ファミコン版とメガドライブ版ゲームの違い

今回はファミコンで発売されたゲームと、メガドライブ版ゲームの違いについてお伝えしていきます。

ファミコン版は微妙なゲームでも、メガドライブ版は中々良作品のゲームが多かったですね。

さすがにメガドライブと比べるのはファミコンが可哀そうですが、グラフィック以外にも

ファミコン版は、何でこうなった(。´・ω・)?

とツッコみたくなる作品も多かったです。

当時のファミコンソフトは出せば何でもそれなりに売れる時代でしたから、儲け目当てで様々なメーカーが参入し、結果クソゲーも多く発売されました。

しかし、メガドライブはその逆で、儲けよりも面白いゲームを作りたい!という意思が伝わってきます。

メガドライブにクソゲーが少ないのは、そういった理由もあるかもしれませんね。

移植ゲームや、タイトルは同じでも中身は全く違うもの、タイトルは違うけど中身は似ているものなど、

ファミコン版とメガドライブ版の違いが気になる方、興味のある方は、是非見ていってください。

ファミコン版とメガドライブ版ゲームの違い

 

ゴーストバスターズ

ファミコン版

1986/9/22

徳間書店  4500円

大ヒット映画のファミコン版で、クソゲーとしてもお馴染みの作品。

無難にゴーストを倒していくアクションゲームにしておけば、ここまで酷評されることも無かったでしょう。

どこに行くにも単調なレースゲームが始まり、これに怒りを覚えた方も多いはず。

まさに、何でこうなった?としか思えない迷作。

唯一、音楽だけは上手く表現されていましたね。

メガドライブ版

1990/6/30

セガ  6000円

メガドライブ版は流石セガ!と言ったゲームデザインに仕上がっており、普通に楽しいアクションゲームとなっています。

キャラクターによって移動速度なども変わり、報酬で貯めたお金で新たな装備を購入したりと、原作ファンも納得の面白さ。

グラフィックなども含め、非常に完成度の高い作品。

ワードナの森

ファミコン版

1988/3/25

タイトー 3300円

ディスクシステムで発売されたアクションゲームで、東亜プランが開発。

アーケードゲームから移植された作品ですが、ファミコン版はライフ性となり多少遊びやすくなっています。

ディスクシステムの為、ところどころロードを挟むのが難点でした。

メガドライブ版

1991/4/26

ビスコ  6300円

メガドライブ版は「ワードナの森 SPECIAL」というタイトルで移殖。

一部のボスの追加、配置変更なども行われており、タイトル通りSPECIALな内容となっています。

カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄

ファミコン版

1988/7/22

ビック東海  5300円

当時、阪神の掛布選手にソックリということで人気だった子供タレント「カケフくん」が主人公の
アクションゲーム。

猛スピードで駆け抜けるアクションゲームで操作も難しく、かなり高難易度な作品。

ゲームセンターCXでも、あの高橋名人の冒険島を超える高難易度なゲームと言われていましたね。

クリアするスピードによってエンディングも変化するそうですが、そこまで見たことある人は少ないでしょう。

悪くはありませんが、当時は操作性の悪いマリオと揶揄されていました。

ちなみに、本作は北米でも発売されていますが、さすがにカケフ君では通じないので「Kid Kool」というタイトルに変更されています。

メガドライブ版 まじかるハットのぶっとびターボ!大作戦

1990/12/15

セガ  4800円

メガドライブ版は、アニメ「まじかるハット」のキャラクターに変更されています。

キャラクターやグラフィック、ステージなども変更されていますが、基本システムは同じ。

中々楽しい作品ですが、やはり操作が難しく難易度が高い作品でした。

究極タイガー

ファミコン版

1989/8/4

CBS・ソニー  5900円

東亜プランが開発した、シューティングゲームのファミコン移植版。

当時のファミコンにしては中々頑張った移殖で、4種類のショット、ボムなどもしっかりと再現。

しかし、ファミコンの性能上、敵の数や弾数が少ないせいか、難易度は大分抑えられています。

メガドライブ版

1991/2/22

トレコ  7500円

アーケード版に近い移植のメガドライブ版。

さすがにファミコン版とは違いアーケードに近い移殖で、難易度も高いです。

移殖にあたり周回ループは廃止され、オリジナルのエンディングが追加されています。

ペーパーボーイ

ファミコン版

1991/1/30

アルトロン  5500円

海外では割と有名なATARIの新聞配達ゲームで、非常に多くのゲーム機に移植されている名作。

契約者の家のポストに新聞を入れたり様々なギミックなどもあり、国内でもファンが多い作品。

しかし、ファミコン版はギミックも少なく、ちょっと物足りなくも感じます。

メガドライブ版

1992/6/26

テンゲン  6800円

メガドライブ版はグラフィックも良いので、より多くの細かいギミックを堪能できます。

海外ならではの色々ツッコミどころの多い内容ですが、何度でも遊んでしまう中毒性がありますね。

ふしぎの海のナディア

ファミコン版

1991/3/15

東宝  6500円

当時NHKで放送されていた、ガイナックスの人気アニメのファミコン版ゲーム。

壮大なスケールのアニメでしたが、ゲームはなぜか盤上で戦うチェスのような内容に。。。

当然評価はかなり悪く、今でもクソゲー扱いされています。

普通に本編を踏襲するアドベンチャーやRPGにしておけばここまで酷評されることもなかったでしょうに。。。

なぜこうなった・・・と、開発者には問い合わせてみたいです。

当時アニメが大好きだった為、この内容にはガッカリでした。

メガドライブ版

1991/3/19

ナムコ  6500円

同時期にメガドライブからも発売されていますが、こちらは原作を踏襲するアドベンチャーゲームとなっています。

序盤はアニメ通り進みますが、中盤からはゲーム独自の展開に。

聞くところによると、本作の内容がアニメでも当初予定されていたストーリーらしいですね。

こちらはファミコン版と違って、アニメファンからの評価もそれなりに高いゲームでした。

メガドラミニ2にも収録が決まりましたので、また最初からやりたいですね。

バトルトード

ファミコン版

1991/12/20

メサイヤ  6500円

後にスーファミでスーパードンキーコングなどを開発する、英レア社が開発した高難易度アクションゲーム。

死んで覚えろ!的な高難易度な作品ですが、個性的なギミックや演出などが面白く、何度も遊びたくなります。

本作も様々なゲーム機に移植されていますが、どれも良作品。

今遊んでも普通に楽しいです。

一時期はあまり知られておらず中古も激安でしたが、今はかなり中古価格も高騰しています。

メガドライブ版

1993/3/26

セガ  6800円

メガドライブ版も基本はファミコンと同じですが、さすがにグラフィックはこちらの方が断然良いです。

今から遊ぶならメガドライブ版がオススメですが、中古価格はファミコン版より更に高額。

こういうゲームこそ、STEAMなどで安価に復刻してもらいたいですね。

フリントストーン

ファミコン版

1992/8/7

タイトー  6800円

人気アニメ「原始家族フリントストーン」のアクションゲーム。

トロッコやサーフィンなど個性的なステージも多く、飽きさせない設定となっています。

アクションゲームとして、普通に楽しい良作品。

メガドライブ版

1993/11/19

タイトー  3880円

メガドライブ版もファミコン同様、中々の良作品でやり応えもあります。

アニメを知らなくても十分楽しめる内容です。

但し、可愛らしい見た目と違い、中身はかなり難易度の高い作品。