レトロゲームファンにとって、Nintendo Switch Onlineの「メガドライブ追加パック」は嬉しいですよね。
一昔前なら、任天堂のハードでセガのゲームが色々遊べる!なんて信じられなかったでしょう。
その中でも、今では入手困難だったり中古市場で高値を付ける
メガドライブの“希少タイトル”が、色々配信されていることをご存じでしょうか?
当時プレイできなかった名作、存在すら知らなかった幻の一本──。
そんな価値ある作品を、追加課金なしで好きなだけ遊べるのは今だけの大きなメリットです。
特にメガドライブ後期作品などは、今となっては中古も超高いのでこれまではそう簡単にはプレイできませんでした。
しかし、switchオンライン加入者なら無料で遊べるので、これはかなり有難いサービスです。
本記事では、Switch Onlineで遊べるメガドライブの希少ゲーム10タイトルを厳選して紹介。
ただの懐かしさではなく、今プレイしても本気で面白い“再発見必至の名作”だけをピックアップしています。
初めてメガドラに触れる方も、当時を知るファンの方も、きっと「こんな名作があったのか!」と驚くはず。
メガドライブ好きの方はもちろん、メガドライブのゲームはあまり遊んだことがない、
という方も是非この機会に試してみて下さい。
switchオンラインのメガドライブで遊べる希少な名作ゲーム
エイリアンソルジャー
1995年2月24日
セガ
メガドライブ後期に登場した、トレジャーらしさ全開の超ハイスピードアクションゲーム。
雑魚戦よりもボス戦がメインで、常にクライマックスのような緊張感が続きます。
攻撃方法の切り替えや回避など高度なテクニックも要求され、
操作を理解するほど一気に“自分が強くなる”快感がある作品。
メガドライブ好きの方には超有名なタイトルで、異世界オジサンなどでも触れられていましたが、
しかし、一般的にはそこまで知名度は高くないでしょう。
海外版は超高額ソフトとしても知られ、MD屈指の希少タイトル。
Switch Onlineで遊べること自体が奇跡レベルなので、ぜひ触ってほしい一本です。
コミックスゾーン
1995年9月1日
セガ
アメコミのコマ割りをそのままゲームのステージとして進む、唯一無二のアクションゲーム。
次のコマに飛び移ったり、吹き飛んだ敵が別コマに突き抜けたり、
とにかく演出がスタイリッシュで個性的。
難易度は高めですが、プレイすればするほど“アメコミを操作している”感覚がクセになります。
海外で人気が高く、世界的にファンが多いメガドライブの代表的なカルト名作。
こちらもメガドライブ後期作品だけに中古が超高い事でも有名な作品。
最近はswitchオンラインやメガドラミニでも復刻しているので、中古価格もだいぶ落ち着いてきた気もしますが、
それでも数万円もするので、他のゲームと比べるとまだまだ十分高いです。
コレクター以外は、メガドラミニやswitchオンラインの方が遥かにお得で遊びやすいでしょう。
パルスマン
1994年7月22日
セガ
こちらも知る人ぞ知る!ゲームフリークが生んだ隠れた傑作アクションゲーム。
ゲームフリークと聞いても、普通の人はあまりピンとこない方も多いかもしれませんが
今ならポケモンの会社と言えば、分かりやすいはず。
言われてみると、ポケモンらしい可愛らしいキャラクターですよね。
パルスマンは、電気をまとって高速移動する様々なアクションが特徴で、
これをを使いこなし、ステージを一気に駆け抜けられる爽快感が魅力。
BGMや世界観には、のちのポケモンスタッフらしいセンスが随所に感じられ、
今あらためて触ると完成度の高さに驚かされるタイトルです。
国内では入手は入手困難で、しかも、移植や復刻も非常に少ないまさに希少な作品。
これがSwitch Onlineで手軽に遊べるのは、かなり嬉しいですね。
武者アレスタ
1990年12月21日
東亜プラン
東亜プランのシューティングを名門・コンパイルが手がけた、爽快感抜群の和風STG。
敵弾をかいくぐりながら多彩な武装で強化していく気持ちよさは、今遊んでもトップクラス。
パワーアップ要素が豊富で、遊ぶたびに攻め方が変わる“アレスタシリーズらしさ”が光ります。
ファンの評価も非常に高い、メガドラSTGの代表格。
アレスタシリーズ好きの方はもちろん、シューティング好きの方も楽しめるはず。
メガドライブの割と初期の頃の作品ですが、なぜか中古価格は高め。
シューティング好きなら絶対プレイしておきたい一本。
魂斗羅 ザ・ハードコア
1994年9月15日
コナミ
魂斗羅シリーズの中でも、特に“ぶっ飛んだ派生作品”として知られる作品。
キャラ選択で性能が大きく変わり、ルート分岐によってエンディングも
複数用意される豪華仕様。
相変わらずヤラレて覚えろ!的な内容でく難易度ですが、やり応えもかなりあります。
スピード感ある横スクロールとボス戦の派手な演出は、メガドライブならではのハード路線で圧巻。
相変わらず難易度は高いですが、ヤラレながら少しずつ進んでいきます。
入手困難で希少度も高く、シリーズの中でも異彩を放つタイトルとして
コアファンから高く評価されています。
名作ですが、やはりメガドライブ後期という事もあり当時の出荷本数は多くはありません。
その為、中古価格も高額ですが、今はメガドラミニやswitchでも遊べるので有難いですね。
アリシアドラグーン
1992年4月24日
ゲームアーツ
生足がセクシーな美少女アリシアが主人公のアクションゲーム。
西洋ファンタジーの世界を舞台にした内容で、父親の復讐と世界を救うために旅立ちます。
アリシアの「追尾電撃」が高性能で、操作感も気持ちよく爽快です。
ドラゴンや妖精などの仲間を連れて戦えるシステムも独特で、攻撃と回避のバランスが絶妙。
世界観や音楽の評価も高く、当時は埋もれがちでしたが近年になって再評価が進んだ“MDの本当の名作”。
じっくり遊ぶほど深みのある作品です。
こちらも移植や復刻が少ない作品ですが、最近ではswitchの他にも、メガドラミニでも復刻しています。
ロックマン メガワールド
1994年10月21日
カプコン
ファミコン版ロックマン1~3を、メガドラ向けに大胆にリメイクした豪華パッケージ。
グラフィックの刷新はもちろん、BGMもだいぶアレンジされています。
ロックマンらしい絶妙な難易度とテンポの良さはそのままに、
メガドラ独自の色合いが味わえる特別な作品。
また、セーブ機能が搭載され、ファミコン版よりはだいぶ遊びやすくなっています。
しかし、操作や音楽の変更点も多く、原作ファンからは賛否両論あるようです。
ちょっと評価は分かれますが、希少価値が高い事は間違いありません。
中古市場も高額なので、switchで手軽に遊べるのは嬉しいですね。
バンパイアキラー
1994年3月17日
コナミ
悪魔城ドラキュラシリーズ11作目で、“メガドライブだけの独自タイトル”
今作では2人の主人公から選択可能で、ステージ構造や探索要素がシリーズ作の中でも異彩を放ち、
よりアクション色が強い作品です。
グラフィックや演出も完成度が高く、メガドラでここまで作れるのかと驚くほどの表現力。
しかし、メガドライブ後期という事もあり、当時の知名度はあまり高くはありません。
出荷本数が少ないのに完成度が高いので、そりゃ中古価格も高騰していきますよね。
国内版は非常に希少でプレミア価格になるため、Switch Onlineで触れる価値はかなり高い一本。
ライトクルセイダー
1995年5月25日
セガ
トレジャーが開発した、クォータービュー視点のアクションRPG。
パズル・バトル・探索がバランスよく融合した独特のプレイ感が魅力です。
戦闘はシンプルながらテンポが良く、ダンジョンギミックの難度も心地よい。
ダンジョンの謎解きなどは、ランドストーカーにもよく似ています。
こちらもメガドライブ後期作品で、当時の知名度はかなり低いのが残念なとこ。
日本では埋もれた作品ですが、海外ではカルト的な人気がある“知る人ぞ知る”名作。
ダンジョンの謎解きアクションRPGが好きな方には特におすすめです。
リスター・ザ・シューティングスター
1995年2月17日
セガ
ソニックチームが開発した、爽快なアクションゲーム。
伸びる腕を使ったアクションが楽しく、またステージギミックなども多彩。
ジャンプして敵を掴み、投げ、勢いよく飛んでいく流れるような操作感が気持ち良いです。
最初はちょっと苦戦しますが、慣れてくるとサクサク進めるようになります。
グラフィックの色彩センスも素晴らしく、メガドライブ後期の技術力を感じる作品。
キャラクターも面白く、ソニックと並ぶ人気キャラとなってもおかしくはないと思うのですが、
いかんせん、発売時期があまりにも遅すぎました。
これがせめてメガドライブ中期辺りだったら、恐らくもっと注目されていたでしょうね。