名を消した男のゲーセンで遊べるSEGAアーケードゲーム

今回は、

龍が如く7外伝 名を消した男 

のゲームセンターで遊べる、セガの懐かしいアーケードゲームについて紹介していきます。

まさか、この頃のアーケードゲームが、今はミニゲームとして遊べるようになるとは、

我々おじさん世代には、嬉しいような寂しいような・・・・^^;

超有名作品から、ちょっとマイナーなゲーム、初移植となる作品まで、

90年代のセガアーケードゲームが好きな方は、是非見ていってください。

名を消した男のゲーセンで遊べるSEGAゲーム

 

バーチャファイター2

1994年

ご存じ、セガの大ヒット3D格ゲー「バーチャファイター」シリーズ第2弾。

個人的にバーチャファイターシリーズで最もハマったのが本作でした。

私の田舎では、前作の1は1プレイ200円と高額だったのであまりゲーセンでは遊べず、

どちらかというとセガサターンでよく遊んだイメージでしたが、

本作からは、1プレイも通常のゲームと同じ金額となりましたね。

本作から、酔拳爺ちゃんの舜帝と、蟷螂拳のリオンが追加。

ジャッキーチェンの映画が好きだったので、最初は舜帝を使ってましたが、

やはりプロレス好きだったので、ウルフをメインで使っていたものです。

そして、バーチャファイターシリーズが、本格的に対戦台が盛り上がってきたのも、

2からだった記憶があります。

都内などの都会では特に盛り上がったようで、

○○ジャッキーや◆◆サラとか、有名プレイヤーも多かったとか。

ま、私は田舎だったので、全然知らなかったのですが。

しかし、ファミ通の編集者だった、ブンブン丸という名前だけは聞いたことがありました。

私もヘタッピなりに、当時はよくゲーセンで対戦したものです。

バーチャファイターシリーズはこの後も続いていきますが、

シリーズで最も盛り上がったのは、やはり2だったようです。

バーチャファイター3の発売まで約2年空くため、けっこう長い期間ゲーセンに設置されていましたね。

個人的にバーチャシリーズをよく遊んだのはここまでで、これ以降はあまり遊ばなくなりました。

というか、90年代後半ともなると、ゲーセン自体あまり行かなくなりましたね~。

長年バーチャファイター2のアーケード完全版の復刻を願っていましたが、

まさかミニゲーム扱いで復刻するとは思いませんでしたね。

ソニック・ザ・ファイターズ

1996年

セガの人気キャラ、ソニックとその仲間たちが戦う3D対戦格闘ゲーム。

本作はバーチャファイターのシステムを基に、

ソニックらしいスピード感のある爽快なバトルが可能です。

8方向移動やコンボ、そして、投げ技も可能。

ガードはバリアとなっており、ゲージ分だけ使用出来ます。

しかし、使いすぎると防御不能になります。

内容的にはバーチャファイターキッズに近い印象で、技も出しやすく初めてでも遊びやすいです。

個人的に本作は、ゲーセンでは遊んだことがありませんでした。

90年代はまだソニックの格闘ゲームは珍しく、一部ではカルト的な人気もあったとか。

プレイアブルキャラ全8体ですが、隠しキャラとしてメタルソニックも使用可能でした。

しかし、本作のソニック・ザ・ファイターズでは、メタルソニックは使用出来ないようです。

もしメタルソニックも使用出来るよ!という情報があれば、是非コメントよろしくお願い致します。

操作も快適で、初心者でも遊びやすい3D格ゲーではありますが、

キャラクターボイスが無いのが、ちょっと寂しくも感じますね。

本作はセガサターンでも移植予定でしたが、残念ながら発売は中止。

その後、PS2やゲームキューブで発売された「ソニック ジェムズ コレクション」ようやく移植されました。

また、本作以外でも「ロストジャッジメント」のゲーセンでも遊ぶことが出来ます。

モーターレイド

1997年

1997年にMODEL2基板で開発された、近未来風バイクレースゲーム。

ハングオンのようなバイク型の筐体にまたがって操作します。

惑星間を駆け抜けるレースで、キャラクターは専用のバイクでコースを疾走します。

レース中は、ロードラッシュのように相手を攻撃することが可能。

これにより、只のレースゲームではなくアクション要素もプラスされています。

アーケードレースゲームとしても珍しい設定で、一時期話題だったとか。

個人的には、この時期はもうあまりゲーセンには行かなくなっていたので、

本作はゲーセンでは遊んだことがありませんでした。

それなりに人気はあったようですが、残念ながらこれまで家庭用には移植されていません。

知名度もあまり高くはないようで、Xなどで紹介しても当時遊んだと言う人は少なかったです。

長らく家庭用には移植されてきませんでしたが、

その後、2018年に発売された「JUDGE EYES:死神の遺言」のゲームセンターで遊べるようになりました。

死神の遺言と名を消した男でしか遊べないので、今となっては、かなり希少なゲームですね。

ファイティングバイパーズ2

1998年

セガの3D対戦格闘ゲームの2作目で、基板はMODEL3。

セガの3D格ゲーと言えばバーチャファイターシリーズが有名ですが、

本作の1もゲーセンで一時期人気で、対戦台も盛り上がっていた記憶があります。

金網に囲まれたステージで戦う設定で、バーチャファイターシリーズと違い場外負けはありません。

また、アーマーを破壊したり演出が派手だったりと、バーチャファイターとはまた違った面白さがありました。

セガサターンでも人気で、後にバーチャファイターとファイティングバイパーズのキャラが登場する

ファイターズメガミックスには、ハマって遊んだものです。

一時期はバーチャシリーズを同じくらい人気でしたが、それはあくまで1までの話。

2が発売されていたとは、全く知りませんでしたね~。

初代ファイティングバイパーズの発売は1995年なので、続編は約3年後の発売。

本作には、新キャラとして

篠原ともえ氏っぽい印象の派手な女子高生、エミー(Emi)、

メキシコの覆面レスラーのような、デルソル(Del Sol)

そして、巨大なロボットのB.M.(Big Mahler)

が追加。

また、一気に2ラウンド勝利を得ることが出来るスーパーK.Oも追加されています。

ゲームとしての完成度は高いですが、当時の知名度や人気は伸び悩んでいたそうです。

後にドリームキャストにも移植されています。

SEGA RACING CLASSIC2

1998年

大ヒットしたセガのレースゲーム「デイトナUSA」の続編。

国内では当時

Daytona USA 2: Battle on the Edge

としてアーケード版がリリースされました。

セガMODEL3基板を使用し、更にリアルで迫力のあるレースを実現しています。

当時のアーケード版は最大で16人同時対戦が可能で、

資料によると、10人以上で通信対戦が出来る最初で最後のゲームだったとか。

ゲームには、初心者、中級、上級の3つのコースが用意され、

車もオートマかマニュアルかの選択が可能。

上級車でマニュアルほど最高速度は上がりますが、その分、操作難易度も高くなります。

しかし、どのコースでも1位を取るには、かなり難しく何度も練習する必要があります。

この中々1位を取れないのも、何度もやってしまう中毒性を生みますね。

本作も一部ではかなり人気が高かったようですが、残念ながら

ドリキャスなどの家庭用ゲーム機には移植されませんでした。

長らく移植を待ち望んでいた人も多かったはず。

本作でようやくアーケード完全版が復刻し、喜んだ人も多かったでしょう。

残念ながらデイトナUSAという名前はライセンス切れの為使用出来ず、タイトルは変更されていますが、

中身は同じなので、きっと当時のアーケードファンも満足できるはず。

UFOキャッチャー

1985年~

今でもよく見かけるクレーンゲーム。

景品を取るクレーンゲームは今も人気ですが、当時はUFOキャッチャーと呼んでいましたね。

私の田舎では、UFOキャッチャーが流行り出したのは

90年代に入ってからだった記憶がありますが、調べてみたら初代の発売日は1985年だそうです。

結構前からあったんですね。

ゲーセンのわりと入り口付近に設置され、暗くてタバコ臭い、アンダーグランドなゲーセンのイメージから、

明るく華やかになってきたのは、UFOキャッチャーが出てからではなかったでしょうか。

この辺りから、徐々に女の子もゲーセンで見かけるようになりましたね。

UFOキャッチャーとはSEGAの登録商標で、本来であればセガ製品のみの事でしたが

これがあまりにもヒットしすぎて、当時はクレーンゲームのことを全部ひっくるめてUFOキャッチャーと呼んでいました。

ポータブルヘッドホンステレオを、全部ウォークマンと言っていたようなものでしたね。

当時のUFOキャッチャーはクレーンの握力もそれなりにあった印象で、

今よりもだいぶ取りやすかった記憶があります。

ムタや蝶野、橋本、ライガーなどの人気プロレスラーの人形が取れるUFOキャッチャーがあり、

その人形欲しさに、何度もやったものです。

当時は、車の後ろの窓などに、UFOキャッチャーで取ったぬいぐるみを沢山置いている人もよく見かけましたね。

今となってはゲーセン自体も少なくなり、

また、GEOなどのゲームコーナーも、ほとんどクレーンゲームなり寂しくなりましたね。

80~90年代のゲーセンを再現できるゲームを!

今の時代に当時と同じようなゲーセンを経営するのは、かなり厳しいでしょう。

そもそも当時の基板や筐体を集めることが難しいです。

メーカーの故障や修理対応などアフターサービスも、当然終わっているでしょうからね。

なので、ゲームの中で当時のゲーセンを再現できるゲームが出ないものかと、以前から願っていました。

本作のように80~90年代のゲーセンと、その頃のゲームを実際に楽しめるゲームがあれば面白そうですよね。

自分の好きなゲームを仕入れて設置し、もちろんゲームも好きなように遊べる。

私の場合は、

入り口付近にUFOキャッチャー

そして、ストⅡ´と、バーチャⅡ、鉄拳2、餓狼伝説スペシャルの対戦台、

シューティングゲームは、雷電、極上パロディウス、達人王

ベルトアクションは、ファイナルファイト、天地を喰らうⅡ、AVP、アンダーカバーコップス

その他作品として、ワンダー3、ぷよぷよ、ワルキューレの伝説、アウトフォクシーズ

レースゲームは、アウトラン、アウトランナーズ、パワードリフト、デイトナUSA

ガンシューティングは、バーチャコップ、ジュラシックパーク

奥の方には、ギャルズパニックと、脱衣麻雀のスーパーリアル麻雀PV、対戦ファイナルロマンス。

但し、トイレの近くにあると、トイレに行く人に見られて恥ずかしいので、トイレとは逆方向に。

妄想するだけでも、ニヤニヤしていしまいますw

カプコンアーケードスタジアムやパックマンミュージアムも面白いのですが、

そのメーカーの作品しか遊べないのが寂しいです。

特にゲームセンターを好きなようにカスタマイズできる

「パックマンミュージアム」はかなりが良い線行ってますが、

パックマンしか置けないのが残念。

せめて、他のナムコのゲームとかも置きたかったです。

自分のゲーセンに好きなゲームを設置し、その為のゲームは別途課金しても構わないので、

実際にゲームのできるゲーセン運営のゲームなどが出たら、

きっと私のようなレトロゲーム好きのオッサン達は喰いつくと思うんですよね~。