PCエンジン名作ゲーム、個人的おすすめソフトについてお伝えしております。
今回は、PCエンジンの本体が発売された、1987年後半から1989年に発売されたゲームの紹介です。
ファミコンはもう古い!
と言わんばかりに登場したPCエンジン。
高グラフィックのゲームに憧れましたが、本体の値段も2万円超えと高額で、
我が家では、「ファミコンあるでしょ!」
っと言われ、買ってもらえませんでした( ノД`)シクシク…
当時の親世代にとっては、ファミコンもメガドライブもPCエンジンも、全てファミコンでしたからねw
スタイリッシュなデザインや、カード型のオシャレなHuカードには憧れたものです。
そんなPCエンジン初期に発売された、個人的名作ゲーム、おすすめソフトについて紹介していきます。
今遊んでも十分楽しめるオススメゲーム、名作ゲームをお探しの方は、是非参考にしてください。
PCエンジン初期名作ゲーム特集1
ビックリマンワールド
1987/10/30
ハドソン
4500円
PCエンジン本体と同時に発売されたローンチタイトルの一つ。
アーケードでも人気だった「ワンダーボーイ モンスターランド」のキャラを、
当時、少年たちの間で爆発的ブームだったビックリマンシールのキャラクターに置き換えたアレンジ移植。
ワンダーボーイもそうですが、ハドソンは当時の情勢を踏まえたアレンジ移植が上手かったですね。
キャラクターは変更されていますが、操作感覚はアーケードとほぼ同じ。
丁寧な作り込みでボスなどにもしっかりと攻略法があり、慣れてくるとサクサク進めます。
聞くところによると、アーケード版のメーカー「ウエストン」も開発に携わっていたとか。
そりゃ移植度も高くなりますよね。
しかし、キャラクターの版権もある為か、今となっては中々復刻できないのが残念。
ビックリマンファンからもアーケードファンからも支持されたゲームで、PCエンジン初期の名作を語る上では、決して外せない一品。
カトちゃんケンちゃん
1987/11/30
ハドソン
4900円
こちらもPCエンジン初期を語る上で、決して外すことが出来ない名作アクションゲーム。
当時テレビで放送していたバラエティ番組「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の探偵コントを題材とした内容です。
ファミコンなどでもタレントゲームはいくつか出ていましたが、それまでは粗いドット表現だったので全く似ていませんでした。
しかし、PCエンジンはキャラクターが、しっかりとカトちゃんとケンちゃんに見えるのに驚きましたね。
軽快なアクションと、テレビでもお馴染みのギャグなどもあり、子供が食い付かないはずはありません。
私の周囲でPCエンジンを持っていた友人は、ほとんどがこのゲームを持っていた印象があります。
全体的に難易度が高く、特に最終面は激ムズでしたね。
本作を持っている子は多かったですが、クリアした子はほとんどいませんでした。
キャラクターの肖像権などもあるせいか、今となっては復刻は難しいでしょう。
苦肉の策として、PCエンジンミニに海外版が収録されましたが、やはりこれじゃない感が強いですね^^;
高橋名人の冒険島のような、分かりやすいアクションが好きな方にはオススメです。
妖怪道中記
1988/2/5
ナムコ
4900円
ナムコのPCエンジン初参入作品で、アーケードからの移植。
生前悪い事ばかりしていた、たろすけが地獄から天国に向かう内容。
お金を貯めてお買い物したり博打をしたりなど、アクション以外にも楽しい要素が盛りだくさんです。
また、乙姫のダンスなど、男子には嬉しい演出も豊富。
ムッツリのたろすけには、当時からどこか他人とは思えない感じがありました。
しかし、見た目はコミカルな内容ですが、その難易度はかなり高く、天国エンドを見たことある人は少ないでしょう。
そもそも、クリア自体が超難しいですよね^^;
こちらも当時から大人気で、持っている人も多かった作品。
R-TYPEⅠ
1988/3/25
ハドソン
4900円
アーケードから移植された大ヒット横スクロールシューティングゲーム。
容量の関係上、アーケードの前半4ステージのみしか収録されず、残りの4ステージはRタイプⅡとなりましたが、
その分、見た目や操作感覚は、アーケードとほぼ同じ。
この移植度の高い作品には、当時ゲーセンで遊んでいた人もきっと満足したはず。
私も、PCエンジン欲しい!ってなった一番のきっかけは本作。
フォースの着脱や反射レーザー、溜め撃ちやBGMなど、とにかく全てが斬新でカッコよく見えたものです。
恐らく、PCエンジン初期の本体販売台数にも大きく貢献したはず・・・・知らんけど。
横スクロールの名作シューティングといえば、
- Rタイプ
- ダライアス
- グラディウス
の3作品を、個人的に横シューティング御三家と勝手に呼んでいます。
プロ野球ワールドスタジアム
1988/5/20
ナムコ
4900円
ファミコンでも大ヒットしたナムコの野球ゲーム、ファミリースタジアムのPCエンジン版。
内容は、ファミコン版のファミリースタジアム86~87の移植になります。
今回からフライの落球や、ゴロをはじくなどのエラーが起こるようになり、リアルさも増しました。
ファミコンと比べるとグラフィックは上がり合成音声も使われ、演出面もパワーアップ。
特に友達との対戦が盛り上がりますよね。
野球ゲームと言えば、このシリーズは外せませんね。
R-TYPEⅡ
1988/6/3
ハドソン
4900円
R-TYPEアーケード版の後半4ステージが収録された作品。
PCエンジン版の6面には、オリジナルボス「ヤジュー」が登場します。
Ⅰのパスワードを入力することで、パワーアップした状態から始めることも可能。
しかし、アーケードの5面から始まるので、1面からいきなり難易度が高いです。
当時は、1面もクリアできずに諦める子が多数いました。
子供には難易度が高すぎるシューティングゲームでしたね。
ギャラガ’88
1988/7/15
ナムコ
4900円
アーケード、ファミコンともに大ヒットとなったギャラガの続編。
今回から、3機合体のトリプルファイターが可能です。
また、ステージのバリエーションも増え、従来のギャラガとは一味違う面白さがあります。
もちろん軽快なBGMのボーナスステージも健在。
どっぷりハマるほどでもないですが、たまにやりたくなるゲームですよね。
シンプルな操作性、適度な難易度で、誰でもすぐに楽しめる良作品。
現在は、PCエンジンミニ2でも復刻しています。
プロテニス ワールドコート
1988/8/11
ナムコ
4900円
ナムコの名作テニスシリーズ、ファミリーテニスのPCエンジン版。
軽快な操作、遠近感のあるコートで、個人的にテニスゲームシリーズとしては最高峰だと思っています。
本作の続編となるスーファミの「スーパーファミリーテニス」もハマりました。
ナムコのスポーツゲームは名作が多いですよね。
普通のテニスゲームの他にも、RPGのように進めていくクエストモードもあり、一人でも二人でも楽しめます。
魔神英雄伝ワタル
1988/8/30
ハドソン
4900円
当時、男子に大人気だったロボットアニメ「魔神英雄伝ワタル」を題材としたアクションゲーム。
内容は、剣で戦うシンプルな操作のジャンプアクションゲーム。
ステージごとに主人公のワタルか、その魔神「龍神丸」を操作し、ステージを進んで行きます。
アニメのキャラクターが上手く表現されており、それだけでも当時の男子にとっては大興奮でした。
当時はこのアニメが大好きで毎週欠かさず観ており、500円くらいで買える玩具も色々持ってましたね~。
定吉七番 秀吉の黄金
1988/11/18
ハドソン
4900円
007のパロディ的なアドベンチャーゲーム。
元は、諜報部員の安井友和が活躍する小説「定吉七番」をゲーム化した作品。
大阪を舞台に、秀吉の古文書を巡って敵組織と戦っていきます。
最初はギャグありでゆる~く進みますが、後半はシリアスな展開に。
昔ながらのコマンド選択式のアドベンチャーゲームで、流石に脚本が抜群に面白いですね。
ネタバレになると面白さも半減するので、ストーリーに関しては控えさせていただきますが、アドベンチャーゲーム好きなら遊んでおいて損は無いでしょう。
最後はちょっと迷いやすいですが、そこまで難易度は高くはありません。
ドラゴンスピリット
1988/12/16
ナムコ
5500円
ナムコの人気縦スクロールシューティングゲーム。
囚われた姫をブルードラゴンのアムルが救出するオーソドックスな内容です。
空中と地上ショットがあり、往年の名作ゼビウスを彷彿とさせる設定。
火山、森林、深海など、PCエンジンの高グラフィックを生かしたステージも大きな特徴。
こちらも当時から人気だった名作シューティングゲームでした。
現在は、PCエンジンミニ2でも復刻しています。
ソンソンⅡ
1989/1/27
NECアベニュー
5400円
カプコンの人気アクションシューティング「ソンソン」の2作目。
本作は、カプコンのブラックドラゴンをベースとしたPCエンジンオリジナル作品です。
アクションシューティングだった前作とは異なり、今回はジャンプアクションゲームになっています。
通常の如意棒攻撃の他、特殊攻撃やお買い物システムもあります。
シンプル操作で、誰でも楽しめる良アクションゲーム。
やり応えも抜群で、今遊んでも普通に楽しい作品なのですが、中々復刻しませんね~。