オッサン達はみんなハマった!ナムコの名作パックマンシリーズ特集

今回は、オッサン達はみんなハマった!

パックマンシリーズ

について紹介していきます。

ご存じ、ナムコ初期を代表する名作ゲーム「パックマン」。

その人気は日本だけでなく、北米でも大ブームとなりました。

大ヒットした初代パックマンから最新作、

アクションからパズルまで、パックマン好きの方は是非見ていってください。

パックマンゲーム特集

 

パックマン

1980年

ご存じ、ナムコ初期を代表する大ヒットしたドットイートゲーム。

世界で最も成功した業務用ゲーム機として、2005年にギネス・ワールド・レコーズから認定された初代パックマン。

開発者の岩谷徹氏は当時、女性受けの良いゲームを開発しようと考えていました。

女性は食べることが大好き!という頃から、可愛いキャラクターが登場する、このシンプルなドットイート系のゲームが誕生。

レバー1本で簡単に操作できるというのも、女性でも遊びやすいようにと当初から決まっていたそうです。

実際は女性よりも男性が中心で、学生から社会人まで多くの人がハマり大人気。

それでも日本では、比較的普通のヒットだったようです。

本作が大ヒットしたのは、日本よりもむしろ北米。

特にアメリカでは熱狂的な大ブームとなり、後にアメリカでの生産にシフトされます。

映画「Pixels(ピクセル)」を観れば、当時アメリカでどれだけ人気だったかがよく分かりますね。

スーパー パックマン

1982年

パックマンの約2年後に、続編として登場した本作。

前作同様、ゴーストから逃げながらフルーツを取っていく内容。

今作はカギを取って扉を開けるなど、一手間加わっています。

また、パワーエサの他にもスーパーエサもあり、取るとパックマンが巨大化して、シャッターなども一気に破壊可能。

更に、ボーナスステージが用意されるなど、色々追加されています。

しかし。初代ほどの人気は出ず、あまりヒットはしなかったようです。

パック&パル

1983年

新キャラ「ミル」が登場した、パックマンシリーズ3作目。

スーパーパックマンが、更に発展したようゲームシステム。

フィールド上のカードを取得し、シャッターを開けたりアイテムを取得していきます。

今作にはパワークッキーなどはありませんが、スペシャルアイテムを取ることで様々な反撃が可能。

また、お邪魔キャラ「ミル」が登場し、フルーツやアイテムを持っていったりなど、パックマンの邪魔をしてきます。

色々新要素が追加されていますが、本作もあまりヒットはしませんでした。

パックランド

1984年

シリーズ初となる、横スクロールのアクションゲーム。

今回は、迷子になった妖精をパックマンがフェアリーランドに送り届けるという内容。

ファミコンやPCエンジンなど、家庭用ゲーム機にも移植されているので、名前は知っている人も多いでしょう。

本作はレバーではなく、3つのボタンで操作するちょっと珍しいコンパネを使用。

二つのボタンで左右の移動、もう一つがジャンプ。

ボタンの連打スピードでパックマンの移動速度が変化します。

この特殊な操作方法が、本作の難易度を大幅に上げています。

ファミコンやPCエンジンも、ボタンで前後移動、十字キーでジャンプという普通のアクションゲームとは違う操作方法でしたね。

マリオやドンキーコングから入ったファミコン世代には、この操作方法には最後まで慣れなかった・・・と言う人は、きっと私だけじゃないはず。

但し、パックマンミュージアムに収録されているパックランドは一般的なアクションゲーム同様、十字キーで移動、ボタンでジャンプという仕様に。

本作に収録されているパックランドは、だいぶ遊びやすくなっています。

アニメのパックマンを意識したような作りで、奥さんと子供が登場したり、BGMは当時北米で放送されていたパックマンのアニメの音楽が使用されています。

パックマンは日本よりもアメリカでの人気が高いので、だいぶ北米市場を意識した作りとなっていました。

パックマニア

1987年

初代パックマン以来となる、オーソドックスなドットイートゲーム。

斜め上からの視点が特徴で、キャラやステージも立体的に描かれています。

パワーエサでやドットを取ってステージをクリアするのは従来同様ですが、今作は、更にジャンプが出来るようになっています。

敵をジャンプで避けることも可能です。

このジャンプにより、攻略の幅も広がっています。

しかし、やはりそこまで大きなヒットとはなりませんでした。

パックアタック

1994年

珍しい、パックマンの落ち物パズルゲーム。

ぷよぷよが大ヒットした影響で、当時は各社から様々な落ち物パズルゲームが登場し、本先もそのうちの一つ。

横一列揃えるとブロックが消える仕様で、上まで積み上がらないように消していきます。

テトリス的な内容ですが、ゴーストだけは揃えても消えません。

ゴーストは、たまに落ちてくるパックマンが食べてくれます。

GENESISに移植されていますが、日本のメガドライブでは発売されませんでした。

国内では、スーファミのコズモギャング・ザ・パズルが本作と近い内容です。

知名度はかなり低いようで、本作を知っている人は少なそうですね。

私もパックマンミュージアムで初めて知りました。

ハロー!パックマン

1994年8月26日

8300円

パチンコなどでパックマンに指示を与えて行動させるアクションアドベンチャー。

奥さんの、ミズ・パックマンに頼まれた用事を済ませていきます。

パックマンは、状況によって感情が変化します。

機嫌が悪くなると、支持を聞かなくなったりします。

謎解き要素も多く、好みは分かれる内容です。

唯一、パックマンミュージアムに収録されていない作品。

パックインタイム

1995年

スーパーファミコンで発売されたステージクリア型のアクションゲーム。

宿敵アビラスネッターに呪文をかけられ、過去の世界に飛ばされたパックマン

今回は、パックマンが元の世界に戻る為に冒険するという設定。

wikiによると、ストーリー的には「ハローパックマン」の続編にあたるお話らしいです。

魔法のリングをくぐると得られる、ロープ、ファイヤー、スイム、ハンマーを使用してエサを集め出口へ向かいます。

パックマンの挙動にはクセがあり、操作難易度も高め。

好きな人と嫌いな人がハッキリ分かれる、賛否両論ある作品。

パックマン アレンジメント

1996年

アーケード版のパックマンとしては、実に9年ぶりとなる作品。

基本的には従来のドットイート系パックマンと同じですが、

今回は、ジャンプポイントやダッシュポイントがあります。

また、3種類のパワークッキーやカプセル、魔法の杖などアイテムも増加。

シリーズ初となる、2人同時プレイも可能。

パックマンミュージアムには、アーケードverとCS verの2種類が収録されています。

画面やギミックなどは多少違いますが、基本的にはどちらも同じ設定。

こちらも面が多くて、やり応えもあります。

従来のパックマンが好きな方は、本作も楽しめるでしょう。

パックマン チャンピオンシップ エディション

2007年

パックマンの生みの親である、岩谷徹氏監修のもとに作られた最新型のパックマン。

制限時間内に、どれだけ高いスコアを出せるかを競うタイムアタックゲームとなっています。

昔ながらの点数稼ぎが、とにかく熱いです。

オリジナルの面白さもしっかりあり、それでいて新しさもあります。

重厚な音楽と軽快な操作性で、個人的にも非常に好きな内容。

黙々と遊んでしまいます。

また、自分のスコアをネット上にアップロードも可能。

世界中のプレイヤーと得点を競うことが出来ます。

初代パックマンが好きな方は、本作も楽しめるでしょう。

パックマンに自身のある方は、是非ハイスコアに挑戦してみて下さい。

パック モトス

2007年

1985年に発売されたアーケードゲーム「モトス」のキャラをパックマンに変えたアレンジ作品。

体当たりで敵を弾き飛ばし、ステージから落とすシンプルな設定。

見た目はパックマンですが、基本的にはモトスと同じルール。

ジャンプしたりなどのパワーアップアイテムもあります。

グラフィックも変わり、現代風に色々遊びやすくなっています。

また、最大で4人対戦のマルチプレイも可能。

モトス自体あまり移植されていないので、今となっては希少なゲームです。

パックンロール リミックス

2007年

2005年にDSで発売された「パックンロールのアレンジ作品」。

パックマンを転がしてクッキーを食べながら進んでいきます。

一定数クッキーを集めると、門の通過が可能。

また、パワーアップアイテムのチョコレートを食べて、様々な能力を持ったパックマンに変身できます。

DS版は、タッチペンでの新感覚の転がし操作が特徴でしたが、

リミックス版は、左スティックで自機の操作、右スティックで視点回転と、今風の操作方法になっています。

スティックでの操作は、中々難易度が高いですね。

パックマン バトルロイヤル

2011年3月

パックマン生誕30周年を記念して誕生したアーケードゲームの移植。

パックマンシリーズは、基本一人でプレイしますが、本作は対戦がベースとなっています。

最大4人までのマルチプレイが可能。

アーケード版は、4人でも100円で遊べたそうです。

パワークッキーを食べて、ゴーストやライバルを倒し誰が最後まで生き残るかを競います。

パックマン同士が当たると弾き飛ぶので、それを利用してゴーストに当てることもできます。

カジュアルに皆でワイワイ遊ぶには、ピッタリのゲーム。

パックマン256

2015年

スマホ用アプリとして配信された、新しいパックマン。

オリジナルのパックマン同様、ゴーストを避けながら、クッキーやフルーツを食べていきます。

ステージクリア型ではなく、どんどん上に進んでいく内容。

初代アーケード版パックマンは、256面に到達すると画面が乱れて続行不可能になる有名なバグ技があり、本作のタイトルの由来もそこから。

そのバグをモチーフに、バグで崩壊する世界から逃げるという設定。

下から迫りくるグリッチの中にパックマンが完全に入ってしまうと、ミスになります。

クッキーを256個食べると、必殺技で敵を倒す事が可能です。

シンプルですが、これが非常に面白く中毒性の高い内容。

これはこれで、オリジナルとはまた違った面白さがあります。

初代パックマンが好きな方には、特にオススメです。