セガといえば、メガドライブやセガ・サターン、そしてアーケードゲームを思い浮かべる人が多いでしょう。
ところが、セガのゲームはセガゲーム機だけで遊べたわけではありません。
ファミコンやPCエンジン、さらにはゲームボーイアドバンスなど、当時の他社ハードにも意外なセガのゲームが移植されていました。
「えっ、このゲームも移植されていたの!?」
と思ってしまうような作品もあれば、元のアーケード版とはまた違った形でアレンジ移植された作品もあります。
今回は、そんな他のゲーム機にも移植されたセガゲームの中から、
個人的に気になった作品や、あまり知られていないかも?と思う作品を紹介していきます。
良移植作品もあれば、ちょっと微妙な無理移植まで、セガゲーム好きの方は、是非見ていってください。
ファミコンに移植された作品
ファミコンのセガゲームと言えば、サンソフトのファンタジーゾーンが超有名ですよね。
あまりにも出来が良すぎて、ファンタジーゾーンはサンソフトの作品!と思っていたチビッ子は、きっと私だけではないはず。
しかし、実は、それ以外にもファミコンには様々なセガゲームが移植されていました。
スペースハリアー
1989/1/6
タカラ
セガ以外のゲーム機に移植されたセガゲーム、
まず最初に紹介するのは、ファミコン版のスペースハリアー。
スペースハリアー自体は超有名なので、多くの方が知っているでしょうが、
それがまさかファミコンでも出ていた事を知っている人は、意外と少ないかもしれませんね。
本作はアーケード版ではなく、セガマークⅢ版がベースとなっており、
ラスボスにHAYA-OHも登場し、音楽もファミコン版にしては頑張っている方でしょう。
しかし、ファミコンの性能上、全体的にキャラも小さく、スピード感も無く、
本家を知っていると、どうしてもショボく見えてしまいます。
アーケード版を遊んだ人にとっては、かなり劣化した印象ですが、
まぁそれでもファミコンにしては、それなりにスペースハリアーを楽しめる作品ではないでしょうか。
ただ正直、スクウェアのディスクシステムゲーム「とびだせ大作戦!」の方が、スペースハリアーしてましたね。
アフターバーナー
1989/3/30
サンソフト
こちらもセガの大ヒット3Dシューティングゲームのファミコン版。
タイトルにはⅡがありませんが、オープニングにⅡの文字が見える通り、内容はⅡの移植。
スロットル操作はありませんが、スタートボタンを押すと急加速が可能。
もちろん本家と比べると遠く及びませんが、それでもファミコンとしては見事な移植。
Get Ready!の声も入ってますし、人気のBGMもしっかり聴けます。
ロックオンしてからのミサイルはもちろん、スピード感もけっこうあります。
ローリングや空中給油などの演出も見事に再現。
さすがファンタジーゾーンを移植したサンソフトだけあります。
ファミコンにしては、非常に完成度の高い移植。
ファミコンのトップガンよりも、遥かに楽しいです。
こちらは、けっこう評価が高い移植でしたね。
獣王記
1990/7/20
アスミック
こちらもセガの人気アクションゲーム、獣王記のファミコン版。
玉を取ってムキムキになって、最終的には獣人になってと、基本システムはアーケード版と同じですが、
しかし、ファミコンの性能上、キャラクターが小さくなってしまい、
本家と比べると、どうしてもショボく見えてしまうのが残念なとこ。
ただし、ファミコンオリジナルステージなどもあり、アーケード版とは別物と捉えれば遊べないこともないでしょう。
ですが、やはりアーケードファンから見ると劣化移植感は否めません。
ファミコン後期という事もあり、そもそも存在自体知らない人も多そうですね。
PCエンジン
PCエンジンにも様々なセガゲームが移植されました。
こちらは割と有名なタイトルが多いですが、意外と知られていない作品があるかも。
パワードリフト
1990/4/13
アスミック
当時ゲーセンで人気だったレースゲームのPCエンジン移植版で、開発はコピアシステム。
上下アップダウンの激しいアスレチックコースを走る内容で、PCエンジン版もそれなりに上手く表現されてはいますが、
やはりアーケード版と比べると、スピード感は少なく迫力にも欠けるのが残念。
元のアーケード版は膨大なスプライト処理能力を持つ、スプライトのオバケと言われていたY-BOARD基板だったこともあり、
さすがのPCエンジンでも、そこまで忠実に再現できなかったようです。
しかし、一般的なレースゲームとして見れば十分楽しめます。
また、全てのステージで1位をとると登場するエクストラステージも収録。
PCエンジンとしては頑張っている方だとは思いますが、やはりアーケード版を遊んできた人にとってはガッカリ移植でしたね。
ボナンザブラザーズ
1992/7/31
NECアベニュー
PCエンジン Super CD-ROM2
こちらもセガの人気アクションゲームのPCエンジン Super CD-ROM2版。
スーパーCD-ROM2という事もあり、ほぼアーケード版と同じように遊べます。
また、BGMはゴージャスな生演奏っぽくなっており、豪華な印象がありますね。
但し、アーケード版にあった最初の練習ステージはカット。
二人同時プレイの場合は、上下に分割して遊ぶことが出来ます。
こちらは当時としては、かなり移植度の高い作品でしが、
しかし、SuperCD-ROM2は、本体のお値段が高いのが辛いとこ。
一部の金持ちの子は持っていましたが、一般庶民には中々手が出せないハードでした。
それもあってか、本作が移植されていたと知らない人も多そうですね。
ゲームボーイアドバンス
90年代中期頃の携帯ゲーム機では、セガもゲームギアで任天堂のゲームボーイと凌ぎを削っていましたが、
しかし、結局はゲームボーイの牙城を崩す事は出来ず、
96年12月に発売されたGソニックを最後に、セガは携帯ゲーム機から撤退。
その後、2000年代以降のゲームボーイアドバンスでは積極的に、セガゲームも移植・復刻し始めます。
シャイニング・フォース 黒き竜の復活
2004/8/5 SEGA
ゲームボーイアドバンス
メガドライブで大人気だった、初代シャイニングフォースのリメイク作品。
基本的なシステムやストーリーなどは同じですが、敵国ルーンファウストの皇女など新キャラも追加。
また、それに伴い新エピソードやバトルも追加されています。
メガドライブ版を散々遊び尽くした人でも、また新たに楽しめる内容となっています。
シャイニングフォース好きにはお薦めの作品ですが、ゲームボーイアドバンスは我々の世代は持っている人は少なかったですね~。
この頃は、もう二十歳を超えており、今更携帯ゲーム機で熱中する歳ではありませんでした。
携帯ゲームは、どうしても子供用の印象が強かったですからね。
その為、私より年上の方、または同世代の方は、リメイクされていたことすら知らない人も多いでしょう。
個人的にも、当時はゲームボーイアドバンスは全く振れたこともなく、本作も当然知りませんでした。
コラムスクラウン
2001/12/13 SEGA
ゲームボーイアドバンス
セガの人気落ちものパズルシリーズ、コラムスのゲームボーイアドバンス版。
同じ色の宝石を縦横斜めに3つ並べると消えるお馴染みの、シンプルなルールです。
コラムスと言えば、洋ゲー的な殺伐とした雰囲気がありましたが、
ゲームボーイアドバンス版はキャラクターも可愛く、雰囲気も明るくなっています。
本作も、やはりまとめて消える連鎖が決まると爽快です。
ぷよぷよほどは狙って連鎖は出来ませんでしたが、予想外に連鎖が続くと気持ち良かったですね。
通信ケーブルを使用することで、2人対戦も可能。
パズルゲームは携帯ゲーム機との相性も良くハマった人も多いでしょう。
まぁ私は当時、本作を全くやったことがありませんでしたがw
セガラリー
2002/12/19 SEGA
ゲームボーイアドバンス
こちらもゲーセンやセガサターンで大人気だった、人気レースゲームのゲームボーイアドバンス版。
本家同様、自然豊かなコースや雪山など、アップダウンの激しいコースを走破していきます。
恐らく当時は、携帯ゲーム機でセガラリーが出来るのかよ!っと思った人も多かったはず。
しかし、車種の選択、視点の変更など、この頃ともなると携帯ゲーム機とはいえ、さすがに進化しています。
3D映像や音声ガイドなど、オリジナルの雰囲気をしっかり再現。
見た目こそ劣化はしていますが、操作感覚などはセガラリーそのもの。
当時としては、凄い移植だったはず。
しかし、本作も当時は全く存在すら知りませんでした。