今回は、セガマークⅢで発売されたスポーツゲームシリーズ
グレートスポーツゲーム
について紹介していきます。
SG-1000の頃はチャンピオンシリーズとしてスポーツゲームが色々発売されましたが、
さすがにその頃から大幅にパワーアップしています。
しかし、ファミコンでは似たようなゲームが既に発売されており、ここでようやくセガもファミコンに追いついたと言った印象。
市場は既にファミコン一色だったので、これからセガが参入するのはかなり厳しかったことでしょう。
また、当時は家庭用ゲーム機は一回に一台が当たり前で、ファミコンを既に持っている子は、親にマークⅢをねだっても、
「ファミコンあるでしょ!」
っと一蹴されていた子も、きっと多かったはず。(もちろん私も^^;)
MK3だけの面白いスポーツゲームもありましたが、いかんせん本体を持っている子が少なすぎたのが惜しかった。
セガマークⅢがファミコンと同時期に発売されていたら、家庭用ゲーム機の歴史は変わっていたかもしれませんね。
セガマークⅢ グレートスポーツゲームシリーズ
グレートサッカー
1985/10/27
4300円
グレートシリーズ第1弾は、トップビューのオーソドックスなサッカーゲーム。
パスとシュートのみというシンプルな操作ですが、その分、誰でもすぐに始められる分かりやすい内容。
縦型のフィールドというのは珍しく、ファミコンのサッカーとはまた違った面白さがありました。
グレートベースボール
1985/12/15
4300円
チャンピオンベースボールから2年、ようやくファミコン並みになったマークⅢの初野球ゲーム。
観客の歓声なども加わり演出もパワーアップ。
システム的にはファミコンのベースボールと似ていますが、ホームランコンテストモードがあります。
ファミコンもマークⅢも、ファミスタが出るまではこのシステムが主流でしたね。
グレートテニス
1985/12/22
4300円
マークⅢ初期に発売された、オーソドックスなテニスゲーム。
システム的にはファミコンのテニスと同じですが、2人対戦が出来ないのが残念。
難易度などは細かく選択出来ます。
グレートゴルフ
1986/12/20
5000円
こちらもオーソドックスなシステムのゴルフゲーム。
SG-1000のチャンピオンゴルフは、キャディを動かしてショットの方向を決める、ちょっとやりにくい設定でした。
しかし、今作からファミコンのゴルフのような仕組みになっています。
トップビューではなく、クォータービューというのが立体感があって良かったですね。
グレートバレーボール
1987/3/29
5000円
当時から数が少ないバレーボールのゲーム。
サーブやスパイク、レシーブなどのパラメーターも変更可能で、攻撃特化チームなど色々できます。
こちらもファミコンのバレーボールとは、また一味違った面白さがありました。
グレートバスケットボール
1987/3/29
5000円
8か国のチームが出場するバスケットボールゲーム。
ルールはシンプルですが、チャージングやプッシングなどのファウルはしっかり取られます。
あと、この時代でゲームが喋るのも凄いですよね。
二人対戦も可能で、バスケ好きは楽しめそうな内容。
この頃はスラムダンクもまだ連載前でバスケ人気が高まるのは、もう少し後になってからでしたね。
グレートフットボール
1987/4/29
5000円
セガ初となるアメリカンフットボールゲーム。
1Pの場合はプレイヤーは攻撃のみとなっており、10ヤードファイトにも近い設定。
攻撃時、ランかパス、またゴール近くになればキックも選択出来るなど、アメフト好きには非常に面白い内容。
しかし、アメフトのルール自体がちょっと複雑が難点。
当時の子供で、アメフトのルールをしっかりは青くしている子は少なかったでしょう。
個人的にアメフトが大好きなので、アメフトゲームとしては非常に面白いのですが、肝心のアメフト自体マイナー過ぎたのが残念。