今回は、セガの懐かしい
80年代レトロアーケードシューティングゲーム
について紹介していきます。
セガが開発したものから、他メーカーが開発しセガから発売されたものなど色々あります。
メジャーな作品からマイナーゲームまで、セガのシューティングゲーム好きの方は是非見ていってください。
SEGAレトロアーケード シューティングゲーム
カーニバル
1980年
セガ
お祭りの射的をイメージしたようなシューティングゲーム。
基本的に敵は攻撃してきませんが、アヒルはたまに飛んで来ます。
このアヒルを撃ち漏らすと、弾が10発減ることに。
弾を撃ち尽くすとゲームオーバー。
BONUSの文字を順番に撃つとボーナス点が入り、数字パネルは弾が増えます。
シンプルな内容ですが、この頃はまだスペースインベーダ的なシューティングが一般的でしたね。
ジャンプバグ
1981年
アルファ電子
飛び跳ねる車を操作する、横スクロールのアクションシューティングゲーム。
ピョンピョン飛び跳ねる車を操作し、敵を倒しながら進んでいきます。
本作はコアランドが出資しアルファ電子が開発、そしてセガから発売されています。
まだ固定画面のゲームが一般的な中、横スクロールで進んでいき、
町中や火山、ピラミッド、水中など場面が色々変るのは、当時としては画期的だったでしょう。
本作が大好きだった、復刻してほしい!という声もよく聞きます。
比較的難易度は低めなので、子供でも長時間遊べたらしいですね。
本作はゲーセンというよりも、数十円で駄菓子屋で遊んだ!という意見が多かったです。
大和
1983年
SEGA
戦艦大和を操作し、主砲や機関砲で敵を倒していくシューティングゲーム。
圧倒的物量で攻めてくる敵を、ひたすら迎撃していきます。
自機は大きい為ミサイルは避けにくく、更に攻撃も激しいのでこれを凌ぐのは至難の業。
船首に魚雷を受けると一発撃沈。
敵を撃破していくと、背景が昼、夕方、夜と変化していきます。
さすがに今遊ぶと単調で、すぐに飽きそうですね。
後に、SG-1000にも移植されています。
スタージャッカー
1983年
SEGA
3機編隊で進んでいく縦スクロールシューティングゲーム。
セガのシステム基板「システム1」の第一弾作品。
システム基板とは、分かりやすく言うとROM交換で簡単にゲームを変えられる基板。
全体的な値段は高いが、ROM交換によって安価に新しいゲームを導入できるという利点がありました。
本作は、自機を最大で4機まで増やすことが可能。
自機が多いほど攻撃力も上がりますが、被弾しやすくなります。
対地、対空の2種類のショットがあり、ある得点に達するとワープも可能。
本作も、後にSG-1000に移植されています。
レグルス
1983年
SEGA
スタージャッカー、アップダウンに次ぐ、システム1の第3弾作品。
8方向ショットと、前方の照準に向かってボムの発射が可能。
通常ショットが届かない位置の敵はボムで倒します。
また、自機は地上を走る戦車のようなタイプなので、地形の効果を受けるのも大きな特徴。
家庭用には全く移植されなかったので知名度は低いですが、
当時のセガ系列のゲーセンには、よく設置されていたそうです。
しかし、地味な見た目からか、他のゲーセンではあまり設置されませんでした。
COMMANDO(コマンド)
1983年
SEGA
敵戦闘機や兵士を倒していく、固定画面のシューティングゲーム。
射程の長い対空砲と、射程の短い地上用の機銃で攻撃していきます。
戦闘機は対空砲で、兵士は機銃で倒していき、この武器の使い分けが重要。
戦闘機を撃墜すると兵士がパラシュートで降りてきます。
その後、トーチカに隠れながら近づいてきます。
トーチカが占領されずに済むとボーナス得点。
かなりマイナーな作品で、今となっては知っている人も少なそうですね。
ミスターバイキング
1984年
SEGA
軽快なBGMとポップな見た目が特徴の縦スクロールシューティング。
通常ショットは8方向に撃てる1種類のみですが、爆弾などのアイテムを取ることで多彩な攻撃が可能。
剣は敵を貫通し、爆弾は砦の上にいる敵を倒せます。
このサブ武器は両手に一つずつ持つことが出来ます。
敵を倒していくとゲージが溜まり、一杯になるとバイキング船が出現。
これに乗り込むと、一気に進めるようになります。
面白そうな内容ですが、残念ながら家庭用には移植されず。
本作を知っている人は、あまり多くは無さそうですね。
エクイテス
1984年
アルファ電子
こちらもかなりマイナーな縦シューティングゲーム。
販売はセガですが、開発はアルファ電子。
ジャンプ可能なロボットを駆使して、敵を倒していく内容。
地下に入ったり障害物をジャンプで越えたり、ロボット好きの少年たちは喰いつきそうな設定。
しかし、シューティングゲームとしてはかなりシンプル。
やはり当時の出荷台数は、かなり少なかったようですね。
家庭用にも移植されていないので、知っている人は少ないでしょう。
バンクパニック
1984年
SEGA
用心棒となって、12箇所のドアから入って来る銀行強盗を撃退するシューティングゲーム。
強盗は撃ち、お客は撃たずに預金を貰っていきます。
早打ち系のシューティングゲームで、敵が銃を抜いてから撃つと高得点。
シンプルですが面白い内容で、今遊んでも普通に楽しそうですね。
後にSG-1000に移植されています。
当時はガンシューティングゲームも多かったですが、最近は見なくなりましたね。
ヘビーメタル
1985年
SEGA
短距離ショットと長距離ミサイルの2種類の攻撃で進む、個性的なシューティングゲーム。
通常ショットは近場の敵を倒し、レーダーで反応がある敵砲台などは長距離ミサイルで倒します。
このミサイルで数画面先の敵基地を攻撃するのは気持ちよさそうですね。
本作も当時の人気はイマイチだったのか家庭用には移植されず、知っている人は少なそうです。
ヘビーメタルと聞くと某アニメを思い出す方も多いでしょうが、それとは全く関係ありません。