今回は、昭和男子はみんな好きだった!
合体・変形のアーケードシューティングゲーム
について紹介していきます。
合体・変形は、昭和男子の浪漫が詰まっていますよね。
当時のロボットアニメの影響もあり、大好きだった子も多かったはず。
今回は、そんな合体変形をモチーフとした、懐かしいレトロアーケードゲームについて紹介していきます。
ロボット好きの方、アーケードシューティングゲーム好きの方は、是非見ていってください。
昭和男子のロマン爆発!合体・変形シューティング
ムーンクレスタ
1980年
日本物産
合体シューティングゲームと言えば、まずはやはり本作でしょう。
ニチブツの傑作シューティングゲームで、ハマって遊んだ子も多かったはず。
79~80年といえばインベーダーゲームの亜流作品が各社から多数出ていた頃。
そんな中で登場したのが本作。
シンプルな固定画面が主流の時代ですから、その時期にこのギミックは凄いですよね。
当時はゲームセンターだけでなく、駄菓子屋さんなど様々な箇所に設置されていたそうです。
本作も基本的には固定画面のシューティングゲームで、5種類の敵が色違いで2ステージ登場。
全10ステージで1周クリアとなります。
そして、本作の特徴は、特定のステージで自機の合体シーンがあること。
最大3機合体でき、ショットもパワーアップ。
当時は合体系のロボったアニメも多く、チビッ子たちがハマるのもよく分かりますよね。
移植なども多いですが、現在はアケアカでも復刻しています。
B-WINGS
1984年
データイースト
データイースト初期の人気シューティングゲーム。
それぞれ異なる特徴を持つ翼と合体し、敵を殲滅していきます。
同じステージでも翼を変えるだけで、難易度もだいぶ変わってきますね。
こちらもファミコン移植版が有名でしたが、ファミコン版は最初に好きな翼を選べます。
その為、最初から最後まで同じ翼という事も珍しくありませんでしたが、
アーケード版は、道中で翼を色々変更するのが面白かったですね。
けっけう人気はあるとは思うのですが、アーケード完全版の移植は非常に少ないです。
いずれはアケアカなどでも復刻してもらいたいですね。
フォーメーションZ
1984年
ジャレコ
戦闘機とロボットに変形可能な横スクロールシューティングゲーム。
元祖合体といばムーンクレスタですが、変形と言えば本作を真っ先に思い出します。
全編通してBGMがない殺伐とした雰囲気で、難易度も高いです。
燃料制限があるのも、本作の難易度を上げていますね。
陸路はなるべくロボットで地上を歩き燃料を節約し、海などで一気に戦闘機で突破する!というのが定番でしょうか。
今となっては当たり前のボス戦があるというのも、当時としては珍しい設定。
また、溜め撃ちショットが出来たのも、本作が初だそうです。
色々画期的な作品でしたが、本作はどちらかというとファミコン版の方が有名かもしれませんね。
ファミコンを始め様々なプラットフォームに移植され、現在はアケアカでも復刻。
最近ではシリーズ最新作、ファイナルフォーメーションZが発売されております。
まさか令和になって新作が発売されるとは、オジサン世代には感慨深いですね。
マグマックス
1985年3月
日本物産
合体して自機をパワーアップしていく、横スクロールシューティングゲーム。
最初は貧弱な自機で出撃しますが、道中に落ちている各パーツを取得することで最終的にロボットになります。
ロボットは攻撃は強力ですが、自機が大きくなるため被弾しやすいのが難点。
最初は地上ステージを進みますが、穴に入ると地下ステージに進めます。
奥行きのあるステージやグラフィックなどは一定の評価はありますが、
全体的には、わりと平凡な内容。
単調なステージや難易度の高さなどから、そこまで出荷台数は伸びなかったようです。
後にファミコンにも移植され、現在はアケアカでも復刻しています。
テラクレスタ
1985年
日本物産
こちらもニチブツを代表する合体シューティングゲーム
ムーンクレスタの続編とされていますが、実はこの設定は後付けらしいです。
当初はオリジナル作品として開発していましたが、セールス的な目的で急遽続編という扱いにされたそうですね。
本作は5機の戦闘機が登場し、合体することで自機がパワーアップしていきます。
コンバトラーVやボルテスVなどの、ロボットアニメを彷彿とさせる設定。
そして、5機合体すると、一定時間無敵の火の鳥になります。
本作にはショットボタンとフォーメーションボタンがあり、画面下のFマーク分だけフォーメーション攻撃が可能。
ゲーム性だけでなくBGMも評価が高く、まさにニチブツを代表する名作。
本作も、現在はアケアカで復刻しています。
UFOロボ ダンガー
1986年
日本物産
こちらもニチブツお得意の合体シューティングゲーム。
見た目通りテラクレスタに非常によく似た雰囲気で、テラクレスタのマイナーチェンジ作品と言った印象。
3機の戦闘機が合体する、ロボットアニメのような内容です。
最初の基地から発進シーンも、何かのアニメで見たことありますね。
本作はテラクレスタと違い、最初から全機合体のロボット状態から始まり、被弾するごとに弱体化していきます。
序盤は強力ですが、1機失うと再開は貧弱な戦闘機からというのが辛いとこ。
全機揃えば、またロボットになりますが、終盤辺りでやられると盛り返すのが辛いです。
自機がロボットという事もあり、テラクレスタよりもチビッ子が喰いつきそうですが、
残念ながら出荷数はそれほど伸びなかったようですね。
知名度はテラクレスタよりは高くはないでしょう。
需要があるかどうかは分かりませんが、もしアケアカで出たら欲しいです。
超時空要塞マクロス
1992年
開発:NMK
販売:バンプレスト
人気アニメ「マクロス」を題材とした縦シューティングゲーム。
変形ロボットと言えば、やはりマクロスでしょう。
販売はバンプレストですが、開発はNMK(日本マイコン開発)。
アニメでは戦闘機やガウォーク、バトロイドなど自由に変形できますが、本作はアイテムを取って可変するシステム。
自機の形態により攻撃方法も変わります。
個人的には、道中は広範囲のバトロイド、ボス戦はレーザーのガウォークが好きですね。
ちなみに、2P側のマックス機は1P側の一条輝機よりも、ちょっとだけスピードが速いそうです。
アニメも好きだったので、ゲーセンでもよく遊んでいましたが、これまで家庭用ゲーム機には移植されませんでした。
長らく移植を待ち望んでいましたが、最近になってようやくアケアカで復刻。
版権タイトルという事もあり、他のアケアカよりはちょっと高いですが、
それでも一般的なゲームと比べると、十分安いのでオススメですよ。
超時空要塞マクロスⅡ
1993年6月
開発:NMK
販売:バンプレスト
前作が好評だったのか、翌年すぐにマクロスシリーズ2作目が発売されます。
前作と違い、今回は横スクロールシューティング。
今作の大きな特徴は、時間制限とクリア得点の有無。
制限時間内にスコアノルマを達成する内容で、シューティングゲームでは珍しい、残機制ではなく時間制。
スコアを達成すればステージクリアですが、未達はそのままゲームオーバー。
その為、点数稼ぎが特に熱く、得点アイテムなども本作にとっては重要。
しかし、前作ほど出荷数は伸びなかったようで、そこまで知名度は高くはないでしょう。
また、テレビ版だった前作と比べてOVA版というのも、ちょっとマニア向けだったのかもしれません。
本作も長らく家庭用ゲーム機には移植されませんでしたが、現在はアケアカでも復刻しています。
ハイパーデュエル
1993年10月
開発:テクノスフト
販売:タイトー
サンダーフォースシリーズでお馴染み、テクノスフトが開発した横シューティング。
テクノソフトはPCやメガドライブなどではお馴染みですが、
アーケードゲームの開発は非常に珍しいですね。
バスターギアと呼ばれる自機で、戦闘機とロボット形態を状況に応じて使い分けて進行していきます。
それぞれ特徴の異なる3人のキャラから選択していきますが、
そりゃもちろん、みんな美人の女の子を使うでしょう。
白髪のお爺ちゃんなんて、どこに需要があるんだか ╮(´•ω•)╭ヤレヤレダゼ
テクノスフトらしい硬派なシステムで、当時からけっこう評価が高かったらしいですが、
私の行きつけのゲーセンでは、見たことありませんでした。
本作はどちらかと言えば、セガサターン移植版の方が有名かもしれませんね。
マクロスプラス
1996年
開発:MOSS
販売:バンプレスト
こちらもマクロスのOVAを題材とした縦シューティングゲーム。
開発会社のMOSSとは、あまり聞いたことがありませんが、
wikiによると「雷電」などでお馴染みの、セイブ開発のスタッフが独立して設立した会社だそうです。
本作はアニメの主人公イサムと、そのライバル、ガルド、そして、美女の三人から選択可能。
美女キャラはシャロンと思っていましたが、オリジナルキャラだそうです。
オリジナルキャラには特に愛着はありませんが、美女だとやっぱ皆選びますよね!
前作のⅡはあまり評判がよくなかったのか、本作はまた初代と同じようなシステムとなっています。
さすがにこの時期ともなるとグラフィックも良いです。
オーソドックスな縦シューティングの印象で、こちらも当時ゲーセンでよく遊んでいました。
本作も、いずれはアケアカで復刻してほしいですね。