今回は、ゲーム雑誌「ファミ通」の人気ゲーム評価企画、クロスレビューの中でも最高評価の
プラチナ殿堂入り!!
スーファミゲームについて紹介しております。
クロスレビューは、4人の編集者が各10点満点の採点を行い最高で40点満点となります。
合計点数が、
- 30~31点がシルバー
- 32~34点がゴールド
- 35点以上はプラチナ
とされ、プラチナ殿堂入りは最も評価の高いソフトに与えられます。
スーファミソフトの中でも、特に評価の高かったプラチナ殿堂入りのゲームについて興味のある方、気になる方は、是非見ていってください。
ちなみに、ゲームの点数などはコチラの
週刊ファミ通2008年2月15日増刊号付録
を参考にしております。
興味のある方は是非一度読んでみて下さい。(雑誌の付録なので市販はされておらず、今となってはかなり希少ですが)
スーファミソフト プラチナ殿堂入りゲーム15選
35点 レミングス
1991/12/18
サンソフト 8500円
元々はイギリスのゲームメーカー「Psygnosis」から発売された、Amiga用アクションパズルゲーム。
後にサンソフトがスーファミに移植。
決められたアクションを駆使してゴールまで導くシンプルな内容で、後半はかなりの高難易度。
当時は知りませんでしたが、だいぶ後になってゲームセンターCXで課長がやっているのを見て、面白そうで購入したことを覚えています。
パズル好きの方にはハマる内容ですね。
35点 ストリートファイターII
1992/6/10
カプコン 9800円
ゲーセンで大ブームとなった、対戦格闘ゲーム「ストⅡ」の移植。
家庭用ゲーム機としては最も早い移植で、国内、海外ともに大ヒットでした。
ボーナスステージが一部カットされたりなどはありましたが移植度は高く、ほぼアーケードと同じように楽しめます。
コントローラーがイカれるくらい、当時は友達同士で遊び倒しました人も多かったでしょう。
35点 マリオペイント
1992/7/14
任天堂 9800円
専用マウスとマウスパッドが同梱された、マリオのグラフィックエディター。
画面上で絵を描いたり音楽を作ることも出来ます。
また、ミニゲームも収録されています。
今となってはパソコンやタブレットなどでも気軽に絵を描けるようになりましたが、当時はモニター見ながら絵を描くことは、まだまだハードルが高かったですよね。
しかし、本作がプラチナ殿堂入りしていたとは知りませんでした。
35点 ドラゴンクエストI・II
1993/12/18
エニックス 8800円
ようやく復活の呪文から解放された、ファミコンのドラクエ1.2の初リメイク作品。
特にドラクエⅡは難易度が調整されたりオープニングが追加されたりと、初めてでもストーリーは分かりやすく、ゲームも遊びやすくなっています。
さすがに今からファミコン版のドラクエ1.2をやるのは中々シンドイですが、スーファミ版なら比較的手軽にクリアできます。
35点 ファイアーエムブレム トラキア776
1999/9/1 ニンテンドーパワー書き換え版 2500円
2000/1/21 ROMカセット版 5720円
任天堂
スーファミ版ファイアーエムブレム2作目で、聖戦の系譜のスピンオフ的な作品。
ストーリー的には、聖戦の系譜1章と2章の間の話となります。
レンスター王国のリーフ王子が今作の主人公で、疲労や体格などの概念があることが従来シリーズとの大きな違い。
シリーズの中でも特に難易度が高いことでも有名な作品で、これまでファイアーエムブレムシリーズをクリアしてきた熟練者にはやり応えがありますが、初心者にはかなり厳しい内容。
スーファミ後期に発売された作品なので知名度は低いですが、シリーズファンはオススメです。
wiiUや3DSなどでも復刻しているみたいですが、switchのスーファミでも配信してもらいたいですね。
36点 真・女神転生
1992/10/30
アトラス 9800円
アトラス人気シリーズのスーファミ第一作目。
悪魔合体など面白さそのままに、初めての人でも遊びやすくなっています。
全体的に漂う暗く重いダークファンタジーは、ドラクエやFFなどとは一味違った世界観でしたね。
好みは分かれるところですが、好きな人はとことんハマるのが、このシリーズの特徴。
こちらもswitchのスーファミで遊ぶことが出来ます。
36点 ファイナルファンタジーIV
1991/7/19
スクウェア 8800円
人気RPGシリーズの初スーファミ作品で、ナンバリングの中でも特にストーリーに定評があります。
次々に倒れ入れ替わる仲間など、どちらかというとⅡに似た印象を受けますね。
特にラスボス戦などは演出も抜群で感動しました。
わりとスーファミ初期に発売されたので、これがやりたいがためにスーファミを購入した子も多かったでしょう。
36点 ドラゴンクエストV 天空の花嫁
1992/9/27
エニックス 9600円
スーファミ初となるドラクエ作品で、シリーズの中でも特に評価の高い人気作。
2人の女性から一人を選んで結婚したり、実はその子供が探していた勇者だったりと驚く展開も多く、
また、モンスターが仲間にできるというのも面白かったですね~。
本作がプラチナ殿堂入りするのも納得!
何度もリメイクされており、その都度お嫁さん候補が増えていますが、何度やっても結婚するならビアンカ一択!
今度リメイクするなら、是非とも一夫多妻制にしてほしいです。
(女性陣から、そうとうクレームが来て炎上しそうですがw)
36点 ストリートファイターⅡ ターボ
1993/7/11
カプコン 9980円
四天王が使用可能になりスピード変更も出来るようになった、スーファミ版のストⅡ2作目。
アーケードのストⅡ´を更に進化させた内容で、チュンリーが気功拳を使えるようになったのは本作から。
PCエンジンは、ストⅡ´
メガドライブは、ストⅡ´プラス
など、ハードごとに多少変化させて発売されているのも面白かったですね。
新たな技やコンボが追加されたりなど、ファンの期待を裏切らない作品でした。
36点 ファイアーエムブレム 紋章の謎
1994/1/21
任天堂 9800円
人気シミュレーションRPGのスーファミ初作品で、今回は2部構成となっています。
1章はファミコン版のリメイクで、2章からはその後の話が描かれています。
相変わらず難易度が高いですが、何度も遊びたくなる名作。
こちらもswitchのスーファミで配信されております。
switch版ならどこでもセーブが可能なので、難易度は大分下がりますね。
ファイアーエムブレムシリーズが好きな方は、今遊んでも十分楽しめるでしょう。
36点 ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ
1996/12/6
エニックス 8700円
ファミコンで大ヒットした、ドラクエシリーズ3作目の初リメイク作品。
新たな職業の盗賊やスゴロク場、クリア後のダンジョンなども追加されファミコン版を散々やりつくした方でも、また新たに楽しめる内容。
スーファミ後期という事もあり知名度はそこまで高くはありませんが、こちらも当時から評価の高かった名作でした。
ドラクエⅢはswitchなどでもリメイクされていますが、なぜか最近のリメイク作品はスゴロク場など存在していなかった無かったことにされています。
スゴロク場があるのは、本作スーファミ版とゲームボーイ版だけなのが残念。
37点 F-ZERO
1990/11/21
任天堂 7000円
マリオワールドと同じ日に発売された、スーファミのローンチタイトル。
スーファミの回転拡大縮小機能を存分に発揮し、その圧倒的な迫力、スピード感に
「スーファミすげぇー!」
っと驚いた子も多かったことでしょう。
個人的には、レースゲームのタイムアタックで初めてハマった作品。
当時は友人同士でも、タイムアタックを競い合いに熱中していましたね~。
今ならswitchのスーファミでも無料配信されています。
本作がプラチナ殿堂入りするのは納得ですが、マリオワールドは意外にもゴールド止まりだったんですね。
37点 ファイナルファンタジーVI
1994/4/2
スクウェア 11400円
スーパーファミコンとは思えないような繊細なグラフィックで世間を驚かせたシリーズ6作目で、スーファミFFシリーズの中でも最高得点の作品。
当時は既に次世代機が話題で、世間でも「スーファミはもう古い!」という雰囲気が漂っていましたが、それを見事払拭したゲームでもあります。
今回から魔法や召喚だけでなく機械なども多く登場し、これまでのシリーズとは少し違う世界観でしたね。
自由に変更できる仲間や隠しキャラなども多く、やり応えも抜群。
初見ではシャドウを仲間にできなかった人も多かったはず。
システムも良かったですが、ストーリーも秀逸でしたね。
38点 不思議のダンジョン2 風来のシレン
1995/12/1
チュンソフト 11800円
入るたびにダンジョンが変わる、ローグライク系のアクションRPGの2作目。
1作目のトルネコの方が人気がありそうですが、意外にもプラチナ殿堂入りしたのは2作目の方。
個人的には不思議のダンジョンシリーズで初めて遊んだのが本作だったので、前作よりも思い入れが強いです。
お腹が減ってアイテムも少ない時にモンスター部屋に入った時のΣ(゚Д゚)オワッタワ!!っという絶望感は、他のゲームでは中々味わえないですよねw
こちらも今遊んでも普通に楽しい名作。
スーファミのプラチナ殿堂入りソフトの中でも、2番目に高得点の作品。
39点 ゼルダの伝説 神々のトライフォース
1991/11/21
任天堂 8000円
こちらも当時大ヒットしたゼルダシリーズ初スーファミ作品で、スーファミのプラチナ殿堂入りソフトの中でも最高得点のゲーム。
後のシリーズにも大きな影響を与えた作品で、ダンジョンの謎解きの他にも様々なアイテムを活用して進んでいくのは、シリーズ鉄板のネタでした。
アイテムを手に入れることで少しずつ行動範囲が広がっていく設定は面白いですよね~。
新天地に足を踏み入れたときのワクワク感は最高でした。
海外での評価もとても高く、ゼルダ人気を不動のものとしたのも本作からだったような印象があります。
本作もスーファミミニなどでも収録されていますし、今ならswitchのスーファミでも配信されています。