令和では絶滅危惧!消えたアーケードゲームジャンル5選

アーケードゲーム

かつてゲーセンの主役だった、個性的すぎるゲームたち…

当時は当たり前だったゲームジャンルも、今となってはもうほとんど見ることはありません。

っというか、今思うと小中学生も来るゲームセンターに、よくこんなの置いていたな・・・

っと思うのもありましたねw

令和の今では、もう誰も見たことがない!?

今回は、絶滅危惧となった“消えたゲームジャンル”を一挙紹介します!

80~90年代までは当たり前に置いていたゲームジャンル、興味のある方は、是非見ていってください。

忘れられたアーケードゲームのジャンルたち

 

レーザーディスクゲーム(LDゲーム)

・アニメが動く!…でも遊ばせてくれないゲーム

代表作:『ドラゴンズレア』『タイムギャル』『忍者ハヤテ』

特徴:アニメや実写をそのままゲームにした、当時は超ハイテク演出。

なぜ廃れた?:選択肢が少なく「見てるだけ感」が強く、ゲーム性に乏しかった。

レーザーディスクとそのプレイヤーが内蔵されており、アニメを見ながら操作する個性的なゲーム。

操作すると言ってもレバーなどで直接入力するわけではなく、

アニメの映像に合わせて、素早くボタンを押すだけ。

成功するとアニメ映像がドンドン進む流れですが、

ゲームをするというよりは、どちらかというとアニメを見ているイメージ。

第一作目は、セガとパイオニアが協力して作った、アストロンベルト。

その後、北米ではドラゴンズレアなども発売。

日本で有名なのは、タイトーのタイムギャルや忍者ハヤテなどでしょう。

初見は面白そうにも見えますが、難易度も高く1コインも秒で無くなります。

湯水のごとくお金が減っていくので、子供のお財布では厳しかったですね

最初は面白くも感じますが、基本的には見ているだけなので

ゲーム性に乏しく飽きやすいのが難点。

また、当時はアニメグラフィックに感動したものですが、今となっては、更に綺麗なグラフィックのゲームもあり、

そりゃ廃れるのも当然でしょう。

後にメガCDなどにも移植されますが、そこまで流行った印象はありませんでしたね。

現在は、タイムギャル HDリマスターとして、switchやSTEAMでも
復刻しています。

ガンシューティングゲーム

・本物そっくりの銃で撃ちまくれ!でも今じゃ撃てる場所がない…

代表作:『バーチャコップ』『ジュラシックパーク』『ハウス・オブ・ザ・デッド』

特徴:物理的な銃型コントローラーを使って、画面内の敵を撃つ爽快系。

なぜ廃れた?:筐体の維持が大変、家庭用移植の難しさ、安全面への配慮。

液晶テレビでは反応せず、液晶テレビの普及とともに見なくなった。

80年代後半から90年代のゲーセンには、ガンコンで操作するガンシューティングゲームも、よく置いてましたね。

大型専用筐体とガンコンで画面向かって銃を撃つシステムで、よく友達と遊んだものです。

個人的には、セガのバーチャコップや、ジュラシックパーク、レールチェイスなどをよく遊んだ記憶があります。

こういう家庭ではプレイできないような大型筐体で遊べるのも、当時のゲーセンの醍醐味でしたね。

しかし、ガンシューティングゲームはデカい専用筐体で、場所も大きく取ります。

一般的な小さなゲーセンでは、中々置けないのが辛いとこ。

セガ直営の大型ゲーセンなどではよく見かけましたが、それ以外ではあまり見かけませんでした。

バーチャコップなどは、後にセガサターンにも移植。

ガンシューティングゲームも、ガンコンと一緒に家庭用ゲーム機にも移植されていましたが、

それもブラウン管テレビの時代まで。

光線銃はブラウン管しか反応せず、液晶テレビの普及とともにもう見なくなりましたね。

ガンコンのFPSとか出ても面白そうとは思うのですが、やはり技術的に難しそうですね^^;

クイズゲーム

・「かつてゲーセンに“頭脳派”が集った時代があった」

代表作:『クイズマジックアカデミー』『クイズ殿様の野望』『アンサー×アンサー』

特徴:知識を競うパーティ感覚のジャンル。複数人対戦で白熱。

なぜ廃れた?:スマホで簡単にクイズができる時代になり、アーケードの優位性が消失。

当時のゲームセンターには、クイズゲームもいくつかありましたね。

各社から色々出ており、友達と知識を競っていた人も多かったはず。

個人的には、

クイズ殿さまの野望、クイズ三国志、カプコンワールドなど、カプコン系をよく遊んでいました。

友達数人集まって、それぞれ知識を出し合って進んでいたものです。

カプコンワールドでは、ジャンルセレクトが可能な魔女っ子が、個人的に特にお気に入り。

がっつりハマるほどではありませんが、格ゲーの息抜きなどにピッタリでした。

後に家庭用ゲーム機などにも移植されますが、

クイズゲームは、ゲーセンでたまに遊ぶくらいが丁度良かったですね。

今となってはスマホアプリなどでも手軽に遊べるので、

ワザワザゲームセンターや、ソフトを購入する必要もなくなり

ちょっと寂しくもあります。

パンチングマシーン

・「本気で殴ったあの頃の青春は、今じゃ規制対象」

代表作:『リアルパンチャー』『Sonic Blast Man』『パンチマニア 北斗の拳』

特徴:本気で殴る・蹴るなどして得点を競うシンプルかつ危険なゲーム。

なぜ廃れた?:安全性の問題、筐体の破損リスク、酔客トラブルなど。

こちらも当時のゲーセンではよく見かけた、パンチングマシーン。

腕っぷし自慢の男子が、よくやっていたイメージがあります。

ドゴーン!っと、たまに大きな音を出していましたね。

自分のパンチ力の低さにビックリした人は、きっと私だけではないはず。

中でもタイトーのソニックブラストマンは、わりと有名な方ではないでしょうか。

ゲームっぽい演出もあり、けっこう人気があった印象です。

また、力士の腕相撲ゲームもありましたよね。

しかし、トラブルが多い事でも有名で、本気で殴って手を怪我する人も多かったようです。

色々規制が厳しい今の世の中では、こういったゲームはメーカーも出したがらないでしょうね。

脱衣麻雀

・少年たちにとって“脱衣麻雀”は通過儀礼だった…(?)

代表作:『スーパーリアル麻雀』『麻雀学園』『アイドル麻雀ファイナルロマンス』

特徴:勝つたびに女の子のCGが脱げていく、当時の男子の憧れ?)。

なぜ廃れた?:時代の変化、コンプラ的問題、家庭用&ネットの普及で不要に。

令和の今じゃ考えられないゲームと言えば、やはり脱衣麻雀でしょう。

当時のゲーセンには、奥の方に必ず脱衣麻雀が置いていたものです。

大人がメインで遊ぶゲームですから、インカムも良かったみたいですね。

しかし、当時のゲーセンには小中学生も来るので、今思うと、よく置いていたな・・っとも思います。

個人的にも脱衣麻雀がやりたくて当時必死に麻雀を覚えたものです。

まぁ、麻雀をして普通に女の子が脱ぐだけならまだ分かりますが、

当時は、それ以外にも、実際にAVが流れたり、

勝つとガチャガチャのカプセルに入ったパンティが出てくるなど、

よくそんなの許可されたな・・・っともう様なゲームも。

まさに、狂気と浪漫の産物でした。

そういえば、当時はブルセラショップとかもありましたね。

あの頃、学校帰りに立ち寄ったゲーセンで、何気なく遊んだあのゲームたち…

気づけば、もう姿を消してしまっていたんですよね。

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