植されましたが、
残念ながら劣化移植も多く、アーケードファンはガッカリした人も多いはず。
特にスーファミ版は酷かったですね。
しかし、メガドライブ版の本作は、そこまで酷くはありません。
レーザーの弱体化などはありますが、それ以外はほぼアーケード版と同じように楽しめます。
また、高難易度の最終ステージが追加されるなど、当時の移植としてはかなり頑張っている方。
スーファミ版と比べると遥かにマシです。
音が悪いなどの意見もありますが、それ以外はアーケードファンも納得の移植だったのではないでしょうか。
ヘビーノバ
1991/12/12
6800円
ロボットで戦っていく、メガCDのアクションゲーム。
道中はアクションステージで、ラストにはボスと対戦格闘ゲームのように戦います。
戦いに勝利することで技も増えてロボットも成長していきますが、肝心のロボットの動きがもっさりして操作しにくいのが難点。
前後の移動や攻撃、方向転換など、とにかく全ての動きが遅すぎてイライラします。
反応も悪く、これでスト2並みに軽快に操作出来れば良いのですが。
メガCDで出す意味あるの?と疑問の内容でした。
シーザーの野望2
1992/5/28
8800円
シーザーの野望の続編で、基本システムは前作同様。
今作はステージ数も増えてやり応えもアップしています。
全15ステージあり、今回はアジアなどもあります。
3つの兵科を、より効率よく使用していくのが肝要。
前作が好きだった方アは、今作もきっと楽しめるはず。
バトルファンタジー
1994/4/15
8400円
エルフやドワーフなど、ファンタジー系のキャラが登場する対戦格闘ゲーム。
ストーリーモードでは、キャラクターの成長なども可能。
キャラごとのストーリーなど、色々あってこれはこれで中々面白いです。
ただし、RPGやシューティングなど色々詰め込み過ぎて、どれも中途半端感は否めませんが。
また、グラフィックも微妙で、雑誌などでは同人ゲームのような味わいと評されました。
格ゲーとしては、一般的な内容。