【初代PS】思い出の格闘ゲーム特集①|当時夢中で遊んだ名作たち

初代プレイステーションが登場した1990年代後半は、格闘ゲームが最も熱かった時代のひとつでした。

アーケードで人気を博した名作が次々と家庭用へ移植され、

友人の家に集まって対戦した思い出がある人も多いのではないでしょうか。

当時のPS1格闘ゲームは、2D格闘の完成形とも言える作品から、3D表現に挑戦した意欲作まで幅広く、

「遊びごたえ」と「個性」が強く印象に残るタイトルが揃っていました。

コントローラーを握りしめ、必殺技の入力に一喜一憂したあの感覚は、今なお色褪せません。

本記事では、初代プレイステーションで当時よく遊ばれていた格闘ゲームを中心に、

今振り返っても面白い名作・定番タイトルをピックアップして紹介します。

今回はその第1弾として、特に記憶に残る格闘ゲームを厳選して振り返っていきましょう。

有名どころからちょっとマイナーなもの、かなり個性的な作品など、格ゲー好きの方はぜひ見ていってください。

【初代プレイステーション】当時よく遊んだ格闘ゲーム名作特集①

 

闘神伝

1995/1/1

タカラ

プレステ初期の頃に流行った、3D対戦格闘ゲーム。

セガサターンはバーチャファイター、プレステは闘神伝と、

あのバーチャファイターと比べられたこともあるくらいの人気作。

メーカーがタカラということで、当初はあまり期待はしていませんでした。

タカラの格ゲーと言えば、どうしてもスーファミ版の餓狼伝説シリーズを思い出してしまい、あまり良い印象はありませんでした。

しかし、これが期待を裏切る面白さ。

まだ3Dポリゴン格闘ゲームが少なかったという事もあるでしょうが、当時は友人宅でよく遊んでいたものです。

バーチャファイターは慣れるまでかなり難しく、技も中々出てくれず、ライトゲーマーにはかなり厳しい仕様でしたが、

闘神伝は必殺技も出しやすく、初心者でも遊びやすかったですね。

今見るとだいぶ荒いグラフィックですが、当時は「すげーリアル!」っと驚いたものです。

ゼロ・ディバイド

1995/8/25

ZOOM

知る人ぞ知る、ロボットの対戦格闘ゲーム。

一部ではかなり人気だった作品ですが、一般的にはそこまで知名度が高い作品ではないかもしれませんね。

フォロワーさんの話によると、プレステでバーチャファイターレベルの対戦格闘ゲームを出しましょう!

という企画から始まったらしいです。

それもあってか、見た目は違えど、技などはバーチャファイターそっくりでしたね。

正直、バーチャファイターがあれば無理に遊ぶ必要もありませんが、

プレステでバーチャみたいな格ゲーを遊びたい!という方には、まさに本作がピッタリ。

私も友人から薦められて借りて遊びましたが、最初の感想は「バーチャファイターみたいで面白い!」でした。

技なども出しやすく、むしろバーチャファイターよりも遊びやすいかも。

メーカーがあまり有名ではないこともあり、当時の知名度はそれほど高くは無いかもしれませんが、

本作も隠れた名作と言えるでしょう。

後に2も発売されますが、こちらも面白かったですね。

鉄拳2

1996/3/29

ナムコ

言わずと知れた、バーチャ―ファイターと双璧を為す大ヒット3D対戦格闘ゲーム第二弾。

初代や3もそれなりに遊びましたが、個人的にシリーズで最もハマったのは2でした。

バーチャファイターと違い、ガードがボタンではなくレバー逆方向とストⅡに近い操作性というのも遊びやすかったですね。

むしろ、バーチャファイターが苦手な人ほど、鉄拳にハマっていた印象があります。

キャラも多く、それぞれ個性があって面白かったですね~。

各キャラの10連コンボなども、当時は必死に練習したものです。

プロレス好きの方は、ニーナの連続関節技、キングの連続投げなどを必死に覚えた人も多かったはず。

また、ネイティブ・アメリカンのミシェールがジャーマンスープレックスを使ったりなど、意外とプロレス技が多いんですよね!

当時は1人暮らしだった為、ひたすら友人と夜通し遊んだものです。

初代プレステで最も流行った対戦格闘ゲーム!

と言っても、過言ではないでしょう。

サイキックフォース

1996/10/4

タイトー

アーケードで人気だった、超能力者同士が3D空間で戦う対戦格闘ゲーム。

上下左右360°移動が可能で、本当の意味で3Dな格ゲー。

遠距離攻撃もボタン一つで出るので、格ゲー初心者でも遊びやすいです。

当時は様々な3D格ゲーが登場しましたが、その中でもかなり珍しいシステムでしたね。

PS移植版は、家庭用らしくオープニングデモや各キャラのストーリーモードが追加。

能力者同士の戦いというのは、中二病患者にはたまらない設定でした。

本作も当時は、よく友達と対戦したものです。

ソウルエッジ

1996/12/20

ナムコ

こちらもアーケードで人気だった、武器を使用して戦う対戦格闘ゲーム。

武器で戦う3D対戦格闘ゲームは珍しく、鉄拳とはまた違う面白さがありました。

PS移植版にはエッジマスターモードが追加され、キャラごとにストーリーを進めたり武器を揃えたりなど、

1人でも十分やり応えがあります。

プレステ移植版はアーケード版以上!とも言われていましたね。

オープニングムービーもカッコいいですし、映画のような演出にも衝撃を受けました。

当時は鉄拳2で対戦し、ちょっと飽きたら本作やぷよぷよなどで友人たちとひたすら対戦していました。

個人的には、特にソフィーティアとタキが大好きで良く使用していました。

ソフィーティアのチラッと見える白パンや急所蹴り、タキのピッチリ衣装に興奮したものです( *´艸`)

当時はブラウン管テレビだったので気づきませんでしたが、

改めて見ると、タキの衣装ってTバックとB地区見えますよね?

トバル2

1997/4/25

スクウェア

こちらも知る人ぞ知る、スクウェアから発売された対戦格闘ゲーム。

スクェアと言えばRPGのイメージが強く、対戦格闘ゲームは珍しかったですね~。

それだけ当時は対戦格闘ゲームがブームだったという事でしょう。

また、キャラクターデザインが、あの鳥山明先生というのも話題でした。

キャラの印象もあり、初期ドラゴンボールの天下一武闘会を彷彿とさせます。

ドラゴンボール世代にとっては設定も面白く、1も決して悪くはありませんが、

発売前から期待しすぎたせいか、正直イマイチだった思い出があります。

初代は、まだまだ粗削りな部分も多かったですが、2になってから色々調整されだいぶ遊びやすくなりました。

一人プレイのダンジョン探索モードも、やり応えがあって面白かったですね。

本作は対戦というよりは、一人プレイでひたすら遊んでいた思い出があります。

ストリートファイターEX plus α

1997/7/17

カプコン

ストⅡキャラがポリゴンになったEXのプレステ移植版。

こちらもアーケードからの移植。

見た目は3D格ゲーですが、操作感覚などは従来のストⅡ同様。

3Dグラフィックを備えた2D格ゲーで、現シリーズもこの流れですね。

これまでのストⅡファンも馴染みやすい設定で、当時は遂にストⅡもポリゴンになったか!

っと驚きましたが、単に見た目が変わっただけという声もw

一時期は話題でしたが、バーチャや鉄拳などには人気は及ばなかった印象です。

また、本作に登場した新キャラなども、後のシリーズには一切登場しないところを見ると、

やはり人気はイマイチだったようですね。

私は中古ショップで安く購入し、当時は友達と遊びましたが、

決して悪くはありませんが、個人的にはストⅡといえば、従来の2Dの方が好きでした。

ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98

1999/3/25

SNK

餓狼伝説や龍虎の拳のキャラなどが多数登場する、SNKの人気対戦格闘ゲーム98年版。

このシリーズは、年々登場キャラも増えて豪華な内容になっていきましたが、

個人的には95~96辺りをよく遊んだ思い出があります。

後半になるにつれ、キャラが多すぎて誰が誰だか分からなくなってきました。

遊んだのは、98くらいまでですかね~。

このシリーズはたくさんありますが、シリーズの中で最も人気のあるシリーズは「KOF ’98」と「KOF 2002」らしいです。

特に「KOF ’98」は「ドリームマッチ」として多くのキャラクターが登場し、ゲームバランスやシステムが評価されています。

私は90年代後半や2000年代は、格ゲーはほとんどやらず、また、キャラも多くて誰が誰だかサッパリ分からなかったので

個人的には、初期の頃の方をよく遊んでいましたが、本作も非常に評価の高い格ゲーでした。

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