今回は、メガドライブで発売されたゲームとスーファミ版ゲームの違いについて紹介していきます。
ゲームによって色々違いが出て面白かったですね。
その人の思い出や好みもありますので、どちらが良いとは一概には言えませんが、
明らかにこちらの方が優れている!
というものも中にはありました。
メガドライブ版とスーファミ版の違いについて気になる方、興味のある方は、是非見ていってください。
メガドライブ版とスーファミ版ゲームの違い
サンダーフォースⅢ
SFC版 サンダースピリッツ
1991/12/27
東芝EMI 8600円
メガドライブで大ヒットした人気シューティングゲーム「サンダーフォースⅢ」のスーファミ移植版。
正確に言うと、アーケード版のサンダーフォースACの移植らしいです。
スーファミ版は最初のステージの選択などは出来ず、グラフィックもちょっと粗く感じますね。
また、画面のチラつきも気になります。
グラフィックに関しては好みが分かれるところですが、後発の割にはメガドライブのオリジナル版には勝てなかった印象があります。
メガドライブ版 サンダーフォースⅢ
1990/6/8
テクノソフト 6800円
ご存じ、メガドライブのシューティングゲームの中でも、トップクラスの人気を誇る作品。
わりとメガドライブ初期の作品ですが、その後も人気は衰えず今でもファンが多いですよね。
本作の登場によりサンダーフォースシリーズの人気は確立されたと言っても良いでしょう。
その評価の高さから、アーケードに逆移植もされています。
現在はサンダーフォースACとして、SEGAAGESでも安価に配信されています。
F1サーカス
スーファミ版 スーパーF1サーカス
1992/7/24
日本物産 8800円
日本物産のトップビューレーシングゲームのスーファミ版。
スーファミ版は、コーナリングで画面が回転するようになっています。
弱小のチームからスタートしてチャンピオンを目指す内容で、タイヤの調整、交換、ウィングの調整もでき、F1好きはハマる内容。
こちらも好みが分かれるところですが、トップビュー視点のレースゲームが好きな人にはオススメです。
メガドライブ版 F1サーカスMD
1991/12/20
日本物産 7500円
メガドライブ版は、PCエンジンで発売された「F1サーカス91」の移植となっています。
高速スクロールによる圧倒的なスピード感ですが、初めは早さについていけず難易度も高いですよね。
メガドライブ版は、サイドにコース状況が表示されるようになり先の展開が少し分かりやすくなりました。
しかし、好タイムを出すにはコースを覚えておくことは必須。
T.M.N.T
スーファミ版 T.M.N.T タートルズインタイム
1992/7/24
コナミ 8800円
当時は日本でも衛星放送でアニメが放送されていた、人気アメコミのベルトアクションゲーム。
アニメのようなコミカルなアクションで、硬派なカプコンのベルトアクションとはまた一味違った面白さがありました。
特にスーファミの拡大機能を活かした、敵をカメラに向かって投げる演出は見事でしたね。
こちらも当時から人気だった良作。
メガドライブ版 T.M.N.T リターンオブザシュレッダー
1992/12/22
コナミ 6800円
メガドライブ版もスーファミとはステージが少し違いますが、中身はほぼ同じです。
アニメ通り4人のキャラから選択可能で、二人同時プレイも可能。
アニメのようなアクションや演出も面白く、音声やBGMも凝っていました。
コナミのこのシリーズはハズレが少なく、良作品が多かったですね。
ストリートファイターⅡ
スーファミ版 ストリートファイターⅡターボ
1993/7/11
カプコン 9980円
スーファミに移植されたストⅡシリーズ第二弾で、内容的にはアーケードのダッシュとほぼ同じ。
四天王も使用できスピード調整も可能。
チュンリーが修行したかどうかは分かりませんが、しれっと気功拳を撃てるようになったのも本作から。
当時は、スーファミのコントローラーがイカれるくらい遊び倒しましたね~。
メガドライブ版 ストリートファイターⅡダッシュプラス
1993/9/28
カプコン 9800円
アーケードで絶大な人気を誇った対戦格闘ゲームストⅡの2作目「ダッシュ」」の移植。
メガドライブ版はダッシューモードとエキサイトモードがあり、スーファミ版のターボと同じくスピード調整も可能。
24メガROMを採用したことから、家庭用移植では唯一アーケードと同じオープニングデモが再現されています。
但し、本作をまともに遊ぶには、ファイティングパッド6Bは必須でしたね。
アラジン
スーファミ版
1993/11/26
カプコン 9000円
大ヒットしたディズニーアニメ「アラジン」のアクションゲーム。
軽快なアクションとアニメのような滑らかな動きで、当時は驚いたものです。
ディズニーアニメのゲームは、良作品が多かったですね。
メガドライブ版
1993/11/12
セガ 7800円
同時期にメガドライブ版も発売されています。
こちらはセガから発売。
雰囲気はスーファミ版と似ていますが、内容はちょっと異なります。
本作もアニメの世界観も上手く表現されており、原作ファンにもオススメです。
意外と難しいですが、何度もやりたくなる名作でした。
本作に関しては、スーファミ版とメガドライブ版との甲乙は特につけがたいですね。
ドラゴンボールZ
スーファミ版 ドラゴンボールZ 超武闘伝
1993/3/20
バンダイ 9800円
当時人気だったドラゴンボールの対戦格闘ゲームで、フリーザからセルまでのキャラクターが登場します。
空中での戦闘やド派手な必殺技など他の格ゲーと違い、原作を上手く演出した個性的なゲーム。
しかし、慣れてくると必殺技は撃ち返したり、跳ね返したりとほとんど決まらず、熟練者同士だと地味な近接戦闘にしかなりませんでしたね^^;
いずれにせよクソゲーが多いバンダイにアニメゲームにしては珍しい、それなりに楽しめる良作品でした。
メガドライブ版 ドラゴンボールZ 武勇列伝
1994/4/1
バンダイ 8800円
スーパーファミコンの超武闘伝の外伝的な作品で、フリーザ編から人造人間編までのキャラが登場します。
選んだキャラによってラスボスが変化するのも面白かったですね。
メガドライブでは唯一のドラゴンボールゲーム。
美少女戦士セーラームーン
スーファミ版
1993/8/27
エンジェル 9800円
当時、子供から一部の大人まで熱狂的な人気を誇ったセーラームーンのベルトアクションゲーム。
アニメ版のキャラクターを手掛けた只野和子氏の原画を使用している為、グラフィックも良く、また、原作者の武内直子氏がデザインし描き下ろした敵キャラも登場。
流行りアニメに乗っかったネタゲームに見えて、意外としっかり作られていたゲームでした。
メガドライブ版
1994/6/17
マーバ 8000円
スーファミ版よりも、約1年ほど遅れてメガドライブ版が発売。
先に発売されたスーファミ版のマイナーチェンジ作品ですが、技が追加されたりステージが変更されたりとスーファミ版よりも面白くなっており、評価も高いです。
微妙な内容のアニメゲームが多い中、本作は意外とよく出来ていましたね。
アニメファンだけでなく、ベルトアクション好きの方でも十分楽しめる良作品でした。
餓狼伝説2 新たなる闘い
スーファミ版
1993/11/26
タカラ 9980円
アーケードで人気だった餓狼伝説シリーズ2作目で、本作の登場からゲーセンでもストⅡと並ぶ人気シリーズとなりました。
当時ゲーセンで遊んでいた多くの少年が待ち望んでいたスーファミ移植でしたが、その内容に酷くガッカリした人も多かったはず。
未だに劣化移植として有名な本作。
私も「家でも餓狼伝説2が遊べる!」と喜んで購入しましたが、アーケード版と違いに愕然としたことをよく覚えています。
当然、当時の評価は最低で、周囲の評判も最悪でした。
結果、未だにクソ移植ゲームとして世のオッサン達から酒の肴にボロクソ言われることに。。。
当時はクソミソのボロックソ言っていましたが、
しかし、超必殺技はしっかり出来ますし、裏技でラスボスのクラウザーと三闘士が使用可能。
全く遊べないこともないですし、スーファミでもそれなりに頑張っている方なので、
そこまで言う事もなかったかな・・・・
と、今になってちょっと反省してます゚+。(o・ω-人)・. ゴメンチャイ
まぁ、スーファミ版で不満のある人は、アーケード完全版のNEO-GEOを買ってね~って事だったんでしょうね。
メガドライブ版
1994/6/24
タカラ 9800円
スーファミ版の餓狼伝説の移植に酷くガッカリし、以降、タカラの移植は信用しない(`皿´)!!
っと思った子もきっと多かったことでしょう。
そんな劣化移植のクレームが、タカラに大量に寄せられた・・・・かどうかは分かりませんが、
メガドライブ版の餓狼伝説2は非常によく出来ていました。
操作もしやすくコンボもつながりやすく、ストⅡのように快適操作で遊べます。
もちろんアーケード版とは違いますが、これはこれで面白かったですね。
餓狼伝説2の家庭用移植としては、
スーファミ版 → クソ劣化移植
NEO-GEO → アーケード完全版だが、本体もカセットも超高い
PCエンジンCD-ROM2アーケードカード → 良移植だが機器を揃えるのが高額
メガドライブ版 → アーケードとは違うが面白い
など、当時の家庭用移植としては、メガドライブ版が一番遊びやすかったです。