【ファミコンソフト】アスキーゲーム特集その1

今回は、ファミコン初期~中期に発売された

アスキー

のゲームについて紹介していきます。

アスキーとは、かつてあった日本のゲームメーカーで、

元々は雑誌や書籍を出版する出版社だったそうです。

てっきり、PCゲームソフトメーカーだと思ってました。

その後、PCなどでゲームを開発し、その人気ソフトがファミコンなどにも移植されることに。

しかし、2002年にはゲーム事業から撤退し、ゲーム周辺機器事業はサミーが継承。

現在は、角川グループに吸収されております。

 

アスキーのゲームが好きな方、興味のある方は、是非見ていってください。

ファミコンソフト:アスキーゲーム特集その1

 

アストロロボSASA

1985/8/9

5500円

記念すべき、アスキーのファミコンソフト第一弾。

装備している銃を撃って上下左右の移動や攻撃を行う、かなり個性的なアクションゲーム。

重力が無い宇宙空間で操作しているような設定で、この操作に慣れるまではかなり大変。

ステージに配置されたエネルギーパックを取っていくシンプルな内容ですが、独特の操作方法で、簡単そうに見えてかなり難しいです。

ファミコン初期の作品で、更に二人プレイも可能なので、当時友達と一緒に遊んだ人も多かったはず。

但し、やはり子供時代には、ちょっと難しかった印象があります。

今見ると、この時期としては結構攻めた価格設定でしたね。

ゲイモス

1985/8/28

5500円

アストロロボササと同時期に発売された、疑似3Dシューティングゲーム。

対地、対空2種類のショットが使用可能な、ファミコンオリジナルタイトルです。

各ステージは太陽系の惑星が舞台となっており、ステージラストには巨大ボスのフォボスが登場。

当たり判定が分かりにくいのが難点ですが、当時としてはかなり迫力がありました。

ボコスカウォーズ

1985/12/14

5500円

当時アスキーから発売されたパソコンテレビX1で発売されたゲーム。

ジャンルは、戦略シミュレーションになるそうです。

第1回アスキーソフトウェアコンテストでグランプリを受賞した作品で、

その評価の高さから後に様々なPCやファミコンにも移植されています。

国王であるスレンが、道中で合流した仲間達共にオゴレスを倒す内容。

PCユーザーからは評価の高い作品ですが、当時の主なファミコンユーザーだった小学生からの評価は低かったです。

私の周囲でも本作の評価はかなり低く、クソゲー扱いされていました。

子供時代は、まともに説明書も読みませんでしたからね^^;

後に大人になってからプレイして、初めて本作の面白さを知りました。

ファミコン移植版も決して悪くはないのですが、システムがちょっと分かりにくいのが難点でした。

ぺんぎんくんWARS

1985/12/25

5500円

相手の陣地にボールを投げ入れる対戦ゲーム。

最終的に相手側にボールをたくさん入れた方が勝ちという、シンプルなルール。

全てのボールを投げ入れると勝ちというルールと、ボールを打ち返すエアホッケーのような対戦もあります。

元々はUPLが開発したアーケードゲームで、同年にファミコンとMSXに移植。

その後、ゲームボーイやPC等にも移植され、最近はアケアカでも復刻しています。

特に友達同士の対戦が熱いゲームでした。

涙の倉庫番スペシャル

1986/7/30

2980円

パソコンで人気だったパズルゲーム「倉庫番」のファミコンディスクシステム版。

元々の開発はシンキングラビットという、かつて存在したゲームメーカー。

指定の位置に荷物を移動させるという分かりやすいルール。

シンプルですが非常に評価の高いパズルゲームで、ファミコンだけでなく様々なゲーム機に移植されています。

荷物を引き寄せるアイテムなどもあり、ディスク版は全150面と大ボリュームでやり応えも抜群。

現在はswitchなどでも、「みんなの倉庫番」としてリメイクされています。

倉庫番的なシンプルなパズルゲームをやりたい方は、今ならコチラがオススメです。

キャッスルエクセレント

1986/11/28

4900円

PCで人気だったパズルゲーム「ザ・キャッスル」のファミコン移植作品。

100の部屋に分かれたお城でアイテムやカギを取得し、囚われた姫を救出する内容です。

パズル要素が強く、適当に進んでいてはカギが足りなくなるなど難易度は高め。

また、道中は非常に長く、しかもセーブなども無かった為、当時クリアできた人は少ないでしょう。

ボコスカウォーズに次ぐ第2回アスキーソフトウェアコンテストでグランプリを受賞した作品で、その評価は非常に高いです。

ファミコン以外でも、MSXやSG-1000等にも移植されています。

プロフェッショナル麻雀悟空

1986/12/25

2980円

ディスクシステムで発売された、オーソドックスな4人打ち麻雀ゲーム。

タイトル通り、中華四大奇書の一つ「西遊記」をモチーフにしています。

主人公の孫悟空が三蔵法師の行者として、麻雀で妖怪と戦う設定。

ゲームモードには、実践と研究があります。

12人のキャラクターが登場し、それぞれ打ち方が異なるなど当時としては中々面白いです。

この他にもシリーズは色々発売されており、知名度は低いですが実は根強いファンも多い麻雀ゲームでした。

オトッキー

1987/3/27

3500円

ディスクシステムで発売された、音楽をテーマとした横スクロールのシューティングゲーム。

8方向にショットを撃つことが可能で、その方向に対して音階があります。

また、楽器も様々で、オルガンからピアノ、ギターなど色々あります。

音楽を題材とした個性的な内容でしたが、シューティングゲームとしては、ちょっと単調で、微妙と言わざるを得ないでしょう。

直感的な作品で、音楽が好きな方は楽しめるかもしれませんね。

北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ

1987/6/27

5800円

ドラクエシリーズやポートピア連続殺人でもお馴染みの、堀井雄二氏がシナリオを手掛けた推理アドベンチャーゲーム。

本作と、ポートピア連続殺人事件、軽井沢誘拐案内の3つを堀井ミステリー三部作と呼ばれているそうです。

軽井沢誘拐案内だけはファミコンなどに移植されておらず、PC版しかないのが残念。

本作は東京湾で上がった遺体から端を発し、その後、北海道まで捜査が広がります。

徐々に繋がっていく人間関係には、サスペンスドラマを観ているようでドキドキしたものです。

中盤でめぐみさんが脱ぐという情報を聞きつけた、ムッツリ男子だった私は、とりあえずそこまで進めようと思っていましたが、

話が面白く、結局最後までプレイしてクリアしたのも良い思い出です。

脚本も面白く、さらにエロもあり、さすが堀井さん!

本作も非常に評価の高い作品なので、興味のある方は、是非一度プレイしてみて下さい。

破邪の封印

1987/10/23

5800円

パソコンから移植された、工画堂スタジオのRPG。

PCのRPGらしく難易度はかなり高く、多くの方が途中で挫折したであろう作品。

当時、フィギィアとマップが付いた豪華なパッケージに釣られて購入しましたが、数分後には買ったことを後悔しました。

視野の狭いマップ、遠くからは見えない町や洞窟、森や砂漠に入ると突然現れる序盤ではとても勝てない超強い敵キャラなど、

ドラクエから入った、我らゆとりRPG世代の小学生には、どれも鬼畜な仕様です。

また、長すぎるパスワードも、大きな弊害でした。

子供はもちろん、大人でも攻略本がなければクリアは無理でしょう。

好みは分かれるところですが、当時のファミコン世代からの評価は低かったです。

ウィザードリィ

1987/12/22

5800円

米ゲームメーカー、サーテック社からApple II用として発売された、3DダンジョンRPGのファミコン移植版。

後のRPGにも大きな影響を与えた作品で、この後も数々のシリーズが発売されます。

日本でも一部では非常に人気のシリーズで、今でも根強いファンが多いです。

日本独自の展開や、日本で開発され後に欧米でもリリースされた作品もあります。

3DダンジョンRPGという仕様から、好きな人と苦手な人がハッキリ分かれますが、好きな人はトコトンハマるゲーム。

但し、個人的にはすぐに道に迷ってしまうので、苦手なジャンルでした^^;

なんとなく、勉強が出来る子は、3DダンジョンRPGが好きというイメージがありますw

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