ファミコンをよく遊んだ小学生時代に特にハマった、
名作アクションゲームについて紹介していきます。
今回はファミコン初期から中期に発売されたゲームの紹介です。
超有名作品から、賛否がある作品まで、
ファミコン世代の方、ファミコンの名作アクションゲームをお探しの方は、是非見ていってください。
当時ハマったファミコン名作アクション
イーアルカンフー
1985/4/22
コナミ
アーケードで人気だった、カンフーアクションゲームのファミコン版。
コナミのファミコン初参入作品の一つとしても有名なタイトル。
(もう一つは、けっきょく南極大冒険)
十字キーとボタンで様々な技が出せる、まさに元祖対戦格闘ゲーム。
アーケードファンからは、アーケード版と違うからガッカリした・・・・という声も聞こえますが、
個人的に当時は、まだアーケード版を知らなかったので先入観無く楽しめました。
ファミコン初期に買ってもらったこともあり、当時はよく遊んだものです。
これで二人対戦などが出来たらもっと盛り上がっていたのでしょうが、
さすがに当時の容量では、二人対戦は厳しかったんでしょう。
後にアーケード版をやったら、登場する敵も多く、更に順番も違ったので驚きました。
現在は、switchオンラインのファミコンでも配信されています。
スパルタンX
1985/6/21
任天堂
ジャッキー・チェンの人気映画を題材としたアクションゲーム。
といっても、映画の設定とはまるで違いますが。
どちらかというと、ブルースリーの死亡遊戯に近いですよね。
元々はアイレムのアーケードゲームで、後にファミコンに移殖。
原作映画とは設定が違いますが、それでもゲームとして面白かったです。
当時は12周だったかすると、シルビアが襲ってくる!なんて噂もありましたね~。
けっきょくはウソテクだったようですが、当時は信じたものです。
と言っても進めても、せいぜい2周くらいでしたが。。。
ファミコン版は得意な方でしたが、後に遊んだアーケード版は難しくて、
ファミコンと全然違う!っと驚いたものです。
レッキングクルー
1985/6/18
任天堂
マリオとルイージが解体屋となって、壁や梯子などを破壊していくアクションパズルゲーム。
売れる前のマリオは解体屋もやっていたとは、今となっては知らない人も多そうですね。
序盤はサクサク進めますが、中盤からは壊す順番などもありパズル性も高くなっていきます。
基本的には敵を倒す事は出来ず、逃げ回るしかありません。
マリオだけどジャンプが出来ないというのも、今となっては珍しい設定。
中毒性が高く、ちょっと暇つぶしのつもりがけっこうな長時間遊んでしまいます。
面数も多く、更にエディットモードもあり、長く楽しめる作品。
現在はswitchオンラインのファミコンでも配信されており、
アーケード版のVS.レッキングクルーは、switchのアケアカでも発売されています。
スーパーマリオブラザーズ
1985/9/13
任天堂
ファミコン世代なら一度はプレイしたことがあるであろう大ヒットゲームにして、
スーパーマリオシリーズの記念すべき第一弾。
マリオとルイージの出世作とも言えるでしょう。
カイジの地下強制労働ような、初代マリオブラザーズやレッキングクルーの地下世界から、
遂に地上に上がることが出来たマリオとルイージ兄弟。
といっても、本作でも地下ステージはありますが。
地上、地下、海、空、城など、ステージも個性豊かで当時のファミコンとしては圧倒的なスケール。
ファミコンアクションゲームの歴史を変えた!と言っても過言ではないでしょう。
まだ固定画面のアクションゲームが多い中、本作から各社からスクロールのアクションゲームが続々と
出てきた記憶があります。
厳密に言うと、元祖横スクロールアクションは「パックランド」らしいですが。
当時から大人気でしたが、私の田舎では欲しくても玩具屋さんに中々売っておらず、
持っていた友人宅で、毎日のように遊ばせてもらったものです。
ファミコンの名作アクションゲームといえば、本作は決して外せませんよね。
チャレンジャー
1985/10/15
ハドソン
ハドソン初期の名作アクションゲーム。
PC用ゲーム「暴走特急SOS」のアレンジ移植で、
PC版はやったことがありませんが、1面の列車ステージのみとの事。
ファミコン版には新たに、広大なマップのステージ2が追加。
このステージ2が広くて探索要素もあり、当時は本当にゲーム内を冒険しているようで
ワクワクしたものです。
裏技や隠し技、隠しボーナスなども豊富なのも楽しかったですね。
しかし、難易度は非常に高く、クリアできたのはだいぶ後になってからでした。
BGMも抜群で、今でも音楽を聴くと当時の記憶が蘇ります。
レベル調整が可能ですが、レベルが低すぎると雑魚敵が登場しないためパワーアップアイテムが出ず、
火の玉のタマが全く倒せなくなります。
レベルが低すぎると逆に難しくなるというのも、当時から有名でしたね。
忍者じゃじゃ丸くん
1985/11/15
ジャレコ
忍者くんの弟という設定の、じゃじゃ丸くんのデビュー作。
開発はトーセ
なまず太夫にさらわれたサクラ姫を救出する内容で、妖怪たちを倒すとステージクリア。
基本的なアクションなどは、忍者くんをそのまま踏襲。
さくらひめの落とす花びらを三枚集めると、ボーナスステージとしてナマズ大夫と対戦出来ます。
シンプルだった忍者くんから、アイテムや設定なども色々増加。
ブロックを壊してアイテムを取ったりなども楽しく、特に3つのアイテムが揃うと発動する
忍法ガマパックンは爽快でしたね。
こちらも当時から大好きで、よく遊んだものです。
なんで忍者くんじゃなくて、じゃじゃ丸なの?っと当時は思いましたが、
忍者くんはUPLの作品なので、恐らくジャレコ独自のキャラが欲しかったんでしょうね。
スペランカー
1985/12/7
アイレム
最弱主人公としてもお馴染み、ご存じスペランカー。
元々は北米で発売されたPC用のアクションゲーム。
その後、ブローダーバンド社からライセンスを受けて発売したのがアイレム。
一部ではクソゲーとしてもお馴染みですが、個人的には当時から大好きでドはまりした作品。
ゲームの好みは人それぞれですが、少なくとも私の周囲ではクソゲー扱いはされていませんでした。
もちろん、最初はすぐゲームオーバーになっていましたが、何度もやれば着実に進めるようになります。
難しいからこそ緊張感がある慎重な操作を要求され、
チェックポイントを過ぎて新しいステージに入った時は、ドキドキワクワクしたものです。
隠しアイテムなども多く、初めてダイヤモンドを見た時は驚きましたね~。
当時からやり込み過ぎて、3~4周くらいは普通に出来るようになりました。
難しいというイメージのある本作ですが、少なくとも魔界村や高橋名人の冒険島など、
当時の他のアクションゲームと比べると、はるかにクリアしやすい方だとは思います。
グーニーズ
1986/2/21
コナミ
大ヒット映画を題材とした、コナミのアクションゲーム。
仲間を救出しながらアイテムを取り、各ステージをクリアしていく内容。
特に隠しアイテムや隠しボーナスが楽しかったです。
当時のファミコンキッズは、裏技・隠し技が大好物でしたからね~。
ゲーム内容はもちろん、音楽も抜群でした。
本作も好きすぎて、未だに隠しアイテムやボーナスの場所などもハッキリ覚えています。
当時はまだ映画は見たことがなく、だいぶ後になってから映画を見ましたが、
丁度私もマイキーたちと同じくらいの年齢だったこともあり、映画も最高に面白かったです。
当時の男子は、宝探しとか秘密基地とか冒険に憧れましたよね。
ドラえもん
1986/12/13
ハドソン
国民的人気アニメ「ドラえもん」を題材としたゲーム。
1面はアクションゲーム
2面はシューティング
3面は探索型のアドベンチャーゲームっぽくなっています。
当時のキャラゲーと言えば微妙な作品が多い中、
本作は間違いなく「名作」と呼ぶにふさわしいゲームでしょう。
大長編ドラえもんが舞台で、1面の宇宙開拓編、2面の大魔境、3面が海底鬼岩城。
裏技も多く、Ⅱコンのマイクで叫んでドラミちゃんを呼んだり、
2面でジャイアンがいる時は、マイクで叫んで敵を倒したりしたものです。
裏技でラウンドセレクトも可能なので、難易度は高いですがクリア出来た子は多かったでしょう。
しかし、ラウンドセレクトを使用してクリアしても、エンディングでスタッフロールは流れず、
1面からしっかり進めて行き、全面をクリアして初めてスタッフロールが流れるというのを、
だいぶ後になってから知りました。
火の鳥
1987/1/4
コナミ
人気漫画「火の鳥」を題材としたアクションゲーム。
原作でも数奇な運命をたどることになる我王が本作の主人公で、
得意のノミと鬼瓦を使用して進んでいきます。
鬼瓦を積んで進むアクションがとても楽しく、
この鬼瓦を上手く活用することで、ボスなども簡単に倒すことが出来ます。
最終的に火の鳥のパネルを全て集めるとクリア。
最終面の隠し扉が見つからず、同じステージを何度もグルグル周ったものです。
当時は原作を読んだことがなく、だいぶ後になってから原作漫画を読みましたが、
辛すぎる我王の人生に、胸が痛くなったものです。
子供ながらに、「火の鳥には決して関わっちゃイカン!」っと思いましたねw
ゲームは原作とはほぼ無関係ですが、単純にアクションゲームとして面白かったです。
switchオンラインのファミコンなどでも、是非配信してもらいたいものです。