1980年代後半、ゲームセンターで圧倒的な存在感を放っていたセガ。
その黄金時代を支えたのが、伝説のアーケード基板「システム16」です。
『ファンタジーゾーン』『忍 -SHINOBI-』『ゴールデンアックス』など、
今なお語り継がれる名作の数々は、この基板から誕生しました。
今回は、そんなSEGA SYSTEM16を代表する名作ゲーム10作品をご紹介します。
あと、システム16AとBがあるそうですが、主な違いは
- BはAよりも小型化され消費電力が半分に
- バックアップ機能や、スプライトの拡大縮小
- 音源にADPCMが付与
などがあるそうです。
今回は、A.Bどちらも紹介しております。
SEGA SYSTEM16 名作ゲーム特集
ファンタジーゾーン
SYSTEM 16A
1986年3月
セガの名機版「システム16」の名作ゲーム、まず紹介するのは
みんな大好きファンタジーゾーン。
セガシステム16の名作シューティングゲームと言えば、やはり本作でしょう。
パステルカラーの派手な見た目、ポップな音楽で、当時から大人気。
シューティングゲームでお金の概念があるのも、画期的でしたね。
しかし、可愛らしい見た目に反してストーリーは重めで、ラスボスの正体に驚いた人も多かったはず。
また、適度な難易度で、初心者でも遊びやすいのも人気理由の一つでしょう。
後に様々なゲーム機に移植されていますが、本作の移植はハズレは少なかったですね。
今から遊ぶなら、SEGA AGES版が安くてオススメです。
カルテット
基板:SYSTEM 16A
1986年4月
こちらも当時から人気だったアクションシューティングゲーム。
西暦2086年、宇宙海賊に占領されたスペースコロニーを救うために4人のメンバー活躍を描いた作品。
当時は、4人同時プレイが可能なアップライト筐体と
2人同時プレイが可能なテーブル筐体「カルテット2」がありました。
鍵を取って扉に向かうシンプルな内容ですが、当時から人気を集めました。
特にBGMの評価が高く、ファンも多い作品。
セガマークⅢでは「ダブルターゲット」というタイトルで移植。
最近ではアストロシティミニでも、カルテット2が復刻しています。
エイリアンシンドローム
基板:SYSTEM 16A、B
1987年4月
宇宙船内に侵入してきたエイリアン達と戦いながら、仲間を救出し脱出するアクションゲーム。
プレイヤーは男性の「リッキー」と女性「マリー」のどちらかを選択できます。
前年に大ヒットした映画「エイリアン2」の影響を受けて作られたそうですね。
それもあってか、圧倒的に女マリーを選ぶ人が多そうな印象。
こちらもシンプルで分かりやすい内容で、初めてでも遊びやすいでしょう。
後にセガマークⅢやファミコンにも移植され知名度も高い作品ですね。
こちらも現在は、アストロシティミニで復刻しています。
S.D.I
SYSTEM 16A、B
1987年4月
無数に迫りくるミサイルを破壊し、地球を守るシューティングゲーム。
タイトルは、冷戦下の1983年、当時の米大統領ロナルド・レーガン政権が発表した戦略防衛構想(Strategic Defense Initiative)から来ています。
本作は自機を8方向レバーで操作し、照準をトラックボールで動かします。
ちょっと特殊なコンパネで、操作は忙しく慣れるまでは厳しいですね。
オフェンシブハーフとディフェンシブハーフがあり、ディフェンシブ・ハーフでミサイルゲージがMAXになるとゲームオーバー。
後にセガマークⅢに移植されています。
難易度は高いですがファンは多く特にBGMの評価は高いです。
M.V.P.
1989年
SYSTEM 16B
12球団から選択可能な、オーソドックスな野球ゲーム。
ファインプレーやホームランはクローズアップでリプレイされるなど、演出も面白いです。
当時の野球ゲームとしては、かなり面白そうな内容ですが、
システム16作品の中では、そこまで知名度は高くなさそうですね。
スポーツゲームの醍醐味と言えば、やはり友達との対戦。
このままの演出で家庭用に移植されたら、きっと人気が出たでしょうが、
当時の家庭用ゲーム機では、ココまで大きなキャラを表現するのは無理だったんでしょうね。
アクションファイター
1986年
SYSTEM 16A、B
バイクや車、戦闘ヘリなど、様々な乗り物に乗り換えて進んでいくシューティングゲーム。
バイク、スポーツカー、ジェットスキー、バギー、ヘリコプターの5つの乗り物が用意されています。
アクセルでスピード調整しながら障害物に当たらないように進むなど、レース要素もありますね。
ここまで色々な要素が含まれたゲームは、当時としては珍しいですね。
こちらもシンプルですが、遊べば楽しい良作品。
後にセガマークⅢに移植されますが、乗り物は減らされています。
長らくアーケード完全版は移植されませんでしたが
最近になってアストロシティミニVで、ようやく復刻しました。
タイムスキャナー
1987年12月
当時のゲーセンにはよくあった、ピンボールゲーム。
ボルケイノ、サッカーラ、モンスター、ルーインズ、4つのステージがあり、
それぞれがタイムトンネルで繋がっています。
この4つのステージをクリアすると、ファイナルステージへ進むことが出来ます。
また、コンパネを揺らすと画面も揺れるリアルな仕様。
当時はピンボールゲームだけでなく、ピンボールマシンもよく見かけましたが、
最近では、もうほとんど見なくなりましたね~。
そこまでガッツリはまる程ではありませんが、たまに遊ぶと面白いんですよね~。
忍 -SHINOBI-
1987年11月
SYSTEM 16A、B
セガの代表する忍者アクションゲームの第一作目。
悪の組織に捕まった仲間を救うために、ジョー・ムサシが敵アジトに乗込みます。
最初は難しく感じますが、しっかりと攻略法があり、やっていくうちに徐々に先に進めるようになる絶妙な難易度でした。
特に海外での評価が高い印象があります。
手裏剣を使わずにクリアすると忍ボーナスが入りますが、これが出来るのはかなりの熟練者でしょう。
後に様々なゲーム機にも移植されており、現在は、アストロシティミニやswitchのSEGA AGESでも復刻しています。
獣王記
1988年6月
SYSTEM 16B
こちらも当時から人気だった、マッスル獣人が戦う横アクションゲーム。
魔神にさらわれた娘アテナを救うために、ゼウスが獣戦士の封印を解き、魔神の討伐と女神アテナの救出を命じるという設定。
いや、ゼウスが自分で行けよ!っと、今だったらツッコみたくなりますがw
最初は貧弱な兄ちゃんですが、獣人のプロテインとも呼べるスプリットボールを取ることで、どんどんマッスル化し最終的に獣人となって無双できます。
変身できる獣人は、ステージによって異なるのも面白いところ。
こちらもファミコンを始め、様々なゲーム機に移植されており知名度はかなり高いでしょう。
本作も、現在はアストロシティミニでアーケード完全版が復刻しています。
ゴールデンアックス
1989年5月
SYSTEM 16B
システム16を代表するゲームと言えば、個人的には本作をまず思い浮かべます。
ご存じ、セガの大ヒットベルトアクションゲームの第一作目。
開発は獣王記と同じチームという事もあり、似た雰囲気がありますね。
魔神デスアダーを討伐する為に、3人の戦士が戦うというシンプルな設定ですが、
当時からゲーセンでも、ハマって遊んだものです。
こちらも最初は難易度が高く感じますが、攻略が分かると1コインでもけっこう長時間遊べるようになります。
当時ハマって遊んだ人も多いはず。
後にメガドライブにも移植され、こちらはほぼアーケード版と同じように楽しめました。
こちらも現在は、アストロシティミニで復刻しています。