今回は、SEGA往年の名器
セガマークⅢの名作シューティング
について紹介していきます。
ファミコンのライバルとして登場した本機ですが、残念ながらファミコンの牙城を崩すことが出来ず、国内ではわずか4年で終了してしまいました。
しかし、国内では短命に終わりましたが、海外では非常に人気が高く、特にブラジルなどでは長きにわたって遊ばれたゲーム機。
そんなセガマークⅢ用ソフトで、国内で発売された、名作シューティングについて紹介していきます。
【セガマークⅢ】名作シューティングゲーム8選
ファンタジーゾーン
1986/6/15
セガ 5000円
ご存じ、お買い物が出来るシューティングゲームで、マークⅢのゴールドカートリッジシリーズ第一弾。
ゲーセンで大ヒットし、以降、様々なゲーム機に移植されている名作。
セガのシューティングと言えば、本作を真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。
一部のボスが変更されるなど、アーケード完全版とは言えませんが、それでも当時は大人気でした。
アクションファイター
1986/8/17
セガ 5000円
バイク、車、戦闘機の3種類に変形できるレースとシューティングを合わせたような作品。
元はアーケードゲームですが、残念ながらアーケード版から使用できる機体は減っています。
しかし、スピード感もあって変化にも富んでおり、当時の家庭用ゲームとしては、かなり面白い作品でした。
スペースハリアー
1986/12/21
セガ 5500円
こちらも当時から超有名だった、疑似3Dシューティングゲーム。
当時はアーケード版との違いを残念に思った人も多かったことでしょう。
キャラの重ね合わせが残念なところもありますが、大容量のゴールドカートリッジ初の2メガROMが採用され、マークⅢでよく移植したと思っています。
最近はswitchなどでもアーケード完全版が手軽に遊べるようになりましたが、
手軽に遊べるようになると、逆に家庭用の移植ゲームが懐かしく感じますよね。
ファンタジーゾーンⅡ オパオパの涙
1987/10/17
セガ 5500円
大人気シューティングの続編。
前作でボスを倒し平和になってから10年後の世界が今回の舞台。
今回はワープで別のゾーンに行ったりとマップが複雑になり、全体的に難易度が上がっています。
また、1発アウトの即死制からライフ制に変更されているのも本作の特徴。
マルチエンディングなどやり応えも上がっていますが、前作と比べると好みが分かれる内容でした。
オパオパ
1987/12/20
セガ 5000円
本編とは一味違った、ドットイート系のファンタジーゾーン。
オパオパがまだファンタジーゾーンへ旅立つ前の話で、実践訓練を受けて修行中という設定。
画面内のドットを取りながら、ショップで武器を購入すると敵を攻撃することが出来ます。
二人同時プレイも可能だったので、二人で盛り上がった人も多いはず。
シューティングゲームと言うより、ドットイート系のゲームに近いですが、今回はネタも少ないので一応入れておきましたm(__)m
アレスタ
1988/2/29
セガ 5000円
後に人気シリーズとなる、コンパイルの名作シューティング第一作目。
難易度自動調節機能が付いた「ザナック」の後継作になります。
この時期としては珍しい数種類のショットなど、飽きずに楽しめる良作品。
アレスタの基本設定は、この頃から既に完成されていましたね。
R-TYPE
1988/10/1
セガ 5800円
アーケードで大人気だったアイレムの横シューティングの移植。
先に当時最新だったPCエンジンに移植されていた為、まさかマークⅢにも移植できるとは思わなかった人も多いでしょう。
開発にはコンパイルが携わっており、多少グラフィックは劣りますが、Rタイプの面白さは十分味わえます。
ハードの性能を最大限まで活用した良移植作品でした。
ボンバーレイド
1989/2/4
セガ 5500円
マークⅢでは、国内最後のソフトとなった記念すべき作品。
カプコンの1942シリーズとよく似た設定で、シンプルで分かりやすく、初めてでも遊びやすいです。
名作とはいかないまでも、それなりの良作品。
しかし、マークⅢ国内最後の作品だけに出荷本数もかなり少なく、今となっては中古価格が超高額なのが痛いとこ。