【ファミコンソフト】ナムコゲームの歴史その1

ファミコン

ファミコンで発売された、ナムコゲームの歴史について紹介していきます。

ナムコのゲームはハズレが少なく、当時ハマって遊んだ人も多かったでしょう。

ファミコンでは定番のナムコ作品ですが、実はこれまであまり紹介して来ませんでした。

っというか、あまりにも当たり前すぎて、もうてっきり紹介したもんだと思ってました^^;

ファミコン初期の頃のナムコゲームは、ほとんどがアーケードゲームの移植でしたが、

当時のファミコンのスペックにしては移植度も高く、きっとアーケードファンも満足できたはず。

そんなナムコのゲームについて紹介していきます。

ナムコのゲームは数が多いので、今回はファミコン初期に発売された作品についてお伝えしていきます。

ナムコゲームが好きだった方は、是非見ていってください。

現在はswitchオンラインのファミコンや、ナムコっとコレクションなどでも復刻しています。

以前よりも、だいぶ遊びやすくなってますね。

ファミコン初期に発売されたナムコゲーム

ギャラクシアン

1984/9/7

4500円

ナムコのファミコン初参入第一弾は、ギャラクシアンから始まっています。

これまでのファミコンソフトは、任天堂とハドソンの2社のみでしたが、

本作からナムコ作品もどんどん発売されることになります。

ファミコン初期の頃のナムコ作品は、アーケードゲームからの移植がほとんどでしたね。

オリジナルは1979年に稼働開始したアーケードゲーム。

当時はスペースインベーダーが大ブームの時で、各社から様々なインベーダーゲームの亜流作品が登場しました。

しかし、ナムコだけは独自シューティングを開発していき、そして発売されたのが本作。

当時はこの滑らかな動きや、カラフルな色に驚いた人も多かったはず。

しかし、アーケード版から5年後となるファミコン時代になると、ちょっと古くさい印象がありました。

それでも、当時のアーケードファンはきっと喜んだはず。

パックマン

1984/11/2

4500円

こちらも当時ゲーセンで大ヒットしたアクションゲームの移植作品。

パックマンと言えば、

世界で最も成功した業務用ゲーム

としてギネスにも認定されている作品。

そのファミコン版も移植度が非常に高い作品で、ほぼアーケードそのまま遊ぶことが出来ます。

十字キーだけでプレイできるというのも遊びやすかったですよね。

同じような面の繰り返しですが、数面進むごとに表示されるコーヒーブレイクが面白かったです。

このコーヒーブレイクを見るために、ひたすら頑張っていた人も多かったでしょう。

今でもたまに遊ぶと面白いですよね。

ゼビウス

1984/11/8

4900円

本作もゲーセンで大ヒットした、縦スクロールシューティングゲームの移植。

シューティングゲームの歴史においても革新的な作品で、

本作発売以前と以後では、シューティングゲーム業界も一気に変った印象です。

それまではギャラクシアンなどの固定画面シューティングゲームが一般的でしたが、

本作の登場から、スクロールシューティングゲームが主流になってきました。

地上絵など一部グラフィックはカットされていますが

それ以外は、ほぼアーケード版と同じように楽しめます。

SNSなどのコメントでもゼビウスがやりたくてファミコンを買った!

という声も多く、ファミコン本体の販売台数にも大きく貢献していそうですね。

マッピー

1984/11/14

4500円

こちらも当時から大人気だった、可愛いキャラのアクションゲーム。

トランポリンを活用しステージ上のお宝を全部取るとクリアというシンプルなルールですが、これがクセになる面白さ。

アーケード版と比べると、1段少なくなっていますが面白さは変りません。

ボーナスステージも、しっかり再現されています。

ゲーム内容はもちろん、個性的なBGMも最高でしたね。

ちなみに、ドラクエの音楽でお馴染みのすぎやま先生が

ゲーム音楽に興味を持ち始めたのは、本作がきっかけと言われています。

ギャラガ

1985/2/15

4500円

こちらも国内外問わず大人気だった、固定画面のシューティングゲーム。

ギャラクシアンから更にパワーアップした内容で、

特に敵に捕まった味方を救う事で、自機のパワーアップが可能。

今でこそシューティングゲームで自機がパワーアップするなんて当たり前ですが、当時としては斬新でした。

あと、映画のアベンジャーズ1でも、トニーがシールズの職員に、

「そこギャラガするな」と言っているシーンもあり、それだけ有名なゲームという事でしょう。

ちなみに、あのセリフはアドリブだったそうで、あとからギャラガをプレイしているシーンを撮ったのだとか。

個人的にはファミコン初期のナムコ作品で、今でも大好きなゲーム。

ディグダグ

1985/6/4

4500円

画面上の敵をポンプや岩で倒していく固定画面のアクションゲーム。

ポンプで敵を倒すのが楽ですが、岩で倒した方が高得点。

なので、つい無理してでも岩で倒したくなりますよね。

こちらも元々は1982年に発売されたアーケードゲームですが、

ファミコン版もアーケード版とほとんど遜色ありません。

ちなみに、主人公の名前はホリ・タイゾウで、

後に発売されるミスタードリラーの主人公ホリ・ススムの父親という設定。

まぁ、この辺りの設定は、恐らく後付けでしょうけどね。

ワープマン

1985/7/12

4500円

1981年に発売されたアーケードゲームワープ&ワープのファミコン移植版。

単調だったアーケード版から、色々変更されています。

二つのゲーム性がある内容で、

宇宙空間のスペースワールドはショットで敵を倒していき、

メイズワールドに入ると、ボンバーマンのような爆弾で倒していきます。

敵をすべて倒すとステージクリア。

ナムコ初期作品は持っている友人も多く、よく遊んできましたが、

本作だけは持っている人が少なく、個人的にはほとんど遊んだことがなかったです。

決して悪くはありませんが、ワープマンが好き!

という意見は、あまり聞いたことがありませんね^^;

他のナムコ作品と比べると、ちょっと知名度は低いのかも。

ドルアーガの塔

1985/8/6

4900円

こちらもアーケードで大人気だったアクションRPG。

60階もある塔を上っていき、アイテムを揃えてドルアーガを倒す内容。

各階に隠されたアイテムの取得が攻略の鍵ですが、

その出し方が、ノーヒントというのが当時のゲームを物語っていますよね。

色々情報を持ち寄ってアイテムの出し方を探していた人も多かったはず。

アーケードで本作をクリアできた人は凄いですよね。

ファミコン版は後に攻略本が出たので、アイテムの出し方には苦労しませんでしたが、

セーブやパスワードの再開が出来ないのが辛いとこ。

攻略本があっても、子どには時間的にクリアは厳しかったですよね。

ちなみにドルアーガの塔が60階なのは、当時アジアで最も高いビル「サンシャイン60」から来ているそうです。

バトルシティ

1985/9/9

4500円

1980年に発売されたアーケードゲーム、タンクバタリアンのファミコン版。

味方の司令部を守りながら敵戦車を倒していく内容で、2人協力プレイも可能

アーケード版の敵は1種類でしたが、ファミコン版は4種類に増えています。

また、地形も色々増え、アイテムで自機のパワーアップも出来ます。

簡単そうに見えて、これが結構難しく、敵を倒すのに気を取られて、

いつの間にか司令部を破壊されたりなども多々あります。

特に二人プレイが楽しいゲームでした。

パックランド

1985/11/21

4500円

アーケードから移植された、パックマンのアクションゲームで、

横スクロールアクションゲームの元祖とも言われています。

アメリカで放送されたパックマンのアニメを基に作られており、BGMなどもアニメの音楽を使用。

本作のアーケード版は、レバーではなく3つのボタンで操作する内容で、

ボタンはそれぞれ、右移動ボタン、左移動ボタン、ジャンプ。

この操作方法をファミコンも踏襲しており、A.Bボタンで前後の移動、

十字キーでジャンプという、かなり特殊な操作方法となっています。

ステージ自体は比較的シンプルなのですが、この操作方法が難易度を跳ね上げていますね。

ファミコン版はキャラも小っちゃくなり、アーケードファンからは不評だったらしいですが、

個人的には本作はファミコン版から入ったので、違和感なく遊べました。

しかし、この操作方法だけは、最後まで慣れなかったです^^;

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