今回は、
セガマークⅢの中期に発売された個人的名作ゲーム
について紹介していきます。
セガマークⅢも名作ゲームが多かったのですが、当時は既にファミコンが各家庭に行き渡っており、
セガマークⅢを持っている子は、ゲーム機を2台購入できるお金持ちの家のイメージが強かったですね~。
学校のクラスでも、セガマークⅢを持っている子は1人しかいませんでした。
私も小学生の頃セガマークⅢを親にねだりましたが
ファミコンあるでしょ(`皿´)!!
と親に一蹴されてました( ノД`)シクシク…
セガマークⅢは世界的には大ヒットしましたが、日本ではイマイチだった印象があります。
後にマスターシステムを発売したり、その数年後すぐにメガドライブを発売したりと、
セガはコロコロと新しいハード発売する印象があり、当時はあまり良い印象はありませんでしたね~。
だいぶ後になってからマークⅢのゲームを色々遊ぶようになりましたが、
アーケードからの良移植作品も多く、やはりちょっと大人向け(中学生以上)の印象を受けました。
セガマークⅢは、小学生にはちょっと早かったかもしれませんね。
今回はそんなセガマークⅢの中期頃(1986年~1987年初期)に発売された名作ゲームについて紹介していきます。
セガマークⅢの名作ゲームをお探しの方は、是非参考にしてください。
セガマークⅢ名作ゲーム(中期)
エンデューロレーサー
1987/5/18
5500円
アーケードで人気だった体感レースゲームの移植作品。
移植と言ってもアーケード版は3Dレースゲームでしたが、マークⅢ版はクォータービュー視点となっており、ほぼ別ゲーム。
エキサイトバイクを斜め視点にしたような印象です。
オフロードバイクで豪快にジャンプする仕様は同じですが、見た目は全く違います。
きっと移植には、アーケードファンはガッカリしたでしょう。
しかし、アーケード版はバイク型の筐体で、ハンドルを引っ張ることでウィリーができる体感ゲーム仕様だった為、このまま家庭用に移植することは出来ず、
家庭用でも楽しめるように、最終的にこの形になったのでしょう。
アーケード版とは違いますが、これはこれで面白いレースゲームでした。
アウトラン
1987/6/30
5500円
こちらも当時ゲーセンで大人気だった、セガの名作レースゲームのマークⅢ移植版。
後に様々な家庭用ゲーム機に移植されることとなる本作ですが、一番最初に移植されたのは、このセガマークⅢ版。
その為、アウトランが家で好きなだけ遊べる!と喜んだ方も多かったはず。
グラフィックはさすがにアーケード版よりは劣りますが、
全15ステージ、コース分岐、起伏の激しい道路、迫力のあるスピード感など、当時のレースゲームとしては圧倒的な完成度。
また、アーケード版同様、3曲から好きな音楽を選ぶことが出来ます。
これを見た人は、
マークⅢスゲー!
ファミコンと違う!
と驚いたことでしょう。
FMサウンドユニットにも対応しており、当時セガマークⅢの凄さを見せつけた名作でした。
どきどきペンギンランド 宇宙大冒険
1987/8/18
5000円
SG-1000やMSXで発売された人気パズルアクションゲームの続編。
宇宙大冒険という壮大なサブタイトルが付けられていますが、やっていることは前作とほぼ同じw
卵を割らないように、下へとドンドン運んでいきます。
全50面、オブジェクトの種類も増え、難易度もアップ。
マークⅢになったことでグラフィックも向上し、画面も見やすく遊びやすくなっています。
ステージエディットやステージセレクトもあるので、パズルゲームとして、やり応えも抜群です。
ファンタジーゾーンⅡ オパオパの涙
1987/10/17
5500円
セガの名作シューティング、ファンタジーゾーンの続編。
今作はセガマークⅢオリジナルタイトルで、北米や欧州版はセガ・マスターシステム用ソフトとして発売されています。
前作から10年後という設定で、ファンタジーゾーンに訪れた新たな危機の為、再度オパオパが旅立つという内容。
基本システムは前作同様ですが、今回はワープゾーンを通過することで複数のステージを行き来することになります。
ステージは複雑になり、前回よりも難易度は上がっています。
複数のステージ、ライフ制、マルチエンディングと前作とは違う、新たな試みが盛り込まれています。
元はセガマークⅢ用ソフトでしたが、翌年にはアーケードにも逆移植されファミコンにも移植されています。
ⅠとⅡどちらが好きかは好みが分かれるところですが、やはり前作の方が評判が良かった印象ですね。
エイリアンシンドローム
1987/10/18
5000円
スペースシップに蠢く奇怪なエイリアンを倒していくアクションシューティング。
制限時間内に仲間を救い出し、ボスを倒すとステージクリア。
元はアーケードゲームで、本作もその評価の高さから様々なゲーム機に移植されています。
恐らく、当時大ヒットした映画「エイリアン2」をイメージして作られたのでしょう。
グロいエイリアンや火炎放射器など、映画のエイリアンぽいですよね。
セガのアーケードが最初に移植されるのがマークⅢだった事も多いですね。
後にサンソフトがファミコンへ移植しているので、ファミコンユーザーも遊んだことがある方は多いはず。
アフターバーナー
1987/12/12
5800円
こちらも当時ゲーセンで大ヒットした、疑似3Dシューティングゲームの移植。
アーケード版の完全移植が当たり前となった今の時代では、ショボく見えるかもしれませんが、
マークⅢ版が家庭用初移植だった為、当時は大人気。
ⅡではなくⅠの移植だった為、スロットルレバーが無くアフターバーナーの急加速はありません。
しかし、迫力のローリングなどは、しっかり再現されています。
4Mの大容量ROMにより、当時の疑似3Dシューティングの中ではトップクラスの完成度。
ファンタシースター
1987/12/20
5000円
SEGAを代表する人気RPGシリーズ第一作目。
当時のRPGと言えば、剣と魔法でドラゴンを討伐するなど、中世的な世界観が一般的でしたので、
本作のような宇宙を舞台とした近未来のSFファンタジーRPGというのは、かなり珍しかったですね~。
フィールドの移動や戦闘はドラクエタイプですが、ダンジョンは3Dというのも個性的。
様々な乗り物や不気味に蠢く敵キャラなど、演出も凄いです。
また、女の子が主人公のRPGというのも、当時としてはかなりレアでした。
こちらも名作と呼ぶにふさわしいRPG。
大容量の4メガROMを採用していましたが、それでも文字はカタカナ表記しかありません。
マークⅢのオリジナル版は、今やると会話が読みにくいのが難点。
ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットの文字を使用する日本語は、容量をたくさん使用すると改めて実感します。
今から遊ぶなら、switchでリメイクされているSEGAAGES版がオススメです。
文字は読みやすくなっていますし、ダンジョンもオートマッピング、レベルもサクサク上がりますし、何より安価に購入できます。
今から遊ぶなら、switch版がサクッとクリア出来てオススメですよ。
トライフォーメーション
1987/12/13
5000円
当時の人気アニメ「赤い光弾ジリオン」シリーズの続編。
今回はロボットに変形可能な「トライチャージャー」を駆使して戦っていきます。
1面はアクションシューティングで、2面は従来と同じようなアクションステージ。
マップを探索し、ステージのボスを倒し仲間を救出するシンプルな内容。
前作はちょっと分かりにくいとこもありましたが、こちらはシンプルで分かりやすく、初めてでも遊びやすいです。
このシリーズはファンも多いですが、復刻されていないのが残念ですね。
スーパーワンダーボーイ モンスターワールド
1988/1/31
5500円
ウエストンが開発したアーケード用アクションRPGの移植作品。
本作も、その評価の高さから後に様々なゲーム機に移植されています。
正式タイトルの移植としてはマークⅢ版が最初ですが、前年にPCエンジンで発売された
ハドソンのアレンジ移植作品「ビックリマンワールド」が特に有名ですね。
マークⅢ版はFM音源対応となっています。
複雑なマップや謎解きで、アーケード版をクリアできた人はそう多くはいないでしょう。
やはりRPGは、家でじっくり遊びたいですよね。
本作も移植度が高いので、アーケード版と同じように楽しめます。
アレスタ
1988/2/29
5000円
後に人気シリーズとなる、コンパイルの名作シューティングゲーム第一弾。
ファミコン屈指の名作「ザナック」の後継作とも言われています。
版権の都合上ザナックの名称が使用できなかった為、新たにこのタイトルが付けられました。
複数の武装や硬派な内容で、本作もザナック同様シューティング好きから非常に評価の高いゲーム。
現在はアレスタコレクションとしてswitchやPS4で復刻しています。