今回は、メガドライブで発売された
シミュレーションゲームその2
について紹介していきます。
好きな人はドはまりするやり応えのある作品が多いですが、
逆に苦手な人は全く触れることが無い、好みは激しく分かれるジャンル。
個人的には、ベルトアクション、RPGと並んで大好きなジャンルです。
アクションやシューティング等ではなく、じっくり考えて先に進むRPG系が好きな人はハマりそうですね。
やはりこのジャンルは、光栄が強いイメージがありました。
ROMの容量が大きいせいもあり、全体的に値段はちょっと高め。
しかし、一度クリアしても、また再度やりたくなるのがこのシリーズの特徴でもあります。
何度でも遊べることを考えると、決して高い買い物ではないと思っています。
今回は、メガドライブ中期頃に発売されたシミュレーションゲームについて紹介していきますので、
シミュレーションゲームが好きな方、興味がある方は是非見ていってください。
メガドライブ シミュレーションゲーム その2
天下布武
1991/12/28
ゲームアーツ 7800円
メガCDで発売された、戦国時代のシミュレーションゲーム。
メガCDを活かしたムービーや音声、リアルな合戦など当時から話題でした。
実写取り込みは、当時の大河ドラマ「武田信玄」の未使用カットが使用されています。
比較的分かりやすいシステムで、シミュレーションが苦手な方でも遊びやすい方。
しかし、最初に選ぶ大名によって、難易度は跳ね上がりますが。
メガCDは中古も高く、更に大きく場所も取るため今となってはかなり遊びにくいゲームですが、
メガドラミニ2にも収録されているので、今から遊ぶなら断然メガドラミニ2がオススメです。
A列車で行こう
1992/4/10
セガ 6800円
PCで人気だった同名タイトルのメガドライブ移植作。
線路を敷き駅を配置し街を発展していく内容で、1年以内に線路を西海岸まで延ばすことが目的。
リアルタイムで街が発展していくのを見るのが、本作の醍醐味とも言えますね。
夜は働かないなど、設定もリアル。
適当に線路を配置するだけではスグに経営破綻する為、利益を生む路線を建設するのが何より肝要。
人気作品でしたが、さすがに今遊ぶとちょっと操作のやりにくさを感じます。
本作もシミュレーション好きには有名な作品で、未だにシリーズが続く人気ゲーム。
大航海時代
1992/4/29
光栄 11800円
光栄の人気シミュレーションシリーズの一つで、元はパソコン用ゲーム。
その人気の高さから、後に様々なゲーム機に移植されています。
タイトル通り15~17世紀の大航海時代が舞台で、航海士となって交易を行い失った爵位を取り戻す内容。
海賊討伐など、名声を上げることで身分は上がります。
進め方、生き方も人それぞれと、当時としてはかなり自由度の高い作品。
ちなみにゲーム音楽は、あの菅野よう子氏が担当。
シーザーの野望Ⅱ
1992/5/28
マイクロネット 8800円
ローマの英雄「シーザー(カエサル)」となって様々なミッションをこなしていく、ステージクリア型のリアルタイムシミュレーションゲームの2作目。
今回は、主にアジアを舞台に様々な戦闘を行っていきます。
マップ上に拠点を作り、3つの兵科を上手く運用していく内容。
前作同様リアルタイムで戦況は変っていくため早めの指示が大事。
知名度はあまり高くはありませんが、一部ではファンも多い作品。
現在は、PC版アミューズメントセンターのプロジェクトEGGでも安価に販売されています。
ロイヤルブラッド
1992/6/25
光栄 9800円
光栄にしては珍しい、ファンタジー系のシミュレーションゲーム。
4人の主人公から選び、領土を広げていく内容。
戦闘は人間だけでなく、オークなども登場し、指輪物語の影響を強く受けている作品と言われています。
命令も最低限に絞られておりシステムも分かりやすく、シミュレーションゲーム初心者にも分かりやすいです。
元は1991年にファミコンで発売されたゲームで、92年10月にはスーファミでも「スーパーロイヤルブラッド」として発売
ダイナブラザーズ
1992/7/24
CRI 8800円
プレイヤーは神となって恐竜を育て繁殖していく、恐竜シミュレーションゲーム。
ポピュラスの恐竜版とも言われています。
ポピュラスよりは、コミカルで可愛らしい内容。
草食恐竜を増やして領地を広げてパワーを貯め、戦闘に強い肉食竜で敵を倒していきます。
こちらも当時から人気だった作品で、後に2も発売。
ダイナブラザーズ2はチュートリアルもしっかりしているので、初めての人でもすぐに楽しめるでしょう。
ダイナブラザーズ2は、メガドラミニにも収録されています。
提督の決断
1992/9/24
光栄 14800円
第二次世界大戦を舞台とした戦略シミュレーションゲーム。
8本のシナリオが用意されており、それぞれ日本軍か連合国軍の選択が可能。
元はPC用ゲームで、後にスーファミやMSX2など様々なゲームに移植。
北米でも、P.T.O.( Pacific Theater of Operations)のタイトルで発売。
有名な艦船や、実在の提督、幕僚も登場し特に近代史が好きな方はハマりそうな内容ですが、
しかし、専門用語も多い為、それ以外の人にはハードルが高いです。
最初は何をすればいいかも分からず、全体的に難易度は高め。
私のように説明書をあまり見ない子供には、何が何だかサッパリだった記憶があります。
かなりマニアックな内容で、ハマる人とそうでない人がハッキリ分かれる作品でもありました。
エアーマネジメント 大空に賭ける
1992/11/1
光栄 11800円
トップマネジメントに次ぐ、光栄のビジネスシミュレーションゲーム。
航空会社の経営を手掛ける内容で、最初はスーパーファミコンで発売。
後にPC版やメガドライブなど、様々なプラットフォームでも発売されています。
本作は、期間内に22都市の航路を結ぶのが目的。
更に経営の黒字、年間利用客数なども満たしていく必要があります。
シナリオも1963年と1983年があり、当時の世相も表しています。
こちらも好みが分かれる内容で、ちょっと大人のゲームのイメージでした。
当時は、これ何が面白いの(。´・ω・)?と疑問でしたw
三国志Ⅲ
1992/11/8
光栄 14800円
光栄の甲板シミュレーションゲーム、三国志シリーズ第三弾。
元はPC-98シリーズで発売された歴史シミュレーションゲーム。
その評価は非常に高く、後にスーパーファミコンやメガドライブ、PCエンジンなど様々なゲーム機に移植されています。
6つのシナリオが用意されており、三国志好きにはたまらない内容。
特定の条件を満たすと貂蝉を仲間にできるなど、隠しイベントもありましたね。
貂蝉は戦闘は全くダメですが、魅力が100の為、人事や内政、外交要因として大活躍してくれました(*’ω’*)
数ある光栄の三国志シリーズの中でも特に評価の高い作品で、本作から三国志にハマったと言う人も多いはず。
個人的にも、三国志シリーズで初めてハマった作品なので、特に思い入れが強いです。
14800円とかなり高額ですが、一度クリアしても別の君主でまた遊びたくなりますので、そう高い買い物ではないかもしれませんね。
最近では、STEAMやメガドラミニ2などでも復刻しています。
特にメガドラミニ2には、希少なメガCD版が収録されています。
メガドラミニ2は60本もゲームが入って、本作よりも安いので今から遊ぶなら、メガドラミニ2が断然オススメです。