いつもはレトロゲームばかり紹介していますが、今回は
比較的最近のベルトアクションゲーム
について紹介していきます。
ベルトアクションゲームと言えば、
テクノスのダブルドラゴン
カプコンのファイナルファイト
セガのゴールデンアックス
など、主に80年代後半から90年代中ごろまで流行ったゲームジャンル。
この頃ゲーセンに通っていた人は、きっと遊んだことがある作品も多いでしょう。
個人的に特に好きなジャンルでしたが、格ゲー人気に押されて徐々にゲーセンから消えて行きましたね。
今回はそんなベルトアクションゲームの2015年以降に発売された、比較的新しいゲームについて紹介していきます。
面白かったオススメの作品
あまり期待してなかったけど、結構楽しいいゲーム
これはちょっとイマイチだった
など、個人的な評価についても熱くウザく語っていますので、ベルトアクションゲーム好きの方は、是非参考にしてください。
比較的最近発売されたベルトアクションゲーム
Raging Justice(レイジング ジャスティス)
発売日:2015/5/31
開発:Team17
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★★☆☆
暴力と犯罪にまみれた街で、悪人や指名手配犯を倒していくベルトアクションゲーム。
分かりやすく言うと、ファイナルファイトのグラフィックがリアルになったような感じ。
実写のようなリアルなグラフィックが特徴で、見た目はいかにも洋ゲーですが、
初めてでも、わりと遊びやすい方でしょう。
選べるキャラは3人で、警察、軍人、ストリートファイターから選択可能。
パンチやキック、投げ技、武器を持って攻撃など、ファイナルファイトにも非常によく似た設定。
キャラのアクションやリアクションも面白いです。
実写のようなグラフィックという事もあり、敵の攻撃や動きなどもリアルに表現されています。
本作独自の特徴としては、弱った敵やピヨッた敵などを逮捕出来ること。
逮捕すると回復アイテムが出たり、また、指名手配犯を逮捕すると高得点。
ベルトアクションとしては、個人的には結構好きな内容。
ネットの評判もそれなりに高く、STEAM内の評価も「やや好評」となっています。
お値段も千円ちょっとなので、ベルトアクション好きの方は試してみても良いかも。
現行機でほとんどプレイ可能ですが、STEAM版は日本語はサポートされていませんので、ご注意ください。
The TakeOver
発売日:2016/2/2
開発:Pelikan13
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★☆☆☆
こちらも海外インディーメーカーが開発したベルトアクションゲーム。
本作はベアナックルのリスペクトが感じられる作品で、技もキャラクターもよく似ています。
サウンドトラックには、あの古代祐三氏も参加。、
敵を浮かしてからのコンボなど、連続攻撃なども気持ちが良いです。
演出も派手ですし、ベルトアクションの醍醐味である、敵をまとめてガンガン倒していくのが爽快です。
また、後半にはアフターバーナー的なシューティングステージもあります。
きっとココの開発は、セガ作品が大好きなんでしょうね~。
STEAM内での評価は「非常に好評」なので、全体的に評価は非常に高いです。
しかし、個人的には、単調で飽きやすい・・・・というのが本音。
ステージギミックも少なく、淡々と敵を倒していくだけの繰り返し。
個人的には、もう少しステージに変化が欲しかったところ。
ゲーム内容に関しては好みは分かれるところですが、ベアナックル好きの方には良いかも。
Fight’N Rage(ファイト・アンド・レイジ)
発売日:2017/9/19
開発:SebaGamesDev
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★★★☆
こちらもインディーメーカーが開発した、懐かしいグラフィックのベルトアクションゲーム。
グラフィックは古く感じますが、中身はかなり爽快な内容。
技も豊富で連続技も気持ちが良いです。
キャラはファイナルファイトを小さくしたような印象で、ファミコン版のマイティファイナルファイトを思い出します。
キャラも非常に個性的で、ハガーソックリのミノタウロス的なリカード
ガイのようなF.ノリス
そして、良く揺れるギャル
どのキャラも、それぞれ個性的で面白いです。
簡単そうに見えて意外と難しく、クリアにはそれなりにやり込む必要があるでしょう。
バランスも良く、非常に楽しいゲーム。
これを音楽以外、ほぼ代表のセバスチャン・ガルシア氏が一人で制作したというから凄いですよね。
見た目は古いですが、現代風にアレンジされた良ベルトアクションゲームでした。
熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls
発売日:2019/9/5
開発:WayForward Technologies
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★★☆☆
テクノスの人気シリーズ、くにおくんの外伝的な作品。
今回は、さらわれたくにおとリキを救うべく彼らの彼女、ミサコとキョウコが戦います。
レベルアップなどキャラの成長もあり、
武器や装備変更などもあります。
純粋なベルトアクションというよりは、アクションRPG。
じっくりと進めて行く、やり応えのあるシステムです。
ミスズなど懐かしいキャラも登場し、オジサン世代にはニヤッとするキャラも登場します。
アニメ演出も楽しいですね。
また、倒した敵を舎弟として仲間にすることも可能。
綺麗なドット絵と滑らかなアニメーションで、昔ながらのベルトアクション好きの方にもオススメです。
本作も非常に評価が高く、後に2も発売されています。
ベアナックル4
発売日:2020/4/30
開発:DotEmu
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★★★★
セガの大人気ベルトアクションシリーズ、ベアナックルの4作目。
ベアナックル久々のナンバリングタイトルという事で、発売前から盛り上がっていたことをよく覚えています。
ベアナックルシリーズは特に海外での人気が高く、Streets of Rageとして有名。
本作の海外版のタイトルは
Streets of Rage Ⅳ
また、古代氏のGBMも評価が高いですよね。
技も豊富でアクションも楽しく、連続コンボも爽快。
演出も派手で気持ちが良いです。
本作には新しいキャラの他にも、過去作のキャラも多数登場します。
懐かしい味方や敵キャラも多数登場します。
使用キャラとしては、Ⅲのキャラがダッシュも出来て扱いやすいですね。
当時のまま登場するので、過去作にハマった人も楽しめるでしょう。
本作はセガではなく海外メーカーの作品ですが、随所に原作リスペクトを感じる内容。
シリーズファンはもちろん、初めて遊ぶ方にもオススメです。
今回紹介するベルトアクションの中でも、最もオススメの一品。
ミュータントタートルズ:シュレッダーの復讐
発売日:2022/6/16
開発:Tribute Games Inc.
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★★★☆
人気アメコミヒーロー「タートルズ」のベルトアクションゲーム。
元々はコナミが開発した作品で、リメイクというよりほぼ新作。
海外版のタイトルは
Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder’s Revenge
ただのリメイクではなく、全く新しいストーリーモード
リメイクというよりは、ほぼ新作と言っても良いでしょう。
グラフィックだけでなくアクションもパワーアップし、こちらも連続コンボなどが爽快。
キャラクターのアクションやリアクションも楽しく、動きも個性的。
昔ながらのベルトアクションに、最近の要素も取り入れ更に遊びやすくなっています。
カートゥーン的な動きも面白く、他のベルトアクションとは一味違いますね。
また、本作は最大6人同時プレイが可能。
6人もいるとワチャワチャしてワケが分からなくなりそうですが、ベルトアクションは大勢で遊ぶと盛り上がるんですよね。
こちらも個人的にはかなりオススメのベルトアクションゲームでした。
Night Slashers: Remake(ナイトスラッシャーズ リメイク)
発売日:2024/9/26
開発:Forever Entertainment
プラットフォーム:switch、steam、PS4、Xbox One
オススメ度:★★★☆☆
1993年にデータイーストから発売されたベルトアクションゲームのリメイク作品。
オリジナル版は中々家庭用ゲーム機に移植されず、長い間移植を待ち望んでいましたが、
リメイクという形で、ついに復刻。
基本的にはオリジナル版を踏襲する内容ですが、
本作には、同じデコゲームの格ゲーファイターズヒストリーに登場したフェイリンが参戦。
このフェイリンが、個人的には非常に扱いやすくてお気に入り。
本作のキャラは、それぞれ好きな食べ物が決まっており、
好きな食べ物を取ると、通常よりも回復量が大きいという特徴があります。
ま、ゾンビが徘徊するところに落ちている食べ物など、絶対に口にしたくないですけどねw
購入してから数時間でクリアしてしまい、ややボリューム不足感はありますが、
約1000円とお値段も安いので、これは仕方がないでしょう。
オリジナル版が好きだった方、ベルトアクション好きの方は十分楽しめるゲームだと思いますよ。